一応連続投稿になるのかしら?
「迷える子羊よ……、我が教会に何の用だね」
「ひさしぶりだなことみねさん。こんにゃくもんどうができなくなってさみしいぜ」
「ふむ、どうやらこの世界でも君はだいぶ、察しがいいようだな。ご両親は元気にしているかね?」
「こころからざんねんだけど、このせかいでもすでにいなかったよ。まぁあたりまえっちゃあたりまえなんだけどな」
「ああ……、それは残念だ。尤も、君の言う通り仕方のない事ではあるな」
「うん。あんたがこんかいなにもしていないのはしっているけど、めがあったらばとるをしかけるのがますたーってもんだ。つごうよくよそみしてくれていればはしりぬけられるんだけどな」
「それ以上は権利問題に関わるのでやめたまえ」
テクマクマヤコンな挨拶を終えて、さーばんとカプセルを構える。
この世界でもあの二人は亡くなっていたが、それは仕方のない事だ。
衛宮切嗣のようにはいかない。オレが存在するのだから、あの二人がいないのは仕方がない。
それはともかく、バトルしようぜ!!
「これに勝てるかね」
「いけ、せいばー!」
さぁ始まりました第四回戦。
東方キレイはローコストを生かしてアサシンを召喚! 80マナで召喚できる、お手軽物量系暗殺者です! 残念ながらハサンガチャは一番しょっぱい子に終わりましたが、それなりの速度でちまちまフィールドを走って行きます!
西方アスカの拠点体力は1しかありませんので、攻撃を食らった時点で敗北決定です!
ええ、しかし西方アスカの繰り出したポ……さーばんとは、白い着物を着た女性……でしょうか。先程メガネことアヤカと出会った時も意味深な発言をしていましたが、先のアーチャーやこのセイバーと、アスカはどのような縁があるのでしょうかねぇ。
それはわかりませんが、あーっと! ついにアサシンが拠点の前に辿り着きます! 愚直にもアサシンは投げナイフをセイバーへと繰り出し――!?
な、何が起こったのでしょうか!!
アサシンが一撃でマナになりました! さらに、僅かですが東方キレイの拠点にダメージが入っています! 一体全体、この試合で何が起きているんだァァアア!!
「いけ、あさしん! あーちゃー!」
「キャスタ、ではなく、アサシン」
恐らくカウンター攻撃でしょう。ただし、全体攻撃のカウンター攻撃です。これは強い。
東方キレイがアサシンらしくないアサシンを繰り出しますが、同時に西方アスカは和サシン、アーチャーを召喚。これは悪手でしたねぇ。
「ぽこじゃかぽこじゃか……」
おっと、ここで東方キレイ追加召喚! ヒト○マンを使うキャスターだ!
雑魚オブ雑魚とはいえ、目の前の敵に集中してしまうアーチャーは足止めを食らっているゥ! が、アサシンには関係ない! 颯爽と奥に座っている鳩ポッポ系アサシンに斬りかかります!
召喚系のキャスターは厄介ですね。和サシンとアーチャーを出してしまったために、ヒトデ○ンがセイバーの元へ行かず、カウンターも起こせません。
和サシンとアーチャーを追加召喚するか、この二体が倒れなければ無用の長物となってしまいます。
「いけ、きゃすたー!」
「行くぞ」
なんと、ここで東方キレイバーサーカーを召喚!
凄まじい火力が和サシンを切り裂きます! 忍耐力の低い和サシン、耐えきれずにマナ化した――!!
西方アスカにとって何よりも怖いのは貫通系のさーばんとです。東方キレイのさーばんとにはそういった敵の壁を貫通する技を持った者達が多く存在しますので、東方キレイはソレを狙っているのでしょう。
「あさしん、あーちゃー、せいばー!」
おーっとぉ? 西方アスカもさーばんとを連続召喚していきます! しかし和サシンとセイバーは高マナ喰い! そんなに連続召喚して大丈夫かァ!?
問題ないでしょうね。彼女の最たる部分は戦術だとか戦略だとか、ましてやさーばんとの強さなんて部分ではありません。異様、いえ、異常量のマナ充填速度が彼女の最大の武器です。
CTさえしっかり管理できれば、彼女が負けることはないでしょう。
「英雄王、お前に全て任せ、」
「いけ、あさしん、あーちゃー、せいばー、きゃすたー!」
出たァァアア! 東方キレイの最強のさーばんと、固定砲台金アーチャー!
登場後の剣を射出するまでの数秒で消さなければ、西方アスカの敗北が決まります!
しかしフィールドに出ているキャスターの力で忍耐力が半減の域にまで達しているのも事実! 間に合うか、間に合うか!? どうか!? どうだ――ッ!?
間に合い……ましたね。やはり忍耐力低下デバフとアーチャーの一点集中連続攻撃は相性がいい。特に今回の様な強大な敵を倒すには素晴らしいコンビネーションと言えるでしょう。
しかし西方アスカも焦っていたようですね。攻撃をさせないための召喚だというのに、カウンター要因であるセイバーを連続召喚に混ぜています。やはり拠点体力1という恐怖は拭い去れません。
そして、西方アスカ選手敵の麻婆豆腐を崩し切りました。
「ふむ……私を倒して満足かね」
「うーん、とってもむなしいな。もっとはなしていたかったよ、ことみねさん」
「選択したモード通り、だな」
★★★★
かなしいたたかいだった。
でも、それなりに付き合いのある人だったからこそ、会えて嬉しかった。
原作では悪行の限りを尽くした彼だけれど、一般人として付き合うには割といい神父さんだった。
彼と行う実の無い問答は楽しかったなぁ。
……まぁ、彼がいなくなったことは確定事項だ。
オレがいるためにあの二人がいなくならなければいけなかったように。
うん。
シリアスは、終わり。
セイバー 両義式
レベル 99
経験値 00 体力 160
次のレベルまで 0(上限) 攻撃力 300
召喚コスト 10000 マナ 忍耐力 9999
再召喚待ち 60秒 突破力 600
プロフィール
暗殺者の英霊ではないあの人の別人格。『』に繋がる肉体に宿っていた意識。
本来は全知全能であるため、全てから身を引いた傍観者であるのだが、今回は使役される形、しかもかなーり珍しい形での使役なので、動かないけどそれなりにテンションが上がっている。
アクション
間合いに入れば斬捨て御免。ついでに直線状の全てを切っちゃうぞ。
動けないけど棒立ちのまま着物を揺らす姿がエレガント。優雅に優美に時を待つ。
時が来たらば、無垢式・空の境界。一応最大捕捉人数は64人だけど、カプさばのシステム上16人以上が出てくる事は無いから問題ないね!