最強魔王の背後霊   作:のーぞー

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宿主、チーム結成!

サクラギの事件から、1週間がたった。僕たち4人は、事情聴取や、精神への影響を考慮したカウンセリングを受けており、他のクラスメートとは別の場所で授業を受けることが多くなって、自然と仲良くなった。

 

「弘太君!一緒に帰ろう!」

斎藤が駆け寄ってきた。彼の左腕には、サクラギから受けたやけどが今でもはっきりと残っている。

 

「そうだな、康太。帰るか!」

 

「私たちも一緒に帰っていいかしら?」

七條と、前田もこちらに来た。この二人は特に、精神へのダメージが大きかった。七條は僕と康太のやられる姿と自分が何もできなかったという後悔で、心が折れかけており、前田は、自分の行動のせいでと責任を感じていた。

あと、事件のあと少ししてから、前田から演習前のことを謝られたが、「蛇にビビるような奴に言われても何ともないよ。」と言うと、その場にいた七條と、斎藤が笑い始め、俺らが仲良くなるきっかけの一つとなった。そのときから、二人のことを秋と春と呼ぶようになった。

 

「ああ、秋と春も一緒に帰ろう。」

 

「そういえば、こうくんって、これから魔法拳士目指すの?」

 

「僕も思った。あれだけ拳法できるならいいんじゃないのか?」

 

僕たちの言葉に悩んだような顔をする康太。

 

「うーん・・・。元々、拳法はやめるつもりだったから、悩んでるんだよね・・・。」

 

「それなら、学内戦で試してみたらいいんじゃない?」

 

「ちょっと待て!学内戦って何だ?聞いてないんだけど?」

初めて聞く話に弘太は明らかに動揺をしていた。

 

「ひろくんは最初の方来てなかったから、知らなくても無理ないわね。来月の頭から学内戦って言って学年予選と学内本戦に分かれて行われるのよ。6クラスの中から、1から4クラスの192名を3人グループに分けてそれでトーナメント、2チームが本戦に行けるのよ。」

 

うちの学校は、1学年300人ほどで、1クラスから入試などの成績上位順に並べてクラスが決められている。1から4クラスが、48人と微妙だった理由がやっとわかった。ちなみに、僕らの学年は全部で312名で5,6クラスは60人ずつのすし詰め状態になっている。

 

「そんなのがあるのか!3人でチームって・・・。」

僕は、自分たちが4人であることを思い出し、どうしようかと思っていると、

 

「あぁ、私は別に組む人が決まっているから、3人で組んだら?」

秋はこちらを微笑みながら見た。

 

「僕たち、三人でチーム組もう!弘太君!」

 

「そうよ、弘太!一緒に戦いましょう!」

 

こうして僕らはチームを結成した。

 

 

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