うちの魔法科高校の劣等生にはオリ主転生が多すぎる   作:madamu
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俺、諜報員というかニンジャじゃね?

当日を迎えました。ブランシュ襲撃です。
すでに壇上には、二科生による抗議団体が七草会長とあーだこーだしています。

不思議なことに講堂には風紀委員ではなく、一部部活連の有志が
「警備」の腕章とともに数か所立っていること。

あ~、すでに準備万端ね。この辺りは転生者組の差配だろう。
今日登校時にも学校外で日頃見ない配達の車を2台ほど見かけたので
四葉の工作班が待機しているのかも。

壇上の討論は「二科生にも講師くれ!」
「履修と成績いかんによっては講師による講義の履修も可能です!」とか
喧々囂々だ。たださすが七草のお嬢さん。舌戦でも優位である。
こりゃぼちぼち決着が…

と講堂天窓の割れる音!ばりーん!ボン!煙だ!服部先輩の見せ場だ!
はっきり言って、原作を知り、現役の諜報部員兼凄腕兵士の俺から見れば
ブランシュの襲撃は杜撰な戦闘計画なので慌てることはない。

警備の面々が講堂周辺を警戒し、一部の警備役が生徒の退避のため敷地外への避難経路を確保に講堂を出た。
あ、モーリーいるわ。頑張れよ!見せ場だぞ!

講堂内の生徒は突然のことに不安になるが、さっと壇上に上がった光夜が
「我々は部活連執行部の有志警備です。周囲の安全を現在調査中です。皆さん取り乱さず、規律をもって行動してほしい」
と、恐ろしく通る美声で生徒に語り掛けると、動揺も少し静まった気がする。
逆に「大丈夫ですよ!大丈夫ですよ!」を連呼して安心させるんだか不安にさせるんだか、面白いのが中条あずさである。
梓弓打ってやれば一発なのにね!

すでにレオンハルトはいない。千葉エリカもいない。風紀委員もほとんどいない。
司一の確保に、図書室からの国防軍のデータベースへの不正アクセスを止めに動いているようだ。

遠くの方から「パンツァー!」の声が聞こえる。よしちょっと手助けに行くか。
不安な生徒たちから抜け出すように
というか凄腕潜入工作員はこんな状況から抜け出すなど朝飯前である。

と、偉そうに言ったが行動に移すと意外と難しかった。
警備の面々の一瞬の油断。油断というより目の動きをを盗んで講堂の外に出る。
レオンハルトのデカい声の方に行くと襲撃者と大立ち回りのレオンハルトや警備の部活連の面々がいる。

刃物や拳銃などで装備を固めた襲撃者に、時にはパンチ、時にはキックと善戦するレオンハルト。
警備の面々も格闘系部活なのか物怖じすることなく、戦っている。

よしよし日本の国防の未来も大丈夫そうだ。
舗装された学内の道も一部割れていたので、そこから適当な大きさの破片をいくつか拾い上げ
乱戦を続ける集団へと踊りこむ。

乱戦になると意外と人間の視野は狭くなる。
高速道路における高速走行時の視野の狭さと同じだ。

俺は身を低くしながら人の隙間を縫うように乱戦内を走り抜ける。
走り抜ける際に襲撃者の側頭部や、顔面、膝、時には急所へ破片を投げつける。
古代中国には指弾と呼ばれる技術があり小石を投げ、敵の急所を攻めたという。
それである。

突然の衝撃に一瞬間の空く襲撃者。あとはそこに渾身の一撃を入れる警備の面々。
5分もしないうちに講堂近くの襲撃者たちは地面に伏した。

少し離れたところで
「大丈夫か?」
「ああ、なんてことないぜ」
「お前、二科生の・・・」
「西城レオンハルトだ」
「僕は」
「森崎だろ」
とモーリーがレオと友好を深めていた「なかなかやるな」「そっちこそ」みたいな会話を始めたので
そそくさ退場。
モーリーへの主人公組のヘイトが減りますように!

講堂に戻ると「退避路は確保してあります。この後講堂をクラスごとに移動します!」と服部副会長が指示をしていた。
警備の面々に促されて、1年生から順に学校の外にある避難施設へと移動する。
あとで聞いた話だが途中1度襲撃者の残党とかち合ったが光夜の対応で捕縛したらしい。

今日の授業はこれで潰れた。

避難施設で点呼を取り、警察と有志生徒の警備が続き夕方ごろまで続いた。
日も暮れ始めたあたりで七草会長が全生徒に向かって「暴徒による構内襲撃は鎮静化されました」と報告があり
そのあと、生徒は解散、帰宅となった。

今頃はブランシュのアジトへの反撃をしているころだ。
俺も帰宅もとい待機場所へ向かうべく生徒の人波に紛れようとしたとき

「へいへい!アラタ君!ちょっとお茶しない」
振り向くといたずらっ子の笑みを浮かべたカナデと。神妙な顔をした光夜がいた。
う~ん、作戦失敗かもしれません。大佐。次の任務は西EUへの諜報活動か大使館警護がいいな







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