GUNSLINGER STRATOS 極歌~Requiem~ 作:ユニ@カスリンガー
勝利!!
放送『昇格おめでとうございます!』
LEGEND・・・・GOD
大和「・・・・ニッ」
周り「「「おぉぉぉぉ!!」」」
大和「苦労する事、はや1年。まさかガンストでGODの座に着けるとは!」
凛「やったね!」
大和「うん!」
僕は仙石 大和(センゴク ヤマト)ちなみに高校2年生。ガンストを始めてもう1年を超えたあたり。僕はこのゲームの最高ランク「GOD」になった。
このゲームは銃で敵を撃つゲームっと軽く説明したが、そんな簡単なゲームじゃないんだ。まぁ説明は省くよ。長くなるし
凛「私が教えたのに、全く追いつけないね」
この子は真田 凛(サナダ リン)、同じクラスの女子だ。僕はこの子からガンストを教えてもらってやり始めたんだ。なんでも一緒にやる人がいないらしく、たまたまゲームセンターに居た僕と友達に話しかけて来て、かと思えば急にガンストをやらせてきた。まぁ根はかなり良い人なんだけどね。
恵梨「もう~、ヤー君強すぎだよぉ」
大和「まぁバーストの恩恵だよ」
そして、こっちの女の子が十 恵梨(トウ エリ)、僕とほぼ同じ理由でガンストやってる。僕とは幼馴染なんだ。
恵梨「これで目指すは全国1位だね」
大和「でも、そろそろ帰ろうか、明日も学校だし」
恵梨「そうだね、帰ろう」
凛「へっ!? いや、私はまだ・・・」
大和・恵梨「「帰ろう!」」
凛「はい・・・」
~~~~~~~~~~~
スタスタ
大和「ふぅあ~~~ 眠い、もっと早く寝ないとな、寝不足だ」
恵梨「それはヤー君が早く寝ないからだよ」
大和「・・・・いつから隣に居たの?・・・」
恵梨「ふふーん、実は結構前から」
大和「どの辺?」
恵梨「ヤー君の家くらいからかな?」
大和「・・・」
朝から元気だな恵梨は、「僕に元気を分けてくれー」って感じだ。どうもアサは苦手なんだよね。
まぁ、なんだかんだで学校に到着、授業は相変わらず楽だし、先生は相変わらずうるさいし、友達は相変わらずテンション高いし、・・・・
大和「ZZZ~~」
ピリピリピリ
大和「ん? 凛だ。どうしたんだろ? 『ガンスト行こうよ』かな?」
パカッ ピッ!
凛『ねぇねぇ!たいへん!とりあえず、恵梨と一緒に裏庭来て!』
大和「裏庭かぁ~、遠いなぁ~ お~い恵梨ぃ~」
恵梨「ん? えっ! 何何何何!?」
大和「・・・テンション高いね」
恵梨「いやぁ~ 学校でヤー君が話しかけてくるなんて、嬉しくて」
ゴゴゴゴゴゴゴ!! ←周りの男子の攻撃的目線
大和「いやっ! あれだよ! 凛から連絡が・・・」
恵梨「な~んだ、そうなんだ」
ふっ、一安心だ、恵梨は男子からの人気が高い。見た目も可愛いしスタイルもいい、何より別け隔てなく誰にでも接せれる性格が好感が持てる。
ガシッ グイ!
恵梨「ほら、早く行こう! 凛が待ってるし」
大和「あっ 引っ張らなくても行くから!」
恵梨「んじゃ、早く行こう」
大和「はいはい、分かったよ・・・」
仕方なく付いていく事にした。
~~~~~~~~~~
大和「んで、何だ?」
凛「うふふ、なんだと思う?」
大和「早くと説明してくれないかな?授業始まるよ?」
寝不足でさらに暇な時間を過ごしたので眠気はMAXなんだ。
凛「じゃーん、これみて」
凛が僕達に見せてきたのは黒いスーツケースのような箱だった。
恵梨「なに?これに1億円でも入ってるの?」
凛「違う!」
大和「じゃぁ、着替え?」
凛「違うの、これみて!」
ガチャッ!
大和・恵梨「えっ!?」
凛「落し物じゃありえないよね?」
中に入っていたのは絶対にここには無いはずの物だった。でも、ある。
大和「これってガンストのハンドガン?」