盲人†無双   作:*Alice*

8 / 11
キャラ崩壊やセリフ間違い、誤字脱字があると思いますが、

温かい目で読んで下さると助かります。


眸を探せ!!

~side 華琳~

 

「まったく。気絶するまで我慢すること無いのに、眸ったら。」

 

先の模擬試合をみていた華琳は今なお春蘭の背の上で意識が無い眸に向かいつぶやくがどこか嬉しそうな表情を浮かべていたのでした。

 

「しかし華琳様結局、眸のやつ自分からは討ってでなかったですね」

「そうね。なぜ攻勢に回らなかったかあとで聞いてみましょう。とりあえず眸には何処か空いている部屋を与えましょう。春蘭は何処の部屋に寝かせたのか後で報告に来なさい。私は執務室に戻るわ。秋蘭!」

「はっ!」

「了解しました華琳様」

 

 

 

 

~side 春蘭~

 

「う~ん、空いている部屋空いている部屋.....おっ! ここなんか良さそうだな。(ふっふっふっ華琳様の部屋からなるべく遠くの部屋だし、道も分かりづらい。本当にいい部屋だ。)」

 

春蘭は初日や今朝に眸が華琳と仲良くしていることにたいしての嫉妬もありなるべく華琳の私室から遠い部屋を眸にあてがった。

 

「よしっ! あとは華琳様に報告して兵の訓練でもするか。」

 

春蘭は部屋に眸を寝かせ執務室へと向かい歩き始めたが少したちある異変に気づいた。

 

「(此処はいったい何処だ? ええい!わざと分かりづらい道を選んで部屋を探したが似たような部屋がありすぎて今何処にいるのか分からん!!)」

 

春蘭絶賛迷子中(笑)テヘペロ

 

 

 

 

~side 華琳~

 

「.....秋蘭。いくらなんでも遅いと思わないかしら。」

「そ、そうですね...何かあったんでしょうか?(姉者! 早く帰ってきてくれ!)」

「もう一刻は経ったわよね?眸を寝かせ報告に来るだけの簡単な仕事のはずでしょ?ねぇ?」

 

春蘭が迷子になって一刻華琳はもうれつにイラついていた。そこに、

 

「た、ただいま戻りました~。」

「春蘭?」

「はい? 何ですか華琳さm...ひっ!」

 

帰った春蘭に華琳は鬼の形相で出迎えたのだった。

 

「随分と遅かったのね。どこで油を売っていたのかしら」

「か、華琳様、申し訳ありません。しょ、少々道に迷ってしまって。」

「道に?.....まぁいいわとりあえず部屋の場所を言いなさい。衛生兵が医者を呼んで一刻後にまた診ると言っていたから部屋に向かわせないといけないわ。」

「部屋はあそこに見える館の奥から三番目の部屋です。」

「春蘭? な・ん・で・あんなに遠い部屋にしたのここからだと歩けば私の私室とこの執務室を三往復はできるわ!」

「そ、それはあの場から空いている部屋を探して歩いていてので......」

「秋蘭? 確か私の私室のある廊下の一番端から二つ目の部屋が空いていた記憶があるのだけど?」

「はっ、えっと.......確かに空いていたと記憶しています」

「はぁ。いいわ今日の仕事も終わりそうだし医者と一緒に眸の様子を見に行くわ。」

「案内は任せてください!」

「春蘭? さっき迷子になったのもう忘れたのかしら?」

「ひっ! い、いえ覚えています。」

「(怯えて小さくなっている姉者.......可愛い!!)」

 

 

 

~side 眸~

 

むくっ。

きょろきょろ......きょろきょろ....

.....ガチャ....ギイイイイーー....バタンッ!

キョロキョロ.........クンクン...テッテッテッテッテッテ.......

 

春蘭に運び込まれた部屋から眸は一人で出て歩き出していった。

その姿を城詰めの侍女たちが何人か見ていた。

 

「あらっ? あの子......誰かしら?」

 

 

 

 

~side 華琳~

 

「此処ね。こないだのように暴れられても面倒だし私がまず入るから後から入ってきなさい。眸入るわよ」

 

華琳が眸のいる部屋に入ってみたがその部屋に人の気配はなかった。

 

「眸っ! 春蘭!本当にこの部屋で間違いないんでしょうね!」

「ほ、本当ですよ華琳様っ!」

「布団には寝かせた後がありますからどこかに行ったみたいですね」

「いったい何処に行ったって言うの!」

 

その時、部屋の入り口に一人の侍女が立っていた。

 

「あ、あの曹操様。四半刻ほど前この部屋から銀髪の少年が出て行くのをお見かけしたのですがお探しの子はもしかして?」

「その子は何処に行ったの?!」

「は、はひぃ。た、たしか中央館のほうに向かわれたかと」

「中央館.....まさか! 春蘭、秋蘭付いてきなさい!」

 

 

 

 

 

 

「....スウーー....スウーー..」

「やっぱり。心配かけさせてまったく。」

「まさか一人で此処までこようとは」

「道を知らないでしょうから匂いか何かで此処まできたのかと。」

 

眸は皆が探している間、華琳の私室で寝息を立てていた。

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