うちの魔法科高校の劣等生にはオリ主転生が多すぎる   作:madamu
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モーリーも魔法使っちゃう組だっけか?

 

選手が大事なのはわかるけど、スタッフもバスに乗っけてくれてもいいじゃない。

御存じ「加速、跳躍、横転」の九校戦会場移動時の自動車テロのお時間です。

 

前方には選手を載せたバス。俺がいるのは機材を積んだトラック内。

同じスタッフが数人トラック内におり

あの選手が強い、真由美会長のパンチラ見れるかな~、と雑談している。

()()()男子生徒など「俺、パンチラより太もも派なんだよな」とつぶやく始末。

 

まったくもって度し難い。将来を担う若者が女子高生のパンチラを期待してどうする!

太もも派の俺にはパンチラじゃなくても楽しいけどね。

 

「それトーラスの新モデル?いいの持ってんね~、ちょっとジャンプしろよ~」

暇なのか絡んできたのはカナデだ。

 

美醜の好みで言えばカナデは可愛い。いや可愛いわけですよ。

バスト、ウェスト、ヒップとスタイルの良さは深雪に匹敵する。

表情も明るく会話のリズムもいいし、内容も楽しい。

他の男子と俺に向ける視線も違う。

猫がゴムボールで遊ぶように興味津々に話を聞いてくれる。

俺に惚れてるな!と、若い諜報員は思うわけですよ。

 

こんな小娘にコロッといくなら、あの人を南フランスに置いて帰国していない。

彼女と見た沈みゆく太陽の暖かいオレンジ色は、今でも最も美しい光景だと思っている。

俺の贈った指輪を彼女はまだ持っているだろうか。傷つけられた背中の傷跡はもうわからない。

 

「入学前に叔父さんからもらった最新モデル。いいだろ~」

自慢がてらに手首のCADを見せびらかす。

「ちょと貸して」と俺の腕から取っていく。

今はセーフモードにしてあるし、起動には3桁のパスコード入れねばならないので

何かデータを抜くとか仕掛けるとか簡単にできない。というか俺が目の前で見ているし。

 

「コード教えて」

「いや」

「あっそ」

カナデは適当にポチポチコードを入力し始めた。

一分ほどしたら「けち~」と笑って返してくる。

 

そのタイミングでトラックが止まった。外からブレーキ音や何やらデカい音がする。

はいはい、来ましたね。「くっそ!」「とまれ!」とかいってみんな魔法使って

服部先輩は状況を見て魔法を使わず、十文字会頭が障壁で止めて、深雪が炎上を防ぐんだったけか?

 

あれ?モーリーも魔法使っちゃう組だっけか?

 

トラックから俺を含めてぞろぞろと降りる。

少し先ではバスが止まり、バスの向こうから煙が出ている。

 

さあ来ましたよ。最初のトラブル。

この後30分ほど足止めをされたが、高速の管理事務所と警察が到着し

七草会長が何やら話したら、あっという間に実況見分から開放。

これだから権力者は…いいな~。

 

モーリーや須田ちゃん、光夜も無事だった。

どうやら、モーリーは光夜に「魔法が混線する。止めろ」と制されて魔法発動はしなかったらしい。

よしよし、光夜はモーリーに関しては積極的かつ友好的だな。

 

千代田先輩やら原作で大慌てした組はそのまま魔法発動したらしく、

実況見分中も「渡辺摩利a.k.a修次の彼女」に怒られていた。

 








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