もしも、比企谷八幡にファンクラブがあったとしたら? 作:姫兎
家に帰った八幡は、仕事の内容を思いだしソファーに座って原稿を読んでいた。
「あ、八幡。それはなに?」ムギュ
「あ、ママただいまー」
「あ、ママずるい!」ムギュ
これは、いつもの光景である。
もう八幡はなれてしまい、引き剥がすこともしなかった。
渡された枚数は十枚だったために、そこまで読み終わるまでに時間はかからなかった。
比企谷 真知(ひきがや まち)母は、テーブルの上にある原稿を手に取った。
そして、一枚読んだ段階で眼鏡をかけて仕事モードに変わっていった。
真知は、仕事でたくさんの小説を読んでいた。
そう、材木座は出版社の編集者の人に偶然にも見てもらうことになっていた。
翌朝、真知が書いた問題点を書いた紙を持って八幡は登校した。
ちなみに、八幡はとても眠そうな顔であくびをしていた。
その周りでは、可愛さで倒れた人たちの屍の山ができていた。
放課後になり、奉仕部に向かった八幡。
部室に入ってすぐに、雪乃が寝ていることに気がついた。
八幡は少し寝顔を楽しんでいたが近づいてくる足音に気がつき雪乃を起こした。
「ん?あ、八幡だぁ~えへへぇ」
そして、雪乃は幼女となっていた。
(か、可愛いーー!!写真とって大丈夫かな?気がつきませんように、、、、)
パシャ
「うぅーん、あ、ごめんなさい。少し寝てしまっていたわ、、、?どうかしたかしら?」
「な、なんでもないよ!!」
コンコン
「し、失礼するであります!」
「うるさいわ。少し静かにしてくれるかしら?」
「、、、はい」
「で、どうしたのかしら?」
「あの、その、昨日渡した小説の感想を聞きたくて来ました」
「そう、でも、由比ヶ浜さんがまd「やっはろー!」こほん。まず、つまらなかったわ。ええ、想像を絶するつまらなさだったわ」
「うぐっ」
「ねえねえ、もう少し優しくいってあげよ?」ボソッ
「は、八幡がそういうなら、、、」ボソッ
八幡にとてつもなく弱い雪乃であった。
「つまらなかったけど、もう少し読みやすくしてくれた方が面白く感じるんじゃないかしら。では、次は由比ヶ浜さん。お願いできるかしら?」
「えっと、難しいことばたくさん知ってるね?」
「ひでぶっ」
「えぇっと、さいちゃん!」
「こう言うの書けてすごいと思うよ?でも、少し読みにくかった。あと、もう少しルビとかは関連つけた方がいいかな?まだ、あるけどあとは八幡にお願いするかな?」
「んーとね、なんか、昔読んだことある気がしたんだけど、こういう風に書けるのはすごい!あとね、僕のお母さんがこれを渡してくれだって!」
「うむ?これは!!!」
「お母さんがまとめた問題点と名刺だよー!今度完成させた小説があるならもってこいだってー!」
「本当か!?、、、では、また読んでくれないだろうか」
「Mなのかしら?」
「違うでござるよ。ただ、読んでくれたのが嬉しかったのだ。また書いたら読んでくれぬか?」
「いいわ。奉仕部で、その依頼をお受けいたします。また、書けたら持ってきなさい?今度はもっとひどくいってあげるから」
「それは、ご遠慮こうむりたい!」
「雪乃?それは、かわいそうだよ?」
こうして、材木座の小説をまた読む約束をして奉仕部の中には笑い声が響いていた。
次の依頼者は誰なのだろうか。
はたして、受けるのだろうか?
それは、まだ誰も知らない。
あとがき
いやー、雪乃ちょろいですねw
次の依頼の予定はチェーンメールです!
では、お相手は姫兎でした!
まったねー!