盲人†無双   作:*Alice*

5 / 11
キャラ崩壊やセリフ間違い、誤字脱字があると思いますが、

温かい目で読んで下さると助かります。



眸と華琳

~side 華琳~

 

じぃ~~~~~。

 

(何かしら?すごい見られてる気が......。)

 

じぃ~~~~~~~~~~~~~......ぺろ。

 

「ひゃ!? 何、何事!?!?」

 

何かが自分の頬を撫でていったのに驚き華琳は寝台から飛び起きた。そのとき自分の身体が寝る前より軽くなってるのを感じると同時に膨らんだ掛け布団が目に入った。

 

「あら。目が覚めたのね。おはよう気分はどう?」

「..........」

「とりあえず布団から出てきなさい。」

 

華琳が膨らんだ布団に話しかけるともぞもぞと動き出し銀髪の少年が顔を出した。

 

(寝る前も思ったけど綺麗な銀髪ね。しかも瞳は燃えるような緋色。いいわぁ~)ジュルリ

「っ!?」

 

少年は危険を察知したのか目にも留まらぬ速さで布団に再度潜り込んだ。

 

「あっと、いけないいけない。大丈夫よ食べたりしないから出てきなさい。」

 

再び布団にもぐった少年に華琳はまた声を掛け、少年はまたもぞもぞと布団から出てくるのであった。

 

「はじめまして。私は姓は曹、名は操、字は孟徳よ。あなたの名前を教えてくれるかしら?」

「.............」

「(この子さっきから喋らないけどもしかして喋れないのかしら?)」

「................み....」

「えっ! ごめんなさい聞こえなかったわもう一度お願い」

「.......とみ.....ひとみ...」

「ひとみ....そう、ひとみと言うのはこの文字でいいのかしら」

 

曹操は枕元に置いてあった筆で手に『瞳』と書いた。

しかしひとみは頭がとれてしまうような勢いで首を横に振った。

 

「あら、これじゃないの?.........だとするとこっちかしら?」

 

再度曹操は手に『眸』と書くと眸はまたすごい勢いで今度は縦に首を振って見せた。

 

「そう、よかった。よろしくね眸。」

「..........」コクン

「そういえば眸って姓とかじゃないけど...」

「.......ひとみはひとみ......これだけ」

「と言う事は眸って言うのは親からもらった名前でこれしかないと?」

「そう.........」

 

曹操はそうつぶやくと少し考えをまとめていた。

 

「(親からもらった名前しかないということは眸と言う名前は真名といことで間違いなさそうね)」

「.........?」コテン?

「(うっ! 可愛いわね)眸に私の真名をあずけるわ。私の真名は華琳。これからはそう呼びなさい。」

「.........真名ってなに...」

「えっ!?」

 

眸の言葉に華琳は驚きを隠せなかった。

 

「(真名を知らないなんて)真名っていうのは本人が心を許した証として呼ぶことを許した名前よ、たとえ知っていても本人の許可無く“真名”で呼びかけることは、問答無用で斬られても文句は言えないほどの失礼に当たるもの」

「........そう」

「だから気軽に呼んだりしたら駄目よ。初対面の人に話しかけるときは自分の名前を教えてから相手に名前をたずねなさい。そうすれば何も問題ないわ。」

「..........わかった.....琳。」

「琳って...まぁいいわ。眸はこれからどうするかしら? 村に帰る?」

 

華琳がそういうと眸がものすごい速さで飛びついてきた。

 

「やだ...やだ!! 一緒、琳と一緒!!!」

 

眸の変わり様に驚きながらも華琳は眸の頭を優しく撫でて

 

「わかったわ。私と来なさい。でもちゃんと言う事は聞くのよ?」

「うん.....うん...琳好きぃ~」

「まったく可愛い子ね」フフッ

 

こうして眸は華琳と共に暮らすこととなった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。