バイオハザード~恨みの利用~   作:Naveruzu

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主演者挨拶

どうも、俺は瑞穂特戦隊の隊員である笹賀 弘宣だ。劇中にあの本条 信治刑事と会うことは多分無いかな?そもそもこの話にすら登場しないかな?まぁ分からないが…それでは本条パラレルワールドへ行ってらっしゃ~い!!



第三十四話~生と死~

~武蔵村山市-七道山研究所-資料室~

 

田辺『フリーザ・ウェスカー様、まずは瑞穂特戦隊の第2幹部の西宮 公太の撃退、おめでとうございます。』

 

俺の名は田辺 宏之。あのウザったい西宮 公太をフリーザ・ウェスカー事本条 信治様が始末して下さったのでお祝いの言葉を送った。

 

本条『あぁ。だがこれはお前の功績でもあるからありがたいと思え。』

 

田辺『は、心に刻んできますフリーザ・ウェスカー様。』

 

本条『うむ。』

 

俺はそう言ってくれたフリーザ・ウェスカー様(以後F.W様)に敬意を示すと、誰かがやって来た。

 

?『F.W様、バンブーキン・アーロマの部隊はどういたします?』

 

本条『うむ、今どんな状況だ。』

 

F.W様と会話を始めたのはD.C=ドドリア・コーエン事佐治 裕太だ。彼はF.W様の側近No.2で、様々な事を忠実に行う人物。因みにこの組織:ミズホ・アンブレラ社の武力派である。

 

佐治『はい、今は実験室で調査中でございます。』

 

本条『そうか、では始末に向かえ。だが死体はほぼ綺麗に残しておけ。生体実験で使えるからな。』

 

佐治『了解。始末の際は少人数の部下を連れて向かいます。』

 

本条『うむ、頼んだぞ。』

 

D.CさんはF.W様に敬意を示したあと、彼は彼所属の部下に連絡を取りながらバンブーキン・アーロマ=笹賀 弘宣の始末に向かった。すると今度はすれ違いで美を意識した綺麗なスーツを着た男性がやって来た。

 

本条『どうしたんだ?ザーボン・ラダメス、何か情報でも持ってきたのか?』

 

?『はっ、ゴハン・レッドフィールドの事でございます。』

 

F.W様が話し掛けたこの人はザーボン・ラダメス事久田 勝司。F.W様の側近No.1で頭脳派。F.W様の次に権力のある人物で、私はそのZ.R様の部下である。

 

?『はっ、ゴハン・レッドフィールドの事でございます。』

 

本条『そうか、申せ。』

 

久田『はっ、ただいま容収所でカカロット・バートンと合流したとの情報が。』

 

本条『いよいよ私の出番か…』

 

田辺『作戦上手くいきますかね…』

 

俺がボソッと呟くと、Z.R様が俺に反論してきた。

 

久田『何、F.W様を侮辱しているのか?』

 

田辺『い、いえそんなことは…』

 

久田『誤魔化しても無駄だ、白状せい!』

 

本条『いや良いのだよ。実際成功するか分からん。』

 

Z.R様が激しく俺に問いかけるなか、F.W様が止めてくださった。それにZ.R様が戸惑いながら喋る。

 

久田『で、ですがF.W様…この案はゴハン・レッドフィールドを始末するために…』

 

本条『これは裏切り者、反逆者を処刑するために実行しただけだ。ゴハン・レッドフィールドの始末は運が良かったらの話だ。』

 

久田『そ、そうですか…』

 

Z.R様がそう言ってかしこまるなか、俺はF.W様に前々から持っていた疑問を思い出し、こう打ち明けた。

 

田辺『F.W様、一つ疑問が…』

 

本条『何だ、申してみよ。』

 

田辺『何故F.W様は、バイオテロや違法な生物実験等を行うのですか?』

 

そう、前々から持っていた疑問とは、何故バイオテロ関係にこんな熱心なのか。するとまた、Z.R様が突っ込んでくる。

 

久田『何だ、F.W様の思想に反論する気か!ならばこの私が…』

 

Z.R様がそう言って銃を構え始めた。するとまたF.W様が止めてくださった。

 

本条『よせ、Z.Rよ。』

 

久田『で、ですが……わ、分かりました…』

 

本条『…で、何故この私が違法を行うのかと言う疑問だっけな。』

 

田辺『は、はい…』

 

本条『それは悪いが返答できない。だだ、これだけは覚えておけ。“人間を進化させる”と言う計画の名を…』

 

俺に向かってそう言ったF.W様はZ.R様を連れて立ち去ろうとした。するとZ.R様は俺にこう告げた。

 

久田『おい田辺、新型B.O.W.の様子を見てこい。』

 

田辺『わ、分かりました。』

 

Z.R様の言葉にそう返答したあと、俺は新型B.O.W.を保存してある隔離室に向かった。

 

田辺『F.W様が言っていた“人間を進化させる”計画か……なかなか面白いお言葉……何と無くF.W様の思惑が分かってきた…。』

 

俺は小声でその言葉を呟いたあと、改めてF.W様の為に着いていくと言う忠誠心を誓うのであった。

 

 

 ――――――――――

~七道山研究所-通路~

 

武田『本条刑事、ここからは分かれ道ですよ?』

 

俺の名は武田 清継。今、実験室にて再会した本条 信治刑事を連れて研究所内を調査していた。そしてしばらく進んでいると、二つの分かれ道が有った。

 

本条『そうか…なら、3,2人に分かれよう。ここには5人いるからな。』

 

小高『そうですね。』

 

武田『じゃあ俺に着いてくる人は小高と本条刑事で、久松に着いていく人は菅家で良いな?』

 

俺は本条刑事の案で早速グループ構成を始めたあと、皆にそう問いかけたら一同が承認した。

 

久松『では皆が同意したってことで行動を開始しようぜ。』

 

武田『そうだな、ではまた何処かで会おう。』

 

本条『念のためトランシーバーを持っていけ、この先何が有るか分からないからな。』

 

小高『了解です。』

 

本条刑事の勧めでトランシーバーを俺と久松が受け取ると、俺らはお互いを見合って合図をだし、それぞれ別の道に進んだ。

 

武田『また久松と離れ離れか…まぁ頑張って久松とまた再会しよう。』

 

俺はそう心で決心すると、本条刑事と小高を連れて、久松グループとは別の道を進み始めた。

 

 

~七道山研究所-通路~

 

武田『なかなか収穫は得られませんねぇ。』

 

俺達武田グループは、先の分からぬ道に行き、見落としが無いように見付けた部屋を一つ一つ探していたが、なかなか良い収穫は得られてなかった。

 

本条『まぁこの研究所は余り知らないし施設も余り掌握してないから仕方無い。』

 

武田『そうですね…』

 

本条刑事の言葉でガックシと肩を落としていると、先に行って調査をしていた小高が何やら慌ててやって来た。

 

小高『武田隊長!』

 

武田『なんだ小高、何か有ったんか?』

 

小高『は、はい!只今この場所から約200メートル先に驚きの部屋を見付けました!』

 

本条『おぉ~、優秀だな。』

 

武田『そ、それはほ、本当か?』

 

小高『はい!着いてきてください!』

 

武田『わ、分かった。』

 

俺は激しく息切れしている小高の後を着いった。そしてその問題の部屋に近付いてきた。

 

武田『ここは何の部屋だ?』

 

本条『多分研究結果室だと思うぞ。』

 

小高『い、良いから来てくださいよ!』

 

武田『分かった分かった…』

 

本条刑事と俺で問題の部屋は何の役割を果たしている部屋なのかを考えていると小高がうるさく来てくれと言うので仕方無く向かった。するとそこは衝撃が有った。

 

武田『うわ……ヤバイ量の資料だ……』

 

何とその部屋には、沢山のB.O.W.に関する資料が保存されていたのだ。これは大収穫と喜んで資料を調査していた。

 

小高『こんな沢山有るなんて夢じゃ有りません?』

 

武田『そうだな、本条刑事はどう思います?』

 

俺がそう言いながら顔を横へ向く。するとそこには、本条刑事の姿がなかったのだ。

 

武田『どうしたんだ?』

 

小高『さ、さぁ…こ、怖いですね。』

 

武田『あぁそうだな。』

 

本条刑事は何故いきなり姿を消したのかを疑問に思いながら今度は話し掛けてきた小高に顔を向ける。すると、俺の後ろを見ながら小高はこう叫んだ。

 

小高『武田隊長!後ろ!』

 

武田『ん?グァッ!』

 

ドガッ!

 

俺は急に叫ぶ小高の見ている方向へ顔を振り返らせると、いきなり人に殴られて後ろにすっ飛んだ。

 

小高『だ、大丈夫ですか?』

 

武田『グッ!いってぇ…貴様だ……!』

 

思いっきり研究結果室の壁にぶつかった俺は、痛みながら睨み付けるような顔で前を向く。するとそこには、また消えたと思ってた本条刑事の姿が有ったのだ。

 

武田『た、隊長?!な、何しているんです?』

 

本条『フ、お前を排除するための行動だ。』

 

小高『排除するための行動?』

 

武田『じょ、冗談ですよね?』

 

本条『冗談な訳無いだろ。そしたら思いっきりお前を蹴り飛ばしたりしない。』

 

小高『ま、まさか本条さん、ミズホ・アンブレラ社側の…人間?』

 

本条『その通りだ。君は冴えてるねぇ。じゃあね。』

 

さっきの言葉に未だ混乱している俺をよそに、本条刑事は入口付近に有る棚を倒し、ライターを取り出して火を出す。

 

武田『まさか…そんな…何故こんなことをするんですか隊長!』

 

俺は動揺しながら火を出して見つめる本条刑事に問い掛けた。すると、こう話してくれた。

 

本条『それは実験のためだ。ご協力願う。』

 

小高『断る!お前のために生まれてきた存在じゃない!』

 

武田『…そ、そうだ!このミズホ・アンブレラ社の使いめ!貴様なんか我々が逮捕してやる!』

 

本条『さぁそれはどうかな?』

 

俺が混乱から覚めてそう言うと、本条はライターから出てる火を、棚を倒した際に出た書類に移して火事を起こした。

 

メラメラ…

 

武田『な、何?』

 

小高『だ、大事な書類じゃないのかよ!』

 

本条『これは所詮燃やすための物…では達者でなゴハン・レッドフィールドとサルサ・カーよ。』

 

小高の問いかけにたいして本条はそう答えると、その場から直ぐに姿を消した。

 

武田『は、早くこの部屋から出るんだ!紙質のせいか、段々と燃えがひどくなってく!』

 

小高『そ、そうですね!ゴホッゲホッ!』

 

武田『だ、大丈夫か!ゲホッゴホッ!』

 

俺達は絶体絶命のピンチだった。今いる部屋がみるみるうちに炎が拡がって、息苦しい空間と成っていく。

 

小高『ゴホッ!も、もうだめです!ゲホゲホッ!俺達は息ができずに死にます!』

 

武田『そ、早々諦めるな!ゴホゴホッ!少しでも出口に近付け!ゲホッ!』

 

余りの息苦しさに、今でも死にそうな小高にそう言って自分は出口に近付いたが、どんどんと炎が拡がっていくのでなかなか行けなかった。

 

小高『も、もうだめだ…ゴホッゴホッ!』

 

バタン!

 

武田『お、小高!ゲホッゴホッ!グッ!』

 

ドタン!

 

武田『ち、ちくしょう…』

 

俺は倒れた小高に声をかけるが、今度は自分も倒れてしまった。酸欠で動けなくなった俺達は死を覚悟した。

 

武田『(これは本当に死ぬかもな…この世とおさらばか…ってん?)』

 

死にかけの状態でそう思っていると、出入口らしき所から、段々と炎が消えていった。どうやら外から消されているらしい。

 

武田『(な、何だ?何が起きたんだ?…もしかして本条が呼び寄せた仲間?…そうか、俺達は実験台にされちゃうんだ…)』

 

俺はそう冷静になって絶望に落ちていると、消えた所から人が現れた。その人達は何をいっているのか分からない状況だった。

 

?『…長!』

 

?『大…夫………!』

 

武田『(も、もうだめだ…)』

 

助けに来たその人達の言葉を理解しようと聞き耳を立てていたが、物凄く燃える炎の中に居たせいか、どっと疲れが来て段々と意識が遠退いていき、遂には完全に意識を失った。果たして俺は死んだのだろうか。

 

 




俺は…死んだのか?どうも、主人公の武田 清継です。あの部屋はただ俺と小高を火だるまにして殺すための部屋だったのか?あまりに酷すぎる…

次回のバイオハザード~恨みの利用~は、第三十五話~計画と実験~。絶対に見てくれよな?

作者感想

投稿に結構時が経ってしまいすみませんでした。また、急ぎ気味で書いたので急展開に成ってしまいました。本当にすみません。次回もかなり後になると思います。ではまた何処かでお会いしましょう~!アデュー!

第三十四話終了
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