GUNSLINGER STRATOS 極歌~Requiem~   作:ユニ@カスリンガー

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「ふふふ、これは面白い事になりそうだ」


001「僕は適性者」

    勝利!!

 

放送『昇格おめでとうございます!』

 

  LEGEND・・・・GOD

 

大和「・・・・ニッ」

 

周り「「「おぉぉぉぉ!!」」」

 

大和「苦労する事、はや1年。まさかガンストでGODの座に着けるとは!」

 

凛「やったね!」

 

大和「うん!」

 

 僕は仙石 大和(センゴク ヤマト)ちなみに高校2年生。ガンストを始めてもう1年を超えたあたり。僕はこのゲームの最高ランク「GOD」になった。

 このゲームは銃で敵を撃つゲームっと軽く説明したが、そんな簡単なゲームじゃないんだ。まぁ説明は省くよ。長くなるし

 

凛「私が教えたのに、全く追いつけないね」

 

 この子は真田 凛(サナダ リン)、同じクラスの女子だ。僕はこの子からガンストを教えてもらってやり始めたんだ。なんでも一緒にやる人がいないらしく、たまたまゲームセンターに居た僕と友達に話しかけて来て、かと思えば急にガンストをやらせてきた。まぁ根はかなり良い人なんだけどね。

 

恵梨「もう~、ヤー君強すぎだよぉ」

 

大和「まぁバーストの恩恵だよ」

 

 そして、こっちの女の子が十 恵梨(トウ エリ)、僕とほぼ同じ理由でガンストやってる。僕とは幼馴染なんだ。

 

恵梨「これで目指すは全国1位だね」

 

大和「でも、そろそろ帰ろうか、明日も学校だし」

 

恵梨「そうだね、帰ろう」

 

凛「へっ!? いや、私はまだ・・・」

 

大和・恵梨「「帰ろう!」」

 

凛「はい・・・」

 

 

~~~~~~~~~~~

 

 

 スタスタ

 

大和「ふぅあ~~~ 眠い、もっと早く寝ないとな、寝不足だ」

 

恵梨「それはヤー君が早く寝ないからだよ」

 

大和「・・・・いつから隣に居たの?・・・」

 

恵梨「ふふーん、実は結構前から」

 

大和「どの辺?」

 

恵梨「ヤー君の家くらいからかな?」

 

大和「・・・」

 

 朝から元気だな恵梨は、「僕に元気を分けてくれー」って感じだ。どうもアサは苦手なんだよね。

 まぁ、なんだかんだで学校に到着、授業は相変わらず楽だし、先生は相変わらずうるさいし、友達は相変わらずテンション高いし、・・・・

 

大和「ZZZ~~」

 

 ピリピリピリ

 

大和「ん? 凛だ。どうしたんだろ? 『ガンスト行こうよ』かな?」

 

 パカッ ピッ!

 

凛『ねぇねぇ!たいへん!とりあえず、恵梨と一緒に裏庭来て!』

 

大和「裏庭かぁ~、遠いなぁ~ お~い恵梨ぃ~」

 

恵梨「ん? えっ! 何何何何!?」

 

大和「・・・テンション高いね」

 

恵梨「いやぁ~ 学校でヤー君が話しかけてくるなんて、嬉しくて」

 

 ゴゴゴゴゴゴゴ!! ←周りの男子の攻撃的目線

 

大和「いやっ! あれだよ! 凛から連絡が・・・」

 

恵梨「な~んだ、そうなんだ」

 

 ふっ、一安心だ、恵梨は男子からの人気が高い。見た目も可愛いしスタイルもいい、何より別け隔てなく誰にでも接せれる性格が好感が持てる。

 

 ガシッ グイ!

 

恵梨「ほら、早く行こう! 凛が待ってるし」

 

大和「あっ 引っ張らなくても行くから!」

 

恵梨「んじゃ、早く行こう」

 

大和「はいはい、分かったよ・・・」

 

 仕方なく付いていく事にした。

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

大和「んで、何だ?」

 

凛「うふふ、なんだと思う?」

 

大和「早くと説明してくれないかな?授業始まるよ?」

 

 寝不足でさらに暇な時間を過ごしたので眠気はMAXなんだ。

 

凛「じゃーん、これみて」

 

 凛が僕達に見せてきたのは黒いスーツケースのような箱だった。

 

恵梨「なに?これに1億円でも入ってるの?」

 

凛「違う!」

 

大和「じゃぁ、着替え?」

 

凛「違うの、これみて!」

 

 ガチャッ!

 

大和・恵梨「えっ!?」

 

凛「落し物じゃありえないよね?」

 

 中に入っていたのは絶対にここには無いはずの物だった。でも、ある。

 

大和「これってガンストのハンドガン?」


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