突如として現れた少女。
彼女は私達と同じ魔法少女らしい。
膝辺りまで伸びてるロングヘアの赤髪。酷く整った顔立ちは、しかし表情筋が固まっているらしく無表情で、勿体無いことにこれまた伸ばした前髪で少し隠れている。衣装は緑を基調とし、ベールを被り、植物や花をあちらこちらにあしらった可愛らしいもの。
小柄だし、全体としては大人しそうな印象の容姿ではあるが、しかし実際の性格は全然そんなんじゃないらしい。
むしろさっきから悪口ばっかり言ってる。
「ほんっと最悪。馬鹿、馬鹿、馬鹿!!」
「っぐぅ……」
そしてその少女から繰り返し悪口を浴びせられているこゆりさんは、現在進行形で苦々しい顔をして呻き続けており、よっぽど心に来てるようで、仕舞いには涙目になって少女を睨みつけた。
「い、いきなり何なのよ、柘榴!!」
お返しとばかりにこゆりさんも指を突き付け、文句を言い放つ。
「今の状況で普通そういうこと言う!? 喧嘩売ってんでしょアンタ!」
「うん」
柘榴、と呼ばれた少女は揶揄うように頷いた。こゆりさんは即座に突っ込みを入れた。
「肯定しないでよ!」
「だってこゆりが変なことやってるから」
柘榴さんがやれやれと溜息を吐けば、こゆりさんはビクゥと肩を跳ねさせた。目を逸らしてる辺り、この少女には弱いらしい。そうして彼女は二回目の溜息をついて。
「そんなんだから相変わらず意固地でヘタレでぼっちなんだよ。昔のことを忘れたの? あの時も初恋の人に意地を張って告白も出来ず咽び泣いてやけ食いを――」
「ああああああああああ!」
途端、赤面して慌てだすこゆりさん。今までのイメージが崩れるくらい動揺してる。
「な、なななな、何を言っちゃってるの!? べ、べべべべべべべべべべべ別にそんなんじゃないし! あくまで! そうあくまで! ニッカさんのために身を引いただけであって!?」
「ジー……」
「その生暖かい目は何なのよォ!」
私と家主さんも含め意味深気に見れば、プルプルと震え始めた。そして堪忍袋の緒が切れたらしく、青筋を立て、柘榴さんへ反撃する。
「そう言うアンタだってみいかに黙ってエロ本隠し持ってるの知ってるんだからね! あーんな際どい――」
「はああああああああ!?」
「SM!! 亀甲縛り!!」
「あああああああああああ!!」
今度は柘榴さんが性癖をバラされ悶絶した。それに私と家主さん、揃って呆れ顔。
「亀甲縛り……」
「SM……」
「やめてぇ!!」
柘榴さんは頭を抱えて頽れた。
こゆりさんはザマアみろと言いたげな顔をしていたが、どうにも気まずい空気が流れ――
「って、何なんですかこれぇ!!」
そのタイミングで割って入るように私は叫んだ。
こゆりさんとかあからさまに「ひゃわっ!?」とビビっていたが。良い加減我慢の限界だ。
大体、
「私達を勝手に置いてけぼりに会話してるんじゃありませんよ!! アンタら一体何ですか!!」
「え、えと……?」
私以外全員戸惑った顔をするが、言っていることは正論な筈だ。ふんす、と鼻息を荒くして怒る私である。やがてポカンとしていた家主さんも「そうだよ」と同意し、コクコクと頷く。
するとこゆりさんは妙な圧を感じたらしく(多分私のだ)思わずと言ったように弱気になった。
「あ……す、すみません……」
「……」
……謝っちゃったよ。あんなに剣呑だったのに。
逆に私達の方が呆気に取られる番だ。
「……あー」
そうして困ったように柘榴さんが頬を人差し指で掻く。
「確かにうん……まあ、その子の言う通りではあるよね。どうしよっかこゆり」
「い、いや……どうするもこうするも言われても。まずあたし達のことを説明して――て、ッハ!! そうだったわ!!」
と、まるで今思い出したように。
実質忘れていたのだろう――若干のポンコツ感が否めないが、今更のように焦燥を顔に浮かべ、こゆりさんは大声で言う。
「柘榴!! そいつ“糸使い”!! 今すぐ離れて!!」
「? ええ?」
柘榴さんは当然、キョトンとしていた。仕切りに私達とこゆりさんを見比べるように目線を行き来させる。
「なーんか言ってることおかしくね? つーかさっきから思ってたけど、こゆり普段とちょっと違うし何かあった?」
「はあ!? 何もなかったし!! あたしはいつも通りだもん!」
いかにも子供っぽい口調でこゆりさんは答えた。それから、
「それよりも離れてってば! 貴女までいなくなったらあたしは――」
そして、さめざめと。はらはらと。
こゆりさんは大粒の涙を流し、幼い表情をくしゃりとさせた。
やっぱり悲痛な感情が見え隠れして、なんとも言えない気持ちになる。
それにしばし柘榴さんは呆然としつつ。
「……まさかあのボンボン菓子でここまで?」
と呟くと、何を思ったのか実に複雑な顔で黙り込むのだった。
◆◇◆◇
――とりあえず私達は、廃駅跡まで戻っていた。
見事に周囲は荒れていたが駅舎の中(ドア以外)は無事だ。
で、肝心のこゆりさんはというと。
「……死にたい」
部屋の隅で体操座りし、文字通り死にそうな顔でどんよりしている。
その彼女の隣で、変身を解いてポンチョ姿になった柘榴さんが、「意外とナイーブなんだよねこの子」と苦笑していたが。
やっぱり最初に会った時とえらく感じが違う。
こっちの残念な方が素なのだろうか……。
一応柘榴さんの魔法で酔いは醒めたらしいので、今までのことを思い出して羞恥と申し訳なさでいっぱいなのかもしれない。
「まあ君にも事情があったみたいだし、話を聞ければそれで良いから。元気出して、ね?」
「……ごめんなさい」
家主さんが慰めるも、こゆりさんは謝るだけだった。
ていうか気まずそう。そこで柘榴さんがフォローをした。
「こゆり。そろそろ……ね?」
「……ん」
そうしてちょっとだけおずおずとこゆりさんは顔を上げ、改めて柘榴さんと一緒に椅子に座り直す。私と家主さんも反対側に座り、向き合った。
何はともあれ、まずは柘榴さんのことからだ。
「えーと。柘榴さんでしたっけ? こゆりさんとはお知り合い……なんですか?」
そしたらあっさりと柘榴さんは肯定した。
「そ! 私の名前は江戸柘榴。こゆりとは二年前からの付き合いで、親友と言っても過言じゃ――」
「……ただの腐れ縁よ」
「腐れ縁!?」
瞬間、ガガンッと柘榴さんはショックを受けた。
「ちょ、酷! 元々同じグループだったのに! そんな言い方しなくても良いじゃん!?」
「でもそれを抜きにしても色々あり過ぎたでしょ。それに柘榴にはみいかがいるし、もうお互い譲れないものがあるなら――」
「――それでも。私には別の意味でこゆりは特別だから」
「!?」
一見告白とも取れないような言葉にこゆりさんの顔は真っ赤に染まった。そもそも、「貴女までいなくなったら」と言っていた時点で、こゆりさんの中で柘榴さんは充分大切な存在なのだろう。
「ざ、柘榴はこれだから……っ」
と口では咎めつつも、満更でもなさそうな顔をしていた。
意外にチョロい。
「ほら、こゆりも自己紹介! この子達だってよく分からないだろうし」
「えぇ……?」
そしてその状態のまま柘榴さんから背中をポンと押され、仕方なさそうにこゆりさんは口を開く。
「え……あ、あああ……あッ……えとッ。は、はじッ、初めまして。し、色梨こゆり。十六歳ですっ」
「……」
「特技は日曜大工……、趣味は美術館巡りとバイク……そ、そう言うわけですので……よ、よろしくお願いしましゅ……」
……あ、噛んだ。
恥ずかしかったのか涙目になって震えてる。やっぱりなんかポンコツ感のある人だ。
「アハハ……そこまで緊張しなくても良いよ」
あの結さんでさえ、柔らかい笑みを浮かべる始末である。が、ガチガチになってるらしく、こゆりさんは上擦った声で全力で頷いた。
「は、はひ……!!」
「……」
なんだか会話が先に進まない。こゆりさんは遂に柘榴さんに助けを求めるような顔をしたが、柘榴さんは半眼になるだけだった。「お前本当に」って目だ。それでこゆりさんはうぐぐ……と呻いた後、大分時間をかけて決意を固め、勇気を振り絞るようにごほんと咳払いして。
「……先程のことについては本当に……申し訳ありませんでした。……謝罪します」
「えーと……私もなんだかんだこゆりを酔わせたみたいですみません」
二人揃って頭を下げるものだから息ぴったりだ。
まあ……正直言って思うところがない訳でもないが、こうして素直に謝ってくれるから、責める気持ちはなれない。
家主さんは「気にしないで良いよ」と微笑んだ。
「それから一応こっちも名乗っておくけど、僕は結。この子は夏音ちゃんね」
「こゆりさん、一度お会いしたありましたよね?」
私が聞くと、こゆりさんは控えめに肯定した。
「え、ええ。本当にあの後も無事で良かったわ……」
「こゆりさんが助けてくれたおかげです」
「……そう。あたし相手にそこまで言ってくれるのね」
こゆりさんが感じ入るように目を伏せた。
しばらくして――雰囲気が、変わった。
次に顔を上げた時、こゆりさんは私達の目をはっきりと見ていた。さっきと違い堂々したその彼女の姿は、スイッチを切り替えたように、別人みたいで。間違いなく“白亜日華の部下”に相応しい貫禄があった。
「――じゃあ本題に入りますね。そもそも何でここにいたのか、ってことですよね」
家主さんとも会話してるからか、こゆりさんは敬語口調で話し始めた。
「とはいえ、あたしからすれば、逆に何で貴女方がここに来たのかまったく分かりません。ここにしばらく住み付いてましたし」
「住み付いてた?」
私達は不思議に思って聞き返す。
確かに今は隅に寄せられているが――入った時には荷物が散乱していた。もしかしなくてもアレってそういう……。
「色々と理由はありますが――廃墟に住むようになったきかっけは、あたしに家族がいないからでしょうか」
「え……」
「親はいますよ。ですがさゆりを殺された後、何も知らない親はその現場を見て錯乱してしまいました。血塗れのあたしが犯人じゃないかって罵って。魔法少女の姿だったし、武器も持ってたから、化け物だって」
……だから、家を出ざる得なかったのか。
その過去に私達は衝撃を受け、特に家主さんは目を見開いていた。
「君……そんな状況でよく生き延びられたね」
「自慢じゃありませんが、あたしは当時から最強でしたので」
こゆりさんは皮肉気に笑みを浮かべる。それは親への怒りか、それとも憎しみか。よく分からないが彼女だって別に強くなりたくて強くなった訳じゃないのかもしれない。
「それに私達がいたおかげでもあるよね。今でも定期的に世話を焼いてあげてるし、今日の差し入れもこゆりは嬉しがって――あいて!」
柘榴さんはこゆりさんから軽く頭をチョップされた。
耳が赤くなってることから察するに余計なことは言わんで良いということらしい。
「後は紆余曲折あって白亜日華――ニッカさんに拾われたという感じです。それでも今はこちらの事情……“糸使い”を探っている関係でニッカさんから離れてますが。これも詳しくは言えませんけど、ニッカさんには今頼れない状況なんです」
むしろ、だからこそ白亜日華から命じられた可能性すらある。明らかに話を聞く限り“糸使い”って奴はヤバイし、放置なんてしたくないはずだ。そしてその予想は的中しているのか、こゆりさんは告げた。
「ニッカさんは言いました……手掛かりは早島にあるのだと」
「……」
「そしてそれは実際に正しかった」
こゆりさんは家主さんを見つめていた。
その視線の鋭さに家主さんはギョッとした。よく考えてみれば、まだ“糸使い”の疑惑が晴れた訳じゃない。家主さんは何処か困惑しているような、それでいて複雑そうな表情を浮かべていた。
少なくともこの状況で不安が生まれない筈がない……。
「どうして早島だって“牛木草の王”は言ったの」
「分かりません」
キッパリとこゆりさんはそう言ってのけた。
「ですがニッカさんの言うことですので」
「それだけで信じるっていうの?」
「むしろ、それこそが配下の役目ですよ」
まるで当たり前でしょうと言わんばかりに。こゆりさんは真剣な眼差し。この人の中でそれは絶対の価値基準なのだ。私達にはあまりにも馴染みがなく、共感する事は出来ない価値観だったが、でもそこには中途半端ではない真の覚悟があるのだろうことは分かる。
そうして彼女は続けた。
「これですべて事情は話しましたよ。結さん。次は貴女の番です。心当たりがあるなら話して下さい」
「い、いやそんなことを言われても……」
やはり家主さんは戸惑いつつも、困り果てていた。
「ここは以前使ってた拠点だったからってことで来ただけだし、そもそも“糸使い”だの何だの言われてもどんな奴かなんて僕には分からないよ。そこのところもちゃんと説明してくれないと」
「……そうですね。では、思い出せる限りのことを言いますね」
その途端、こゆりさんは憎悪を押し殺したような物凄く怖い顔になり、グロテスクな現場を等々と語り出す。
――アレは二年前、まだ魔法少女になって数日後のこと。
――魔女狩りから帰ると自室から魔力反応があった。急いで向かうとそこで妹が捕まっていて。
――目の前には一人の女。白髪で、着物を着てて。手から糸を出し、大鉈を作ると、あたしにニヤニヤしながら言った。
――ああ、そんなに怒って哀れだなあ。いっそのこと心の底から愉快で笑えるよ。
――そうやって妹めがけて武器を振り下ろし、血の海が広がって………。
そこで、口を閉じた。
かなりマイルドに話してくれたようだけどキツイ。
家主さんは蒼白している。
「や、やってない! そ――そんなことを誰がやるものか!」
「……今の貴女を見ていると、確かにそうかもしれないですね」
こゆりさんは何故かチラリと私を見てから、目を細めた。
「でもまあ……正直なところ、“糸使い”の件に関しては、偽物の記憶なのかもしれないとは半分は思ってます。……いくら何でも怪し過ぎるから……」
「……」
「それでも……何で貴女に似ているか説明がつかない。本当に貴女はやっていないんですよね? あの時の“糸使い”じゃあないんですよね?」
「ッ――」
追い詰められたように息を飲む家主さん。彼女は今、どれだけ身の潔白を証明出来るだろう。更にこのタイミングで、静観していた柘榴さんが恐る恐ると言ったように喋り出す。
「ね、ねえ。……似ていると言えばで思い出したんだけど。結さん、ミズハって子、知ってる?」
「!?」
その名前を聞き、家主さんは明らかに動揺した。
冷や汗を浮かべている。震える声で尋ねた。
「あ、会ったことあるの? ミズハに」
「一回だけだよ。でも知り合いと色々あったから覚えてる」
柘榴さんの表情筋はあまり動かないが、それでも不思議なことに苦々しい顔に見えた。恐らくあまりミズハという人に良い思い出がないのだろう。
「そのミズハと何処となく似てる気がするんだよね……結さん。どうして?」
「……! 待って柘榴。それ本当なの?」
無論、その話にこゆりさんはすぐに飛び付いた。
柘榴さんは頷く。
「うん。当然、それだけで結さんが犯人だと決めつけてる訳にも行かないけど――ただミズハも二年前に魔法少女になってるから、気になって……」
それに私も、こゆりから“糸使い”の話を聞いてるからさ、と続けて。
半ば確信するように。
「もしかしたらミズハとも繋がりがあるんじゃない。というよりミズハが“糸使い”に似ている可能性も――ッ!?」
その瞬間だった。
家主さんが、聞いたこともないような低い声で呟いた。
「それ以上はやめろ」
「え?」
「やめろ! ミズハの名前を出すな!! 聞きたくもない!!」
「……」
殆ど錯乱に近かった。訳が分からないが、こゆりさん達は家主さんの地雷を踏んでしまったらしい。これには、彼女達もびっくりしたようで。
「やっぱりミズハと何かあるの?」
踏み込むように聞いた。
彼女達は答えて欲しい、教えて欲しいという懇願にも似た表情を浮かべている。ミズハさんというのは、それだけこゆりさん達にとっても重要な存在らしい。
だが、家主さんは何も言えそうにない。怯えが出てしまっている。
「すみません。やめてあげて下さい」
だから、私は反射的に庇うように家主さんの前に立っていた。守らねばと思ったのだ。
そしてもう一度お願いした。
「お願いします。やめてあげて下さい」
「……夏音?」
「こゆりさん達の気持ちも分かります。とっても苦しんだんだろうなって。でも、結さんを追い詰めてしまってます。今日のところはお引き取り下さい」
しかし、こゆりさんと柘榴さんは何か言いたげにしていた。まあ引き下がるに引き下がれないんだろう。
だったらと私は呟いた。
「……初恋の人に意地を張って告白も出来ずやけ食い……亀甲縛りのSM本……」
「「あ――ああああああああああああああ!!」」
勝手にバラシあった黒歴史なのにやはり息を揃えて二人は身悶える。
効果は抜群だ。
「分かった! 分かったからそれやめて!」
「この子ヤバい! ガチだ!」
「……え、本当に誰か言うつもりなの?」
「そうだよ! 目がマジだもん」
「あ、あばばばばばばばばばばば――」
こゆりさんは面白くもない変な子供のおもちゃのようにガタガタ震え始めた。最終的には真っ白に燃えつき、口からうっすらと魂のようなものが出ているかのようで……。
「あぴゃあ」
「こ、こゆりぃ!」
「……。……ふふ」
「ぎゃああああああああああああああああ!!」
取り乱していた結さんでさえ笑ったのだから、柘榴さんも撃沈した。本人達は只事じゃないんだろうけど、側から見ればあまりに面白い。
何処となく憎めないその人達は、堪忍したようにもう一度言ったのだった。
「分かったからもうやめてええええええええ!」
……本当に、切実な叫びだった。
二・五章新キャラ紹介及びキャラ設定一
色梨こゆり
牛木草最強の魔法少女。十六歳。牛木草を実質的に支配する牛木草の王、白亜日華に仕えている使用人。
一見冷たいように見えるが本質的には善良且つ流されやすい性格で、素はボッチ、隠キャ、意固地、ヘタレのコミュ障ポンコツ娘。しかし実は多芸で芸術分野において謎のクリエイター「ブランカ」として活動していたり、あっさりと皆が出来ないことをやってのける天才肌。ただし阿岡入理乃のように何でも出来る訳ではなく、あくまで偏った分野に特化した才能を持つ。
趣味はバイクの改造と美術館巡り。実家は出たが、日華のおかげで学校には通えている。ちなみに成績は結構悪い方。
江戸柘榴
こゆりの親友(こゆり側は腐れ縁と否定)。十五歳。こゆりとは元グループメンバーで、歌羽という魔法少女をリーダーとしてスリーマンセルを組んでいたが、なんやかんやあって仲が拗れ、現在でも違うグループに属している。明るいように見えるが実際はこゆり同様コンプレックスの塊であり、割と捻くれ者で腹黒い。
固有魔法は「増幅」。補助魔法に長けており、みいかという相方と共に魔法少女の身体、ソウルジェムの異常を健診する専門医のような立場となっている。