気がついたら死んでて転生とか…
日々を過ごしてると退屈になってくる。
同じことの繰り返しで代わり映えのしない日々。
刺激がほしくなって、考えたりしてると色々思うことがあるだろう。
異世界転生したいなぁ。
なんて、そんな風に思ったことはないだろうか。
ちなみに私はある。
何度も何度も。
でも、まさか、ねぇ。それが本当になるなんて思っても見なかった訳で。
「うんうん。そんな喜んでくれて嬉しいよ。転生させ甲斐があるね。」
いや、喜んでってか戸惑ってるけどね!?
現実逃避のために軽く独白してみたがあまり意味はなかったらしい。
私の前に立ってるのは金髪に蒼い目をした王子様系女子。
自称神様だ。
まぁ、心を読んでくる時点で嘘じゃないと思うけどね。
転生とか言ってる時点でお察しだが、私は死んだ。
原因はたぶんアレだ。
疲れ過ぎてて湯船につかりながら寝てしまったこと。
溺れてることにも気がつくことなく、熟睡していたらしい。
まさか、自分がそこまで文字通りに、眠りに命を掛けてるなんて思いもしなかった。
結果、数分程度の仮眠の予定が永眠に刷り変わったわけだが…。
ざまあないな。
ちなみに私は黒髪に黒目な一般的な日本人だ。
心を読むことは出来ない。できたらいいのになとは思うけど出来ない。
できるなら友達作りももっとうまくいったかもしれない。
いや、逆に人の闇を見すぎて人間不信になりそうだな。私のことだから。
「とにかく、君を転生させようと思う。どんな所がいい?」
二次元とかでもいい感じッスかね。
ゲームとかアニメの世界とか。
「あぁ、構わないよ」
それなら、生前から転生できたらって妄想してた世界がある。
東方project。
シューティングゲームの腕が壊滅的すぎて原作をプレイすることを断念せざるおえなかったアレだ。
出会いは『百合 幼女』ってキーワードで画像検索してた時にレミフラの画像を発見したことだった気がする。
今はレミフラよりレミ咲派だが…ってそんなことはどうでもよくないけど、まぁいい。
俗にいう、にわかだという自覚はあるが、あのキャラ達や幻想郷を愛する気持ちはそう変わらない自信がある。
実際に彼女達に会ってみたい。
出来れば友達になりたい。
私は東方projectの世界に行きたい。
「じゃあ、そうしようか。転生するんだし、すぐ死ぬことがないように能力を与えておくよ。」
ありがとうございます。
それなら、あの世界でもなんとかなるかな。
強キャラけっこう多いからなぁ。
そうじゃなくとも妖怪ってだけで実は脅威だしね。
「じゃあ、転生させるよ。」
あ、そういえば、アレ聞いておきたいかも。
「なんだい?」
なんで、私を転生させようと?
「んー、なんとなく…じゃダメかな。」
なんとなく、なんとなくかぁ。
そっかーなんとなくで転生するのか私。
まぁ、いいか。
一話目、短すぎたか…?