すみません、担当だったの忘れていた笹平 光継です。どうかこれに懲りずにこれからも宜しくお願いします!
(本条:挨拶遅すぎ!)
~狭山茶後藤~
武田『こ、これは!』
俺の名は武田 清継。俺は後藤から渡された古いスパイと新しく入った新人警官の名前が記されてある一覧を見て驚いていた。それは、
武田『“ササタイラミツツグハミズホアンブレラシャノチョウホウイン”と成った!漢字にすると“笹平光継はミズホ・アンブレラ社の諜報員”!』
後藤『こう言うことです。私が何故怪しいと言ったのか。それはこの単純な読み方から来ているのです。』
俺はあくまで推測と考えておきながら、後藤光世の監察力に感激した。たぶん川口課長も知らないのかも。
武田『凄いじゃないか!ここまで出来るとは!』
後藤『はい、更に私も警察署内の警官を全て調べたのですが…実際上存在しない人が居ます。』
武田『やはりそうか。お前は調べるの早いし確実だな。』
後藤『いやはやそれほどでも~。しかし、俺の弟を事件に巻き込んだブラック会社を私は絶対に許さない!隊長!』
武田『な、何だ?』
後藤『この調査を全面的に支援しますので必ずやミズホ・アンブレラ社を潰してください!』
武田『あぁ、分かった。』
俺は後藤の熱意を感じてちょっと後ろへ引いた。こうして謎が解けたが、また新たに出来た謎が有った。
武田『只、何故こんな謎解きが有るのだろうか…。』
後藤『それもそうですね。何故こうして謎解き形式にしたのか私にも分かりません。』
武田『まぁその事は後に考えるとして、笹平光継の監視だな。では。』
後藤『はい。ありがとうございました!』
こうして俺は店を出た。
~警察署~
-事務課-
俺は警察署の事務課に来ていた。後藤から渡された資料をもとに事務課の全体を見渡す。するとパソコンの所に奴が居た。
武田『アイツだな?笹平光継ってのは。』
どうやら奴はパソコンに情報入力をしているようだ。
カチカチカチカチカチッ
笹平『よし完了。さてとあの施設に行くか。』
武田『アイツが行く。』
俺は移動する笹平を追いながら無線機をとる。
武田『笹平が席を離れたぞ。皆位置に着け。』
無線から≪了解≫
俺は皆の返答を確認すると銃を構えて笹平の後ろを着いた。うまく行けばいいんだが。
-休憩スペース-
しばらくして休憩スペースに移動した笹平を囲んだ。
武田『笹平さん?』
笹平『な、何ですか?』
川口『しばらく貴方を隔離します。署長からの許しも得ている。さ、質問室にきたまえ。』
武田『署長許しの刑事課長命令だ。大人しく従え。』
こうして川口課長を先頭に笹平を囲むようにして質問室に向かった。
-質問室-
武田『さぁ白状しろ。ミズホ・アンブレラのスパイだな?』
笹平『だから、私はスパイじゃないって言ってるじゃないですか。』
川口『いい加減にしろ!』
俺は川口課長と共にミズホ・アンブレラ社のスパイの疑いのある笹平光継に質問していた。
武田『お前は7月14日に何していた。』
笹平『パ、パソコンゲームしてました。タイトルは“青鬼”っていうゲームでして……。』
川口『ゲームのタイトルを聞いとるんじゃない!一日何していたと言う事だ!』
武田『その日具体的に何していたかこの紙に書いて見せなさい。』
俺は笹平に紙とペンを渡した。すると笹平はするすると紙に書いていった。約1時間が経過した。笹平は俺に紙とペンを返却した。
川口『どれどれ見せて見ぃ。』
武田『川口課長はまだ待っててください。』
そう言って俺は笹平の書いた紙と目撃やネット利用時間等を元にした資料を確認する。
―――
~笹平筆時間表~
2016年7月14日
6:30 起床
6:35 朝飯
7:00~7:40 出勤
8:11~8:49 パトロール
8:50~10:30 情報処理
11:00~12:00 パトロール
12:10~13:20 情報処理
13:30~13:50 昼飯
13:55~15:05 情報処理
15:10~16:00 パトロール兼帰宅
16:00 夜飯、風呂、就寝
―
武田『パソコンゲームをやっていたっていうのは何処だ?』
笹平『情報処理の時間帯なら休憩時間にやっています。』
武田『……余り怪しい所ないかな?』
笹平『ね?私はスパイじゃないって言ってるじゃないですか。』
武田『川口課長、この資料と読み比べてみてください。』
笹平が何か言っているのを無視して川口課長に資料を渡した。
―――
~調査による推定時間~
7:00~7:40 出勤
市民証言)車で通勤しているところを目撃した。
8:11~8:49 パトロール
市民証言)白バイで何やら急いで他の場所へ向かっていた。普段は安全運転なのに。確か時間は大体8:20~8:30ぐらいの間だった。
市民証言)隔離されたアンブレラの旧研究所に入っていくのを目撃した。何やらケースを持って白バイに乗った。時間にしたら大体8:35~8:41ぐらいだった気がする。
8:50~10:30 情報処理
警察署内)何か急いで資料を移していた。なんの資料だ?と聞くと笹平はびくった様子でこっちを見ながらパソコンを閉じた。何かおかしかったな。
仙林)笹平は何か急いでいたな。聞いたら仕事が多いって返された。プリンターで何かを印刷していたようだ。印刷を終えたら、今度はケースを持ってパトロールに行ったよ。
11:00~12:00 パトロール
市民証言)白バイに乗ってまたアンブレラの旧研究所にケースを持って訪れたわ。警官なのに一帯何してるんだろうね。
12:10~13:20 情報処理
兜屋)奴はこの俺にアンブレラ社の事を聞いてきやがった。何が目的なんだろうて思いながら教えた。終わると1000円をくれたんだ。その日の笹平はおかしいなと思ったよ。
仁田)笹平の奴、アンブレラ社の資料をくれと頼んできた。潰れた会社の情報を知って何がしたいんだろうな。
13:30~13:50 昼飯
警察署内)食堂に行ったら笹平が出てきて、俺は食堂は?と聞いたら別の警察署に友がいるから一緒に飯を食いに行くって言ってそんまんま歩いていった。
13:55~15:05 情報処理
警察署内)特に変わり無かったな。
15:10~16:00 パトロール兼帰宅
秋郷)彼はふつうてしたよ。ふつうに安全運転で帰ってました。
16:00 夜飯、風呂、就寝
市民証言)彼はあるスナックに行ったわ。普段は夜間を出歩かない大人しい人なのにね。
―
武田『どうです川口課長。こんなに目撃情報が有るんですよ?』
川口『有無、確かにな。彼は普段そんなことしない。何かあるな?』
俺達は笹平が何か隠し持っていると確信して質問を続けた。
川口『8:11~8:49のパトロールにお前、何やったん?』
笹平『普通にパトロールですよ。』
武田『じゃあここに変わった目撃情報が有るのは何でだ?』
俺は笹平にパトロール部分の目撃情報を見せた。すると奴は少し焦りが見えたが、平気な顔に戻って何かの間違いですよと返してきた。だからって俺達は諦めない。
武田『今部下に調べた所、お前が使っていた白バイは記録に急激のガソリン減りと書いてあったぞ。』
笹平『え?あ、だ、誰か別の人が使ったんでしょう。』
川口『あのな、一日で急激にガソリンが減ってんねん。一日でこんな量に成るか?』
笹平『そ、それは……。』
武田『それは何だ?』
俺が聞いた後黙り混んでしまった。そして返ってきた言葉は
笹平『貴方達の情報が正しいです。』
オッス!俺は土方俊則。余り出番無いけど、頑張ってます。武田達も頑張ってんのかな?
次回のバイオハザード~恨みの利用~は第九話~会社と潜入~。絶対に見ないとぶっ殺すぞ?
作者感想
これは案外約1日半で完成しました。いよいよ九話。あ、番外編もやる可能性があります。
第八話終了