今回は少なめになります。それと後書きにてお知らせがあります。
花丸side
久しぶりにシロちゃんと再開したのになんで他人のふりされたんだろぅ…
「はぁ…」
「ずら丸、溜息ばっかりついてるんじゃないの」
「だってぇ…シロちゃんがぁ……」
そう言いながらマルは頼んだハンバーガーにかぶりつく。
「ビャクも忙しかったんだからそりゃぁ他人のフリしないとダメだって思ったんじゃないの?」
善子ちゃんもそう言いながらポテトを食べる。
「折角モグモグ会ったんだからお話モグモグしたいずら〜モグモグ」
「あんた食べるか喋るかどっちかにしなさいよ…と、言うかさ」
「?」
「明日はAqoursの練習無いんだからビャクの家に行ってみたらどうなのよ?」
「そっか……その手があったずらね…善子ちゃんは天才ずら?」
「ヨハネよ!!ってか誰でも思いつくでしょーがそれくらい」
だったらやる事は1つだけ。残りのハンバーガーを食べ終えてマルは高らかに宣言した。
「じゃあ早速明日、シロちゃんの家行くずらよ善子ちゃん!」
「はいはい……えっ!?あたしも行くの!?」
マルは当然ずらと言い張る。
「だって善子ちゃんも変だなって思ったんでしょ?だったら行かない手はないずらよ?」
「あたしは行かないわ。あんた1人で行ってきなさいよ?」
「えぇ〜?なんでなんで〜?」
そう言うと善子ちゃんは立ち上がってポーズを決めながら話し出した。
「ふっふっふっ……このヨハネは今日も明日も堕天で忙しいの。我の堕天を今か今かとリトルデーモン達が待っt」
「あのー、お客様?店内なので静かにしてもらえると助かるんですが…」
「あっ……すいません」
店員に注意されて善子ちゃんは顔を赤くしながら座り込む。
「で、どうするずら?明日シロちゃんの家行くの?」
「……あんただけじゃ不安要素しかないからついてってあげるわよ。仕方なくよ?仕方なくだからね!?」
素直に行きたいって言えばいいのに…そう思いながらマルはポテトを口に運んでいった。
白side
「ふぅ……もうこんな時間か」
ふとスマホに目をやる。時刻は17時30分を回っていてそろそろ夕飯の支度の時間だ。ボクはさっきまで編集していた小説のデータを保存しているとピンポーンとチャイムがなる。玄関のドアを開けるとそこには人がいた。同じ小説家仲間であり僕がアイドルオタクだということを唯一知っているクラスメイト。
「やっほー白、新刊50万部突破おめ〜」
彼の名前は佐藤 紅(さとう こう)、PNはそのまま本名を使っている。見た目はすごくチャラチャラしているが学校内では恋愛小説を書いていてすごく人気があり部門別ではベスト10に入るほどだ。
「もしかしてこれから飯か?だったらお邪魔しま〜す」
「はぁ……頼むから少しは自炊してよ…」
「まぁいいじゃねぇか。白の飯は美味いし俺自炊できねーし?」
「だったら植物図鑑片手に野道走ってきたら?」
「やなこった」
そう言いながら紅は靴を脱いで部屋に上がる。僕はお構い無しに夕飯を作っていると紅は声を上げる。
「おい白!また花丸ちゃんのポスター増えたな!!」
「ちょ!勝手にそこは開けないでよ!?」
「いいじゃんいいじゃん?俺とお前の中なんだし」
因みに紅はAqoursの中だと果南さんを推している。紅曰く「ハグしてもらえたら死んでもいい、あのサバサバしている所が堪らん!!」とのことらしい。まぁどうでもいいか。夕飯を食べ終えると紅は「サンキュー」と言って家を出た。何でそんな急ぎ足なのか聞くと編集社に呼ばれたからとのことらしい。紅はよくよく締切守らないから多分それだろうなと勝手に思いながら洗い物を済ませた。
「ふぅ…今日も忙しかったなぁ〜」
そんな独り言を呟きながらボクは風呂に浸かる。
「まさか花丸と善子に会うなんて思ってなかったよ。しかもボクの小説のファンだったなんて…」
明日はオフ日だからゆっくり休んでまた小説編集しないとな…そう思いながら風呂から上がり着替えてベッドにダイブした。そしてゆっくりと夢の中へ誘われた。
〜翌朝〜
携帯のアラームとともにボクは目を覚ます。時間は9時30分。休みの日はいつもこの時間帯に起きることを決めている。
「さて、今日は何しようかな……ふあぁ」
そう言って欠伸をして身体を起こそうとした時、ふと何か違和感を感じた。起き上がれない。あれ?確かこれって金縛りってやつかな?そう思ってると、
「あ、起きたずらね?」
聞き覚えのある声がした。僕は眠たい目を擦り声の主を確認する。栗色の髪に幼さを残した顔だち、特徴的な「ずら」と言う語尾。黄色い長袖パーカーを着てボクを揺すっている。この場合は1人以外考えられない。ベッドに跨っていたのは………
スクールアイドル Aqoursの一員であり、幼馴染の1人、国木田花丸だった。
「…………え?」
呆気にとられているとテーブルがもぞもぞと物音を立てている。
「ふぁ……あ、やっと起きたのねビャク?」
小さく欠伸をして起き上がってきたのは、ダークブルーの髪、シリコンで髪の一部を丸めていてどこか自信に満ちたような瞳。彼女もAqoursの1人であり幼馴染の津島善子だった。ってかコタツで寝ないでよ…
「昨日ぶりずら…シロちゃん♪」
そう言うと花丸は今まで会えなかった分が溜まって爆発したのかボクを抱きしめた。
「もがっ!?もがもがっ!?」
「シロちゃ〜ん、会いたかったよぉぉ〜!」
く、苦しい!そして花丸のたわわに実った果実がボクの顔にっ!?……やばい…めっちゃ柔らかい…じゃなくって!!よ、善子に助けを求めないと…
「よ、善子っ!た、助けてっ……」
「ヨハネよ!」
と言ってそっぽを向く善子……ちょ、そう言うのはいいから助け……
「シロちゃあぁ〜ん」
「ぷは……ちょ、花丸!く、苦しい…ゴフッ…」
『あっ…』
その後ボクはそのまま花丸に抱きしめられた状態で小一時間気絶したのは言うまでもない。目が覚めたあとは花丸と善子を正座させて
「どうしてボクの部屋に入ってるの?」
と聞くと、大家さんがマスターキーを貸してくれたらしい…この日を境にに今度から鍵は自分で管理しようと心の中で決心した。
待ってくれた方もそうでない方もどうも、椿姫です。
こんな駄文を最後まで読んでいただきありがとうございます。
前書きで書いたお知らせというのは、僕がインフルエンザに感染したということです。なのでただでさえ遅い更新が遅くなり楽しみにしていただけてる皆さんにご迷惑をかけます。ちゃんと寝て復帰したらしっかり更新できるようにしたい所存です。