女の子だらけの職場で俺がヒロインなのは間違っている   作:通りすがりの魔術師

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うみこさんが終わって次は紅葉ちゃんです。
紅葉ちゃん可愛いよね。好き!!(挨拶)


突然の急展開
胸の話どこいったってなる。



比企谷小町の謀略。

 

 

千葉の八幡は博学才穎ではなく、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ねることもなく、ついで江南尉に補せらることはなかったし、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚くもなかった。

このあと発狂して虎になって友人に見つかることもなかった。そもそも友人がいなかった。なんとも悲しいことか。

 

 

虎になるならリングという名のジャングルでフェアプレイで戦う戦士になりたいものだ。最後行方不明になっちゃうから嫌だけど。痛いのも嫌だな。何より小町に会えなくなるのが嫌だからやめておこう。やっぱり人間平和が1番だ。

 

 

「ねぇ、お兄ちゃんいつになったら彼女できるの?」

 

 

そんな平和を脅かすような発言をするのは俺の妹である比企谷小町。今年で大学受験であろうに俺の家に来ては最近買ったばかりのピンク色の悪魔のゲームで遊んでいた。俺も特に止めはせず、共にカチカチとコントローラーを動かす。

 

 

「まぁ、そのうちな」

 

 

「そのうちっていつ」

 

 

「別にいつでもいいだろ」

 

 

早く出来ていいものでもあるまいし。別にいなくてもいい。恋人なんて出来たところでどう接したらわからないし、そもそも、できないしいらない。生活に必要かと言われたらいらないしな。わざわざいらないものを手に入れるほど俺も暇じゃない。いや、妹の相手するくらいには暇なんだが。

 

 

「というか、大学はどこ行くのか決めたのか」

 

 

「あー、うん。一応ね」

 

 

曖昧な返事に首を傾げる。どこの大学かと尋ねたら「お兄ちゃんには関係ないよ」と一蹴されてしまった。お兄ちゃんだから関係あると思うんだが。

 

 

「お兄ちゃん、電話鳴ってるよ」

 

 

言われた通り、小町の後ろにあるテーブルの上でスマートフォンが揺れていた。どうや電話らしい。手に取って見てみると登録されてない番号。俺が登録してなくて俺にかけてくるやつ...材木座か?でも、以前見た番号と違う。もしかするとあいつが変えたからその連絡だろうか。どちらにせよ登録はしないが、一応出ておこう。

 

 

「もしもし比企谷です」

 

 

『あ、比企谷さんですか?望月です』

 

 

少し意外な相手からの電話でスマホを耳から離す。聞き間違いかなと思い「え?」と言うと再び聞きなれた声が耳に届く。

 

 

『望月です』

 

 

「あぁ、望月ね。で、どしたの?てか、俺の番号なんで知ってんの」

 

 

前者は電話をかけてきたということは用件があるのだろうと思っての質問。後者は俺の個人情報を漏洩した人物を聞くためだ。

 

 

『あ、いえその。今日お暇かと思って。電話番号は青葉先輩に聞きました』

 

 

あのアマ、人の許可無く電話番号教えてんじゃねぇよ。おかげで電話帳の名前が増えるじゃねぇか。べ、別に嬉しくないんだからねっ!

 

 

「あ、そう。...悪いな今、家に妹が来ててな。それの相手をしなくちゃいけないんだ」

 

 

もし小町がいなければ暇だったのかと聞かれたら、おそらく映画鑑賞していたので暇じゃなかったかもしれない。そう言うと、小町がクイクイと袖を引く。

 

 

「誰から?会社の人?」

 

 

無言で頷くと「ふーん」と答えたあと暫し考える所作をとる。それに気を取られているとスマホから声が届く。

 

 

『そうなんですか...すみませんせっかくの休日に』

 

 

「いや、気にするな」

 

 

そう答えた瞬間、小町がシュバピーンと俺からスマホをかっさらうと望月と話し始める。

 

 

「もしもし比企谷八幡の妹の小町です。いつも兄がお世話になっております〜」

 

 

お前は俺の母ちゃんか。というか、スマホ返せよと手を伸ばすと空いた手でチョップされ阻まれる。いてぇ。

 

 

「はいはい!あーそうなんですか!だったら、全然OKですよ!むしろ持っててください!...それは無理?あーそうですか。いや、紅葉さんは悪くないですよ!悪いのは全部うちの兄なんで!はい!……」

 

 

望月が何を言ってるか分からないから会話の全容を把握出来ないが、小町のペースに押されてるのは見なくてもわかる。そして、何故か俺がディスられてることもわかった。小町の中では俺は絶対悪らしい。

二言、三言話した後電話を切ると小町は自分のスマホを取り出しカタカタと何か打ち込むと俺に俺のスマホを返してくる。

 

 

「はい、お兄ちゃん」

 

 

「お、おう...なぁ、お前望月と何話したの?」

 

 

「ん?別に」

 

 

嘘つけ絶対なんか喋ってたぞ。訝しげな目を向けると小町は無視して荷物をチャチャッとまとめると手を頭にやって敬礼する。

 

 

「じゃ、小町帰るから!また今度ね!」

 

 

「あ、おい」

 

 

バイバイ〜と手を振って急ぎ足で出ていった妹の後ろ姿はドアの扉によって遮られガチャンと音を立てて閉まる。1人取り残された俺はため息をつきつつあいつが置きっぱなしにしていったゲームをセーブして電源切る。

 

 

「あいつジュースも飲んでないじゃねぇか」

 

 

これ小町が好きだって言うから出してやったのに。ルートビアなんて何処で飲んできたんだよ。ただのサロンパスの匂いがするドクペじゃねぇのかこれ。開けただけで飲まれてない缶をどうしようか迷っていると玄関のインターホンが鳴った。

小町が何か忘れ物したのだろうと「空いてるぞ」と声をかけると扉がゆっくりと開く。

すると、中に入ってきたのはアホ毛をぴょこんとさせたラブリーチャーミーな我が妹ではなかった。

 

 

淡い桃色のショートボブに黒いリボンのついたカチューシャをつけ、細いようでしなやかな印象を二の腕とその巨峰を強調するかのようなノースリーブの白いカッターシャツ。下には膝したまで伸びた黒いスカートを履いた望月紅葉は頭を下げる。

 

 

「お、お邪魔します」

 

 

「え?あ、どうぞ」

 

 

どうでもいいことを思い出したが、喋る時に「お、」とか「え?」とかつくとコミュ障らしい。つまり、ここに2人のコミュ障が小さな小悪魔の策略に嵌まったことになる。

まるで意味がわからない。どういうことか説明を求めたいが聞いてくれる相手も答えてくれる相手もいなかった。





ぬわああああんもう疲れたゾ
てか相変わらず胸の話してんなおい!もう許せるぞ!



通りすがりの魔術師!
何故、夜に出すはずがこんな早く出したのか!
(ヤメロー)
何故いきなり山月記とタイガーマスクで始まったのか!
(ルール無用の悪党に正義のパンチをぶちかませ)
どうしてNEW GAME!の同人誌でうみこさんのが少ないのか!
(わからん)
それは俺が!珍しく早起きして山月記を読んでタイガーマスクの歌を聴いたからだ!!ハーハッハッハッ!!相当Excite!最後に関してはなんでやねん。
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