最強魔王の背後霊   作:のーぞー

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背後霊、現代魔法を知る。

その日の夕方、僕は先生のもとを訪ねて職員室に行くと、心配そうな顔で、早雲先生がいた。

「織田、魔法はどのようにして使うことができるかわかるか?」

 

「はい。自分の魔力にイメージを乗せて変化させることで魔法は発動できます。」

 

「その通りだ。織田は、魔力が少ない、そのせいで、変化のイメージがつかみにくくて魔法が使えないのではと思う。もっと、使いたい魔法のもの、例えば、青魔法なら水や氷に触れるなど、物を知るところをもっとしてみてほしい。」

 

それを聞いて、魔王はあきれたような顔をしていた。

<今の魔法は、そのようなことになってるのか、本来魔法とはそんなに抽象的なものではなかったのにな・・・。>

 

「分かりました。もっといろいろなものに触れていこうと思います。」

 

それからも、先生の過去の話やら、現代魔法の由来を聞かされた。

 

 

 

 

< 暗黒魔法 孤独牢 >

 

暗黒空間につくと、魔王は神妙な面持ちで、質問をしてきた。

「弘太よ、水が何でできるのか知っているか?」

 

「水は水じゃないんですか?」

 

「水というのは空気中の水素と酸素というものを合わせることで発生する。このように、それぞれの属性の理屈を理解せず、触れたり、見たりなど中途半端なことからあるからよくないのだ。」

 

「今からその理屈を理解してもらう。そのうえで、それぞれの魔法を使えるように鍛えてやるから覚悟しておけ。」

 

いまいち、魔王の言ってることは分からなかったが、とりあえず合わせておくことにした。

「分かりました。よろしくお願いします。」

 

 

 

前回とは違い、魔力の扱いよりも知識や教養についての話だったのもあってか、順調に鍛錬は続いた。

 

 

 

 

 

< 暗黒魔法 孤独牢 解 >

 

<まさか、ここまでできるとはな・・・。魔法に関してだが、現代魔法とは理屈が違いすぎる。あまりやりすぎると、よくないことになり兼ねないから、緊急事態以外では魔力反応を禁止する。>

 

(すみません、ありがとうございました。)

 

<もうよい、今は休息をとるのだ。>

 

 

 

 

 

 

 

翌日、いつも通りに授業の時間が始まると、先生が急ぎ足で教室にはいってきて今日の授業内容を話し始めた。

「本日は、野外演習を行う!演習では、基礎能力を向上のため魔法を使えなくする腕輪をつけた状態で、山にはいり各班に分かれて、障害物を超えてゴールを目指してもらう。メンバーについては、成績や能力に応じてこちらで決めさせて持ったから、それぞれ分かれてくれ!」

 

 

みんなそれぞれ、班が決まっていき、最後に僕らが呼ばれた。

「次の班、前田春、斎藤康太、七條秋奈、織田弘太の4名!」

 

 

「前田春よ、今回は関係ないけど、魔法の遠距離操作が得意よ、よろしく。」

黒髪ショートで、スレンダーな少女はツンとした感じで自己紹介した。

 

「斎藤康太です、魔法はあまり得意じゃないです。よろしくお願いします。」

自信なさげに、見るからに暗いイメージの少年は答えた。

 

「七條秋奈よー。魔法は全般的に使える感じで、得意とかは特にないわー。よろしくねー。」

ナイスバディーの彼女は、ゆるく自己紹介をした。

 

「織田弘太です。魔法はあまり使えません、よろしくお願いします。」

 

「あまりっていうより、実習見てた感じ、全然できてなかったじゃない。あまり足を引っ張らないで頂戴ね。」

 

「う・・・。」

余りに的を射た前田春の言葉に、おもわず引いてしまう。

 

「まぁ、今回の演習は魔法関係ないから別にいいじゃなーい。」

 

(本当に、このチームで大丈夫なのかな・・・。)

純粋に、不安になってしまう斎藤であった。

 

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