修羅の艦隊これくしょん ~鬼神が護り、共に生き続ける者達~ 作:黒い阿修羅
第肆話
鬼一「よし、それじゃあ行こうか」
戦艦(姫)「お願い……あの子達を…助けて…」
港湾「裏切り者と蔑まれても良い…あの子達を護れるならなんだってすがってやる…」
防空「もう…あんな地獄は嫌よ…」
鬼一「……お前達の覚悟、悲しみしかと受け取った…着いたらあとは任せろ…他の皆の説得は頼むぞ。敵と間違われて撃たれたりしちゃかなわん」
戦艦(姫)「了解よ、気をつけて…」
鬼一「ふっ、俺の心配より他の子達の心配をしろ…でも、ありがとな♪行ってくるぜ…」
他の棲艦達を艦娘達と同じように別の場所に移動させ、先ずは傷を直してもらう、そして鬼一は…
鬼一「さて…殺るか…大忙しだなあ…まあ、こう言うのも悪くない、例えこれが周りから偽善者呼ばわりされようが、人でなしと言われようが人殺しと言われようが…どうでも良い…それで…あの娘達を護れるならば…俺はそれで良い…よし行こう…決めるぜ…覚悟っ…」
深海の指揮官室に着いて、そして鎮守府の提督室でやったときと同じように、刀の鯉口を切った…"修羅が罷り通る"
屑深海提督(女)「ふんっ…今頃あいつら、沈んでる頃ね、さて…今度はどうやってあの子らを虐めようかしら♪」
"斬っ……"
深海屑提督(女)「……えっ…」
何かが斬れる音がしたと思いきや更に斬撃が加えられ扉はバラバラになった……
深海屑提督(女)「………なっ…」
鬼一「なんだよ…深海のほうはもっと扉硬いと思ってたんだが…てんで歯応えないな…つまらん…」
深海屑提督(女)「なっ…何者よ貴方!!!!」
鬼一「あぁ?」
深海屑提督(女)「男のくせに…しかも人間でどうやってここまできた!!!!」
鬼一「さあな…これから死ぬ奴に教える義理はない…」
深海屑提督(女)「私を殺すですって?ふざけるんじゃないわよっ!!!!お前ら人間なんか滅ぼしてやる…そしてここにいる奴等も私の玩具として遊び尽くしてから殺す…お前ら人間なんかじゃあ私達に太刀打ち出来るはずがないのよっ!!!」
鬼一「……つまらん演説は終わったか?」
深海屑提督(女)「~~~~っ!!!!!!このっ…猿がっ!!!!」
鬼一「あぁ~あ…ギャーギャーギャーギャー喧しいんだよ、発情期かてめえ…」
深海屑提督(女)「~~~~っっ!!!!!!殺すっ!!殺してやる!!!!」
鬼一「出来るもんならやってみろ、ただしその頃には…お前は八つ裂きになってるだろうがな…」
深海屑提督(女)「黙れ…人間風情が…黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!!!!!!」
鬼一「やれやれ…煽られ耐性ゼロかいな…どうしようもないな…」
深海屑提督(女)「っ!!!!もう許さない…お前を八つ裂きにしてそこらの深海魚の餌にしてやる!!!!!!」
鬼一「もうどうでも良いから来るならとっとと掛かってこい…言っておくが…女だからって手加減してもらえる、自分は死なないと思うな…外道に加減や情けは必要なし…死ね……地獄に落ちて悔い改めてこい」
深海屑提督(女)「上等よっ!!!ただじゃあ殺さないわ……なぶって切り刻んでぐちゃぐちゃにしてやる!!!!」
鬼一は構えて敵の出方を伺い、対する深海屑提督(女)は棲艦sと同じように艤装を展開し対峙する
深海屑提督(女)「さあ、これで足を撃ち抜いてあげるわっ!!!」
艤装から重巡クラスの砲弾を撃ち出し、鬼一の脚をぶち抜かんと放つ……が…
鬼一「態々的を教えるバカがどこにいるんだよ……しっ…」
なんと、重巡クラスの砲弾を片手で楽々と止めてしまった。
深海屑提督(女)「なっ!?!?ばっ…バカな…人間風情が私の砲撃を止められるはずがないっ!!!!」
鬼一「現に止められてるやろがい……どうした?もう終わりか?戦場ごっこ遊びは好きじゃないんだ…そんなごっこ遊びはよそでやれ……」
深海屑提督(女)「ごっこ遊び…だとぉ!!!!」
鬼一「俺から言わせればこんなのごっこ遊びだ…どうした?とっとと掛かってこい…一瞬で終わらせてやる…」
深海屑提督(女)「貴様だけは…貴様だけは殺すっ!!!!」
鬼一「激情するだけして背後がお留守なのはお構い無しか?シッ!…」
背後から拳をぶち当て吹っ飛ばして間合いを詰めて下から更に蹴り上げる、そしてその顔面に渾身の拳を叩き込む
深海屑提督(女)「あっ!?…ぐはっ!?……がっ!!!あがっ!!ああ…私の顔が…私の美しい顔が…貴様…よくも…よくも私の美しい顔を…」
鬼一「はっ…最初からブッサイクのてめえにはお似合いの顔だぜ…さて…もうそろそろ飽きた…もう死ね……」
深海屑提督(女)「ひっ……おっおねがい…どうか命だけはっ!!…命だけはっ!!!」
鬼一「はあ…何度も言わすな…てめえみたいな屑は生かす価値なし…ダメだね……DIE(死ね)」
"修羅が罷り通る"
鬼一「
雁字搦めにした状態から焔が上がり、そして追い討ちを掛けるように風で焔の勢いが増し、焔の竜巻が上がる……
深海屑提督(女)「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ!!!!!!」
叫び声が上がり、焔に全身を焼かれ、そしていつしか叫び声も上げられず、炭化していき、最終的には骨すら残らず消滅した…
鬼一「焔に焼かれるが良い…地獄で閻魔様に宜しくな…」
死体も何も跡形もなく消し去り、消滅した…
鬼一「……さてと…そろそろ行くか…」
敵を消し去り、跡形も無くなった事を確認してその場を後にした……この様子もまた、他の深海棲艦達にも見られていたのにも気付いて…
ネ級「……終わった…の…?」
リ級「…みたい…」
軽巡棲姫「……やっと…やっとこの地獄が終わった…長かったよぉ…」ポロポロ
みんなで涙しながら解放されたことを祝った、やっとこの地獄から解放された…これでやっと…無理に戦わないで済む……
鬼一「ここにいたか……皆、よく耐えた、もう大丈夫だ♪奴は始末したもう奴はいない」
港湾「本当にありがとう、これで漸く、貴方達に協力できる…」
戦艦「やっと、貴方のために戦える…」
鬼一「ああ♪だが今は身体を休めろ、ちゃんと休まんといざってときに力が出ないぞ、それじゃあ本末転倒だ…な?ほれ、今日のところはもう休め…明日明後日も休みで良い…暫く戦いは休止だ、艦娘達にも伝える♪」
棲艦s「はいっ!!!!」ケイレイ
鬼一「うむ♪さあ、飯にしよう♪今回は俺が作ろう♪全員、食堂に集合だ♪」
艦娘食堂にて、かつて敵だった者達と互いに手を取り合い、助け合って行くことを誓う意味合いもある食事会…だがそれとは裏腹に……
艦娘達&棲艦s「………………」ググゥ~~ヨダレダラ~
補給艦の間宮や伊良湖も食堂で座ってただただ待つのみ……ただ、どうしてここまで皆が沈黙を守り、よだれも垂らしているかと言うと……使ってる食材は、先ずこの世界のものではない……「センチュリースープ」「ジュエルミート」ここまで来れば皆さんもお分かりでしょうが、そう…食材は「トリコ」の世界の食材を使っています、なんで関係ない世界な筈なのにこの食材があるのかって?
気にしちゃダ~メ☆
赤城 (くっ……何ですかこのすごく美味しそうな匂いは…もう匂いを嗅いでるだけで…何て凶器を持ってきたんですか鬼一さんんんんんん…!?)
戦艦 (うぅっ…今すぐあの厨房に入って料理を食べたい…こんなの下手な拷問よりも効くわよ…)
それから数分後、漸く完成した料理を皆の前に出す
鬼一「さあ出来たぞ♪皆、ここまでよく踏ん張った、これからはお互いに協力しながら助け合っていこう!!さあ、食べようか♪最初はやっぱり肝心だからな♪音頭は俺が言おう…さあ皆、この世の全ての食材に感謝を込めて…頂きます…」
艦娘達&棲艦s「…頂きます……」
そして、一斉に料理に手をつけると、一瞬時が止まったような感じで固まる
鬼一「ん?あれ…どうした皆、もしかして…美味しくなかったか?(汗)」アセアセオロオロ
更には全員涙を流しながら料理を食べていた…
鬼一「……………」
白露「美味しい…美味しいよぉお…」ポロポロ
ほっぽちゃん「うん…」
鬼一「…そうか♪遠慮なく食べな♪おかわりも沢山ある…一杯に、腹一杯に食いな♪」
白露「う"ん"っ"!」
そして、全員が残さず料理を食べ、食事会を含めた懇親会は無事、幕を閉じた…そして、悪夢は覚め、新しい朝が来た…その日差しは雑魚寝で眠っている艦娘達、棲艦sを優しく見守っていた………
第伍話に続く………
艦娘sideで約五千字行ったのに後編はこの体たらく… マジで色々書きたいことがあるなあ……まあ先ずはこの艦これ編を終わらせなきゃ話にならんし……まあおいおいで
この艦これの小説が終わったら次は何が見たいですか?
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GOD EATER2
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討鬼伝極(2はやってないため無し)
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東方(ただしにわかです)
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インフィニット・ストラトス一夏TS
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ハイスクールD×D