バイオハザード~恨みの利用~   作:Naveruzu

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主演者挨拶

よ~!俺の名は大迫 雅弘だ!設定だと年老いていたのだが(中年おじさん)、ウィルスの影響で少しずつ若くなって行ったぞ。どういった作用なんだろう…ちょっと分からないですね。今回の話は少し短いです。それでは本編をお楽しみください!

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不定期連載中!

『Villain〜暴走する男〜』

本石 明正が文を描き、編集や最終調整は本条 信治が行うアウトレイジに似た小説!平均5000文字!超ボリュームで連載しているこの小説に興味がある方は是非是非ご覧ください!そして本石さんに感想をお願いします!



第三十八話~決意と脱出~

~七道山研究所-???~

 

干潟『これは大迫さんの死が確定する…』

 

武田『はぁ?』

 

俺の名は武田 清継。行方不明者が多発する七道山での調査を行っていくうちに、かつての刑事課長:本条 信治が赤嶺研究所からの黒幕と判明。衝撃な事実を知りながら調査をしていき、今に至る。

 

武田『奴の死が確定する?何を根拠に言っているんだ!』

 

干潟『…見れば分かるわ…』

 

悲しそうに彼の戦いを見る干潟は俺の問いかけに対してそう告げると、指を指した。俺は不思議に思いながら見ていると、彼の戦いが段々と変化しているのが分かった。

 

ドガッ!バコッ!

 

大迫『グググ…』

 

島崎『グッ!ハァァ!』

 

大迫『グアァァァァァ!!!』

 

ズズズ…

 

武田『!?』

 

俺は干潟の指した理由に疑問を抱いて見ていたが、大迫と呼ばれる俺達を助けた人物が段々と追い詰められているのが分かった。

 

武田『ひ、干潟…ま、まさか彼は…』

 

干潟『そう、彼は被験者でもあったからウィルスを投与してるの。だけど余りウィルスとの相性は良くないみたい。』

 

武田『そ、そんな…』

 

そう、彼は今戦っている被験者と同じ何らかのウィルスを投与をして居るのだが、あの被験者と違ってウィルスとの相性が悪く、思い通りのパワーを扱えずに攻撃をされていたのだ。

 

バンッ!ドガッ!

 

大迫『グゥッ?!』

 

島崎『…死ね!』

 

俺達は被験者に首を掴まれている大迫の死に様を哀れだと思うと同時に、彼を研究に使った本条を深く恨んだ。すると、何処からか大迫に援助する人が出てきたのだ。その人をよく見るとそれは久松だったのだ!

 

久松『死なせるかよ!ハァァ!』

 

島崎『?!』

 

ドガッ!

 

大迫『グハァ!…ハァ…ハァ…』

 

久松『大丈夫か!』

 

久松は死にそうな大迫を助け、より安全な場所へ移動して彼に話しかけた。すると彼はその声かけに返答する。

 

大迫『ハァ…だ、大丈夫です…』

 

久松『君、大迫って言うんだっけ。』

 

大迫『あ、はい…?』

 

久松『そうか、じゃあ君に告げる。今のままでは駄目だ!覚悟を決めて彼女を救い出せ!』

 

大迫『ひ、久松警官…』

 

本条『な、なんだ?何が起きている!』

 

重症を負っている大迫に対し、久松が急に助言を始めたので裏切り者の本条は動揺する。すると大迫は立ち上がり、怯んでいた被験者に向かって構えをとった。

 

武田『な、何をするんだ?』

 

干潟『…彼は久松の助言で完全に覚悟を決めて戦いに望むわ。』

 

武田『何ぃ?!』

 

大迫『…』

 

スタスタスタ…

 

本条『被験者よ!お前は出来る!だから奴等を潰せ!』

 

島崎『…了解!』

 

ダッ!

 

本条の指示を聞いて動き出した被験者は拳を作り出して大迫に向かって攻撃を繰り出した。しかし、その拳は大迫の掌で止められていた。

 

ドンッ!

 

島崎『…?!』

 

グググ…

 

大迫『…ごめんな島崎…今のままでは俺が殺られる…』

 

島崎『グゥ!ギギギ!』

 

大迫『お前の手を俺の血で汚したくない。だから…そうならないように島崎はこの俺が覚悟を決めて倒すよ!ハァァァ!』

 

島崎『グッ!グッ!…?!』

 

大迫は妻の島崎に悲しみと覚悟を告げると、もう片方の手でパワーを溜め始めた。

 

島崎『?!』

 

大迫『島崎…ゴメン!悪いが倒す!ハァァ!』

 

島崎『グググ…グハァァ!!』

 

被験者は大迫の掌によって身動きが出来ない状態のまま、彼のパワーに破れた。

 

武田『…』

 

干潟『…』

 

久松『…』

 

俺達瑞穂警察の面々は、余りの悲しい結末に黙り混んでいた。すると、拍手と共にまたあの憎き声が聞こえたのだ。

 

パチパチ…

 

本条『素晴らしいショーだったよ。実に実に素晴らしい!』

 

武田『き、貴様ぁ!』

 

干潟『貴方、この夫婦に一体何をしたか分かってるの?』

 

本条『あぁ分かってるよビーデル・ウィンターズ。私はこの夫婦に行く末を決めさせた。つまり制裁を下したのだ。ハハハ素晴らしい事ではないか。ハハハハハ!』

 

武田『き、貴様!絶対許さねぇ!』

 

久松『アイツ!』

 

ダダダダッ!

 

本条『フ、愚かだ…ハァァ!』

 

ゴービュンッ!!

 

二人≪グッグググ?!≫

 

俺達は本条(と護衛)に向かって走り出す。すると彼は波動で俺達の動きを封じた。

 

本条『これぐらいの波動で止まってしまう貴様らなのにこの私に立ち向かえると?』

 

武田『うるさい!でももう助けてくれる人は近くに居る二人を除いて居ないぞ!覚悟しろ本条!』

 

本条『フフフ…さぁ君にこの私を逮捕できるかな?ゴハン・レッドフィールド、そしてカカロット・バートンよ。』

 

久松『調子に乗りやがって!絶対に許さないぞ!』

 

本条『許さないだと?ハハハハ!笑わせるな。そんなことできるはずはない。』

 

武田『好きなだけ吐け本条!貴様は確実に逮捕されるぞ!』

 

本条『フ、逮捕できるならこれを見てやってみるが良い。さらばだ。』

 

俺達に向かってそう告げると、本条は急に姿を消したのだ。護衛の人達もそれに準ずる速さで消えた。

 

武田『ど、どうやったんだ?』

 

久松『何なんだよアイツら!』

 

驚きを隠せない俺達はその場で立ち尽くしていた。すると、研究所内にアナウンスが流れた。

 

アナウンス≪只今より、この研究所を破壊します!繰り返します!只今より、この研究所を破壊します!≫

 

武田『な、何?』

 

久松『あと二時間ではないのか?、』

 

干潟『多分本条の仕業だわ。じゃなきゃこんな装置発生しない。』

 

武田『そうだな。おい、久松は他の隊員をここへ呼びつけろ!』

 

久松『わ、分かった。』

 

干潟『じゃあ私は出口を探すわね。』

 

武田『おう頼む。』

 

裏切り者の本条が消えたあと、急にアナウンスが鳴り出すが、特に動揺せずに指示をだした俺は次に被験者を看取る大迫に顔を向けて声をかけた。

 

大迫『…』

 

武田『…大迫よ…』

 

大迫『…この子は優しい子で、いつも側に居てくれた。』

 

武田『…』

 

大迫『…そんな彼女を覚悟を決めて殺ったとは言え、大切なものを自らの手で潰してしまった…』

 

武田『…大迫よ、大切なものはいつかは消えてしまう存在だ。だが、それをずっと引きずって居るわけには行かないんだ。』

 

大迫『…』

 

武田『気持ちは分かるが、現実を受け止めてくれ。』

 

大迫『…分かってますよ…だけど…なかなか受け入れようとしない自分が居て…』

 

武田『そうか…』

 

大迫『…行きましょう。脱出して彼女の分まで生きますよ。きっちりと!』

 

俺はいつまでもくよくよしている大迫に向かって励ますと、最初は悲しんでいたものの、涙を拭いて決意をして脱出するように言う。そんな彼にホッとしながら丁度やって来た隊員達と共に脱出を試みたのだ。

 

 

 ――――――――――

~七道山研究所-屋上~

 

田辺『F.W様、脱出準備が完了しました。』

 

本条『ふむ宜しい。おい、G.Wよ。』

 

G.W『はい何?』

 

本条『ゴハン・レッドフィールド達の行動はどうだ。』

 

G.W『は、今脱出口を探している模様です。』

 

本条『そうか、ご苦労だった。では乗れ。』

 

ブロロロロ…

 

 

本条『絶対に倒すぞ。ゴハン・レッドフィールドよ。』

 

 

 ――――――――――

~七道山研究所-正門広場~

 

武田『早く研究所から離れろ!』

 

俺は他の隊員達と共に脱出口を見つけ、その研究所の正式な入口と思われる広場に向かった。

 

ブロロロロ…

 

久松『ん?何だ?』

 

武田『あれは…』

 

やっと出られたと安心した時、七道山研究所の屋上からヘリが飛び立つのを久松が見つけた。

 

小高『ハァ…あ、あんなかに居るのは誰でしょうかね…』

 

武田『それは決まってるだろ…』

 

干潟『あの憎き男よ。』

 

俺達はそう言ってヘリの向かった方向を見ていると、研究所が急に爆破し始めた。

 

バンッ!ドーンッ!ドガガガ…

 

西宮『グッ…あれは無様に壊れる研究所か…証拠が死んだな…』

 

武田『そうだな…。』

 

ガッカリする西宮にそう告げると、上空からヘリの音がした。今度は瑞穂警察署のヘリだった。

 

シュルシュル…スタン。

 

川口『大丈夫か武田にその隊員。』

 

武田『一応大丈夫です。』

 

西宮『ですが沢山の証拠が死にました。』

 

川口『うむ…分かった、今日は警察署に戻ったら存分に休憩をとれ。』

 

武田『わかりました。』

 

俺はヘリから降りてきた川口 孝文刑事課長にそう告げると、俺達は警察署の警官と救出隊によって治療され、今日は休むことにしたのだった。

 

 




次回予告

?『私が全てを統べる神だ。』

武田『なんか小西みたいだな…』

久松『侮るなよ…』





ヤッホー!俺の名は土方 俊則だ!瑞穂特戦隊で土方チームのリーダーと成ったせいで全くこの小説に出れてませんが、一応まぁ元気ですね。

さて次回のバイオハザード~恨みの利用~は、第三十九話~神話と現実~。みんな、絶対に見てくれよな!

作者感想

疲れた…この話は前話の文字数が5000より物凄く越してしまったため、急遽延長見たいな感じで分けました。いや~長かった…少しでもこの話が楽しいと思ってくれれば幸いです。それではまた何処かでお会いしましょう~!アデュー!

第三十八話終了
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