バイオハザード~恨みの利用~   作:Naveruzu

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主演者挨拶

やぁ、俺の名は久松 悟朗だ。役者は疲れるよ~早く起きなきゃアカンしなぁ。色々としなきゃいかんし…まぁ辞める気は無いので勘違いしないように…では本編をどうぞ!あ、あと、第五章が一話延長になりますよ!楽しんで!

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不定期連載中!

『サイコブレイク~終わらぬ野望~』

作者の作品『バイオハザード~恨みの利用~』の世界と共通している東京23区内で起こる怪奇事件に立ち向かう物語!興味の有る方は是非ご覧ください!そして感想を下さいますようお願いします!只今、第四話を作成中!それではお楽しみにしてください!!


第三十七話~偽りと布告~

~武蔵村山市-七道山研究所-通路~

 

武田『ったく!奴は何処へ消えた!』

 

俺の名は武田 清継。瑞穂特戦隊のリーダーだ。あれから約2日(多分だが…)、瑞穂警察の裏切り者:本条 信治を追ってくまなく探していた。勿論、資料等の採取などもしている。

 

久松『奴はそう簡単に見付からんぞ。』

 

俺の台詞に反応したのは良きライバルの久松 悟朗。少し前まで危険な目に会っていた人だ。俺は小高を連れて久松の所へ駆けつけ、苦しめている幹部を何とか撃退。そして久松の怪我の手当てをしたあと、彼と共に裏切った元刑事を追って今に至るのだ。

 

小高『確か、久松さんが絶体絶命の時点で五時間半って言っていたのであれば、今は多分脱出の準備をしていると思いますよ。』

 

久松『だとしても約50分近くは経っているぞ。その間に逃げ出しているのかも。』

 

武田『確かにそうかもな。』

 

俺は二人の予想に納得していた。すると突然研究所内にアナウンスが流れた。

 

アナウンス≪ビー、ビー、ビー≡異常事態発生!研究所内に最強B.O.W.が逃げたしました!研究所にいる皆さんは速やかに避難してください!くりかえします!異常事態発生!研究所内に最強B.O.W.が逃げたしました!研究所にいる皆さんは速やかに避難してください!…≫

 

小高『な、何だって?!』

 

久松『まさかこのタイミングで…』

 

武田『多分本条 信治による意図的な事だ。俺達は冷静に行動するぞ。』

 

二人≪了解。≫

 

急に流れたアナウンスで少し動揺している久松達にそう言うと、彼らは返答して次の行動に移したのだ。

 

小高『武田隊長、これ見てください。』

 

武田『ん?なんだこれ…』

 

久松『誰かの“血”じゃないですか?』

 

武田『久松、お前人体系は無理なのに今は簡単にその言葉を使うように成ったな。』

 

久松『そりゃこんな環境に居たら嫌でも馴れるわ。』

 

武田『そっか。で、この血は誰のだろうな。』

 

小高『被験者の血って事も有り得ますよ。』

 

武田『よし、DNA検査に出すから採取してくれ。採取したら笹賀達に合流するぞ。成るべく証拠が生きているうちに応援を呼びたい。』

 

小高『分かりました。』

 

俺の指示に了承した小高は、早速血の採取を始めた。そしてある程度調査をしたあと、俺達は他の調査をしている笹賀達の所へ合流しに向かっていった。

 

 

~七道山研究所-廊下~

 

武田『もうすぐで西宮がいる部屋に着くぞ。』

 

俺達は迷路のような通路を難なく乗り越えた。時々従来のB.O.W.に出くわしてしまったが、これも難なく撃退して無事に生きている。

 

久松『本当に大丈夫なのか?西宮って奴に待たせておいて…』

 

武田『大丈夫だ久松。アイツはガチの仲間だ。』

 

小高『そうですよ。彼は僕らを助けたんですから。』

 

久松の疑いの台詞に対してそう話し、何とか信頼を持たせた。すると突然大きな音が成った。

 

バコンッ!

 

久松『ど、どうしたんだ?』

 

武田『さ、さぁな。一体なんな…』

 

さっきの音で動揺する久松に対して俺がそう告げようとしたその時だった。

 

西宮『グアァァァァァァ!!!』

 

ドコンッ!!

 

小高『に、西宮さん!』

 

何と、あの部屋で待機していた西宮が、扉をぶっ壊して出てきたのだ。俺達は近寄る。

 

ダダダダ…

 

武田『だ、大丈夫か西宮!』

 

西宮『…』

 

久松『駄目だ、奴は意識を失っている。』

 

武田『畜生…一体誰だこんなことをした奴は!』

 

?『それは私かもな。』

 

武田『んだとて…めぇ…!』

 

俺は久松からそう告げられたあとにこんなことをした奴は誰だと怒り狂っていると、西宮が飛ばされた所から声が聞こえたので睨みながら振り返った。するとそこには、あの裏切り者:本条 信治が立っていたのだ。

 

本条『また会ったな、ゴハン・レッドフィールドとカカロット・バートンそして、サルサ・カーよ。』

 

久松『お前!こいつに何をした!』

 

本条『このゴミにちょっと眠ってもらおうと思ってね。』

 

武田『な、何がゴミだと?』

 

本条元刑事が西宮をゴミ呼ばわりにしている事に対して睨みながら反論した。すると本条は、我らに向けてこう告げてきた。

 

本条『仲間のために動く…やはり君は最高傑作だよ。我々の研究に協力してくれているだけ有る。』

 

武田『はぁ?な、何を言っているんだよ。俺は貴様と協力して無いぞ!』

 

本条『いや、君はもう協力しているんだよ。』

 

武田『な、何?』

 

小高『本条さんの発言は何一つわかりませんが?馬鹿なんですか?』

 

久松『一言余計だが、小高の言う事にも合っている。どういう事だ本条!』

 

本条『さぁ、みれば分かる。』

 

本条はそう言うと横へ移動した。すると突然何者かが飛び出してきた。

 

?『ハァ!』

 

小高『グオォッ!!』

 

ドコンッ!

 

武田『お、小高!!』

 

俺は勢いよく飛ばされた小高の近くに駆け寄る。無事に生きてはいたが、かなりの重症をおっていた。

 

久松『な、何ていう威力だ…』

 

武田『貴様を許さねぇ!』

 

本条『下らん感情だ……そんなもの、この私が消し去ってやる。』

 

久松『何だと?』

 

本条『凝らしめなさい、被験者よ。』

 

?『了解…』

 

俺達に向かって話したあと、被験者を使って排除しようと動き出したのだ。

 

?『貴様らを殺す…』

 

武田『お前は血迷ったか!ここで俺達を殺せば一生元の人間に戻れなく成るんだぞ!』

 

?『笑止!ハァ!』

 

武田『ウォォ!!』

 

バゴン!

 

久松『た、武田ぁ!大丈夫か!』

 

ガラガラ…

 

武田『だ、大丈夫だ…そ、それより、あの被験者を倒さないと死ぬぞ俺達…』

 

久松『だな。ここは一丁本気で行かせてもらうぜ?』

 

被験者に吹き飛ばされた俺を心配して駆け寄り、ハーブ(因みにラクーンシティ生存者が作り出した物)で治療したあと、怒り満ちながら拳を作り出して攻撃を開始した。

 

久松『貴様!』

 

ドコンッ!

 

武田『久松!迂闊に乗り込むな!』

 

久松『わ、分かっとる!クッ!』

 

?『…ハァ!』

 

久松『グォォ?!』

 

ドゴンッ!

 

武田『久松!』

 

本条『フ、フハハハ…精々そうしているが良い…』

 

武田『あ、待て!』

 

久松と被験者の取っ組み合いをみて高笑いをしたあと、その場を去ろうと動き出した。それを見た俺は行かせまいと銃を構えて向かうが、そこに被験者が立ちはだかる。

 

?『…どうしたのだ…武田警部…』

 

武田『グッ!』

 

久松『た、武田ぁ。』

 

俺は被験者に思いっきり掴まれて身動きが出来なくなっていた。

 

武田『グ、グググググ…』

 

?『…今すぐ引き返せ!』

 

バシンッ!

 

武田『グアァァァァァァァ!!!!』

 

ドゴンッ!バンッ!

 

被験者は俺の顔を見たとたん、その言葉を言って思いっきり投げ飛ばしたのだ。

 

久松『な、何なんだアイツは!』

 

その様子を見て唖然とする久松。そこへ被験者が殺意を丸出しにして彼に襲い掛かる。

 

武田『久松!』

 

グサッ!

 

久松『た、武田?!』

 

?『…』

 

俺は久松を殺そうとする被験者に向かって彼を庇い、その代償として右腹を手刀によって刺された。

 

武田『グゥゥ!』

 

久松『だ、大丈夫か武田!…貴様!』

 

武田『おいやめろ!お前死ぬぞ!』

 

久松『構わん!ウォォォォォ!!!』

 

?『…フンッ!』

 

バンッ!

 

久松『グアァァァ!!』

 

武田『ひ、久松!』

 

久松が怪我した俺の代わりに被験者に向かって攻撃を繰り出すが、それはあっさりと避けられ、返り討ちを受けてしまう。

 

武田『ち、チクショウ…こ、こうなるならもっと鍛えておけば…』

 

?『…死ね!』

 

被験者は俺を見ながらそう告げて手刀を繰り出す。俺はそれをみて完全に戦意が失い、覚悟して死を受け入れようとした。

 

?『…消えなさい!』

 

武田『グッ…』

 

?『ハァァ…』

 

バンッ!バンッ!

 

?『キャッ!』

 

武田『?』

 

俺は何故死なないのかが理解できなかった。と言うのも、何故身の前の被験者は急に叫び始めたのかにも疑問を浮かべた。俺はそっと目を開けて見る。すると、そこには苦しみ出す被験者の姿が有った。

 

武田『い、一体何があったんだ…』

 

そう言って唖然としていると、誰かが俺に向かって声をかけた。

 

?『武田警部!』

 

武田『ん?』

 

俺は呼ばれたので振り返ってみる。すると声をかけたのはあの人だった。

 

武田『あ!お、お前は!』

 

?『そうです!私、干潟 鈴美です!』

 

そう、同じ警察署仲間である干潟 鈴美と言う女性警官だったのだ。彼女は主に現場後処理の担当だが、何故ここにいるのかを疑問に思い、俺は彼女に問い掛けた。

 

干潟『だ、大丈夫ですか?』

 

武田『あ、あぁ大丈夫だが何故お前がここにいるんだ?別の場所で調査をしていたんじゃなかったのか?』

 

干潟『実際にはそうなんですが、事実は違うんです。』

 

武田『どう言うことだ。ちゃんと説明しろ。』

 

俺がそう言った瞬間、苦しんでいた被験者がこちらに殺意を募らせながら襲い掛かってきたのだ。それと同時にその場が揺れ始めた。

 

?『…死ね…死ね死ね死ねぇー!!!』

 

ドドドドド…

 

武田『な、何だこの揺れは…』

 

干潟『ま、まさか、これはパワーを溜めているのでは?』

 

武田『な、何?襲い掛かりながらパワーを溜められるのか?!』

 

干潟『そ、その様ね…』

 

情報機関の干潟がそう言った事によって驚きを隠せないでいた。それと同時に裏切り者の本条は一体どんな事してこんなB.O.W.を作り出したんだよと思っていた。

 

?『死ね死ね死ね!!!』

 

武田『や、ヤバイ殺される!!』

 

干潟『キャー!』

 

?『とどめ!』

 

被験者はそう言って大規模な攻撃を繰り出した。俺はその場でまた死を覚悟した。

 

 

 

?『大丈夫ですか?』

 

武田『ん?』

 

俺はまた死んでいないことに気付いた。何故だと思いながら目を開けると、今居る場所が被験者の居た場所より少し離れた場所だった。

 

武田『な、何で助かっているんだ?そもそも君は誰だ?』

 

何者かに向かってそう告げると、その何者はこう話してくれた。

 

?『私は干潟さんの新たなメンバーです。』

 

武田『は?』

 

?『では私はあの被験者を止めます!』

 

武田『ちょ、ま、待て!』

 

俺に向かってそう話すと、暴れている被験者を止めに俺の制止を振り切って行ったのだ。

 

武田『あ、アイツ死ぬぞ…早く助けないと!』

 

そう言って助けに向かおうとした時、また誰かが俺に向かって声をかける。俺は声が聞こえた方向に顔を向けると、その正体が干潟だと知る。

 

干潟『待って…そのままにして…』

 

武田『は?そのままにしちゃうと奴が死ぬぞ?』

 

干潟『い、良いのよ…彼は決意を決めて戦いに挑むの。』

 

武田『ん?それはどういう事だ干潟。』

 

俺が不思議に思ってそう問い掛けると、干潟はその理由を長々と語り始めた。

 

干潟『……実はあの被験者…』

 

武田『…何だよ、あの被験者が何なんだ?』

 

干潟『……彼の妻なの。』

 

武田『え?!そ、そうなの?!』

 

干潟『…えぇ…』

 

俺は干潟の発言に驚きを隠せないでいた。すると、先程俺達を助けてくれた人物が被験者に向かって攻撃を繰り出した。あと伝えてなかったが、俺達と遭遇してからずっと付けていた鉄の仮面が衝撃で取れた。

 

被験者『…?!』

 

?『…島崎っ…目を…目を覚ましてくれ!』

 

被験者『…』

 

?『俺は…お前が俺の元に戻ってくることを信じてる!』

 

被験者『…笑止!!』

 

バゴンッ!

 

彼は被験者に向かってそう告げるが、反応が無い様で直ぐに攻撃に成ってしまった。彼は辛い顔をしながら対抗していた。

 

ドガッ!バコッ!

 

?『頼む島崎!目を覚まして俺の元に戻ってきてくれ!』

 

被験者『…』

 

?『やはりダメか…ならすまないけど本気で行かせてもらうよ!ハァァ!!』

 

バンッ!

 

被験者『グッ!?』

 

彼と被験者は重い空気を作り出しながら戦いが進んだ。そこへあの憎き声が聞こえた。

 

本条『フハハハ!何て言う無様な雰囲気だろう…これは傑作だよ。なぁ?ゴハン・レッドフィールドよ。』

 

武田『き、貴様ぁ!』

 

干潟『憎い男…』

 

そうあの憎き声は裏切り者の本条だった。奴は更に語りかけてくる。

 

本条『フ…ゴハン・レッドフィールド…素晴らしい睨みだよ。』

 

干潟『貴方、人の状況を他人事の様に見るんだね…最低!』

 

武田『早く彼の妻を戻してやれ!』

 

本条『フ…良いだろう。戻してやる。』

 

武田『は?』

 

俺は恨みや険悪感を持ちながら、必死になって元に戻すように告げたら裏切り者の本条はそれを了承して胸ポケットからなにかを取り出して発射した。

 

ピュンッ!グサッ!

 

被験者『ヒャッ!グゥゥ…』

 

?『大丈夫か島崎!』

 

武田『お、おい貴様!』

 

本条『おっとすまない、ウィルス強化剤を投与してしまったよ。ハハハハ!』

 

武田『何て奴だ…』

 

干潟『この世で一番最低!』

 

本条『そんなに悲しむなよ諸君。良い研究が出来るんだから。』

 

武田『何が良い研究だ!』

 

高笑いをしている本条に対し、銃を彼に向ける。すると彼はビビる事なく俺達に語りかけた。

 

本条『そんな馬鹿みたいに威嚇をするな。ほら、彼が自我を忘れた披験体に殺られるぞ?』

 

武田『何?』

 

俺は本条にそう言われたため、彼と被験者が居る方へ顔を向けると、そこにはボコボコにされてる彼の姿が有った。

 

?『グハァ!』

 

バタリ…

 

武田『だ、大丈夫か!』

 

干潟『…』

 

本条『素晴らしい研究結果だ!これで更なる良いB.O.W.が開発できる!』

 

武田『貴様いい加減にしやがれ!!』

 

干潟『貴方なんて消えてしまえば良いわ!』

 

俺達が本条の愚痴を言っていると、彼の叫び声が聞こえた。

 

?『ギァァァ!』

 

干潟『大迫さん!大丈夫?』

 

武田『お、大迫?』

 

俺は不思議に思ってまた干潟に問い掛けると、彼女はこう答えた。

 

干潟『彼の本名よ。七道山で最後の行方不明者。』

 

武田『そ、そうなんだ。それをお前は見付けた。お手柄だぞ?』

 

干潟『いいえ違うわ。失敗だわ。』

 

武田『え?』

 

七道山失踪で行方不明と成っていた最後の人物:大迫 雅弘さんを見付けたことを誉めると彼女は首を振って否定した。

 

武田『それは何故だ!』

 

俺が否定した干潟に向けてそう問い掛けた。すると、彼女はこう答えたのだった。

 

干潟『これは大迫さんの死が確定する…』

 

 




次回予告

大迫『…ごめんな島崎…』

島崎『グゥ!ギギギ!』

本条『素晴らしいショーだったよ。実に実に素晴らしい!』



オッス!オラ、フリーザ・ウェスカー=本条 信治だ!久し振りに明るく挨拶してみたぞ!非常に次回が楽しみだ!

さて、次回のバイオハザード~恨みの利用~は、第三十八話~決意と脱出~。みんな!絶対に見てくれよな!

作者感想

すみません、次回予告の台詞を載っけることができませんでした。本当に申し訳ございません!ですが、次回は絶対に載っけますから!ではまた何処かでお会いしましょう~!アデュー!

第三十七話終了
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