GUNSLINGER STRATOS 極歌~Requiem~ 作:ユニ@カスリンガー
ウォォォォォォォォン!
学校中に響き渡ったのは、まるで甲子園で試合開始時に流れるサイレンの様な音だった。
放送『今回の戦死者14名。残り生徒数562名。次回のミッションは4時間後、それでは・・・』
大和「何なんだよこれ!?、人が死んでんだぞ!、しかもまだやるのかよ!ふざけんな!」
pi pi pi pi pi pi pi
大和「誰だ?」
?『こちらGSバーチャライズセンターです。あなたは今回Aランク以上の成績を収めた為、報酬を与えたいと思います。後方をご覧ください。』
そういわれて後ろを振り返ると、黒服の男が3人立っており、1人1つ黒い箱を持っていた。
大和「お前ら何者なんだよ!?」
黒服「「「・・・・・・・・・・・・・・」」」
大和「だんまり!?、ふざけるなぁ!!」
?『黒服から箱をお受け取りください、ただしお受け取り出来るのは1つだけ、中はもちろん武器が入っております。』
大和「これを中止しろ!」
?『武器をお受け取りください。それでは・・・・』
プツッ
プー プー プー プー
大和「くそっ!なんで通話終わった瞬間に圏外になんだよ!!」
黒服A「仙石様、こちらの中から1つお選びください。D、S、Tといずれのアルファベットの箱に別々の種類の武装があります。」
大和「・・・・わかった、選べばいいんだろ、選べば」
黒服B「それと先に言わせてもらうが、この中の武器を入手後、そのハンドガンは貴様は使えなくなる。その事も考えて選ぶんだな」
ここは、大事だ。無難に考えるならダブルスタイルだろう、必ず攻撃、妨害の武器が来る。それにサイドスタイルとタンデムスタイルは博打だ、グラビティガンとかが来た場合どうしようもない。
このゲームがガンストを元にしてるのは違いない、武器もおそらくWPの中にあるものを適当に抜いている可能性が高い。
大和「・・・・・・決めた、」
黒服A「それでは選んでください。どの箱ですか?」
大和「S、サイドスタイルの箱をくれ」
黒服A「かしこまりました。おい置け!」
ガタンッ!
黒服A「それでは失礼します。」
そういって黒服の男達は歩いていった。正直どこに歩いて行ったかはわからない。
大和「さてと、開けるか」
凛と恵梨を守れるような武器よ来い!
大和「これは・・・・!」
試しに持ってみる、結構な重みだ。これが武器!
大和「いい武器だ。これなら、行ける。守ってみせる!!」
その両手に掲げられた武器は特殊な装置で光粒子を高速で押し出すことにより完成した。
大和「ありがとう、ビームマシンガンを貸してくれて、アーロン、」