よう、私は本条 信治だ。一話で居なくなってから約三ヶ月。暇だなぁ~。お楽しみに!
~小作駅東口歩道橋~
武田『お前は…笹平彦継!』
?『あったり~。』
俺の名は武田 清継。仙林と西宮と共にバイオハザード発生源である小作駅周辺の調査をしていたら黒服に遭遇。衝撃的な出会いで今に至る。
武田『な、何故お前が?何故だ?』
笹平『ごめんな、武田警部。こうするしかなかったんだ。』
こう話した彦継はポケットから何か入った注射器を取り出した。
武田『な、何をする気だ!』
笹平『これからh-ウィルスを投与したらどうなるかなぁ?』
武田『止めろ!よせ!』
そう言う俺の声を無視して彦継は自分の腕に注射した。
笹平『何だぁ?段々頭があぁァァァァーアヅぃぃぃぃぃぃ!』
すると奴は身体中に炎が現れ、激しく燃え盛り始めた。
笹平『ギャァァァァァァ!だがこれで強くなる!!!石江幕府バンザーイ!!』
武田『クッ!これは!』
彦継が叫ぶなか、段々と異形な姿へ変わっていった。気付けば奴から燃え上がった炎が周辺に飛び散っていた。
武田『何てことだ。止めろ彦継!ここを壊す気か!』
笹平『杉田幕府は許さない…それを止めようとする人も許さない…例え仲間でもなぁ!』
そう言いながら奴は昆虫(詳しく言うとカブトムシ)見たいな姿で約5meterに変形し、炎は燃え尽きていた。手足は触手見たいに成っていた。
武田『目を覚ませ!彦継!』
笹平『杉田幕府許さない!許さない!!両親を殺した杉田幕府許さない!!!』
武田『駄目だ。奴は完全に理性を失っている!』
俺がそう思っているとh-彦継は長い触手で歩道橋に吊らされてある仙林に向かい、攻撃を繰り出そうとしている。
笹平『杉田幕府は敵!許さない…許さない!!』
武田『止めろ!』
俺は銃を奴の心臓に向けて発砲したが、攻撃を受けているのにびくとめせずに仙林を狙う。
武田『もうだめだ、仙林よすまない!』
俺はそう言いながら絶望していると大きなエンジン音が聞こえたのと同時に仙林が奴の攻撃を受ける前に落ちた。よく見ると西宮が軽トラに乗って仙林を救出していた。
西宮『武田隊長!ワイはちと小作事業所に戻る!そして電話で助けを呼んでくるわ!』
武田『あぁ頼んだぜ!』
俺はそう言った後、変貌した彦継に顔を向ける。
笹平『許さない…許さない…許さない!杉田幕府殺傷!石江幕府再建!』
武田『自分の野望の為だけに周りを巻き込むんじゃねぇ!』
俺は有るものを取り出した。それは仮面ライダーシステムだった。
武田『(このシステムは体力消費が激しい故、まだ鍛え中なんだけどな。)』
そう、こないだ使ったときは激しい体力消費で危うく瀕死になりかけるところだった。だから些細な事で使わなかったのだ。
武田『(だからってアイツをほっとく訳にはいかないし。よし、しょうがない使うか!)』
俺は悩んだ末、使うことにした。アイツをほっとくとこれからどうなるかが目に見えてるから。
武田『変身!』
俺は変身と言いながらベルトを腰に装着する。すると前みたいにみるみるうちに鎧が身体に付けられていき、仮面が装着されて変身が完了した。
武田『彦継!!覚悟しろ!今からお前を止めてやる!』
俺の声に反応したh-彦継は睨み付けてきた。そして、長くなった手足で攻撃をしてきた。
笹平『死ね!裏切り者!消え失せろ!』
バシュン!
武田『おっと!』
俺は危険を察知して今いる場所を離れた。すると俺が居なくなった場所に奴の手足がぶつかり、ヒビが入って崩れた。
ガラガラガラーン!
武田『危なかった。あれを受けていたら死んでたぞ。』
俺がそう呟くなか、h-彦継は俺の腕を掴んで回してきた。
笹平『裏切り者…許さない!杉田幕府残党は消え失せろ!!!!!!』
武田『グアァ!クッ!!!は、離せ!』
俺は腕を掴む奴の手を必死に成って外そうとするが離れず、どんどん握力が強くなっていく。
武田『くそ!h-ウィルスはこんなにもパワーを発揮するのか!!ギャァー!』
笹平『死にやがれ!!杉田幕府側の裏切り者!!石江幕府は必ず再建させる!』
大きく振り回すh-彦継は次第に激しく降り下ろす様に成っていく。俺は絶体絶命な状況だった。
武田『グハァ!グヘェ!ど、どうしたら良いんだ?グハァ!』
俺はどう切り抜けようかと考えていたら腰の所に何らかの武器に触れた。手にとって見てみると鎌であった。
武田『これなら奴の手を切れるかもしれん。すまないな彦継!!オリャァ!』
シュバッ!
俺はh-彦継の手を鎌で切り落とした。そしてそのまま落ちたのと同時に奴は苦しみながらこっちを見た。
笹平『許さない!!許さない!!許さない!!許さないぞ裏切り者!!!』
ブクブク…
武田『どうだ!化け物!ってな、何だって?』
何と切り落とした奴の手が回復して元通りに成ってしまったのだ。
笹平『食らえ!杉田幕府のスパイ!!死ね!!!』
武田『本当の化け物かお前!おっと!』
シュンッ!バン!
武田『半端ねぇー強さだ!うわっ!』
シュンッ!シュンッ!ババン!バン!
笹平『潰れろスパイ!!!!死ね!!!』
武田『うわっと、あぶねぇ!畜生、アイツの弱点が分かれば良いんだが…』
俺は奴の素早く重い攻撃から避けながら、弱点を探していた。
武田『何処だ?何処なんだ?』
俺は手当たり次第、物をh-彦継の身体に当てる。しかし余り反応がない。
笹平『何している?杉田幕府のスパイ!!許さないぞ裏切り者!!』
武田『えーいうるさいなコイツ!これでも食らいやがれ!』
俺は思いきって奴の頭に壊れた歩道橋の破片を投げ、奴の頭に当てた。するとh-彦継の頭は一部凹んだ後、再生されずに動いている。
笹平『グアァァァァ!頭が痛い~!おのれ!杉田幕府のスパイめ!』
武田『奴は他のゾンビ同様に頭が弱点か!ならば!』
さっきの出来事でh-彦継の弱点を把握した俺は足にpowerを溜め始めた。
武田『これでとどめだ!食らえ!』
ベルト音声
≪highspeedkick≫
笹平『俺はそれぐらいでは倒せんぞぉ!裏切り者め!』
するとh-彦継は自分の身体からt-ウィルスは放出し、自分の周り(半径20㎞)にいる生物をゾンビ化させて俺に襲わせた。
武田『チッ!面倒だ。』
俺は足に溜めているpowerを消さないように数十羽居るであろうゾンビカラスを銃で一匹一匹撃ち殺したり、迫ってきたゾンビネコやゾンビイヌを反対側の足で蹴り飛ばしたりと抵抗した。そしていよいよfullpower限界に差し掛かった。
ベルト音声
≪fullpowerMax!!≫
武田『行くぞ!彦継!!オリャアァァァ!』
俺は思いっきりジャンプし、h-彦継に向かってkickを繰り出す。すると彦継は右手に力を込める仕草をする。
笹平『くたばれ裏切り者!ウリャアァァァ!』
h-彦継の声かけと共に力を込められた右手が俺に迫る。
武田『奴め!これは賭けだ!大人しく死んでろ彦継!!!!』
俺はそう言った後、銃を取り出して奴の右手に向かって発砲する。そうしてもなお両者は近付いていく。
笹平『死ね!!!!!!!ウリャアァァァ!!!!』
武田『くたばれ!!!!!オリャアァァァ!!!!』
俺とh-彦継は激しく叫びながらぶつかった。
グシャァァァ!!
両者のぶつかった音が鈍い音をし、周りに響いた。
スタッ
武田『ど、どうだ!』
ズドーン!ドドド…
笹平『グアァァァァ!おのれ!杉田幕府のスパイめ!石江幕府は永遠に不滅だぁ!!!!!』
結果は俺が勝利した。俺は倒れるh-彦継を見ながらスタンと座り込んだ。気付くと変身は解けていた。
武田『すまない、彦継。』
俺はそう告げて救助ヘリを待つのだった。
――――――――――――
~???~
?『ボス、あの彦継が殺れました。』
?『どうでも良い。奴は下級戦士だったし、不良品のウィルスを使ったならよけいだ。だから我々の計画に何の支障もない。』
?『その後はどうします?』
?『うむ、小作地区担当している団体をゴハン・レッドフィールドの所に向かわせろ。』
?『了解しました、FW様。』
よう、久松だ!最後のハテナ衆はなんなんだろうなぁ!
次回のバイオハザード~恨みの利用~は第十三話~直進と企み~。ゼッテー見ないと殺すぞ?
(本条:怖えー。)
作者感想
アイディアはすぐ出てきたのですが、完成までに約一週間掛かりました(お家の事情で)。ではお楽しみに!
第十二話終了