妖魔、結界に舞う忍の血に引き寄せられる化外。善と悪、正義と邪悪、ぶつかり合う光と闇に生み出された影。
在る者は言った――――戦う忍達の膿だと。
在る者は言った――――アレこそが災厄の元凶だと。
在る者が言う――――『あれはただの塵だろう?』と。
この世に生まれ落ちた時から妖魔を見続けてきた者はただただ妖魔が憎かった。其の者はいつも自分の視界に入り込み、醜い姿を晒すそれらが許せなかった。
自分は平穏が欲しいだけなのに、この目に映り込むものなど何も要らないというのに…
無色の海は憎しみの色に染まり、世界を観続ける。
その眼の先に見るのは一体なんなのだろう…
在る者は言った――――戦う忍達の膿だと。
在る者は言った――――アレこそが災厄の元凶だと。
在る者が言う――――『あれはただの塵だろう?』と。
この世に生まれ落ちた時から妖魔を見続けてきた者はただただ妖魔が憎かった。其の者はいつも自分の視界に入り込み、醜い姿を晒すそれらが許せなかった。
自分は平穏が欲しいだけなのに、この目に映り込むものなど何も要らないというのに…
無色の海は憎しみの色に染まり、世界を観続ける。
その眼の先に見るのは一体なんなのだろう…