かなり今回は短いです
「うう、寒いです・・・」
「そ、そうだね、流石に寒い・・」
大晦日。僕たちは白玉楼にいた
白玉楼には、主である幽々様がいるのだが、今日は博麗神社にて、宴会にご出席の為に、ご不在だ
いつもなら、供に僕か、妖夢が付いていくのだが、紫さんが直接向かえに来た為に、「いらない」との事だった
現在、僕たちは白玉楼の屋根の雪下ろしをしていた後だった
積もってしまった雪を下ろしたために完全に身体が冷え切ってしまっていた
ガタガタと歯が鳴る
「よ、妖夢、外出る前に僕の部屋、こたつ入れてきたから、一緒にはいろう」
「ほ、本当ですか・・・?私の部屋こたつがないので、凄い嬉しいです」
急いで僕と妖夢は服に付いた雪を払い、濡れてしまった服を変えて僕の部屋に集合となった
「ふ、ふう」
「温かいですぅ~」
既に温めておいたこたつは正解だった
程よいぬくもりが、冷めた身体を温めてくれた
妖夢に至っては、顔が完全に溶けてしまっている。ついでに妖夢の半霊も温かくなってきたのが、本体とリンクされたのか、ほんのりと薄桃色になっていた
「あ、そうだ。ちょっと待っててくださいね」
こたつの誘惑から抜け出した妖夢がどこかに行った
しばらくすると、妖夢がお盆を持って帰ってきた
「爽歩さん-!ちょっと開けてもらえますか?」
「ん。はい。あ・・・」
妖夢が持っていたのは、蕎麦だった
「爽歩さん、食べましょう?」
「そうだね、うん。食べようか」
妖夢が作ってきてくれた蕎麦を受け取る。
だが、蕎麦を作りに行ったと言うことは、厨房に行ったと言うことだ
白玉楼の厨房は冬は寒い。
まぁ、幽々様のお食事を作る際は、ほぼ動きっぱなしとなるために、寒くは無いのだが・・・しかし、二人分の蕎麦作る為に居たと言うことは・・・
僕は妖夢の手を握った
「やっぱり・・・」
「そ、爽歩さん?」
妖夢の手は冷たくなってしまっていた
「竈の火に当たってたと思うけど、やっぱり冷えちゃってる・・・。ごめん、妖夢。僕が気がつけばよかった」
「爽歩さん。私は爽歩さんと一緒に蕎麦を食べたかっただけですから。好きな人から、謝りの言葉じゃなくて、お礼の言葉が聞きたいです」
「・・・ありがとう。」
「それじゃ、伸びちゃう前に食べましょっか」
いつの間にか、出汁から作っていたようで、凄い美味しいお汁で、蕎麦も美味しかった
ちゅるちゅると蕎麦を食べていく。
「ふぅ・・・。ご馳走様でした。」
「お粗末様でした」
「幽々様がいたら。多分。わんこ蕎麦になっていたんだろうなぁ」
「・・・考えただけでもぞっとしますね・・・」
そんな会話をしながら、時は過ぎていく
「・・・あ。そろそろだ」
「本当ですね」
半人半妖の店主が営む店で見つけてきた時計は、11時59分を指していた
そして、時刻は00時を示す
「妖夢。あけましておめでとう」
「爽歩さん。あけましておめでとうございます」
「無事に・・・年を越せたね」
「そう、ですね」
ちらりと、半霊を見ると、僕の
それを見るともの凄く羨ましく感じた
妖夢もそれを見ていたようで、
「爽歩さん・・・隣、失礼してもいいですか?」
「う、うん」
小さなコタツに向かい合って座っていたのを、妖夢が隣に座った
この、向かい合って座っていた時よりも、心臓の音が聞こえそうで、どきどきと言っているのがわかる
一人、どきまぎしていると、妖夢がうっつら、うっつらと船を漕いでいた
(普段なら、こんな遅くの時間まで起きていないもんな・・・。いつも頑張ってくれてるし・・・)
そんな事を思っていると、肩に少し重さがかかった
横目で確認すると、妖夢が完全に眠りの世界に入ってしまい、僕の肩に妖夢の頭が乗っていた
すぅ、すぅと寝息を立てながら眠る妖夢の姿を見ると、僕までも眠くなってくる
・・・こたつで寝ると風邪を引くんだけどなぁ・・・と内心思いつつも、この眠気に勝てずに、僕は意識を投げた
どうも、お久しぶりです。あけましておめでとうございます
和菓子屋蜜柑です
最近、本当にPCに座れないし、小説を書く時間がない
なんとか完成させたこれも、なんか、短いし・・・・本当に申し訳ないです
本編は、多分、もっと先になると思います
待ってくださっている方々、本当に申し訳ない