うちの魔法科高校の劣等生にはオリ主転生が多すぎる   作:madamu
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スクーター姉は不登校

彼女が欲しかったのは安心感と、自分が人間である確信だ。

 

自分の考えが言葉で否定され、生の人間同士の触れ合いで世界の現実を実感したのだろう。

男女の恋愛は大体の問題を解決する。

ただ破綻したときは何よりも問題を残すがね。

 

「カナデは堕ちたな、ふはははは!」と言えるようなことはなかった。

実際、キスから先は()()()進めなかった。時間切れだ。

 

警備巡回の時間が近かったので大急ぎで床の缶を拾い上げ、ホテルの内の非常階段へ行った。

そこには警備員の服装をした支援課小隊の一人がいるので、ゴミを渡しておさらばである。

 

冗談でカナデをずっとお姫様抱っこしていた。

彼女は着やせするタイプで、見かけ以上にスタイルにメリハリがある。実地確認済みだ。

 

一校のフロアに戻るまで10分も満たないが、たわいもない話をした。

声優目当てで「さすおに」を見始めたとか、ちょっと根が暗いこと、そして昔も今も恋人はいないことも。

俺は俺で少しだけ話をした。甘いものが好き。贈り物は同じものを二つ買う。眠れぬ夜があったこと。

そして凄腕の諜報員ということ。

そのくだりで彼女は「それだけは今でも信じられない」と笑って言った。

 

フロアへ通ずるドアの前で、長いキスをして一校フロアに戻った。

カナデは嬉しそうに部屋に向かっていったが

俺は一人部屋となったスペースで「最後まですればよかった」と呟き、長い長い九校戦が終わりを告げた。

 

 

 

「ということになりました、村井大佐」

「惚気か?それともハニートラップの相談か?」

転生周りの話はしても理解されないのでカット。キスの関係だけ説明した。

モニター前の村井さんは呆れているのがよくわかる。おでこ光ってますよ。

「さあ、ですが九島との繋がりを部下に隠されるよりかマシでしょう」

「なんで任務と関係ないところばかり、関係が深くなる」

「片方は人徳、片方はセックスアピールによるものかと」

待機場所兼仮の自宅での定時連絡はこれで終わった。

 

夏休みはやることが多い。

クロスフィールド部も夏季大会があり、それもすぐだ。

本命の一つ、十文字会頭と距離を縮めるには持ってこい。

もう一方の七草からは眼中に無いようなのでどうでもいいです。

あんな小娘どうでもいい。ダンスがお座なりだったことの恨みは一ミリも無い。

もう一度言う、一ミリも無いもんね!

 

考えなければいけないことは山積している。

たしかモーリーは夏休み中に、非魔法師の人といろいろあって精神的に成長するイベントがあったような。

あれ女優守るんだっけか?

そのあたりの人命救助的対応を考えねば。光夜あたり自主的に対応してくれれば助かる。

 

問題は横浜騒乱だ。

これを一度整理する必要がある。

 

1、時系列の確認

2、各人物の行動指針の確認

3、大亜連合潜入班の所在確認

4、日本の防衛組織への接触と警戒誘導

 

難点なのが俺が横浜騒乱、灼熱のハロウィンの詳細を忘れているということだ。

 

念のため、紙に書き出してみよう。こういった情報を整列するときには紙に書き出すようにしている。

支援課の新人に「タブレットに書いて削除すればいいじゃないですか」と言われたので

そいつのタブレットから削除した自作ポエムをサルベージしてやったことがある。

「君の瞳に輝く星座は、何物にも代えられないピュアハート」だっけか?

 

最後は燃やして炭にするのが一番なんだよ!

あと、書く時は登場人物を自分にだけわかるよう茶化して書いている。

このくらいの遊びがないと諜報なんぞやっとれん。

 

時系列を無視して覚えていることを羅列すると

 

 

 

一人刀剣乱舞(ロリコン)が病院でスクーター妹に花束を持って会う。

 

社会人ラグビー部の先輩後輩コンビが上陸。料亭で一人刀剣乱舞と会う。

 

中年フリーターが剣術小町&パンツァー!と交戦。(将来的には剣術小町とパンツァー!は付き合うんじゃないかと思っている)

 

スクーター妹がスクーターで逃げる。

 

中年。ラグビー部後輩に殺される。

 

お兄様の義理の母(若作り。俺とは違う)が【インディージョーンズに出てくるアレ】をお兄様のところに持ち込む。

 

お兄様、1kmと交戦。

 

独身長男、愚痴を言いながら不審船を沈める。

 

病院で、彼氏とおそろいのジャケット先輩が、彼女とおそろいジャケットの恋人と共にラグビー部後輩と交戦。

 

ラグビー部後輩、鑑別所を襲撃。彼氏とおそろいのジャケット先輩と、おねショタ好き(偏見)との交戦で捕まる(お兄様もいたはず?)

 

あいつ、校内で行われるなんかの実験で細身女子にイチャモンをつける。

 

お兄様、フェチズム溢れるメイドロボットを利用して、あいつのデータコピーの現場を目撃。逮捕。

 

ラグビー部先輩、一人刀剣乱舞に頭を下げて後輩の身柄奪還。

 

ラグビー部先輩が一人刀剣乱舞に頭を下げた翌日?に後輩の身柄奪還成功。

 

スクーター女子がスタンガン?持って威嚇するところをパンツァー!がタックルかまして確保。不純異性交遊?セクハラ?を剣術小町にツッコまれる?

 

生徒会役員交代、風紀委員長に五十里啓の外部暴力装置が就任?

 

スクーター姉は不登校。

 

独身長男、運命の人(独身者ありがちの勝手なトキメキ)と出会う。

 

彼氏とおそろいのジャケット先輩、調香(きっと彼氏が「いい香りだ」と言ったのでハマった口だ)を利用してあいつから情報を引き出す。

 

パンツァー!、剣術小町と練習して着替えを覗く。

 

泣きぼくろ、眼鏡巨乳の乳を揉む。あとパンツをガン見する。

 

パンツァー!、剣術小町の道場で布使って特訓。

 

「あんたに足りないもの教えてあげる」と剣術小町どや顔。

 

パンツァー!が「修行が無駄になった」と愚痴る。

 

お兄様、おねショタ好きと図書室?の個室でイチャコラする。

 

 

書き出してみると意外と覚えているが、細部がわからんので情報や場所の特定、日付の特定は難しいな。

あとなんだ?一応思いつく限りはこんなもんだ。思い出したら追加だな。

 

流石です!女子は、特に大きく行動を起こさないんだな。

おねショタいや七草真由美とのイチャコラを報告したら騒動が起きるだろうか。

 

一度カナデに相談する必要がありそうだ。

「転生者」として相談できる相手がいるのは助かる。情報量が増える。

 

さて、一足早く横浜騒乱編を始めるか。








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