あとがき、あるいはお礼と拙作語り
思えば、それなりの長さの作品をきちんと書ききったのは初めてです。
これまで、恥の多い文章書き人生を送ってきました。
当時、業界に旋風を巻き起こした『月姫』にはまり、文章を読むことの楽しさを知った高校一年生。これが暗黒時代の幕開けでした。
U-1だらけのカノンSSを読みあさり、自分もとカノン二次を書こうとしては筆を折ってを繰り返した、黒歴史の高校二三年生。エロゲも毎日プレイ。地雷ゲーまでスコップし始め、ニッチ趣味に目覚める始末。数学の偏差値は10下がり、代わりに国語の偏差値が15上がりました。理数系なのに!
大学では、二回生になってから文芸部に所属。舞城王太郎や乙一の劣化コピーのそのまた出来損ないと化したオリジナル短編に、毎度ジョジョネタをブチこむという頭の悪さを披露。グイン・サーガに憧れて書き始めた長編ハイファンタジーは序章で投げっぱなしジャーマン。
就職してからは忙しさを言い訳に、Fate/SNとグイン・サーガのクロスの嘘予告という薄っぺらい妄想の垂れ流しを某理想郷のチラ裏に投下。某スレでも話題にしていただき、これならグインの出てくるFateを誰か書いてくれる筈と目論むも、空振りに終わる。同時期にリリなのと超人ロックのクロスを書きはじめ、すぐにエタらせる。
それから数年。読み専に徹しながら、使うあてのないポメラを三台も所有する未練がましさ。
まさに黒歴史の文章書き人生です。
そんな私が、完結までこぎつけることができました。
これもすばらしい原作を世に送り出した伏見先生と、そして何より、ご感想並びに評価をくださった皆様のおかげです。
評価1が付いただけでも「読んだ上に反応までしてくれた」と嬉しく思いましたし、「最初にフラれるのが嫌だからもう読まない」「そんなのオリ主出す意味無い」というご感想も楽しく受け止めました。
展開について褒めてくださったことは更に嬉しく、文章について褒めてくださったことは尚嬉しく、文章について細かく例示してのご意見・ご感想は殊更に嬉しかったです。
はじめは、誰の目にも触れることなく、ひっそりと沈んでいくんだろうな、一人で飽きるまでしこしこ書くんだろうなと思っておりました。そうしたなかで、思いがけず沢山のご感想、評価をいただけたことが、拙作を書ききる最大の原動力となりました。
皆様のおかげで、楽しい二ヶ月間を過ごすことができました。今までの人生の中で、一番充実した二ヶ月間でした。
ありがとうございます。
さて、以下に「あとがき」という名目で、拙作語りをしてみたいと思います。
どうして、こういうストーリー展開にしたのか。どうして、こういうキャラ造形なってるのか。そういうことについて述べたいと思います。
正直、ずっとこれがしたかったんです。ですが、本当はこういのはご法度です。というのも、小説というのは、作品から読み取れることが全てであるべきだから。
でも、最後まで書ききったら多少は良いのでは? そう思って、「俺、この二次創作を完結できたら、あとがきで好き勝手に語るんだ」とエターフラグを立ててました。フラグが折れて良かった……。
<ストーリーについて>
オリ主がフラれる:
という好みが別れる展開ですが、これだけは譲ることができませんでした。ひょっとしたら、早々に低評価の嵐に沈んでしまい、誰にも読んでもらえなくなるかもしれない。それでも構わない。自分の好きなように、気の済むまでは書こう。そう心に決めていました。
ひとつには、個人的な好みという理由があります。フラれてから、一途にだんだん距離を詰めていく。そういういじらしい展開の小説が読みたくて、でも見かけないので、だったら自分で書いてみようと。
もうひとつは、原作をリスペクトするが故に。原作では、エルフがマサムネに好意を寄せるに至った理由が少なくとも三つ明示されています。
①同年代で気の合う、はじめての異性であるから。
②真正面から本気で自分と向き合ってくれるから。
③ただ一人を一途に想い続けることができるから。
更には、何巻何十万字もかけてエルフの一途な姿を描くことで、この設定に厚みというか説得力を持たせています。原作は、エルフのマサムネに対する恋物語でもあるのです。
ですので、ぱっと出のオリ主が、出会ってたったの数千字、数万字でエルフとくっ付いたところで、顰蹙を買うだけです。何より、書き手自身が納得できません。噴飯ものです。
マサムネを飛び越えてエルフと懇ろになるのを、読者に納得してもらう。原作ファンである自分が納得できるようにする。その為には、上記の三つの理由と説得力に正面から挑むしかありません。
即ち、まずは、オリ主にマサムネと同等かそれ以上の「好意を得るに足る理由」を持たせることです。
①同年代で、同じ趣味(小説)を持ち、相性も良い。
②恋愛面においても、ライバル作家としても、真正面から本気でエルフに挑んでくる。
③フラれても一途に想い続ける。
これらの理由を、何万字もかけた文章・ストーリーで肉付けし、説得力とします。ここまでして、はじめて「まぁ、これだけ頑張ったんなら、そういうこともあるかもな」と思えるようになると思っています。ここまでしないと、原作のエルフちゃんのイメージを損なうことなく、原作と異なる展開にもっていくことはできない。
正直、拙作の文量・展開でもまだ不足していると思っています。本当はもっとじっくり描きたかった。
ですが、あまり尺を伸ばしてもダレるだけ。ソードマスターヤマトの話数稼ぎ戦術かなと思われてしまう。しげの秀一も「第一巻がふやけるくらいダラダラと頭文字Dを連載するつもりはない」とはじめは言っていましたが、それは正しいと思います。
ですので、苦渋の決断として、この辺りで話を畳むことにしました。ここが自分の限界です。
拙作の展開に納得できなかった(関係の進展が性急に感じた)方がいれば、それは、私の力量の問題です。これくらいの文量でも、もっと説得力が出るように描けた筈です。あるいは、連載をもっと長期化しても、ダラダラ感を出さずに書けた筈です。どうすればそのようにできるのか、研究すべし。それが、拙作から得た課題の一つです。正直、それができればプロだよアンタ、とも思いますが……。
オリジナル展開:
と言う程でもありませんが、エルフちゃんが缶詰させられているところを訪問したり、エルフちゃんと縁日に出かけたり、打ち上げ会をより詳しく描いたりしました。
お察しの通り、原作でさらっと流されたり、ばさりと切り捨てられたところです。「こういうイベントも起こせるから、二次創作する人は使ってねー」という伏見先生からのメッセージのように思います。おかげさまで、「うわぁぁあ、ネタが浮かばない!」状態になることなく、するする次の展開が決まりました。流石は伏見先生です。
このように、キャラは立ってるわ、イベントのネタも原作で提供してもらってるわで、かなり二次創作が書きやすい作品だと思います。何よりエルフちゃんが素敵、可愛い、良い女。皆さんも是非書いてみてください。可愛いエルフちゃんが読みたいです。
書きたかったネタ:
もありました。
「謎のムラマサ邸」「同人誌を作ろう」「山田エルフの登校」「ホワイトデーに獅童死す!?」というサブタイトルとプロットを考えていました。いや、二次創作って本当に楽しいですね!
<文章について>
文章の練習:
を兼ねた拙作でしたが、じゃあどういう事を練習したのかということについては、次頁にて。大まかに言えば、小説としての文章技巧に挑戦した、ということです。例えば、読み易くするための工夫。また例えば、情景や心の動きを、描写を通じて楽しむこと。
小説というのは、このように遠足に喩えることができる。目的地へたどりつくまでの道すがら、風景も楽しむことができなければならない。前者がストーリーで、後者が文章。そのように思っています。
という理屈を盾に掲げて、書きたい放題して楽しみました。この楽しみを共有してくださったなら、これに勝る喜びはありません。
嘘です。これが良かった、あれはよく理解できなかった等、文章について糧にできるような忌憚ないご意見ご感想をいただけるのが一番嬉しいです。ですので、具体的なご指摘やご感想をいただいたときはいっそう嬉しかったです。ありがたく糧にさせていただきます。
<鈴木一郎について>
名前の由来:
エルフちゃんは山田エルフ。山田とくれば山田太郎。
これに対抗できる平凡なビッグネームは鈴木一郎しかない!
性格について:
オッサン転生ということで、落ち着きのある常識的な性格に。
ところがいざ書いてみると、毒にも薬にもならないようなことしか言わないわ、ストーリーを動かす原動力にはならないわで、動かしづらいキャラでした。幼い言動の転生オリ主が少なくないのも、理由があるのだなと思ったり。エルフちゃんに感化されて、どんどん素直に、熱くなってきてからは、ずいぶん動かしやすくなりました。
嬉しいことに、一郎に対する好意的なご感想を多数いただくことができました。この子が魅力的になったのは、間違い無くエルフちゃんのおかげです。流石エルフちゃんやで!
なぜ転生者か:
ひとつには、受けを狙って。せっかく投稿するのだから、出来ればたくさんの人に読んでもらいたい。となると、流行りの転生要素を取り入れるのが手っ取り早い。
ふたつ目は、原作キャラが作家として何気に凄いので。マサムネとエルフはさらっとアニメ化しちゃう程ですし、ムラマサに至っては戦闘力一千万超え。選ばれし麒麟児たちです。これと肩を並べる同年代の作家なんて、転生ベテラン作家ぐらいでないと却って説得力がない。
みっつ目は、そもそも自分が転生オリ主が好きだから。(実質オリ主の)U-1が跋扈するKanonSSをほぼ網羅していた時期がありまして、そこで教わったことは、しっかり書いてりゃ理不尽な主人公でも楽しいんだ! とういことです。転生オリ主の持つ「分かり易さ」は、雑に扱ってもそれなりに食べれるジャンクフードが出来ちゃいますが、きちんと料理すれば上手い作品になるんです。ということに挑戦してみたかった。
いつつ目は、『グイン・サーガ』ネタを使いたかったので。原作の「クリスタルパレス」ってのは狙ってると思うんですよ。これに応えなきゃいけない!(使命感
作家として:
グイン・サーガが好きなので、それじゃあグイン・サーガと栗本薫を下敷きにしようかなと。ニヤリとしていただけたなら幸い。ニヤリとしなかった方は、かつてそういう小説家がいて、グイン・サーガという作品があったということを、ときどき思い出していただければ。もしも興味を持たれましたら、書店はもちろん、それなり以上の大きさの図書館にはまず置いてありますから、ぜひご一読ください。
なお、拙作ではグイン・サーガのステマをしています。
作家としての作風:
圧倒的な筆力で持ってすごぶる雰囲気のある描写ができる、という設定。
無茶苦茶なストーリーや設定に、説得力と臨場感を持たせることができる。逆にストーリー展開やキャラ設定の才は凡人。凡人ながら、ベテランなので器用にこなす。掘り下げとか、さり気ない描写によるキャラ立ては上手い筈。
ある種のチート能力ですが、こうでもしないと、アニメ化作家のマサムネ、エルフと並び立てないんじゃないかなと。どういうわけか(筆の勢いです)、ニッチ路線を攻めるキワモノラノベ作家になりつつありますし、チート能力でもないと渡り合えないんじゃないかと。
<山田エルフについて>
オリジナル解釈:
異文化の価値観を持っている。
原作のあまりに空気を読まない言動や、独善的で突拍子のない行動(アルミちゃんの件とか)を、なるべく好意的かつ常識的に解釈しようという試みの結果。そういう文化で育ったんだから、価値観が違えば行動様式が違うのも当然だよね! ということです。
良い女:
っぷりをアピールすべく、上記の好意的解釈に取り組みました。
原作においては、マサムネくんの一人称視点という制約もあり、あまり触れられていない箇所です。ここを深めることができて、大満足です。
外見の描写:
を頑張りました。でも、パターンが少ないですね。
エルフ耳については敢えて触れていません。「えっ、現代日本でエルフ耳!?」と興醒めされる可能性があったので。
攻められると弱い:
はじめは対人経験が少ないから、という理屈でした。
が、原作を読んで確認するうちに、やっぱこれだけじゃあ理由として弱いな、と思うようになりました。そこで、遊び半分ではない本気の慕情には対処の仕方が分からない、という理屈を追加。原作キャラの、原作にない展開での反応を考えるのって難しいです。
作家としての作風:
を掘り下げようとするも、あまり情報が無いことに気付き、驚きました。
『爆炎のダークルエルフ』はライトファンタジーで、ヒロインが裸に剥かれ、エルフ曰く読みやすくて分かりやすい至高の文体、マサムネ曰くバカらしくて(良い意味で)笑顔になるとか。
<和泉正宗について>
言動がコミカル:
原作読んでて思ったんですけど、言動がコミカルで面白いですよね。心に火がつくと、エルフちゃんとの話しの途中でもクリスタルパレスを飛び出して、次の行動に移ったり。
書いてみれば、勝手に動くし、動かしてて楽しい。流石は伏見先生です。
誠実な妹マニア:
究極美少女かつ「良い女」なエルフちゃんに再三口説かれてもなびかない、重度の妹マニア。あるいは誠実な人。エロゲのタイトルになぞらえるなら妹魂。
先述のコミカルな言動と化学反応を起こした結果が、拙作中のアレな妹マニア発言となりました。でも、原作でも似たようなものですよね。
伏見先生も妹マニア:
に違いありません。
俺妹の主人公は、黒猫を袖にしてまで地雷な実妹エンドを迎えるほどの妹キチ。エロマンガ先生の主人公もまた、先述の通りの頑なな妹信者。二作続いての妹モノです。
そして同作は、好きなもの(妹)をテーマにやる気マックスファイアーで書けば面白い作品ができる、という話でした。その理論に従うなら、伏見先生は真正の妹マニアです。伏見先生に妹さんはいらっしゃるのでしょうか。心配です。
作家としての作風:
に関して、エルフ以上に情報が少ないことに更に驚きました。主人公なのに!
『転生の銀狼』は学園バトル異能ものということ。文章力そのものは高いわけではない(エルフ基準。ムラマサ邸でのやりとりより)。自作のヒロインを殺す、ということくらいしか。それでも、『最高の妹』は人気が出てあっさりアニメ化を決めるほどだから、驚き。
拙作では、あふれる“妹愛”を作品に向けることで一皮剥けし、ナボコフや三島由紀夫並みの変態作家としての才能を開花させつつあると解釈。この解釈で以て、急にヒットを飛ばすこととなった要因の説明を試みました。
ホモ疑惑:
作家としてのマサムネを掘り下げると共に、ホモ疑惑も進化あるいは深化させてみました。深刻化とも言います。私なりの愛です。
反応が良かったからというのもありますが、何より、書いてて楽しかったんです。自分で書いた文章で笑ったのは初めてです。といっても、原作という褌を借りてるわけですが。
<獅堂国光について>
何故か扱いが丁寧:
なのは原作であまりに扱いが軽かったから。
なにせ、打ち上げ会ではムラマサにほぼ無視され、マサムネ一人称の原作でも反応や台詞をろくに描写してもらえず、ホタイトデーには哀れな目に遭うという始末。
そのくせ、本人はすごぶる善人で、小説に対しては熱い思いを秘めている。おまけに酒癖が悪い。魅力的なキャラじゃないですか! そのうえ薄幸。大好物なキャラ造形ですよ。
自己紹介時のキャラの掘り下げは、本当に頑張りましたし、書いてて楽しかったです。こういうことができるから、二次創作は楽しいのだなと実感。
作家としての作風:
に関しては、ひょっとしたら一番詳しく描かれているかもしれません。
お菓子をモチーフにした作品を描くということ。女性と思われるような作風だということ。
マサムネとの関係:
が原作よりも深まっています。一郎が潤滑油として機能することで、原作よりすんなり作家連中との仲を深めることができたからです。その為、原作では「和泉くん」だった呼称が「マサムネくん」に。他の作家に対する呼称も変わっています。
<千寿ムラマサ>
ヤンデレキャラ:
という特徴を前面に押し出しました。拙作ではあくまでサブキャラの一人で、しかもマサムネと小説のことしか頭にない為、オリ主とは絡みづらいということで。
ヤンデレ描写が書いてて楽しかったです。
作家としての作風:
は一番分かっていません。ただ、マサムネの上位互換としか。つまり、どういうことだってばよ!
<神坂めぐみについて>
ラノベ特有のかませ幼馴染ヒロインキャラポジ:
になってて泣いたというご感想を頂きました。かませとか当て馬とか、私は大好物です。
本来は、一郎の背景(幼少期や日常生活)を明かす為の導入材。または、エルフちゃんとの関係がなかなか進展しなかった際の起爆剤(またの名を当て馬)。
そんな舞台装置としての役割だけを与えられて登場した彼女ですが、書くうちにどんどん気に入ってしまいました。なにせキャラは立ってるし、友達思いの善い子なので。
その結果、当て馬化が進行。僕なりの愛ですわい。
口調:
が難しい。というのも、作中ではほとんど年上を相手にするので、必然的に敬語ばかり。同い年、ないし対等な立場の相手に対する言動がほとんど描写されていない。
ほんとうは一郎に対してタメ口にしようと思ったんですが、口調が分からないので断念、タメ口混じりの敬語と相成りました。
<エロマンガ先生(和泉沙霧)について>
ほぼ登場しない:
私の思い入れの無さと、ストーリー上の重要性の低さが、出番の無さにつながりました。
アニメでは可愛いんです。あの素敵なビジュアルが常に画面に描かれてるから。小説だとそうはいかない。ビジュアルの描写なしに言動だけを読んだとき、それを可愛いと思うか、面倒くさい地雷女と思うかは人それぞれだと思うんです。
拙作では、そもそも一郎と絡む必然性がありませんし。マサムネルートにでも進まない限りは。
<山田クリスについて>
ちょい役なのに濃い:
原作の描写が少なく、参考資料の少なさに困った人。でもキャラが立ってるから凄い。流石(略
拙作では「生真面目」「妹思い」というイメージを膨らませて書きました。それくらいしか原作で描かれてないから、却って書きやすい。
お風呂での手指や鎖骨の描写:
誰得。書いた本人も得してない。どうして書いた。
そういう流れ(アッー!)だったからとしか……。
クリスの夢:
を勝手に設定しました。これを書いている時点では、原作は第9巻までしか読んでないんですが、大丈夫ですよね、第10巻でクリス兄貴のこと掘り下げられてませんよね!?
<神楽坂あやめについて>
一番の被害者:
偏屈な作家がR18もののグロ描写満載小説を送ってきて、親切に「直そうね」と助言するも取りつく島もなく、仕方なく上司から「まぁ、いんじゃね?」という受け取り拒否のOKサインもらって突っぱねるも、後日そのことを上司に咎められる。おまけに山姥扱い。
コメディなシーンが欲しかったし、真面目に現実的な展開にしようとすると、話の転びが悪い。そこで、あのようなことに。
それでも、安易に悪役にしたくなかったので、「上司と良心の板挟みに合う下っ端の世知辛さ」を滲ませることに。申し訳ない……。
<ハワカワの編集長について>
オリキャラのおっさん:
ちょっとゴツめの酒豪オヤジ、というイメージだけで書いた。
何気に、狭霧と同程度かそれ以上に喋ってる。
再登場の予定:
はありません。一郎に干渉する必要がありませんので。二年縛りとかの決まりもありませんし、ちゃんと原稿納めてるので文句もないわけで。敢えて考えるなら、元スーパー小学生、現スーパー中学生の一郎をメディア前面に押し出していく広告戦略を採る場合でしょうか。