オッス!俺は久松だ!今回は凄いことになるらしいぜ?
(隊長:お前は行方不明だから目立つな!)
(別世界の本条:そう言うお前も目立つなよ!)
~瑞穂市のグランド~
土方『に、逃げ切れましたね。』
川口『チッ!starfが居ないとこんなにも大変だったのか。』
土方『取り敢えず救援を頼みましょう。』
川口『そうやな。土方、警察署に報告だ。』
土方『分かりました。』
川口刑事課長に命令され、瑞穂警察署と連絡をとってみる。しかし何故か出てこない。
土方『刑事課長。連絡がとれません。電波が悪いようです。』
川口『な、なに?そんなはずは………!』
川口刑事は電線の所を見て唖然していた。俺は目線を電線に向ける。すると何らかの化け物が電線に乗っていた。
土方『な、何なんだ?アイツ…。』
川口『しっ!静かに。奴は寝てる。』
そう言われた俺は化け物をよく見ると確かに寝ていた。刑事に分類しているとはいえ、鋭い観察力である。
川口『そっと行くぞ。起こしたらヤバイことが起きるからな。』
土方『わ、分かりました。(何うまいこといってんだ。)』
小声で話終わり、次の行動へ移そうとしたとき。
チャリーン
化け物≪ヴゥゥゥ…≫
誰かのお金が落ちる音がしたのと同時に電線上の化け物も目を覚まし始めた。俺はおい!と叫びそうに成るが、グランドの回りは住宅地で有ってこのような化け物を知らないとなると叫んではいられなかった。
川口『あの野郎!土方、作戦変更だ。携帯用槍を持ってるよな。ソイツを使ってこの事態を抜けるぞ。』
土方『は、はい!(流石に無理だろ。)』
俺は携帯用槍を持ち、戦闘体勢をとる。化け物も俺達の方を向き、襲い掛かる体勢をとっている。そして何処かの鳥が飛んで行ったのを合図に戦いが始まった。
化け物≪カヴゥゥ!≫
川口『来るぞ!』
川口刑事課長は化け物に向かって頭に槍を刺そうとする。しかしそれは外れ、化け物の体当たりによって地面に倒れて戦闘不能に成った。
土方『体力の高い課長が化け物の体当たりで戦闘不能?!』
俺は川口刑事課長がやられて動揺した。その隙をついたのか化け物は俺の方向に向かって攻撃を仕掛けてきた。もう駄目だとして死を覚悟し、呆然と立ち尽くしていたその時。
?≪グレネードfire≫
化け物≪グガヴゥ!≫
何者かが仮面ライダーシステムを利用して化け物を怯ませたのだ。
土方『?だ、誰だ?』
俺はおそるおそる後ろを振り返るとやはり仮面ライダーが立っていた。
?『大丈夫か?土方。』
土方『な、何故俺の名前を知っている。』
どうやら正体不明の男は俺の名前を知っているようだ。怖くなった俺は携帯用槍を仮面ライダーに向ける。
?『案ずるな。俺はお前の敵じゃない。まぁ今は危ない状況だから話は後にしよう。』
そう言うと仮面ライダーは視線を俺の後ろ居る化け物に向けたのを感じ取った。
?『面倒だから一気に片付けるぞ。tαdog。』
tαdog≪ガヴゥゥ!≫
何と、化け物の名前も知っていた。俺は更に怖くなり一歩後ろに下がった。しかしそんな俺を気にせず、化け物一点に集中する仮面ライダー。
土方『な、何なんだこの雰囲気は。』
俺は思わず声を出した。それを合図かの様に仮面ライダーと化け物が動き出す。化け物は爪を尖らせ、仮面ライダーは拳を構えてすれ違うように攻撃をした。
化け物≪…≫
仮面ライダー『…』
土方『ど、どっちが勝ったんだ?』
すれ違うように突撃したあとしばらく動かない仮面ライダーと化け物だが、化け物は心臓部分が紛失して倒れた為、先手を打ったのは仮面ライダーだった。
仮面ライダー『…』
黙る仮面ライダーに向かって声をかけようと近付いたその時だった。急に手で来るなと合図して化け物の方を見る。すると化け物は心臓部分を再生しながら立ち上がってきた。
土方『な、何故だ!』
仮面ライダー『ほう、奴は頭を破壊しない限りは何度でも再生して復活するのか。』
落ち着いた口調で語ったあと、再び化け物の方に身体を向けてまた喋り出した。
化け物≪ガガヴゥゥ!≫
仮面ライダー『…手加減は無しだぞ。受けてみよ!』
仮面ライダーが喋り終わった後、再び攻撃を繰り出した。
土方『同じことしても無駄なんじゃないか?』
俺は仮面ライダーは向かって声をかけるが反応なし。だが、仮面ライダーは面倒な作戦で倒したのだ。
土方『心臓と頭の同時討ち。』
そう、仮面ライダーは酸素を送る心臓を破壊してから脳を粉砕する。確かに人間も酸素が有ればかすり傷や骨折等を治せるから、その物理を利用して倒したのは正しい事だ。
仮面ライダー『もう蘇るなよ。』
そう言うと化け物は再生もせずにそのまま死んだ。
土方『凄い頭脳戦。』
俺がそう言った後、仮面ライダーは死体を始末してから俺の所へ来た。
川口『あ、あんた誰だ?』
土方『川口刑事課長!もう大丈夫何ですか?』
向き合う様な体制でしばらくは立ったままだった俺達に気絶から目を覚ました川口刑事が声をかけた。
川口『あぁ大丈夫だ。問題ない。所で、お前は誰だ。』
土方『そ、そうだ。お前は誰だか聞いてなかったな。』
俺達は正体不明の仮面ライダーに問いかけた。すると仮面ライダーは語り始めた。
仮面ライダー『俺は…』
土方『どうした。言えない事情でも有るのか?』
そう言うと仮面ライダーは黙ったまま仮面ライダーシステムを解除した。俺は解除した正体不明の男の姿を見て驚いた。
土方『お、お前は!』
ウッヒャ~!疲れたぞ!オッス!俺は川口孝文だ!クールなキャラを演じるのは大変だなぁ。
次回のバイオハザード~恨みの利用~は第六話~認証と疑い~。絶対に見ないと絶交だ!
(土方:何でぇ?)
作者感想
やっとの事で完成した第五話。ここまでくるのに一ヶ月掛かりました。