私は土方だ。前回の続きだ。見てくれよな。
(本条:簡単だな!)
第七話~偽りと作戦~
~川口課長の部屋~
武田『自作自演だったというわけだ。』
俺は武田 清継。何故俺がミズホ・アンブレラを危険視するかの説明をしていた。
川口『会社の自作自演か。裏がひどいな。』
土方『でも何でこんなにも道具が?』
武田『それは研究所だったからだ。』
俺はそう言った後、赤嶺研究所で行っただろう生物実験の写真を見せた。なかには幼い子供にt-ウィルスを投与した悲しい写真も有った。
土方『ひ、酷い。』
川口『これを写真にする奴らは正当な奴らじゃないな、一度乗り込んだ方がいいんじゃないのか?私はそう思うが。』
そう言う川口課長だが、そうはいかない。
武田『確かに俺も思ったが、総本部に入るには厳重なバリケードを乗り越えなきゃ成らない。』
土方『面倒だな。』
川口『ちっ、バリケードがあるって調子乗りやがって。もっといい方法は無いのか?こいつらの暴走を止めないと。』
武田『まぁあくまでだが、確かに調子に乗っている。だが、』
土方『だが?』
俺は少し間を開けて話した。
武田『侵入する方法はある。』
川口『なんだ、言ってみろ。』
武田『実はな、この瑞穂警察署内にもミズホ・アンブレラのスパイがいる。』
一同≪え?≫
皆が驚くのも無理がなかった。この警察署にスパイが居たってことに。
川口『スパイだと?何故だ?』
自分『実は警察の行動を読まれていたんだ。だから自作自演が出来た。』
そう言った俺に成る程と他の皆が頷いた。すると土方が口を開いた。
土方『あーだから部屋の周りを厳重に調べていたり、警戒したりしたんですね。』
そう、こうしてstarf残党達を集める際に、厳重に部屋の中や周りを調査した。スパイに聞かれたら行動しにくくなるからな。俺が頷いたあと、川口課長が話しかけた。
川口『で、どうすんだ?そのスパイを捕まえるのか?』
自分『そうだ。だが、実はスパイは赤嶺研究所の事件が起きた翌日に全員撤退している。』
土方『駄目じゃん。もう侵入する方法が無いぜ。』
そう言った土方はへこむが、俺は話を続ける。
自分『いや、確かに古いスパイは撤退したが新たなスパイは導入されている。』
川口『だから大丈夫と言う訳やな。』
自分『その通り。そもそも会議する前に厳重に整備をしたと言ったがな。まぁ良いが。』
こうして話した後、土方が俺に問いかけてきた。
土方『しかし、そのスパイの名前なり何なり分かるのか?』
自分『いいや、全く分からない。』
そう答えた俺に隊員達がざわめくが、そんなの気にしない。そうしていると川口課長がまた問いかけてきた。
川口『どう言うことだ?思う存分調べたんだろ?何故分からない。まさか忘れたとか?』
自分『いいや、違う。実はその情報については何も記載されてなかった。只、新たなスパイが導入されると言う情報までしかなかった。』
土方『そうか。…で、その新たなスパイを私達で見つけるわけだな?』
自分『そうだ。情報不足ですまないな。』
川口『良いさ、単独調査でこんなにも情報が揃ったんだ。ミズホ・アンブレラに仕返しをしようぜ。』
そう勇気づける川口課長に俺は嬉しかった。
川口『よし、じゃあまずなにすれば良い?』
自分『じゃあ、川口課長は赤嶺研究所の事件が起きた日から二日後に入社した新人警官を何人か調べてくれ。』
川口『了解。』
自分『土方は三人ぐらいのチームと一緒に警察署内の散策をしてくれ。』
土方『分かった。』
自分『他の人は警察署内の噂話等に耳をたてておけ。』
starf残党一同≪へい!≫
こうして川口課長とstarf残党で警察署内の散策、監視を分担して行動に出た。
~とある店~
監視作戦を実行して早1ヶ月。俺は懸命に働いたおかげで川口刑事課長の側近に成っていた。しかしまだスパイについての情報が無い。川口課長によると、瑞穂警察に入った新人警官は13人。その中の5人を徹底的に調べたが未だ情報を掴めていない状況だ。
武田『なかなか掴めん!後残り8人、どうしたら良いのか………。』
俺のいる場所は狭山茶後藤と言う店の中の縁側に設置してある席でお茶を飲みながら作戦の強化を考えていた。
?『お困りですね、武田隊長。』
武田『おっ、店長の光世じゃねーか。』
俺に話し掛けた奴は後藤光世という赤嶺研究所事件で死んだ後藤武の兄だ。
武田『それにしても今日のも上手いね~。後藤園の狭山茶は。』
後藤『はは、ありがとうございます。ところで、武田隊長の悩んでいるのは瑞穂警察署内のスパイ散策ですね?』
武田『そうだ。なかなか出てこなくてな、凄く困っているんだ。』
後藤『そうですか…』
しばらく静かに成るが、後藤があることを口にした。
後藤『スパイの事ですが…怪しい人を見つけたんです。』
俺は後藤の話を聞きながらお茶を飲んでいたのだが、その一言で吹いてしまった。
武田『ゲホッ!な、何だって?』
後藤『だ、だから、怪しい人を見つけたんですって言ったんですよ。』
武田『ほぅ、そりゃ良い情報だ。で名前は?』
後藤『名前は笹平光継で情報処理を担当する男性です。』
笹平光継とは、ウィルスを投与してないのにも関わらずそれに準ずる高い身体能力を誇り、パソコンも扱えるエリート階級の警官だ。
武田『笹平光継?奴は赤嶺研究所事件が起きる以前からいるエリートだぞ。そいつの何処が怪しんだ?』
後藤『あくまで僕の推測何ですが、情報処理をしているくらいですから何かしらの極秘ファイルを所有している可能性があります。』
武田『まぁ確かにな。だが古いスパイは全員撤退したぞ。』
すると後藤がスパイ状況の資料を持ってきた。
武田『な、何故後藤が持っている?』
後藤『実は私も単独調査をしていまして。』
武田『そうか。で、資料で何が分かるんだ?』
後藤『実はですね、この資料を詳しく調べた結果、ある単純な方法で分かったんです。』
武田『ほぅ、じゃあ見せてみろ。』
資料にはこう書いてある。
―瑞穂警察署スパイ状況―
2016年7月16日
-撤退-
佐原佐之助
佐田大雅
田中英策
伊坂弥太郎
来光結城
三島拓斗
辻本幸左エ門
辻井愛華
具島愛莉
2016年7月17日
-参入-
羽崎雄大
瑞穂博美
髄輪張
保崎瑛子
暗部従道
冷場和美
頼久俊三
社本光介
野原弘志
丁田博史
保田美智
内里亜紀
印田直治
―
武田『これがどうしたというのだ?』
後藤『次に俺の書いたものを縦に読んでみて。』
俺は言われるがまま縦に読んで見た。すると有ることに気が付いたがまだ分からなかった。俺は何と無くかいた。
武田『佐佐田伊来三辻辻具羽瑞髄保暗部冷頼社野丁保内印だな。』
後藤『じゃあ次はそれをカタカナで書いて。』
そして俺はカタカナに書き直す。
-ササタイライミツジツジグハミズズホアンブレイライシャノチョウホウイン-
武田『書いたぞ。』
後藤『じゃあ次はイとジ2つとズとイ2つを抜かしてみて。』
俺は言われるがままその文字を抜いた。すると俺は有ることに完全に気付いてしまった。
やあ久し振り!俺は久松悟郎だ。さて武田達はスパイを見つけ出し、ミズホ・アンブレラの施設に無事着けるのだろうか。
次回のバイオハザード~恨みの利用~は第八話~確保と会社~。お楽しみに!
作者感想
これは(アイディアに)約2週間掛かりましたよ~。疲れた~。
第七話終了