うちの魔法科高校の劣等生にはオリ主転生が多すぎる   作:madamu
<< 前の話 次の話 >>

8 / 68
転生者容疑


我が妹の明子さんや、姪っ子の柚希ちゃんはもうすぐ小学校ですが
伯父さんとしてはランドセルを贈りたいのですが、いかがでしょうか。

とリアル36歳として一瞬逃避したが、すぐさま現実に引き戻された。

目の前で転生者容疑を持つ二人が挨拶を交わし、更には下の名前を呼び合う仲になったのだ。
いやまだこの段階で原作に何かしら影響が発生するわけじゃない。息を整えろ。素数だ。

「スゲー演説だったな」
二人に近づき、四葉に向けて言葉を投げる。
「いや、正直なことを言ったまでだ。お前は?」
胡乱な目を向けながら返答してくる。警戒しているようにも見える。
「相馬新。あんなデカいこと言う奴とクラスメートになるとは」
「へー、デカいことに聞こえたんだ。私、ふじばや」
「藤林奏だろ。さっきの自己紹介聞こえてた。九島だって」
「まあ分家も分家だけどね」
他の生徒と違い物怖じしない態度が気に入られたのか四葉も藤林もこちらに視線を向けてくれる。

「で、四葉は新入生挨拶したってことは相当入試はいい成績だったんだろ?」
「あまり四葉四葉と連呼されるのは好きじゃない。光夜でいい」
お、年相応な反応な気がする。
「じゃあ、光夜。俺のこともアラタでいいよ。そっちはカナデでOK?」
「もちろん。堅苦しいのは好きじゃないの」
光夜も軽くうなずく。君ら!年相応じゃないか!
長身で黒髪美形の光夜。
姉の響子とは違い、活発な印象と姉を思わせる美貌を持つカナデ。

僕、君の姉さんとお茶しばいたったで~、言ったら驚くだろうか。
二人に正対すると自分が平凡容姿であることを痛感する。
童顔=かわいらしい、みたいなイメージがあるがそんなことはない。
そんなことはないんだ!

美形二人の間に平凡面が入ってたことで、何となく周りの空気も和らぐ。
「お前入試どうだったのよ?」と聞く「いや普段通りだ」とそっけなく返す光夜。
そんなやり取りのすき間で女子生徒数人が
カナデに声をかけたりと新入生らしい交流がそこかしこで始まった。

残念ながら光夜に話しかけたのは俺だけだった。
そりゃざっくばらんな感じがする美少女とは交流しやすいが
「僕、四葉なんだよね」みたいな陰気な奴には話しかけずらいわな。

「なあ光夜。お前割とボッチだったりする?」
「そのつもりはない。が、周りが勝手に距離を置いてくる」
「それがボッチだ」
突っ込まずにはいられない。

教室内で会話が弾み始めたタイミングで教師が教室に入ってきた。
教師からの「3年間学業に励むように」的な挨拶が終わるとIDカードの配布が始まる。
「え~では明智」と生徒を呼び始めたとき教室のドアがもう一度開いた。
「遅くなってすいません。司波雪光です」

oh・・・


我が妹の明子さんや、姪っ子の柚希ちゃんはもうすぐ小学校ですが
伯父さんとしてはランドセルを贈りたいのですが、いかがでしょうか。







※この小説はログインせずに感想を書き込むことが可能です。ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に
感想を投稿する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。