東方緑妖想   作:和菓子屋蜜柑

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ぎぃやあああああ!!!??
ホント申し訳ない!月咲想と間違えて投稿いてしまった!!
緑妖想だよ!
気がついた方、申し訳ない!


狼と吸血鬼

「う・・・ここは・・・?」

 

目が覚めるとそこは、白が基調の部屋だった

僕は・・・あの時死んだんじゃなかったのか

 

「あら、気がついた?」

 

「首も動かせないわよ」

 

2つの声が聞こえる。

その声に反応し、声の方に向こうとすると、首、それに連なる筋肉も全て激痛を催した

 

「ほら、言わんこっちゃ無い」

 

「まったく」

 

声の主が僕をのぞき込んだ

青色の髪に紅玉の瞳の人物と、月が付いたナイトキャップを被った薄紫色の髪の人物

 

「・・・ここは・・・?」

 

「ここは紅魔館。私は、レミリア・スカーレット。吸血鬼よ。あなた、咲夜を助けてくれたそうね。感謝するわ」

 

「私は、パチュリー・ノーレッジ。魔女をしてるわ。あなたの身体、全身の筋肉が引きちぎれているから、しばらくは動けないわよ。治癒を高める、マジックポーションを使用したから、後は、あなたの回復力次第」

 

「・・・ありがとうございます」

 

「死にたかったっていう顔をするわね。・・・。全く。本物の犬が聞いて呆れるわ」

 

「・・・」

 

「主に逆らったくらいで何?それが必要だったという事じゃないのか?これなら、咲夜の方がよっぽど犬らしいな」

 

「っ!あなたに・・・なにが・・・わかるんだ・・・!」

 

「わかるさ。主だからな。そして、伊達に長く生きてきたわけじゃない。部下の心情ぐらい察せなくてどうする」

 

「レミィ!」

 

レミリアさんが、僕のシャツをつかみ言う

 

「・・・。お前はこれからどうしたい?」

 

「・・・ゲホッ・・・」

 

「まぁ、いいさ。咲夜を助けてもらった恩があるからな。私が1つ、道を示そう。ここで働くのもよし、出て行くのもいい。とりあえず、怪我が治るまでは、ここに居させてやる」

 

「ゲホゲホ・・・あ、ありがとうございます」

 

「それじゃ、私は行くわね。何かあったら、咲夜を呼びなさい」

 

「・・・呼ぶって・・・?」

 

「そこのベルが付いている紐があるだろう。指だけは動かせるみたいだから、指に紐、つけといてやるから、指動かして、鳴らしてみろ」

 

僕はその指示に従って、指を動かした

その瞬間、

 

「爽歩!?目が覚めたのね!?」

 

「さ、くや、さん?」

 

「お嬢様、パチュリー様、ありがとうごいます」

 

「それじゃ、咲夜、後でいいから、紅茶頼む」

 

「私も本読みに戻るわ」

 

二人とも、部屋から出て行った

 

「咲夜さん・・・。あの後の事、教えてもらえますか・・・?」

 

「ええ、そうね。爽歩は自分が倒れたのは覚えているのかしら?」

 

「はい・・・」

 

「倒れた瞬間、私が受け止めて、そのまま、ここ、紅魔館に連れてきたの」

 

「あ・・・・・・・」

 

あれは、妖夢じゃなかった

妖夢・・・ではなかった

 

「パチュリー様の見立てでは、完治には1ヶ月。動けるようになるまでは、その半分って所らしいわ。一応、妖怪なだけあって、治りも早いみたいね。あとは、パチュリー様のマジックポーション。あれ、凄い効くのよ、まぁ、外傷だけだけど」

 

「・・・咲夜さん・・・僕は、どうすれば・・・いいんでしょうか」

 

「・・・」

 

「主を切り、好きな人をも切り、僕は・・・」

 

「切る事について、覚悟はしてたけど、その後を考えてなかった・・・と?」

 

「はい・・・」

 

「・・とりあえず、その怪我を治すことだけを考えなさい。その後、私も一緒に考えてあげるから。私は今から仕事だから、何かあったらすぐに呼んで?」

 

「・・・すいません」

 

「こういう時は、『ありがとう』よ?」

 

そういって、咲夜さんは出て行った

出て行く時のあの銀髪のきらきらとした光を反射し輝く髪が一瞬、妖夢と被って見えた

動けない身体で、凛々しく、可愛い、僕の好きだった人を思い、泣いた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

咲夜side

 

チリンチリン

 

「お嬢様がお呼び・・・」

 

時を止め、急いで、お嬢様の部屋に行く

紅茶も忘れない

 

「失礼します」

 

「咲夜、入れ」

 

ワゴンを押して、室内に入る

室内に入り、一番最初に言われた言葉に私は戸惑った

 

「なぁ、咲夜。あいつ、どう思う?」

 

「爽歩・・・ですか?」

 

「ああ。お前は私の能力を知っていたな」

 

「運命を操る程度の能力・・・でしたよね」」

 

「そうだ」

 

「何か、見えたのですか?」

 

「あいつの未来がな」

 

「・・・え?」

 

お嬢様の運命を操る程度の能力は、文字通り、運命を操る。

そういう私も、お嬢様に拾われたとき、あの場に現れるのを知っていたらしいから、その能力は疑いようがない。

 

「・・・八雲紫に式にされる未来が見えた」

 

「八雲紫・・・。あの妖怪の賢者、ですよね」

 

「そうだ。・・・。咲夜。お前の報告だと、あの(爽歩)は冥界の姫の従者で、その庭師に恋愛感情を抱いていたんだよな?」

 

「はい。冥界の姫、西行寺幽々子の従者で、同じく庭師で従者の魂魄妖夢に恋をしていました」

 

「・・・ふむ。あの犬をそのまま、八雲紫に渡すのは、もったいないな」

 

「・・・どうなさるのですか?」

 

「あいつはそのまま、八雲紫に飼われると、高貴な牙と爪をもがれるだろう。自由へ走る事のできる脚を失うだろう。あいつが全快になるまで、あいつの身柄は紅魔館が、このレミリア・スカーレットが保護する。だが、あいつが全快してからが勝負だ。あいつをそのまま、ヤツ(八雲紫)に渡して。その気高い爪と牙をもがれるのは惜しい。それに、1回、ヤツには、苦渋をなめさせられているからな。・・・あいつの好きにはさせない」

 

「かしこまりました。それでは、私は何をすればいいですか?」

 

「とりあえず、あの犬の怪我の治療。本格的に動いてもらうのは、あいつが完治する2日前だ」

 

「しかし、お嬢様。八雲紫と全面戦争をするのは、この幻想郷にいられなくなるのでは・・・?」

 

「・・・だから、周囲を使うんだよ」

 

「・・・周囲ですか」

 

「物語の最後はハッピーエンドがいいものだろう?それに辿り着くには、優秀な、役者が必要よ」

 

「役者・・・・ですか」

 

「まぁ、正直私も、どう転ぶかはわからないけどね。咲夜は・・・どうかしら、協力してくれるかしら?」

 

私の主人が問う

それに答えるのは、従者の使命だと私は思う

脳裏に浮ぶのは、彼の寂しそうな顔。そして、両思いなのにもかかわらず、すれ違ってしまった、あの緑で、私と同じ銀髪の彼女

 

「・・・。年長者が人肌脱ぐくらいで、ハッピーエンドになるならば、喜んで」

 

「ふふ、それじゃ、決まりね。咲夜。八雲が動くまで、裏で様々な準備をしなさい。八雲から隙を作るのは、あなたの能力ならば、可能よね」

 

「勿論です」

 

「そうね、流石私の従者。・・・盛大な嫌がらせを八雲紫に。そして、気高き狼に夜の祝福を」

 




遅くなりましたぁぁぁーーーー!!
いや、うん。ホント申し訳ない
今回の話で、エンディングに上手く繋がるか・・・っていう所だったんです
と、言うわけで、次回からは最終章に突入させていただきます
妖夢の出番は、次はいつになるんだろう
まぁ、出来る限り早く出す予定(予定は未定)
そして、何?このレミリア。おぜう様じゃ無かった!!カリスマたっぷり!
最後まで、たっぷり・・・と言いたい所ですが、まぁ、そこら辺は、どうなるんでしょうね
それでは、次回まで
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