バイオハザード~恨みの利用~   作:Naveruzu

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主演者挨拶

よう、私の名は本条 信治だ。最近は色々と忙しく、なかなかこの小説に主演が出来なかった。だが安心しろ、もうすぐで私の出番がやって来る。それまで楽しみに待っていろ。それでは楽しんでお読みください。


第二十四話~団体と勢力~

~大門大学-????~

 

西宮『う、うぅぅ…ここは?』

 

ワイの名は西宮 公太や。気絶から覚めたワイは、どうやら約1時間以上気を失っていた事を直感で察する。

 

秋郷『西宮はん!覚めましたか…良かった。』

 

西宮『秋郷はん、お前も捕らえられていたんか。』

 

声をかけてくれたのは、飯能市で発生したバイオハザードの際、小早川ちゅう悪者が隊長もろとも殺害しようとしたところを救ってやった人物じゃきぃ。あの日を境に仲ようなり、今じゃ宴を開く際には必ず必要な人になっておった。

 

秋郷『西宮はん。どうやら俺達は知らない場所に捕らえられていますね。』

 

西宮『そうやな。この状況をどおしたらええんだ。』

 

ワイがそう言って手足に縛られている縄がほどけないかって確認するために、手足を動かした。すると知らない部屋の出入口から黒ずくめの奴らが入ってきた。その中にはあの憎き男、小西 庄次郎が居た。

 

小西『よく眠れたかぁ?』

 

西宮『ふざけんな!』

 

小西『まぁまぁそんなやけに成るなよ。良い知らせを教えにきた。』

 

秋郷『何が良い知らせだ!どうせ、サイコパスな情報しか無いんだろ!』

 

小西『お前もうるさいな。良いから聞きなさい。今日から3日後に瑞穂警察署の特殊部隊、瑞穂特戦隊のチーム1個がこの大門大学に来る。連絡が取れなくなったZECTチームを探して。』

 

西宮『な、なんやて?』

 

秋郷『武田隊長等をどうした!』

 

黒1『いちいちうるせぇな!ぶち殺すぞ!』

 

黒2『良いね、混ぜてくれよ!』

 

小西『おいお前ら、私語を慎まんか!』

 

黒二人≪す、すみません。≫

 

小西はワイがそう反発したことにたいして騒ぎだした黒ずくめ二人を静まらせると、ワイ達の前から移動した。すると何故かモニターが有ったのだ。

 

小西『これから映像を出す。ビックリすんなよ?』

 

西宮『な、何の映像や!』

 

黒3『おとなしく見てろ馬鹿!』

 

小西『まぁ複数の映像かな?』

 

そう言って電源が付けられると、4つの監視カメラの映像が映った。

 

秋郷『西宮はん!右下のカメラ映像見てください!武田隊長達ですよ!』

 

西宮『なにぃ?』

 

ワイはそう秋郷に言われたため、右下のカメラ映像を見る。すると確かに武田達が写っとった。すると小西が喋り出す。

 

小西『これからあんな奴らにささやかなプレゼントを送ろうと思う。』

 

その時、左上のカメラ映像に異変が起きたのに気付いた。そしてその映像をよく見ると、何かヤバイ生物が動き回っていた。

 

西宮『な、何やあれは!』

 

小西『これは我が“団体”が造り上げた新型兵器、“プラーガtype4”だ!』

 

秋郷『な、何なんだよ!プラスティックtype4って言うのは…』

 

秋郷がそう言うと、団体と名乗る人々はずっこけた。ワイは疑問を抱く秋郷にこう告げた。

 

西宮『違う違う、“プラスティック”じゃなくて“プラーガ”な。』

 

秋郷『そ、そうか。ありがとう西宮はん。で、何なんだよそのプラーガtype4は。』

 

ワイの訂正で言い直した秋郷の質問に、小西はほこりを払いながら答える。

 

小西『ゴホンゴホン…プラーガtype4とは、プラーガtype5の前に開発された寄生生物だ。こいつに寄生されたものは、完全に自我を失い、目に写る生き物なら容赦なく襲い掛かる“超危険兵器”だ。』

 

秋郷『じゃ、じゃああれは元は人間だった存在…か…。』

 

西宮『何故プラーガtype5じゃなくて、プラーガtype4を使うんや。』

 

小西『それは、我が団体がプラーガを開発し初めてまだ5年しか経ってないからだ。つまり経験不足だ。最近は開発されたプラーガtype5は安定性が向上し、より使いやすく成ったが…その前に開発されたプラーガtype4は安定性が全く無いくらいの出来でね。だからプラーガtype4は封印することにしたんだ。』

 

西宮『…しかし、当主のお前は捨てるのはもったいないと思い立ち、人が沢山集まるこの学校を利用してプラーガtype4の性能を再確認しようと計画を練ったのか。』

 

小西『その通りだビドー・ショーン。ここでプラーガtype4の性能を再確認し、思ったより使えると成ったら、日本全国にプラーガtype4をばらまき、被害を浸透させて第三次戦国時代を招くんだ。素晴らしい計画だろう?』

 

秋郷『どこかだサイコパス野郎!イカれやがる!』

 

西宮『今すぐその計画を止めろ!自分が苦しむだけだぞ!』

 

ワイがそう言った時、小西は怒鳴りながら喋り出した。

 

小西『誰が止めるものか!コイツらにプラーガtype4を差し向け、倒すことが出来れば第三次戦国時代がやって来るんだぞ?素晴らしくないか?』

 

秋郷『駄目だコイツ。頭イカれてる。』

 

西宮『例え放ったとしても武田隊長は破ることなど出来ない。』

 

小西『なんど言っても分からん奴だな!……良いだろう、そんなに死にたきゃ死ねば良い!特別なショーを用意してやる!』

 

そう小西が言った後、また再び殴られて気絶させられたのであった。

 

 

~大門大学-????~

 

西宮『う、うぅぅ…こ、ここは何処だ?』

 

ワイが次に気が付いた時は回りは鉄に囲まれ、ライトのせいなのかは分からんが青く成っている空間に居たのだった。

 

西宮『な、何や?』

 

遠くに扉があるのが見えた。そこに以降としたそのとき、アナウンスが流れたのだ。

 

小西≪お?お目覚めかな?ビドー・ショーン。≫

 

西宮『うるせぇ!さっさとこの場所から出せ!』

 

小西≪いや、そうはいかないよビドー・ショーン。ここは一つゲームをしよう。≫

 

西宮『な、何やいきなり!』

 

小西≪もし、制限時間内に放出されるB.O.W.を全て倒せたらその場所から出してやる。ただし、制限時間内に終わらせられなかったらその場で死んでもらう。どうだ?その条件を呑んでみるか?≫

 

西宮『…分かった。その条件を呑むとしよう。どうせ強制なんだろ?ならやりとげて見せるや!』

 

小西≪良い答えだ。≫

 

ワイはいきなりながらも冷静に答えると、小西はアナウンスをきった。すると、大音量で警報が鳴り始めた。流石に気絶していた他の隊員達も目を覚ます。

 

秋郷『な、何です?この音。』

 

笹賀『な、何て言う空間だ。』

 

西宮『皆、やっと意識を取り戻したな。』

 

兜屋『すみません長い間気絶してしまって…。』

 

西宮『良いんだ。と言うか皆、落ち着いて聞いてくれ。』

 

仙林『は、はい。』

 

ワイがそう皆に声をかけると、視線が一気に集まってくる。その圧倒的な視線に少し精神に来たが、それをグッと堪えてこう告げた。

 

西宮『では言うぞ、お前らが気絶している間に厄介なことが起きてもうた。それはこれからこの空間に放たれるB.O.W.を全て倒さなきゃいけねぇんだ。』

 

兜屋『えっ!ま、マジですか?』

 

西宮『あぁ、マジや。だが、お前達が弱いとはこれっぽっちも思っとらん。だから皆を信じて戦うんや。良いな?』

 

隊員一同≪了解!隊長!≫

 

改めてチームの結束を確認すると、ワイは前を向く。すると、ケルベロス-Gが3体放出されたのだ。

 

西宮『皆!奴に向かって攻撃開始!』

 

隊員一同≪了解!≫

 

こうして瑞穂特戦隊ZECTチーム西宮グループの生存をかけた戦いが開始されたのだった。

 

 

 ――――――――――

~大門大学-体育館通り~

 

武田『菅家、何か発見有ったか?』

 

俺の名は武田 清継。生存者探しから約2時間が経った。後、屋上にいた西宮グループの面子が突如消えたため、今近くに銃を持たせてる生存者が何人か居る。

 

菅家『いいえ、何もありませんよ。』

 

武田『そうか。』

 

俺はそう言って前へ歩き始めた。すると奥に見える部屋、体育館から何か騒ぎが聞こえる。

 

棚原『い、一体なんでしょうか。』

 

武田『さ、さぁ分からん。取り敢えず見に行くぞ。』

 

そうして体育館に向かった後、その扉を開けて中に入ってみた。しかし、そこには何も異常はなかった。

 

田辺『何も無いんじゃん。』

 

菅家『期待して損した。』

 

武田『何言ってんだよ。とにかく、一回ここは見たから、次へ進むぞ!』

 

俺がそう声をかけたあと、体育館の扉を再び開けようとした。だが、何故か知らないが開かなくなっていたのだ。

 

武田『な、何故だ?何故開かない?』

 

棚原『隊長…ステージを見てください。』

 

武田『ん?』

 

棚原が俺に話し掛けたので前を見る。すると、ステージに何かが動いていたのだ。

 

菅家『な、何あれ…』

 

武田『わ、分からない…とにかく銃を持て!そして構えよ!』

 

隊員一同≪了解!≫

 

俺の指示を了承した隊員達は即座に銃を取り出して構える。すると、そのステージにいる何かは俺達目掛けて走ってきた。

 

?≪グァァァ!≫

 

ダダ、ダタ、ダダ…

 

武田『今だ、撃てぃ!』

 

ダダダダダダダダン!

 

?≪ギャウン…≫

 

俺達の放った鉄の雨に当たった化け物は、流石に数千弾も浴びたせいか鳴き声を発して倒れた。

 

棚原『た、対して強くなかったな。』

 

武田『あぁそうだな。多分あの化け物を見る限り、ケルベロス-Gの改良版だと思う。』

 

俺はそう察したあと、またステージから誰が現れた。

 

?『よう、諸君。楽しんでるか?』

 

小高『な、何が楽しんでるか?だ!そもそも誰だよお前!』

 

田辺がそう言うと、謎の人物はこう語り始めたのだ。すぐ近くにケルベロス-Gの改良版を連れて。

 

?『私の名はウーブ・ホランド、頭文字だとU.H。この大学を拠点にする神だ。』

 

菅家『何が神なの?関係ない人々を巻き込んで神って名乗ってるわけ?』

 

棚原『全く訳が分からないぜ。』

 

U.H『っ!神に向かって生意気な態度をとりやがって!…まぁ良い、神について一切分からない奴は死ぬだけだ。』

 

小高『んだと?』

 

ガチャ…

 

武田『お、落ち着け。…ところで貴様はどういう組織だ!ミズホ・アンブレラ社とは関係ないのか?』

 

U.H『フッ、馬鹿か?神を信仰すらしないあの企業とは何も関係ない。』

 

武田『じゃあ何なんだ!』

 

俺がウーブ・ホランドと言う人にそう問い掛けると、こう返したのだ。

 

U.H『私達はウーブレンジャーと言う団体だ。この団体は神を信仰する組織で、神のためなら手段を選ばない。』

 

菅家『ふざけた名前。』

 

田辺『それでよくバイオテロを起こそうとしたよな。馬鹿らしい。』

 

U.H『うるさい!大人しくすると思っていたら、こうも神に向かって反抗できるな。良いだろう、そんなに死にたきゃ死ねば良い!』

 

奴がそう言い終わった後、ケルベロス-G改良版を解放した。するとその化け物達は即座に俺達の方を目掛けてやって来たのだ。

 

ケルベロス-G・改1≪ギャルルル…≫

 

ケルベロス-G・改2≪ガウガウ!≫

 

武田『チッ!来やがった。おい菅家、田辺、責任もって倒せ。』

 

菅家『す、すみません。責任もって戦います!』

 

田辺『オリャァァァァァァ!死ね!』

 

ババババババン!

 

ケルベロス-G・改1『ギャウン…』

 

菅家と田辺は自ら進んでケルベロス-G・改を次々と倒していった。

 

U.H『ど、どういう事だ!我が団体の兵器が殺られるなんて!』

 

武田『お前は神なんだろ?B.O.W.なんか相手にならないって事が分かるのではないのか?少なくとも東京都全域で知られている有名な特殊部隊なんだがな。』

 

U.H『えぇい!こうなったら我が団体が作り出した“超危険兵器”を解放しよう。せいぜい楽しみたまえ!』

 

武田『あ、待て!』

 

ウーブ・ホランドはそう言ってステージから去っていった。それを見た俺は追いかけようとするが、その直後に雄叫びが聞こえたのだ。

 

?≪ギャヴヴ…ギャヴゥゥ!≫

 

小高『な、何なんだよこの雄叫び!尋常じゃない!』

 

菅家『心のそこから恐怖が湧いてくるわ…。』

 

武田『取り敢えず、銃を構えろ!でなきゃ生きて帰れないぞ!』

 

隊員一同≪了解!≫

 

俺は棚原達にそう呼び掛けたあと、周囲を確認していた。すると、ステージの天井から何が出てきたのだ。

 

菅家『な、何あれ…』

 

田辺『ば、化け物だ…』

 

隊員達が恐怖を口にしながら化け物を見ていると、ウーブ・ホランドの声が響き渡った。

 

U.H『さぁ!我が団体が造り上げたプラーガtype4によるショーが始まりますよ?』

 

奴がそう言うと、謎の化け物は天井から体育館ほぼ真ん中に降りてきた。

 

?≪ギャヴゥゥゥ!≫

 

棚原『ふ、ふざけるんじゃねぇ!』

 

田辺『も、もうお仕舞いだ…』

 

皆がそう絶望し始めたとき、俺は怒鳴り付けた。

 

武田『まだ戦ってもないのに諦めるな!』

 

小高『隊長…』

 

武田『俺は貴様らが弱いとはこれっぽっちも思ってない!俺はお前達と一緒だ!だから共に身の前の化け物を倒して、無事生きて帰ろう!』

 

菅家『隊長…分かりました!私頑張ります!』

 

田辺『そ、そうだな、負けてらんねぇな!』

 

棚原『隊長の言う通り、無事生きて帰りましょう!』

 

小高『私は元から諦めてはいないんですがね。まぁ頑張ります!』

 

武田『それでこそ瑞穂特戦隊ZECTチームの隊員だ。よし、ではあの化け物を全力で倒せ!』

 

隊員一同≪応!≫

 

俺がそう声をかけたおかげで絶望から抜け出せた隊員達は、無事生還できるように俺と共に謎の化け物を倒しに翻弄するのであった。

 

 




疲れた…私の名は武田 清継。主人公は疲れるな。いっそのこと西宮に主人公を譲りたいぜ。
(作者:コラコラ…)

次回のバイオハザード~恨みの利用~は第二十五話~対決と舞台~。ゼッテー見てくれよな!

作者感想

やっと片付いた…急ぎのあまり、急展開に行ったり、誤字脱字が有ったりしますが、どうかそこは暖かい目で見ていただければ幸いです(誤字脱字がある場合はお知らせください)。それではまた会いましょう~!

第二十四話終了
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