温かい目で読んで下さると助かります。
~side 春蘭~
「(あの小僧なめた事を言いおって!! 自分の方が強いだとバカも休み休み言え!!)」
朝食をとった後春蘭は眸の実力を測るため城外の訓練場に足をはこんでいた。
少し離れた位置に華琳を含め他の武将や兵達も集まっていました。
「華琳様、あの眸と言う子供は大丈夫でしょうか?」
「大丈夫でしょ秋蘭。眸が自分で強いといったのだから好きにさせなさい。」
「いえ、そうなんですが。手負いの状態で姉者と戦うにはあまりにも危険すぎます。」
「まぁ春蘭も子供相手に本気で殺しにかかったりしないでしょ。」
「それでも一応戦う前に説明しないと.........今の姉者は頭に血が上りすぎていてなんとも。」
「分かったわよ。春蘭!眸! これはあくまで模擬戦であって死闘ではないわ。武器が使用不能になるか『まいった』と言った方の負けよ。危険な行為はその時点で私か秋蘭が止めに入るからそのつもりでいなさい。」
「はい! わかりました華琳様!!」
「........................わかった...」
「おい、眸とか言ったか。貴様武器はどうしたんだ」
「.........木の....枝.....」
「グガッ!! 貴様!!! 私を馬鹿にしてるのか!!」
「.........してない...でも持ってないから....武器」
「なに? なら早くそう言え。誰か剣をこやつに!」
春蘭が言ってから一人の兵士が眸に訓練用の刃引きされた剣を手渡した。
「よし。それでは双方構え!!.........始め!!」
華琳の合図により戦いが始まる。
最初に仕掛けたのは春蘭だった。
「はあぁぁ!!」
上段から振り下ろされる春蘭の七星餓狼を眸は正面から受け止め剣を傾け七星餓狼をそらす。
反撃することも無くただ繰り出される春蘭の豪剣をそらし続ける。
「へぇ、やるわね眸。春蘭の上段を剣を傾けることによってうまく力を逃がして防いでいるわね」
「そうですね。あの状態の姉者の剣をここまで見事に防ぐなど私には出来ない芸当ですね」
華琳と秋蘭が二人を褒める中周りの兵士達は言葉が出ずただただ二人の戦いから目が離せなかった。
「皆もよく見ておきなさい。あれが剣対剣での力が強いものから攻撃を防ぐための完璧な防御の仕方よ。」
「「「「「「「は、はい!」」」」」」」
固まっていた兵士達は華琳の言葉に返事をしている最中でも二人の戦いから目が離せなかった。
「はあぁぁ!! おりゃぁぁ!! クソッちょこまかと! 防いでるだけでは勝負にならんぞ!」
「.............」
「言葉も無いか。このまま押し切ってくれる!」
「....!!」
一瞬の出来事だった。
春蘭の視界には雲ひとつ無い青空が広がっていた。
「はれっ?」
春蘭は片腕を眸に取られ突っ込んでいった力をそのまま利用され地面に転がされていた。
「...............てい..」
眸は仰向けで倒れている春蘭の持っていた七星餓狼を蹴り飛ばした。
「.....そ、そこまで!! 勝者眸!」
「「「「「「「う....うおおおぉぉぉぉぉ!!!」」」」」」」
華琳の宣言から周りは歓声の嵐に見舞われていた。
勝者の眸は疲れたのか華琳の前までよたよたと歩き近寄ってきた。
「眸すごいじゃない。うちの中でも一、二ううん一番の春蘭を倒すなんて!」
「...............」
「眸?眸聞いてるの? 眸!」
華琳が眸に声をかけるが返事はなくよく見れば眸の服のあちこちに赤がにじんでいた。
「!? 衛生兵! 眸の傷が開いたみたいなの! すぐに手当てを!!」
「は、はい!」
眸はすぐさま治療を受けたが華琳の前に来たときにはもう意識はなかったようだ。
「夏候惇VS眸」文才がない自分には戦闘シーンはかなり難しかったです。
あまり上手く書けていないと思いますが暖かく見守っていてください♪