バイオハザード~恨みの利用~   作:Naveruzu

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主演者挨拶

オイーッス!俺の名は兜屋 直輝だ。久しぶりだな。あの初登場に比べて主演回数が増え、今では準レギュラーに成った男優だ!皆、改めて宜しくな!では、ごゆっくりお読みください。


第二十九話~廃墟と公共~

~武蔵村山市-廃墟~

 

武田『よし、では散策開始!』

 

隊員一同≪了解。≫

 

俺の名は武田 清継。今、行方不明者二人を探して七道山に入って調査し、廃墟に来ている。

 

武田『細かく探すのだぞ。分かったな!』

 

隊員一同≪応!≫

 

俺の呼び掛けに応じたあと、皆は銃を構えて散らばった。

 

武田『さてと、俺も散策を開始するか…』

 

そう言ったあと、近くにあった建物に入っていった。

 

 

~七道山-一軒家~

 

武田『さて、ここは何があるんだ?』

 

俺は近くにあった一軒家に侵入すると、早速怪しげな置物が有った。

 

武田『な、何なんだ?』

 

そう言って置物に触れると、何やら“ガチャン!”と言う物音が聞こえた。

 

武田『怪しいな、中に入るか…』

 

俺は怪しげな雰囲気漂う一軒家の中に入って調査を開始した。

 

武田『誰かそこにいるのか!大人しく出て来い!』

 

シーン…

 

武田『反応なしか…でも簡単に調査は取り止めんぞ。』

 

カチャ…

 

そう言って銃を構えたあと、その一軒家のリビングに着いた。だが、そこは特に変わりが無く、ただ腐った食べ物が散乱していただけだった。

 

武田『チッ!何も無しか…』

 

俺はそう言って銃を下ろしたときに何やら後ろで気配を感じる。

 

武田『誰か後ろに居るのか?』

 

シーン…

 

武田『…』

 

静まり返った一軒家のリビングで、ただひたすらに気を集中させる。すると何やら急接近で迫る気配を感じたので、銃を構えて後ろに振り返った。

 

シーン…

 

武田『な、何なんだよ!』

 

俺はそう言って銃をしまって調査を再開したその時だった。

 

ドン!

 

武田『グハァ!?』

 

なんと、何も無いところで急に腹から衝撃が来たのだ。

 

武田『グゥ!』

 

ダダダダダン!

 

何かに攻撃された俺は直ぐ様銃で手当たり次第発砲した。すると、何か手応えが有った。

 

?≪グギャ!≫

 

武田『?』

 

俺は何処かで聞こえた声を不思議に成ってその謎の声が聞こえた場所に向かって発砲した。

 

?≪ウギャァァ!≫

 

ジジジ…ジジジ…

 

武田『グゥ!このやろう!姿を消すB.O.W.か!』

 

そう言って姿を現して息絶えたB.O.W.を見る。すると、外から銃声が聞こえたのだ。

 

武田『多分あの見えないB.O.W.だろう、怪我してなければ良いが…』

 

俺はそう願いながら、仲間の救援に向かった。

 

 

~七道山-廃村会館~

 

武田『大丈夫か?』

 

西宮『武田隊長!』

 

急いで仲間の救援に向かった俺は、皆が大しての怪我をしていないことに安心する。

 

秋郷『た、隊長!急に見えない何かに攻撃されてしまいました!』

 

武田『あぁ、見て分かる。俺もたった今その見えない何かを倒したばかりだ。』

 

小高『では正体は何ですか?』

 

武田『正体はやはり、B.O.W.だったよ。』

 

兜屋『またB.O.W.かよ!めんどくさい生物だな!』

 

武田『奴は実にめんどくさいから一旦建物の中に入るぞ!』

 

隊員一同≪了解!≫

 

そう指示を聞いた隊員一同を確認したあと、近くに建ってあった廃村会館に逃げ込んだ。

 

 

 ――――――――――

~????~

 

兵士『F.W様、瑞穂特戦隊のZECTチームがたった今中に入りました。』

 

F.W『そうか。』

 

兵士『いかがされます?』

 

F.W『ふむ、シーダクアはどうした。』

 

兵士『ZECTチームのチーフである武田 清継がシーダクアの存在に気付き、廃村に建ってある会館へ逃げて待機しています。』

 

F.W『流石はゴハン・レッドフィールドだ。非常に高い精神の持ち主だ。では、次の新型B.O.W.を投入せよ。そうすれば、“あの中”に入りざる負えなくなる。』

 

兵士『了解ですF.W様。では早速投入に掛かります。』

 

F.W『うむ、頼んだぞ。』

 

 

 ――――――――――

~七道山-廃村-村会館~

 

武田『も、もうここまで来れば大丈夫だ…しっかし、ここは広いなぁ。』

 

俺達は村会館であろう場所に一時侵入し、体力を回復するまで大間で休んでいた。

 

小高『ハァ…ハァ…た、助かったぁ。』

 

兜屋『何だよお前、凄くびびってたのか?だらしない…』

 

小高『ち、違いますよ!ただ見えない敵に攻撃されるのが嫌で嫌で…』

 

秋郷『それびびってんじゃない?』

 

小高が一言喋り出すと、皆がワイワイ言い始める。まぁ最近はこんなおちゃらけた話も良いなと思っていると、会館入口から物音が聞こえた。

 

ガタン!

 

武田『な、何だ?』

 

俺は気になって後ろを向く。すると今度は西宮が反応して喋り出す。

 

西宮『なんや、何の音やきぃ。』

 

仙林『気になりますね。』

 

武田『あぁそうだな。誰か見に行ってくれるか?』

 

菅家『じゃあ私が行きます。』

 

田辺『女性一人は危ないよ。この俺が行くぜ。』

 

武田『そうか、ではくれぐれも気を付けて見に行くんだぞ。』

 

田辺『了解!』

 

入口から聞こえた正体を知るために、自然な流れで決まった田辺が行くこととなった。俺の言う言葉に頷いたあと、田辺は入口に向かって行った。

 

武田『何か居ないことを望むぜ。』

 

西宮『そうやな。』

 

俺や西宮等がそう願っていると、激しい物音が聞こえ始めた。

 

ガタン!ガタガタガタン!

 

兜屋『な、何だ?今度は大きいぞ?』

 

棚原『何か嫌な予感がするな。』

 

武田『皆、銃を構えろ、攻撃準備だ。』

 

隊員一同≪了解≫

 

俺達は、何か嫌な予感がするので、いつ大間に来ても大丈夫な様に銃を構えて攻撃体制を取る。

 

ガタン…ドタン…

 

武田『く、来るぞ…。』

 

西宮『何か本当に嫌な予感するな。』

 

不可解な物音を発てながら迫る謎の正体に対して色々と独り言が止まらない隊員一同。すると、いよいよ姿が見えた。

 

バタン!

 

菅家『キャッ!』

 

兜屋『な、何だこれは!』

 

その正体とはなんと腕だった。不思議に成った小高が近寄ってみる。すると、その腕の持ち主は田辺だった!

 

小高『た、田辺?!大丈夫か!』

 

田辺『お、小高か…』

 

頭から血を流した田辺を小高は上半身だけ見えるように引きずり出す。すると、田辺から止めがかかってこう告げてくるのだ。

 

田辺『い、今すぐ…ここから…にげろぉ…は…やく…しろ…』

 

武田『大丈夫か田辺!今助けてやるからな!』

 

俺はそう言って怪我した田辺に近付こうとしたその時!

 

ジャキンッ!ザクッ!

 

田辺『グハァ!!』

 

右側から何か奇妙な物体が現れては、田辺の腹部分を手持ちの鎌でぶっ刺した。

 

隊員一同≪うわぁ!≫

 

棚原『な、何だアイツ…』

 

菅家『ま、まさか…テケテケ?』

 

そう、いきなり田辺の腹を鎌でぶっ刺した奇妙な生物はテケテケに似ていたのだ。田辺が最後の力を振り絞って俺らに警告した。

 

田辺『皆…早く…逃げろ!』

 

?≪ウギャアァァ!≫

 

ザクッ!

 

武田『撃てー!』

 

ダダダダダン!

 

?≪グアッキャァァァァ!≫

 

見知らぬ化け物に向かって必死に連発している俺達だが、兜屋が叫んだことにより、今有る状況に気づく。

 

兜屋『お、おい!会館の外から化け物が無数にいるぞ!』

 

武田『な、何だと?』

 

西宮『ま、マジでヤバイ数だ…』

 

そう、さっきのテケテケ似の化け物が、数千もの数を作り、ものすごい速さでこっちに向かってきているのだ。

 

菅家『ど、どうします?』

 

武田『そ、そうだな、あそこの扉は部屋なのか?見てきてくれ!早く!』

 

隊員一同≪了解!≫

 

俺が皆にそう指示をすると、菅家と仙林が逃げ場所探しに向かった。残った面々は大間のガラス張りに銃を構えて攻撃体制を作る。

 

棚原『ったく!今日はなんて日だ!』

 

武田『そう嘆くな!自分をしっかり持て!』

 

西宮『畜生!』

 

残った面々が愚痴を言いながら菅家と仙林の報告を待っていた。しかし、なかなか二人がやって来ず、気付けばあの大群の化け物は段々とこの会館に迫ってくるのだ。

 

武田『は、早くしてくれぇ!』

 

西宮『何やってんだアイツらは!』

 

兜屋『もうだめだ、お仕舞いだ!』

 

皆が愚痴を言って、あの大群の化け物に銃を向けて待っていた。ものすごい速さでこの会館にあの化け物が着きそうに成ったそのとき!

 

菅家『す、すみません隊長!部屋が見つかりました!下に続く階段が有ります!』

 

武田『よしきた!皆、地下室に向かうぞ!』

 

隊員一同≪了解!≫

 

俺は皆にそう言ったあと、猛スピードで地下室に向かって避難をした。他の隊員の俺に続いて地下室に入り、兜屋が最後扉を閉めたことによって無事に避難が完了した。

 

小高『た、助かったぁ。』

 

西宮『あれはマジで死ぬところだった…』

 

皆が息を切らして語り、その場に座ると、今度は地下室に有る扉から物音が聞こえたのだ。

 

武田『ちっ!今度は何だ?』

 

俺は舌打ちをして立ち上がって、地下室に有る扉に向かった。すると、そこから物音がはっきりと聞こえたのだ。

 

武田『怪しいな…』

 

そう言って扉を開けた瞬間、驚きの光景が広がっていた。

 

武田『け、研究施設だと?』

 

その驚きの光景とは、何と研究所だったのだ。俺がそう呟いていると、研究所で働いている人々に見つかってしまった。

 

研究員1『お、おい!アイツ!』

 

研究員2『ふ、不法侵入だ!特殊部隊を呼べ!』

 

武田『ま、まずい…』

 

俺はそう呟いていると、研究所の特殊部隊が到着し、俺に向かって発砲してきた。

 

ダダダダダン!

 

ダンダンダダン!

 

武田『クッ!くそぅ!』

 

ダダダダダン!ダン!

 

その場で始まってしまった特殊部隊vs俺。激しく銃撃戦を繰り広げるなか、この騒ぎを聞き付けて、西宮と兜屋が来た。

 

西宮『ど、どうしたんや!』

 

兜屋『うわっ!銃撃戦!』

 

武田『西宮、この俺を援護しろ!そして兜屋は他の隊員を呼んで援護しろ!』

 

西宮・兜屋≪了解!≫

 

俺は彼らにそう言ったあと、指示通りに動いた。果たして、この実態を抜け出すことが出来るのであろうか…

 

 




お久しぶりです。私はあの飯能市で登場した古畑任三郎です。あれからというもの、八王子警察署から瑞穂警察署に異動したあと、度々起こる生物災害の調査に取り組んでいます(本当は、推理が大好きなのでやりたいのですが…)。

次回のバイオハザード~恨みの利用~は、第三十話~状態と事態~。お楽しみにしてくださいね。

作者感想

いや~大変だった。ストーリーにも行き詰まるし、文字数に悩んだり…本当に忙しいです。だからって、この小説をほっとくわけにはいかないからなぁ。まぁ次回をお楽しみください!以上、作者の本条 信治からでした~。

第二十九話終了
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