DETH・LAGERに収容されている1人の囚人マンソン・X、その男は女、子供、老人関係なく無差別に殺しまくっていた。
今じゃ個室に監禁され、不自由な日々を送っている最凶最悪の殺人鬼マンソン・X
この男を24時間2人体制で監視を行っている監視員は・・・
『コイツ、さっさと死刑にしちまえばいいのに、なんで24時間体制で見張んなきゃならねぇんだ?』
『声がデカイ、まぁ聞いた話だがヤツを何かの実験に使うらしい、その実験に使うモノが今完成しようとしている』
『実験って・・・何の?』
『・・・さぁなっ』
マンソン・Xは椅子に座ったまま両手手足は鎖でガッチリ固定され、身動きがとれないようにされている。
『オイ、監視員!?』
『喋るな、マンソンお前にそんな権限はないっ』
『クソしてぇんだよ‼』
『だったら、その場で出せ!』
監視員の1人が警棒でマンソンの顔面を何発も殴った。
もう1人の監視員が止めに入り、携帯用の便器を椅子の下に起き、マンソンの両足を自由にしてマンソンは排泄を済ました。
『オイ、どうやってケツ拭けばいいんだよ?』
監視員が消防用のホースを手にして笑いながらマンソン目掛けて放射した。
『ギャハハハ!ほぅら望みどおりキレイにしてやるよぉ!』
”コイツら全員殺してやる‼”
~MOBILE・VIRUS研究室~
『ローラン博士、このウイルスに適合する囚人は500人です、その中の1人マンソン・Xが100%の適合率が出ています』
『やはりね、彼は特別なの、マンソン・Xならモビルスーツを超えたモビル・ヒューマノイドにトランスフォーメーションが可能だわ』
~DETH・LAGER所長室~
サイモン・ギルティ所長は女性副所長ミナミ・アレックスを自分の部屋に呼び、次なる準備をしていた。
『アレックス副所長、もうじき試作用ウイルスが完成するようだ、囚人1人用意しといてくれないか?』
『ハイ、承知しましたギルティ所長』
『頼むぞ、私がもうじき月の王になる日は近い!』
そして所長室の電話が鳴り、ギルティは受話器を取った。
すると・・・
『ほぅ、そうか・・・わかった今行くっ』
監禁室でマンソン・Xが暴れだし、監視員6人を素手で殺していた。
そこにギルティ所長とアレックス副所長が監禁室に現れ、殺害された監視員を見て・・・
『ほほぅ随分派手に暴れたなぁマンソン・X』
『テメェ!俺様の死刑を取り下げて、挙げ句の果てにこんな所に閉じ込めやがって!何企んでんだ!?』
『わかった・・・教えよう、君にとってもいい話だ・・・』