うちの魔法科高校の劣等生にはオリ主転生が多すぎる   作:madamu
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スゲー、アニメと同じ声だ

意外と1週間というのは短いもので、すでに4月も半ば。元気してますか?

俺は毎日大変です。

 

モーリーのクイックドロー事件は起きませんでした。

その代わり「モーリー、司波達也に口頭で難問を聞くが即座に回答されてみんなに同情される事件」になった。

モーリーはその人生において司波達也に関わらずにはいられんのかね。

その後、司波達也の風紀委員会入りはつつが無く行われ、服部先輩の敗北は知れ渡った。

 

で、問題がいくつか。

 

1、課題が難しい。

うちの小隊の魔法大学卒の新任少尉がいるので丸投げでOK。

 

2、モーリーが風紀委員から外れる

カナデが就任です。「九島の威光」を使うので校内は平和になるそうだ。

他の風紀委員は「二代目姐さんの誕生だ!」と笑っているらしい。

 

3、雪光が生徒会入り

生徒会における書記補佐として入ったらしいです。なんか七草会長が「弟みたい~」と可愛がっているらしい。おねショタか。

本人的には雪光ガールズから距離がとれて羽が伸ばせるとか言ってる。

 

 

4、光夜、部活連執行部入り

モーリーと同じコンバット・シューティング部に入りやがった!

即執行部入りでみんな唖然。

みんなが距離を置く中、モーリーが話しかけたことで練習のバディ役はモーリーの仕事になったよ!ボッチが減ったよ!

 

そして大問題なのが次だ。

 

5、司波達也と接触

 

ついに接触してしまった。あまりいい形での接触ではない。

原作序盤のターニングポイントの壬生紗耶香対桐原(下の名前なんだっけ?)の試合。カップル同士の馴れ初め喧嘩を見ようと武道館に足を運んだ。

流石、一校。基本的に建物がデカくて立派。

 

二階の観戦席ではなく、一階で見ていたら

「純粋な剣技では~」「実戦~」のカップル予定の二人の痴話喧嘩が開始。

少ししたら司波達也登場!

 

深雪とは雪光の紹介で少し話したが、生で見ると凄い美少女だった。

そして達也である。おお、スゲー動いてる!腕クロスした!

 

などと感動していたら剣術部の生徒が勢い余ってこちら側に倒れ込んできた。

剣術部員が倒れる拍子に後頭部をぶつけそうだったので重心とタイミングを計り、倒れる直前に起こしてやった。合気で。

 

その瞬間、肩越しに司波達也がこっちを見たのだ。

剣術部員は倒れたはずの自分が立ち上がっていたことに驚き

「え?!」とか言っているが、司波達也は視線を外した後も俺に対して意識を向けていた。

 

ありゃ、まずい。最悪である。

司波達也が原作通り、あの九重一門の麒麟児であり

武術・武道・格闘において非凡な才があるなら俺のやったことを理解したはずだ。

 

俺のチートの一端を見られた。俺はそそくさと足早にその場を・・・と言いたいが、変な行動をとるとさらに怪しまれるので「先輩大丈夫ですか?」と先ほどの剣術部員を心配するふりをして、足止めをした。

 

その後、他の風紀委員が応援に来たところで、司波達也は足止めされていた剣術部員を連れて行こうとする。

「先輩、こちらへの手出しを録画しています。ご同行ください」

促されて、剣術部員は連れていかれる。そして司波達也は俺の方を向いて言い放った。

「見事な腕だな」

 

あ、バレテーラ。「偶然です、でへへへ」と言うのも胡散臭い。そこで

「少しかじってね。上手くいったよ」

「相当な修練に見えるな。部活は?」

「検討中。司波達也だろ?相馬新。雪光と同じクラス」

全然警戒解かないでやんの。自然な風にしてるけど、身体は半身で視界も広くとっているし。

「ああ、司波達也だ。部活をやらないなら風紀委員に推薦するが」

「ペーペーにそんな権限ないだろ。茶化すなよ」

軽く笑ってやり過ごそうとしたが、達也の警戒心はまだ高いままだ。

武道館の出口で他の風紀委員が「司波!」と声をかけてくる。

司波達也はその声に従うように合流しに歩き出す。

 

去り際に言った司波達也の「またな」というセリフが面倒である。

目的は十文字&七草の弱味探しなのに、司波達也が邪魔です。

 

というのが数日前。

現在は放送室に壬生紗耶香たちが立てこもりした日の放課後。

つまり国際的反魔法師団体によるテロ行為まであまり時間がない。

 

何やら忙しそうに雪光、カナデが動いている。

特にカナデは放課後そそくさとどこかに行く。

モーリーと光夜は部活に忙しい。

 

さてオジサンとしては、どう動くか?と行動方針を決めたいところだが

出来ることは村井大佐に学校内の不穏な様子を説明し、背後関係を調べてもらうぐらいだ。

「ブランシュです!大変です!」と騒いでもこちら側には根拠がない。

村井大佐が上手く情報を引っ張ってくれれば介入する口実ができる。

テロ組織が学内にいて活動しているのは普通に国防上良くない。魔法師の育成機関内での反魔法師テロリズムって、あーた。

 

「関少佐。あまり芳しい事態ではないようだ」

モニター越しに村井大佐の神妙な声がする。

待機場所としてあてがわれたマンションは一人暮らしするにはやや広い。

連絡要員が来ては「へ~少佐、いい所もらいましたね~」と

顔出しに来るので実際は一人で羽を伸ばすことなどない。

諜報は24時間仕事なのだ!

 

「と言いますと」

「ブランシュは知っているな。反魔法組織がどうやら東京八王子近辺での活動が確認された」

「公安情報ですか?」

「公安情報だ」

支援課の情報のパイプは多岐にわたる。外事課、内情、公安、国防内の各種諜報機関。

冗談で「支援課に聞くと内情の食堂の献立が手に入る」というものがある。

有用な情報、無用な情報といろいろ入手できるのが支援課の利点である。

 

この手の犯罪組織については公安の情報網が確実だ。

物件購入や、レンタカーの借主、そういった草の根の情報を広く深く収集しているのはやはり公安である。

 

「どんな計画かまでは・・」

「判明しておらん。ただ君からの報告と合わせると一校での工作が行われる可能性も低くはない」

「では必要があれば暴れても…」

「で、七草か十文字とは」

「十文字会頭の所属する部活には所属しましたが、練習に顔出すくらいで今はまだ」

「そっちが先だな」

と釘を刺され、襲撃の日まで楽しく部活です。教官の蹴りもなければ怒声もない。

これが実戦だ!と言いながら拳銃をぶっ放すヤバい訓練もない。

筋トレ楽しいです!

 








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