八幡は魔法科高校ではぼっちでは居られない   作:sinobun

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すいません今日も中途半端です。
切りの良いところまで書けない・・・


八幡はまた止めに入る

八幡は背中に衝撃を感じたので確認する

 

(ん?なんで深雪は俺に抱き着いてるんだ?)

 

状況を整理する

 

深雪が切れそうになる→俺が深雪を連れて行こうとする→森崎なんか言う→俺切れる→深雪俺に抱き着いてる←今ココ

 

(あ~、またやっちまったのか。昨日言われたばっかりなのにな)

 

八幡が冷静になりそんな事を考えていると深雪が

 

「八幡、ダメよ!冷静になって!!!お願いっ!!!!!」

 

メチャクチャ必死に止めていた

 

(なんか逆に今さら大丈夫だとか言いずらいんですけど。周りの奴らもなんか青い顔してるしな。それにしても深雪め、何ていい匂いしてやがる!あと柔らかいし。特に背中になんか当たってるんですけどっ!ハチマンニハシゲキガツヨスギデス!っと、そんな事より早くこの状況をどうにかしないとな・・・とりあえず流れに任せるか)

 

「はっ、はにゃせ深雪。」

 

思いっきり噛んだ

 

「え?」

 

聞き直す深雪

 

「んっんっ、離せ深雪っ!」キリッ

 

「八幡が冷静になるまで離さないわよ。」

 

「俺は冷静だ。」

 

「嘘よ!こんなにサイオンをまき散らしてるじゃない!」

 

(うわっ、本当だ!真面目に直ぐ切れる癖を直さないとだなこりゃ。でもこんな事考えられてるハチマンメチャクチャレイセイ)

「わかったから離せ」

 

そう言って八幡は溢れていたサイオンを抑える

 

「わかったわ。それじゃあ早くここを出ましょう。」

 

そう言って深雪が八幡から離れると八幡は

 

(べっ、別に全然残念だとか思ってねーし!)

 

めちゃくちゃ残念がってた

 

「森崎って言ったか?」

 

「そっ、そうだけど、なっなんだ??」

 

「お前がどれだけ優秀で二科生を下に見てるのかは知らないけどな、それに深雪を巻き込むなっ!」

 

「っ!?」

 

八幡は最後にもう一度威圧を込めて森崎にそう言うと、今度は本当に深雪の手を引き雪乃らと共に食堂を出た。

ここでの出来事により八幡は全く望んでいなかったのだが、入学二日目にして全校生徒に「四葉八幡」の名が知れ渡る。

 

 

五人は今食堂を出て廊下を歩いている

 

「全く八幡は!私を止めに入って自分が暴走するなんて!」

 

「うっ、すまなかった。」

 

また深雪に怒られていた。

 

「でもありがとう。八幡が来なかったら私も自分を抑える自信がなかったわ。」

 

「おっ、おう」

 

二人がそんな会話をしていると雪乃が

 

「そろそろいいかしら?雫とほのかを紹介したいのだけれど。」

 

「おう、そーだったな。深雪、お前も知ってると思うがこの二人は俺達のクラスメイトの」

 

八幡がそこまで言うと

 

「北山雫。雫でいい。私も深雪って呼んでいい?」

 

「光井ほのかです。私もほのかでいいです。」

 

「司波深雪です。雫にほのか、私の事も深雪で構わないわよ。」

 

「ん、よろしく深雪。」

 

「よかった。よろしくね深雪」

 

お互いに自己紹介を交わした。

 

特にほのかの深雪を見る目は輝いていた。

 

それに気が付いた八幡は

 

「丁度よかったな。光井は教室で深雪と話したそうにしてたけど、周りに人がたくさん居たせいでダメっぽかったから後で深雪を紹介しようと思ってたんだ。」

 

「見られてたんですね、恥ずかしい。ありがとうございます八幡さん。あっ、私もほのかでいいです。」

 

「おっ、おう。」

(あるぇ~?なんでみんな俺には確認なしで名前呼び?)

 

「雫とほのかは入試の試験会場で、明らかに自分達よりも上の魔法力を持つ深雪さんを見て驚いたそうよ?」

 

「うん、そう。私とほのかは今までお互いだけがライバルだと思ってた。でも深雪を見て同年代に初めて負けた気がして悔しかった。」

 

「私は悔しいよりビックリして憧れちゃったかな。それに私は入試の順位も5位で雫以外にも上が居るしね」

 

「ちなみに私は3位」

 

そこで雪乃が

 

「私は4位よ」

 

「「えっ?」」

 

雫とほのかが驚く

 

「雪乃がほのかより上だとは思わなかった」

 

「こんな身近に居るなんて」

 

「二人ともなんだか失礼ね。でもそーなると2位は・・・」

 

雪乃、雫、ほのかが同時に八幡を見る

 

「あー、まぁ一応俺だ。」

 

そこで深雪が

 

「手を抜かなければ私が2位だったわよね。」

 

「さっきの八幡を見れば納得。」

 

「八幡さん凄かったです!」

 

「貴方一体入試ではどれだけ手を抜いたのよ。」

 

「まぁその話はいーじゃねーか」

 

八幡は自分の力についてはあまり聞かれたくない事もあるのでそう言った。

 

深雪もそれを察して話題を変える。

 

「それで八幡、ベストプレイスとはどこの事なの?」

 

「あー、それはだな・・・」

 

さっきはあの場を何とかする為に特に考えないで言っただけだったので、八幡がなんて説明しようか悩んでいると雪乃が

 

「八幡君が授業見学をサボって寝ていた場所よ。」

 

「おっ、おいっ、雪乃。」

 

「呆れた。見かけないと思ったらサボっているなんて。」

 

「八幡、サボりは良くない。」

 

「八幡さんダメですよ。」

 

四人がそう言いジト目で八幡を見る

 

「全く興味ないからいいんだよ。それより時間もないし早く行こうぜ。」

 

「行くのはいいけど私達のご飯はどーするの?」

 

「あっ・・・そこまで考えてなかったわ・・・」

 

「はぁ、貴方らしいわね。」

 

深雪、八幡、雪乃がそう話していると雫が

 

「私とほのかはお弁当でサンドイッチ持って来てるから良かったら食べる?ほのかもいーよね?」

 

「もちろん!よかったら食べてください!」

 

「マジでか。じゃあお言葉に甘えて頂くかな。代わりに今度奢るからな。」

 

八幡がそう言うと雫は

 

「八幡それはデートのお誘い?」

 

そして他の三人も

 

「えー、八幡さんそれには私も入ってるんですか?」

 

「八幡どういう事かしら?小町に報告ね!」

 

「八幡君私の友人まで誑し込もうとするなんて・・・」

 

「だー!お前ら何でそーなる。ただお返しにご飯を奢るだけだろ!雫もワザとだろ?」

 

「うん、冗談。」

 

(雫さん?ホントに冗談ですよね?無表情過ぎてわかりずらい・・)

 

そして五人はベストプレイスで遅めの昼食を取った。

 

 

 

 

午後の授業も八幡はサボっていた。

 

(正直学校の授業程度じゃ俺には得る物がないんだよな。ここに来たのも深雪と達也のカモフラージュが主な目的だしな・・・それでも・・深雪に達也、そして雪乃と結衣。あいつらと学生生活を送れるのは悪くないがな)

 

 

 

八幡がいつの間にかまた寝てしまい、今度は雪乃が起こしに来ることもなく、起きた頃には結構な時間が過ぎていた。

(やっべー、っべー。もうこんな時間かよ!)

 

八幡が教室に戻るともうほとんどのクラスメイトが居なくなっていた。

 

深雪にも置いていかれた事に若干のショックを受けながら八幡も帰ることにした。

 

八幡が校門の近くまで行くとどっかで見たような光景が繰り広げられていた。

 

(なんとか崎君?お前はバカなのか?それに他にも一科の奴らがいるな・・おっ、雪乃達もいるな。とりあえずあいつらに事情を聴いてみるか。)

 

八幡がそう思っていると今回は美月が頑張っている様で

 

 

「いい加減にして下さい! 深雪さんはお兄さんと一緒に帰ると言ってるじゃないですか!

大体、貴方たちに深雪さんとお兄さんを引き裂く権利があるんですか!」

 

(引き裂く?美月さん?何を言ってるの?べっ別に達也に焼きもちとか妬くわけねーし!)

 

「一科生には一科生同士の大事な話があるんだ!ウィードごときが口を挟むな!」

 

(あの野郎俺がさっき言った事聞いてなかったのか?なんであそこまで同じ学校の生徒を見下せるんだよ。)

 

八幡が昼休みの食堂の時より頭にきていると、美月がまた何か言い、それに対して森崎が切れた様でCADを取り出そうとするのが分かった。そしてそれに反撃しようとエリカと食堂にも居た男子生徒も動いた。

さらにこのやり取りを一歩下がって見ていた雪乃、雫、ほのか。そのほのかが恐らくこの三人を止めようと魔法を使おうとしているのが見えた。それを見た瞬間八幡はすぐ行動を起こす。

 

 

 

 

 

 

 

 

雪乃side

 

雪乃と雫とほのかが帰ろうと校門の近くまでくると、また森崎を先頭に一科生とエリカ達が言い争っていた。

 

(どーやら達也君と帰ろうとしていた深雪さんをまた引き留めようとしているみたいね。もうあれはストーカーと言ってもいいのではないかしら?私が深雪さんなら完膚なきまでに罵倒を浴びせてあげるのだけれど。)

 

雪乃がそんな事を考えていると争いはエスカレートしていった。

 

(まずいわね。森崎君は完全に頭に血が上っているわ。これ以上は・・早く止めないと。)

 

雪乃がどうしようか考えている時だった。森崎がCADを取り出そうとし、それに対してエリカと男子生徒も動いた。そして雪乃の少し前に居たほのかが魔法で三人を止めようとするのが目に入った。

隣に居た雫もそれに気が付いた様でほのかを止めようと二人が叫ぶ。

 

「ほのかっ!魔法はダメっ!」

 

「ほのかっ!ダメよっ!!」

 

(ダメ、間に合わない)

 

雪乃がそう思った時いきなりほのかの横に八幡が現われた。そしてほのかの手を掴んだと思ったら次の瞬間ほのかが構築しようとしていた起動式が霧散した。

 

「八幡さん・・・?」

 

ほのかは何が起こったのかわからなくそう呟く。

 

そんなほのかに八幡は

 

「ほのか、安易に魔法は使うなよ?とりあえず俺に任せとけ!」

 

そう言った瞬間八幡はその場から消えた。

 

 

 

 

 

達也side

 

目の前の争いに達也は頭を悩ませていた。

 

すると深雪が

 

「お兄様・・すいません・・・」

 

「お前は何も悪くない。だから気にするなよ。」

 

「ええ、ですがこのままでは・・・」

 

(俺が止めに入ると森崎が余計にヒートアップしそうだしな。それにエリカにレオ、美月まで・・はぁ。)

 

達也が悩んでいるとどーやら美月の言葉に森崎が切れた様でCADを取り出そうとしていた。

そしてエリカとレオも動く。

 

(あの距離ならエリカの方が早いか。魔法は使わないだろうし大丈夫だろう)

 

達也が静観を決め込んだ時だった

 

森崎とエリカの間に八幡がいきなり現れ、右手の手刀で森崎のCADを叩き落とし左手でエリカの警棒を受け止めた。

 

いきなり目の前に現れた八幡に二人は呆気にとられる。

 

「なっ!よっ、四葉っ!?」

 

「えっ?はっ、八幡っ!?」

 

達也と深雪だけは何が起こったか理解していた

 

「お兄様、今のは亜夜子ちゃんの・・」

 

「ああ、擬似瞬間移動だな。」

 

黒羽亜夜子。四葉の分家、黒羽家の長女。彼女が得意とする魔法が擬似瞬間移動である。

 

「あのような魔法を堂々と使っても良かったのでしょうか?」

 

「八幡が無茶をする時はいつも小町と深雪の為だからな。周りが止めたってアイツは聞かないさ。」

 

「八幡・・・」

 

深雪は八幡が自分を助けてくれる事を嬉しく思うと同時に、無茶をさせてしまった事に申し訳なく思った。

 

達也はそれに気が付き

 

「大丈夫だ。八幡は叔母上にもある程度自由にしていいと言われている様だしな。アイツもバカじゃない。本当に知られてはならない事は自分でも分かっているさ。」

 




次回で森崎編?最終回です。

マズい、結衣が空気になってる・・・
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