修羅の艦隊これくしょん ~鬼神が護り、共に生き続ける者達~ 作:黒い阿修羅
第参話
鬼一「さあ…行くか…フンッ!!!!」
自身が持っていた日本刀の鯉口を切り、抜刀、大きな扉をバラバラにして侵入した。
黒提督「なっ…なっ…何者だ貴様!?!?」
鬼一「修羅よ…否、貴様の命を狩る死神とでも言うべきか…」
黒提督「なっ何!?俺を殺すだと…?そうか…あいつらが…貴様俺の出世の邪魔をする気か?このどこぞとも知れぬ馬の骨がぁっ!!!!」
鬼一「そんな下らんものの為に艦娘達を痛め付け、挙げ句の果てには、沈めようとまでしたそうだな…」
黒提督「それがどうしたぁ!!!!あんなもの、艦娘なんてものはただの化け物共に過ぎん!!!!大体あんなやつら幾ら沈もうが、俺に影響なんて、出ねえんだよぉ!!!!!!」
鬼一「……この…カスが…この悪魔めっ!!!!てめえっ…!!!てめえはっ…!!!!てめえの血は、何色だぁぁぁあああああああっ!!!!!!」
黒提督「っ!?ヒィっ!?」
あまりにも密度の濃い殺気を受けて黒提督は椅子から転げ落ち尻餅をつく、その姿に滑稽さを浮かべながらもさっきはいっこうに緩めない。
鬼一「さあ、どうするんだ?お前は…どうするっ?」
黒提督「この…化け物がぁっ!!!」
鬼一「っ…やはり…お前もそうなのか…土に這いつくばる、下らない生き物がっ!!!」
黒提督「ほざくなぁっ!!!!あんなくそ共後でたっぷりと仕置きして犯して捨ててやるっ!!!お前を殺してからなあっ!!!」
鬼一「喧しいっ!!!!……てめえはただでは殺さねえ…他の誰にもやらせねえ…お前は…お前と言う男だけは、俺が殺る…」
黒提督「けっ…てめえなんざ怖くねえ!!!!」
鬼一「どうした、さっさと掛かってこい!!!!」
黒提督「野郎ぶっ殺してやらぁぁぁぁぁぁぁあああああああっ!!!!」
黒提督は掛けてあった日本刀と自分で持っていた拳銃で襲い掛かる、一気に間合いを詰めて日本刀で斬りかかる、が…
鬼一「遅い…」
振りかぶられた日本刀の側面をそっと捌いて中国拳法の一つ、八極拳独特の肘撃ちで黒提督の脇腹に突き刺す
黒提督「ごはっ!?!?」
脇腹に強烈な肘鉄を食らい、地面に倒れ伏せて悶える
黒提督「ぐっ…ぐおっ…あがっ…おごっ…」
黒提督の悶える姿を見てはたはた失望した、この程度で倒れ苦しみ悶えるとは…こんな奴があの子達の指揮官だったと思うとほとほと後悔した、だが、それもここで終わる
鬼一「なっさけねえなあ…もっと根性見せんかい!!!!」
黒提督「なっ……舐めやがって…死ねぇえええええ!!!!」
必死に刀や銃を使って殺そうとするも、避けられ、或いは捌かれ、更には弾かれた…攻撃が通らない焦りから銃を捨て刀を大きく振りかぶった
黒提督「くそッ…いい加減に…死ねぇえええええ!!!!」
鬼一「はあ…芸がねえよ…出直してこいっ!!!」
上段に振りかぶってきたのに合わせてカウンターの肘撃ちで顎を的確に撃ち抜き、黒提督は地面に沈む
鬼一「はあ…期待外れも良いところだ……もういい、お前には飽きた、もう死ね…」
地面に這いつくばってる黒提督を上に蹴り飛ばし、上がった黒提督を強烈ラッシュでフルボッコにする
鬼一「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!!!!!」
最後の一発は右手のストレートで黒提督の顔面を捉え、黒提督は壁に叩きつけられ床に沈む、全身の骨をあのラッシュで砕かれ黒提督は満身創痍だった
黒提督「やっ……やめ……」
鬼一「そう言って何人の艦娘達を沈めようとして来やがった……こんなもんじゃねえぞ…こんなもんじゃねえ……まだ怒り足りねえぜ…」
修羅の怒気は収まらない、寧ろ更に怒気は大きくなり、膨れ上がっていく…
黒提督「まっ……待て…いの…ち…だけは…なっ……何が…望……みだ…金か?…権…力か?そ…れとも、女か?」
鬼一「そんなものは必要ない…俺がほしいのは…」
ーーーーー 一銭の価値もない、貴様の命だ……
そう言って黒提督の頭を無情なる拳の一撃を浴びせ、貫き砕いた…その様子の全貌を裏でこっそり自分の存在を知らぬ艦娘達に覗かれてることも知らずに……
艦娘side
霞「………」ボーゼン
龍田「………」ボーゼン
曙「………」ボーゼン
叢雲「………」ボーゼン
他艦娘達&棲艦s「………………」ボーゼン
先程の鬼一が黒提督の頭を拳で粉砕した映像は、あらかじめ全員集められた状態で見せられた。全員が呆然とし、鬼一の姿を見ていた、その姿は、まさに修羅、鬼神の如く強く、容赦がなかった…だが、黒提督の死亡を確認すると、急いで死体を処理して異空間を出現させ、それに投げ消した…
鬼一「ふう…綺麗になったな…さてと…これからどうするか…」
死体の処理が終わりソファーに座って考え事をする、先ずはこの鎮守府の修繕を行わないといけない、外からは全く気にすることもなかったが、中に入るとえらい荒れ果てていたので先程"反響マップ"を使い、鎮守府全体の建物を見たら艦娘寮までもガラスは粉々、窓も全損してて今の時期、とても寒いはずだ、これからは急いで鎮守府を直さないといけない
鬼一「ふう…まあ、やれるだけやろう……自分達の住む部屋があんなんじゃ休めるものも休めん…」
あきつ丸「鬼一殿……もう、終わったのでありますか?」
鬼一「おぉあきつ丸か、ああ、終わったよ…もう大丈夫だ。」ニコッ
あきつ丸「っ…」ギュッ
鬼一「おろ、おいおい、あんまりこう言うことすると、勘違いされるぞ…」
あきつ丸「構わないであります…」
鬼一「……え?」キョトン
あきつ丸「やっと…やっと、皆さんと、一緒に…ご飯を…一杯に…だべれ"る"んであ"り"ま"ずがら"…グスッ…鬼一殿、ありがとうであります…自分は鬼一殿と出会えて、本当に良かったであります…」
鬼一「ふっ…役に立てたようで何よりだ♪」
そう言ってあきつ丸の頭を優しく撫で、確りと抱き締める。
あきつ丸「ん///…鬼一殿…」
鬼一「ん?」
あきつ丸「自分は、幸せであります♪」
鬼一「その言葉はまだ言うには早いぜ、あきつ丸、これからが大変なんだからな…それと…そろそろ離れてくれると嬉しいんだが… 」
あきつ丸「?何故でありますか?」キョトン
鬼一「その…セクハラになるけど…さっきから…あきつ丸の…胸が…///」セキメン
あきつ丸「…ふふ♪意外と初心なのですな♪」クスクス
鬼一「かっからかわんでくれ…///結構気にしてる…///」
あきつ丸「当ててるのでありますよ♪」サラニギュー
鬼一「え"…」
あきつ丸の放漫な巨乳が更に抱き締められることによって更に押し付けられ、あきつ丸の放漫な巨乳が形を変える。
鬼一「おっ…おろろ///」カオマッカ
あきつ丸「鬼一殿になら…自分の初めてを捧げたいであります…」
鬼一「ぶっ!?!?///」
あきつ丸「本気であります、自分は…鬼一殿に一目惚れし、愛しております…お慕い申し上げます…鬼一殿…」
鬼一「あきつ…丸…(ずっ…随分押しが強いなこの子…)」
金剛「ちょっと待つネーーーーー!!!!」
あきつ丸「くっ…予想より早い…」
鬼一「どわぁ!?今度はなんだぁ!?」
金剛「あきつ丸、私も鬼一提督の隣は譲る気はないネーー!!!鬼一提督のハートを掴むのは、私デーーーース!!!バーニングラァアアアアブ!!!」
鬼一「グハッ!?!?」
金剛も鬼一の腹にめがけて大ジャンプをかましてきたもので、何とか受け止めれたものの、かなりの衝撃だったので結構痛い。
鬼一「あいてて…えっと…君は…」
金剛「WOW…自己紹介がまだでしたネ、私は金剛型一番艦、ネームシップの金剛デーーーース!!!鬼一提督、覚えててくださいネ♪」
鬼一「金剛か、よし、覚えたぞ」
金剛「ふふ♪鬼一提督、良い匂いがするネ♪」
鬼一「いやいやいや… さっきまで殺しあいしてたのにか? 」
金剛「違いマス、何て言うか…優しい匂いがしまス…」スンスン
鬼一「そうか、後、あまり匂いを嗅がないでくれ…こしょばい…」
金剛「それは良いことを聞いたデース♪」
鬼一「あっ…(やらかしたかも…)」
あきつ丸「フンフン…ほう…確かに金剛殿の言うとおり、優しい匂いがするであります…」スンスンギュー
鬼一「おっ…お前らなあ…」
数分クンカクンカされながらも何とかひっぺがした
鬼一「はあ… やれやれだぜ…」
金剛「鬼一提督」
鬼一「ん?」
金剛「私も、あっきー同様に私の初めては…貴方じゃなきゃイヤね…」
鬼一「こっ金剛… お前までもか…」
あきつ丸「モテモテでありますなぁ~~?♪鬼一殿?♪」
鬼一「うぬぬ…」
艦娘達&棲艦s「入るわよ」
鬼一「おぉ、君達が扶桑の言っていた…」
天龍「ああ…俺は天龍、助けてくれてありがとよ、あのままだったらチビ達は確実に殺されてた…ありがとう…」
鬼一「気にするな、ほら顔をあげな、優しいんだな天龍は♪」
律儀に下げてる天龍の頭を上げさせて優しく撫でる
天龍「ん…///」
龍田「………」チョンチョン
鬼一「ん?」
龍田「………」テツカミ
鬼一「…君は…天龍の妹の龍田か…ん?…君は……まさかっ…」
天龍「…ああ…妹の龍田だ、だけど…龍田はうちの元クソ野郎に歯向かったせいで舌を切られちまって喋れねえんだ…」
鬼一「あの野郎…こんな美少女になんて…何て惨いことをっ…!!!」
龍田を優しく、かつ確実に抱き締め、大粒の涙を溢す
鬼一「あいつは消しておいて正解だったな…龍田、怖いだろうが、口を開けてくれるか?舌の状況がみたい…」
天龍「お前、治せるのか?」
鬼一「ああ、治せる…またすぐに喋れるように確実にな…龍田、いますぐとは言わんが、俺を信じてはくれんか?」
鬼一は龍田の目を確り見て見据える龍田もその目を見て決心目を鬼一に送る
鬼一「ふっ、覚悟はできたって面だな、ありがとう龍田、じゃあ、口を開けてくれるか?」
龍田は口を開き、中の状況を見せてくれた、その状況は予想していたよりも酷いものだった、まるでカミソリを口の中に突っ込まれ、それを無理矢理喰わされたような、兎に角、口の中はズタズタな状態だった…
鬼一「…ここまでとは…予想よりも酷い状況だったが範疇内だ…さあ…治療を開始するか…クレイジー・ダイヤモンド!!」
自分のスタンドの一体、「クレイジー・ダイヤモンド」を出して龍田の口内を治療していく…慎重にかつ確実に治していく…そして……
鬼一「………よし…治療術式…完了だ…」
天龍「っ!!!龍田っ!!!」
龍田「てん…りゅう…ちゃん?」
天龍「ああ龍田っ!!!…龍田っ!!!」
龍田「天龍ちゃんっ…天龍ちゃんっ!!!」
久し振りに妹の声を聞き、涙を流す姉、そして、漸く声を取り戻し姉と喋れるようになった妹…漸く…漸く戻れた喜びに、二人は抱き合い涙を流す。
鬼一「ふ…♪良かったなあ二人とも」
天龍「ぐすっ…ああ、ありがとう鬼一、俺の妹を治してくれて」
鬼一「当然の事をしたまでだぜ。」
龍田「ありがとう…鬼一さん…もう二度と、天龍ちゃんとは…皆とは話せないと思って諦めかけてたの…でも、いまこうやって話せるのは貴方のお陰よ…ありがとう…鬼一さん♪」
鬼一「おう♪…さて…ここはもう解放した…建物は影分身に修復させるとして…次は深海の方を何とかしなきゃな…」
長門「…行くのか?」
鬼一「ああ、もう皆の所にも届いているだろうが…俺は両方を助けるつもりだ…否、つもりじゃないな…助けるんだ…」
大和「ふふ♪そう言うと思ってました♪」
武蔵「ふっ♪行ってこい♪鬼一♪」
鬼一「おう…行ってくるぜ♪」
戦艦(姫)「さあ、案内するわ」
戦艦他多数の深海棲艦に着いていき、一同は、深海の拠点に向かった……
第肆話に続く
もっと文才が欲しい… (わがまま)皆様応援よろしくお願いします♪
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