ガンダム・カイザーシュタインとガンダム・アイシュビッツの激しい交戦が繰り広げるなか、最高指令本部内では晩餐会が行われていた。
『ムーン・シティ警察長官殿、この議会軍最高指令本部まで足を運んでいただき感謝します』
『ハハハ、こちらこそ招待してくださり実に嬉しい限りですアドルフ・ヘス総裁殿』
その他にも、大手企業の会長や大物のマフィアのボスなどが集まり、大きいテーブルを囲んでいた。
『本日、我議会軍の晩餐会に出席して頂いた諸君、誠にありがとう、これからも我議会軍はよりいっそう力をつけ、ここにいる友達と共にこれからも我々の目指す世界を作っていきたい所存であります、さぁ我友よ、グラスを持ち我々の明日へ!』
~最高指令本部付近~
『クソ!何だ!?あのスピードとパワーは?この私がついていけない!』
『リチャード、お前は所詮その程度なんだよ!』
ガンダム・カイザーシュタインのナイフがアイシュビッツのライフルと右腕を切り落とした。だがアイシュビッツも背中に装備していたサーベルを抜き応戦する!
『昔の私ではないのだよ!タクマ・ハレルヤ‼』
『あぁそうかい!そいつは良かったなぁ‼』
ガンダム・カイザーシュタインは残像を繰り出しながら、光のような速さでアイシュビッツの攻撃を交わし、懐に入った。
『終わりだ、リチャード』
Gクローと2本のナイフでアイシュビッツの左腕、両足を切り落とし地面に強く叩きつけた。するとアイシュビッツのコクピットが開きリチャードは最高指令本部の中へ逃げていった。
『あんの野郎‼』
タクマもガンダム・カイザーシュタインのコクピットを開き、リチャードを追った。
~最高指令本部特別倉庫前~
アタイは30機を超えるシュミットの部隊と見合っている、ボロボロのアナーキー・キャノンと残りわずかなF・ARMY・・・
『ハハハっずいぶん歓迎されてるみたいじゃんアタイら!?』
アタイは迷わず、残りのキャノン砲を乱射しながら、F・ARMYと共にシュミットの大群へ突っ込んでいった。
1機ずつ倒れていくシュミット、1体ずつ消えていくF・ARMY、そしてアタイはシュミットに体当たりしていき、目の前の巨大倉庫に向かって突っ込んでいった。
アナーキー・キャノンのキャノン砲がシュミットのコクピットを貫いて、中のパイロットは死亡、しかしアナーキー・キャノンも動かなくなってしまった。
そして辺りを見渡すとハイルブロンの手下達が走って近づいてくる、アタイはアナーキー・キャノンのコクピットを開き、外に出た瞬間ハイルブロンの手下達と格闘戦になった。
『こんのぉ!わかったよ!こいやぁ‼』
アタイは向かってくる敵を1人ずつ倒していく、打撃、投げ、間接技・・・
最後に残った手下をサンドバッグ状態で殴りまくって、前蹴りで吹っ飛ばした。
そしてアタイは目の前の階段をかけ上がった。
~最高指令本部内~
俺はリチャードを追い詰めた。
『オイ、リチャードもう諦めろ』
『黙れ!私だって戦士の1人・・・』
リチャードは俺を睨みつけながら、ゆっくり構えをとる、俺もそれに合わせ構えをとった。
先に仕掛けたのがリチャード・・・
俺はリチャードの攻撃をさばきながら1撃ずつ打撃を食らわしていく、しかしリチャードは攻撃止めず攻めてくる、俺はありとあらゆる打撃をリチャードに食らわす、俺は攻撃をしてくるリチャードの腕を取り容赦なくへし折り床に叩きつけた。
折られた腕を押さえもがくリチャード、俺は倒れたリチャードを見下ろしながら・・・
『アドルフ・ヘスはどこだ?』
『へっへへへ・・・』
リチャードは腰に仕込んでいた拳銃を取りだし自分の頭に銃を突き付け・・・
『ハイル!ヘル‼』
リチャードは、そのままひきがねを抜き自分の頭をぶち抜いた・・・
俺はリチャードの銃を奪い取り、アドルフ・ヘスを探しに動いた。
~アドルフ・ヘス専用レストラン厨房~
アタイは階段を上った先にある扉を開けると、そこは高級感のある壁と廊下、そこから黒いスーツを着た男2人が格闘戦を仕掛けてきたが、アタイは何のためらいもなく仕留めた。
さらに進んでいくと!大きな両開きの扉の前に男と女が立っている、アタイはその2人をよく知っている・・・
『アイヒマン、イルザじゃん』
アイヒマンは手に大きなノコギリを持ち、イルザは鉄パイプを持っていた。
『よぅユキナ、コイツでお前の親父と同じ姿にしてやるぜ‼』
『パパの元へ送ってやるよ!アハハハ!』
アタイは鬼の眼光で睨みつけながらアイヒマンとイルザに近づいていく、2人は同時に仕掛けてきた。
アタイはアイツらの攻撃を交わしながら打撃を放っていく、だがアイツらの攻撃は止まらない、アタイは攻撃を受けながらも、反撃していく、全くの五分の攻防が続く、そしてアタイはイルザを捉えた。後ろに回り一気にイルザの首をへし折った。
死んだイルザを見て怒り狂ったアイヒマンはノコギリを振り回しながらかかってくる・・・
『テメェよくも、よくも妹をー‼』
『アンタもそんな感情あったんだ?』
アタイはアイヒマンのノコギリを持ってる手を捉え、そのまま捻るように折り、何発もの蹴りを浴びせ壁越しに腰を下ろした瞬間、ノコギリを奪い取り一気にのどを抉り切った。アタイは血に染まったノコギリを床に放り投げ、目の前の両開きの扉を開けた。そしてそこは広い厨房で、数人のスタッフとシェフらしき者達がいた。
シェフ達はアタイを見て静かに厨房から姿を消した。
そこに1人の男が現れた・・・アタイが殺したい男・・・
『バルヘルム・・・』
バルヘルムはアタイを睨みつけながらゆっくり近づいてゆっくり構えをとった。
アタイもそれに合わせ構えをとると、仕掛けてきたのはバルヘルム、アタイの様子をうかがい、また構えをとった。アタイも合わせて構えをとった。また仕掛けてきたバルヘルム、次はお前がこいといった素振りを見せ、互いに構えをとる、アタイも様子をうかがうように仕掛ける、そしてアタイとバルヘルムは本格的な構えをとった瞬間、互いに一歩も譲らない攻防が続いた。
バルヘルムは相当強いって聞いてたけど、かなり出来る・・・
互い決死の攻防、そしてアタイはバルヘルムの顔面を殴りスキをついたところで蹴りの連打を浴びせ、バルヘルムは調理台の向こうへ吹っ飛んでいった。
慌てて立ち上がり、バルヘルムは攻撃の手は止めない、アタイもさばきながら攻撃を与え、バルヘルムに攻撃をするスキを与えず、アタイは打撃を打ち込んでいった。
バルヘルムの顔が血で染まっていく、アタイは回し蹴りで吹っ飛ばした。
すると、このままだと殺られると思ったか、腰に仕込んであったカランピットという鎌状の武器を取りだし、蹴りを放ったアタイの足を捉え膝の裏を切った。
『うぁー‼クソっ‼』
バルヘルムはさらに攻撃を仕掛けてくる、アタイは何とか交わしながら攻撃を与える・・・
”アレを1つ奪えれば・・・!”
アタイはカランピットを奪う戦術に出た。
互い五分の攻防が続く、そしてカランピットを奪うことができたアタイは猛反撃に出た。バルヘルムの攻撃を交わしながら身体中を切り刻んでいく、バルヘルムも反撃に出るが、アタイは殴るようにカランピットを首に突き刺し思いきり抉り切った・・・バルヘルムはアタイによしかかり、ゆっくり床に倒れた・・・
アタイはバルヘルムを見下ろし、アドルフ・ヘスの元へ向かった。
『タクマの方が強いわ・・・』
~晩餐会会場~
俺はアドルフ・ヘスに銃を突き付けていた。
『悪いが2人のお坊っちゃんは、もうこの世にはいないぜっ』
『貴様ぁ‼タダですむと思うな‼』
晩餐会に参加していた連中が俺に銃を向けた。
その時・・・
1人ずつ爆破していく、するとそこには・・・
『これがF・ARMYだよ、アドルフ・ヘス総裁っ』
『ユ、ユキナ‼』
俺がユキナの方を見た瞬間、アドルフ・ヘスは腰から銃を抜き、俺の頭に突き付けた時、アドルフ・ヘスが木端みじんになった・・・
『今の手動用のマオルヴルフねっ・・・ところで来るの遅かった感じかな?』
『いやっそう来ると思ってたっ』
ロザリオの妹アーネは個室に監禁されてて、無事救出することが出来た。
ボロボロになった最高指令本部を出ると・・・
『アイザック警部!』
『タクマ君、私は警察官としての職務を果たしに来た。後は我々に任せてくれ!』
『中見たら今日ご飯食べれないかもハハっ・・・タクマっ帰ろっ』
俺はタバコに火を付けながら・・・
『あぁっ帰ったらポトフ食いてぇ』
『いいよっガンダム動く?』
『あぁ多分なっ』
『アナーキー・キャノン押してってくれる?』
『あぁわかったよっ』
議会軍とハイルブロンの戦いは終わった。
とりあえず、やっとゆっくりユキナのポトフが食べられる・・・
『ところでタクマ、アタイのことスキなの?』
『えっ・・・えっ?』