結構難産
ここからしばらく結さん視点が続きます
夏音ちゃんを拾ったのは、本当に気まぐれだった。
初めの印象はそうだな……。
みすぼらしい、だろうか。
そもそも、全身がずぶ濡れだったし。
髪もボサボサ、明らかに憔悴しきったように顔色は悪くて。
内心では、そんな彼女がいきなり僕の隣にきたものだから、ギョッとしていた。
だがすぐに夏音ちゃんの方も僕に気づいて、「何でここに人がいるんだ」とでも言いたげに驚いた顔をする。
それはこちらの台詞だと思い、思わず口からポロリと疑問が漏れてしまうのも無理はなかっただろう。
「誰なの、君」
「貴女こそ、どうしてここにいるんですか?」
そうすれば、警戒されているのか、逆に質問を返された。
僕は隠す必要もないので言ってやる。
「見て分かんない? 雨宿り」
正確に言うなら、魔女狩りをした後、帰ってる途中で雨が降ってきたから、神社に避難していたのだった。
それを聞いて、彼女は一瞬ポカンとした。
そして、自分でも気付いていないかもしれないが、とても申し訳なさそうな顔もしていて。
だからか、真面目なのかなと、僕はその時その子に対してそう思った。
そうして、こちらをジッと見てきた彼女に目を瞬かせる。
どう考えても訳ありに見えた。
何があったんだろうか。
なんだか怖がられてる気がするし、ええと……こういう時はどうすれば良いんだっけ……。
とりあえずは――
「もしかしてすごい怖がってる? 君」
「……」
「そう怯えなくたって、取って食おうだなんて思わないよ」
と冗談混じりに笑ってみた。
それはもう、わざとらしくカラカラと。
無理やり明るくしようとして。
だが、我ながらぎこちなかったかもしれない。
だってその証拠に、またもや、ポカンとされたのだから。
「……………………………………」
ああ、やってしまった。
その瞬間、すごく頭を抱えたくなった。
胸の中を満たすは後悔ばかり。どうしてこう僕は、上手く話せないのだろうか。
あまり認めたくはないが、根が暗いせいかもしれない。
自覚出来る分、キツイ。
「……で、でも只事じゃないみたいだね。家出?」
しかし黙っていても話は続かないので、あたふたした内心を隠し、平然としているふりして、聞いてみる。
すると、夏音ちゃんは一瞬虚を突かれたようになり、次に弱々しく呟いた。
「そんなところかもです」
「――ッ」
まるで、世界にたった一人、取り残されてしまったような……そんな寂しそうな顔だった。
その仄暗く悲しい目が、何故か僕の心を無性にざわつかせる。
もしかしたら、見覚えがあったからかもしれない。
――いつも朝、目を覚まして鏡を見る時、そこに映る自分自身――鏡像の僕も、同じような闇を瞳に宿していた。
何で僕って、こんな風に一人なんだっけ。
何も信じたくないのに、何かを期待して。
何かが欲しくて堪らなくて。
それに疲れ切ってしまって、僕は毎朝、この世界に絶望していた。
何より、生きている価値もない癖に、また今日という日を生きようとしている事実が、嫌で嫌で仕方なかった。
この子も、そんな僕と似た瞳を揺らめかせている。
これは何かの偶然だろうか?
どうしてこんな子なんかが……。
だけど同時に、僕とは違うかもしれないとも感じられたのだ。
その闇の中に、僅かに光もあるように見えたから。
それは強く強く瞬いて……でもこのままだと、すぐに消えてしまうなくらいか細くて。
もしそうなったら、何だかすごくもったいないなと感じ――
「食べる?」
そして気付けば、僕はゴソゴソとポケットを探り、チョコを差し出していたのだった。
と言っても大したものではない。
疲れた時に糖分を補給すると、頭が働くようになるから、時々持ち歩いている一口サイズのチョコだ(甘いの嫌いだけど)。
少しでも気力が回復すれば良いと思って、僕はそれを夏音ちゃんに渡した。
夏音ちゃんはおずおずと受け取り、チョコを口に放る。
その瞬間、
「〜〜〜〜」
破顔した。
これ以上ないほど幸せだ。何かが報われたように、嬉しいと。
そう言わんばかりに、あまりに救われたような表情をするものだから、こちらも何処か胸が暖かくなって、つい頬を緩めてしまう。
でもその後、耐えきれなくなったのかその子は涙をボロボロ溢して、再びあたふたしたのは言うまでもなく。
いや、それもそれで表に出さないようにしたが。不安させると不味いので。
やがて、彼女は疲れ切っていたのか、僕に寄りかかるように眠ってしまい――あれだけ警戒していたのに、よっぽど限界だったのだろう。
その体の重みに、ふいに懐かしさが込み上げた。
昔、よくこんな風に、ミズハや順那が、甘えに来てくれたのだ。
そしてこの子と同じように、僕に頼るようにうたた寝をして。
僕はよく、妹達の頭を撫でてあげていったっけ。
それはもう、叶うことのない遠い彼方の思い出。
だから、きっとそのことを思い出したせいなのだ。
よせばいいのに、うっかり情なんて湧いて、ほっとけなかった。
そうして僕は、最初にも言った通り、気まぐれで彼女を家に連れ帰ったのだった。
◆◇◆◇
体を綺麗にし、ごめんと謝ってから服を着替えさせ、ベットに寝かせると、夏音ちゃんは少し安らいだような表情になった。
その間意識が回復してもおかしくなかったが、目覚める気配はない。
僕は彼女の側に座り、その顔を長い間覗き込んでいた。
改めて見ると、大人びた顔だが、まだあどけなさが残る、僕より年下そうな女の子だった。
肩辺りまでの髪が、ちょっと似合っていないように見えて、せっかく綺麗な髪なのに、伸ばしてなくてもったいないなと思った。
少なくとも僕の髪は色素が薄く、癖もある。はっきりとした色合いの彼女の髪が、羨ましい。
ふとそこで、その左手に視線を移した。
薬指にはめられた銀色の指輪――これは間違いなくソウルジェムだ。
やっぱり普通の子ではなかった。
早島で見かけないということは、あの神社の位置からして、牛木草から来たと考えるべきだろう。
あそこは魔法少女の縄張り争いが激化している。
実際、何人もそこから流れてきた子達がいた。
まあ、こちらも余裕はないため、そのすべてを追い払ってきたのだが
……それを考えると、今こうしてこの子を助けているのは、あまり良くないことなのかもしれない。
僕はこの子だけ特別に助けてる。
そんなのはフェアではない。
それに可哀想だが、僕がこの子を庇護するのは難しいだろう。
縄張りの管理問題、牛木草の魔法少女との揉め事、色んな事情があるが、魔法少女になった当時、随分と暴れてしまったせいで、僕自身の評判はすこぶる悪い。
そのため、僕が牛木草に行けば、逆にこの子に迷惑をかけることになる。
かと言って匿うには、この早島じゃあ限界があるし。
「ほんと、厄介ごとしかないじゃないか。最初から助けなきゃ良かったのに」
ポツリと、僕は自分自身に呆れて溜息を吐いた。
こんなの無責任にも程がある。
そんなに都合が良くいくわけないと知っていたくせに。また送り返して、酷い目にあったとしたら、彼女はどう思うのだろう。
「……兄さん」
と――グタグダと悩んでいたその時だった。
夢見が悪かったのか、ベットの中の夏音ちゃんが突然、うなされ始めた。
僕はここに来て、またまた慌て始めた。
ついつい、
「ど、どうしたの?」
と聞いても、当然返答は返ってこない。
その代わり、彼女は再び、
「……兄さん」
と寂しげに呟いて、泣きそうな迷子の顔をしていた。
それが奇妙なことに、またも脳の隅っこで眠っていた、遠い思い出をくすぐる。
そう言えば順那が小さい頃……隣で眠っていた時、よく悪夢を見ていたなと。
その時の順那はいつも苦しそうで、僕があやしても何の効果もなかった。
いつの間にか治っていたが、今でも、一度だけ漏らした寝言が忘れられない。
――お兄様。
順那には、兄弟がいなかったにも関わらずだ。
それがすごく、不安を掻き立てられるものだったことは、誰にも言えない僕だけの秘密。
僕は順那が知らない何かになるのが怖くて、その存在を留めようと手を握った。
何処にもいかせない。
僕の妹はここに――
その感情を思い返した途端だった。
無意識に僕の両手は動いて、彼女の片手を包み込んでいた。
自分でも、驚く行動だった。実際、あれ? と首を傾げたほどだ。
とは言え……少しすると、ちょっと安らいだ顔をしたから、離すに離せなくなって。
まあ、心配なことに変わりはないのだから。
「――ッ。せっかく助けたんだ。早く回復してよね……」
そう文句を言いつつ、僕は固有魔法を発動させ、自身の魔力を彼女に注ぎ込む。
肉体限定の時間操作の魔法。
その緑色の魔力はゆっくり、ゆっくりと彼女の全身に広がると、疲れを癒やし、血色も良くしていく。
ここまでやったんだから、体の方は大丈夫だろう。
後は、心の問題……。
「――心、か」
舌の上で転がしたその響きが、やけに皮肉に聞こえた。
人のことは言えない癖に、せめてこの子が、救われる未来があれば良いなと、少しだけ願ってしまったのだ。
だって、寂しそうな顔をする夏音ちゃんが、他人事のようには思えないから。
彼女の前では、妹達の思い出ばかりが蘇るから。
でも、それとは別に、僕の内側が――僕の心の一部が変に痛んだ。
昔の感情を呼び覚まさないで欲しいと。
こんなのは辛いだけなのに。
すごく胸が締め付けられて、何だかザワザワする。
――この時から、予感はあった。
数奇な運命に巻き込まれつつある、予感。
けれど……最後になって思い返してみると、彼女との出会いは、僕の人生の中でも、数少ない幸せな出来事だったんじゃないだろうか。
すべてが終わった後にはそう思う。
信じられないだろうけど、本当だ。
これから夏音ちゃんは、僕にとって、大きな存在になっていくのだ――
◆◇◆◇
その後目を覚ました夏音ちゃんは、お礼に昼食を作りたいと言ってきた。
僕はちょっと迷ったが、せっかくということで、サバの煮付けをリクエストして、こうしてリビングで待機中。
位置的に、ここからならキッチンが見える。
ちらっと確認しても、夏音ちゃんの手際はとても良かった。かなり慣れている手つきだ。普段から家事をやっているのだろうか。
対して僕はというと、毎回テキトーに作ってしまうので、あまり料理のレパートリーは少ない。
せいぜい、野菜炒めとか、鍋物とか、チャーハンとか……。
これでもマシになった方で、当初、練習しようと本まで買ったのだが、卵焼きを作ろうと思ったら失敗し、最終的には「初めからスクランブルエッグを作っていたんだよ!」と開き直る始末で、次第にもう食べられれば何でも良いじゃんと、だんだん雑になっていった。
それに比べれば夏音ちゃんはすごい。
純粋に尊敬する。ただ謎の敗北感だけはあった。
年下の子に女子力で負けている。そのことに少し、いや結構、ずしりと来るものがあった。
花の女子高生にもなっておいて、干物女の生活スタイルだったので。
これでも女っぽくないのは気にしているのである。
そうやって勝手に自己嫌悪していると、いつの間にかそれなりに時間が経ったのか、夏音ちゃんが出来上がった料理を運んできていた。
「っと、いけないいけない……」
僕は慌てて小声でそう呟き、険しくなっていた顔を元に戻した。
幸い、夏音ちゃんにはバレなかったらしく、彼女はテーブルに皿を並べ、「お口に合えば良いですが」と微笑む。
しかしそんなこと言われなくても、充分に美味しそうだ。
思わずごくりと、唾を飲み込むくらい。
「いただきます」
手を合わせ、早速サバの煮付けを食べてみた。
サバの身がホロホロと口の中で崩れ、醤油ベースの甘辛い味が舌で踊り――
「――あ、美味しい」
いや、普通にめちゃくちゃうまっ。
っと、僕はその瞬間、軽い衝撃を覚えたのだった。
他の人が作った料理ってあんまり食べてこなかったから、驚いてしまう。こんなに美味しいものなのかと。
しかも母の料理が素朴だった分、何処か懐かしく、しかし濃い味付けでもあるので、
「好みに合いましたか?」
「うん。これ結構好き。これ美味しいよ夏音ちゃん!」
そのまま口元を綻ばせ、お世辞でも何でもなく、心からそれを伝えた。
それに照れたのか夏音ちゃんは一瞬惚けた顔を見せ、「ありがとうございます」と礼を言う。
それから、僕達は食事をしながら会話を続けた。
「それで、夏音ちゃんはこれからどうするの?」
まずは、彼女が今後をどう考えているのか聞いてみる。
やっぱり牛木草出身だった訳だが、アレだけやつれていたのだから、相当なことがあったのは確実だ。だからこそ、いくら何でもそのまま帰るとは言わないんじゃないのかな――などと思っていれば、予想外のことを正面から告げられた。
「牛木草に戻ります。普段の生活に戻るだけですよ」
「――!?」
そのため、考えていたこととは正反対の答えに、僕が息を飲んだ。
動揺したのは、多分、夏音ちゃんが平然としていて、危ない場所に戻ることを当たり前みたいに受け入れているようだったからだ。
喉元の辺りで、「え、嘘でしょ?」という出かかった言葉をどうにか留め、
「君はそれで良いの?」
意識して強めの口調で確認すれば、夏音ちゃんは「ええ」と頷いて。
「しょうがないです」
と、複雑そうに言った。
でも、確かにそうする以外にないのも事実なのだ。
そこでようやく、僕自身もほんの少し前にそう思っていたのをようやく思い出し――それでもとても悲しく、寂しい結論だと思ったのは、傲慢だろうか。
ああ、傲慢で勝手な気持ちに違いない。
だから僕は、
「……そっか」
彼女を否定することは出来なかった。
しかし、
「でも君は一人でしょ……そんなの……」
偽善者らしく、変わりにやるせなさがただ込み上げた。
僕は彼女に、何一つしてあげられないのだ。
頭では分かってはいても、納得出来るほど、僕は器用ではない。そこまでしてやる義理がないと言われればそうなのだが――
「―― 私は一人じゃないですよ」
と、ここで夏音ちゃんがにこりと微笑んだ。安心させるように。
目を見開けば、夏音ちゃんは当然のように続けて。
「貴女が助けてくれた。大丈夫……私は貴女のその思いだけでやっていけます」
そうやって暖かな言葉をくれた。
それが耳に届いた刹那――思考が止まる。
そんな風に……そんな風に言われたのは、いつぶりだっただろう。
友達も、妹も、家族も、皆離れてしまっている今の僕に、それがどれだけ胸を貫いたかなんて、きっと夏音ちゃんには分からない。
魔法少女になってから、ずっと孤独だった。
だけど僕は、人との繋がりが欲したくせに、新しい関係を拒絶していた。
それは何故か。
キュゥべえと契約した以上、人並みの幸せなんて手に入らないと諦めたからだ。
だって、どうせいずれ僕は死ぬ。
惨たらしく、何処かで寂しく死ぬ運命なんだ。
そしてどいつもこいつも、普通の人は魔法少女のことなんて知らない。
……実は戦いが怖いんですって、どうやって人に言えば良いんだよ。
そうやって当たり前のように擦り減っていく心を、けれど僕は、当然だと飲み込んでいた。
これはミズハを殺した僕への罰だ。
じゃあ良いじゃないか。魔女との戦いが辛くて苦しくて、やっと人を助けたと思ったら、お礼も言われないだなんて、空虚で腹立たしいとか、思っちゃいけない。
それに、孤立する道を選んだのは僕自身だ。
一族の人も、クラスメイトも、こっちから遠ざけておいて。今更虫の良いことは言えないだろう?
だからこそ。
甘えちゃいけないと、僕は誰にも言えない絶望を一人で抱え続けた。
ミズハを殺したことも。
魔女が怖いことも。
頑張っても報われないことも。
正しくはあれないことへの失望も。
全部全部を、仕舞い込んだ。
しかし時々、愚かしい考えも浮かんでしまうものだ。
何で僕がこんな目に遭わなきゃいけない。理不尽だ。コトコト煮詰めるみたいに、不満は溜まって溜まって。
それを潔癖に嫌いながら、せめて、せめてと、どうしようもなく思う。
こっちだって必死に魔法少女やってるんだ。
一言くらい、何か労ってよ――
そんな僕に、夏音ちゃんは感謝をくれた。
魔法少女になって初めて、魔法少女として助けた子に、真っ当に、心底からのお礼をもらえた。
「――、………、っ……」
その事実に心揺さぶられ、何か言おうとしても、上手く形にならない。
ああ、この感情が表に出ていないだろうか。泣きそうになるから心配そうな顔を崩せないんだ。
本当に、夏音ちゃんは不思議な子。
妹への気持ちを蘇らせたかと思ったら、こうして僕に欲しいものを与えてくれるんだから……ずるいよ。
こんなんじゃ、もっと君と話をしてみたいと思ってしまうじゃないか。
そうやって、内心、名残惜しさが生まれてきた時……しかし更に夏音ちゃんは言った。
「結さん。友達になってくれませんか?」
「――え?」
自然と下げていた視線を上げ、僕は彼女の顔を見る。
何を言っているか、短い間だったが飲み込めなかった。
ポカンとしてしまう。
「そ、それってつまり――」
「私は結さんともっと一緒にいたいんです。牛木草の人間ですけど、貴女への恩を返したい」
「……!」
「勿論、嫌でしたら断っても構いません! 場合によっては――」
と、僕が黙っているせいで夏音ちゃんが慌て始めた。
僕はハッとすると共に、前のめりになって口を開く。
「い、嫌じゃないっ! むしろ大歓迎!」
すると今度は夏音ちゃんが引いて驚く番だ。
僕はまたも、あっと思って、気まずくなって咳払い。
「ごめん。僕ってあんま友達いないタイプだからさ。その……嬉しくって」
「そうなんですか? ……ってことは、結さんとは気が合うかもです」
「へ?」
「私もあんまり、他人を信用しないタイプですから。あ、結さんは別ですよ? 助けていただきましたし」
「……そう」
そう言われて、何処となく満更でもない気分になる。
口元、ニヤけてないだろうか。
本当は、牛木草の子と仲良くしちゃ、いけないことなのかもしれないけど。
――嬉しかった。
涙が出そうなくらい。もう一人じゃない、この子が側にいてくれることが。
……その反面、突き刺すような胸の痛みも生まれていたとしても。
こんな幸せなのは、本来なら良くないことなのだ。
幸せになったら後は不幸になって。不幸になったら、僕は――
それでも……今は、笑おう。
何となく、この瞬間だけは、沈んだ顔を彼女に見せたくない。
それがせめてもの 夏音ちゃんに出来る、僕なりの感謝の伝え方だった。