桜花を護る、超野太刀を持つ開拓者   作:刀馬鹿

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行動開始

「さて、こうして拠点を手に入れた訳だが……とりあえず行動をしよう」

「……どうしたいきなり?」

「いや、一応聖杯戦争らしきことをしないとと思って」

 

手にしたお玉で鍋の中身をかき混ぜながら、刃夜はそう雁夜に問いかけて、雁夜はそれに対して疑問符を浮かべる。

 

聖杯戦争らしき事って……?

 

昨日購入した武家屋敷は、誰もが中古物件とは信じられないほどに見違えた姿となって、三人に暖かさを提供していた。

時刻はすでに夕方。

そろそろ夜になろうという時間だ。

それはつまり人目につきにくい夜になるということであり、同時に聖杯戦争関係者が動き出す時間でもあるということだった。

 

『昼間ちょっと精神分身体でこの冬木を偵察してみたがどうやら、キャスターが結構キチガイっぽい』

『……キチガイ? というか精神分身体って』

 

精神分身精神体という、文面だけで十分に理解できるが、その分身を共に行動していた雁夜に全く気取られることなく行っていた存在の刃夜に空恐ろしさを覚えつつ、雁夜は刃夜の話の続きを促す。

 

『どうやら子供を誘拐しまくっているらしい。子供をどうするのかは謎だが、それとなく遠目……というか精神分体で見た感じやばめな奴だ。正直桜ちゃん以外の事は余り行動を起こしたくないのだが……それでも子供が攫われた以上、何もしないということはしたくない』

『……なるほど』

 

刃夜のそばで熱心に刃夜の料理の手順を見ている桜に目をやりつつ、刃夜は顔を歪める。

その歪めた意味がわからなかったが、それでも子供を救いたいと言うことは雁夜にもわかった。

それについては雁夜としても同意見だったが……それでも優先すべきは桜であるという気持ちの方が大きかった。

 

 

「これはなにをしてるの?」

「落としぶたと言ってな。食材をムラなく煮含めるための物だ」

「今晩のごはんは?」

「今日はにくじゃがだ。後味噌汁。みそは自家製のを作りたかったが……作っても食べられるのは数ヶ月後だしな」

『この家に籠もっているのが桜ちゃんとしては安全だし、まだ幼い子供を夜半の外に連れ出すのは俺としても避けたいが……しかし』

 

雁夜の耳に、先ほどから直接届くかのように紡がれた言葉。

この違和感ある言葉を聞いた時は刃夜が力を行使しているため、雁夜はいったん口を閉じるようにしていた。

あまり桜に聞かせたくない事を話している時に、この特殊な会話をしているからだ。

桜と料理の話で盛り上がっている刃夜の笑顔と、動かしている口とは全く別の言葉が届くから雁夜としても不思議だったが、それでも便利な能力だった。

 

『安全なのは間違いないと思う。この家……本当にとんでもないことになってるし』

 

ちなみに雁夜の言葉も刃夜にしか届かないようにすることも出来るらしい。

だがその際は不自然にならないように口を閉じた状態で発音するため……雁夜としては少々恥ずかしかったりもしたりした。

 

『まーな。いつもいうが経験値のたまものです。まぁそれはともかくとして今後の方針を桜ちゃんが寝たら固めよう』

『あぁ』

「よーし桜ちゃんできたぞ~。お皿の盛りつけ手伝ってもらえるかな?」

「はい」

 

てきぱきと、桜に指示を出しながら調理を進めたり、雁夜と今後の作戦行動を相談する刃夜。

その存在に、便利さや頼もしさよりも雁夜は恐怖を感じてしまっていた。

だが……それ以上に

 

「ではいただきましょう。いただきます」

「「いただきます」」

「はい召し上がれ」

 

満面の笑みで桜に料理を振る舞う姿や、桜と雁夜、二人の体を治療する刃夜に、一切の悪感情は感じられなかった。

本当に、桜と雁夜を助けたいと思っているのだと、雁夜が信じてしまうほどに。

だが、信用して良いのかという疑問も当然雁夜の中にはあった。

 

信じたいが……何故ここまでするんだ?

 

それが雁夜の疑問だった。

そしてその疑問は当然だ。

何せ刃夜には、ここまで桜と雁夜に親身になる理由がない。

本人の談を信じるのであれば、死んでおらずマスターである桜からの魔力供給も必要ないという。

そして聖杯に託す望みもない。

はっきり言って、聖杯戦争に参加する理由がないのだ。

これは雁夜の勘だったが、令呪もどうにか出来る気がしてならなかった。

だというのに、こうして桜だけでなく雁夜の面倒も見るのが不思議だった。

その不思議な存在が桜との話を中断し、とある方向……玄関……へと目を向けた。

 

「? どうした?」

「来客だ」

「来客?」

「バーサーカー。問題ないだろうが、念のためここにいてくれ」

「……」

 

そう言って刃夜が席を立ち、向かった玄関から外に出て門扉の前にいたのは……一人の老人だった。

 

「ふぅむ。驚いた。報告には聞いていたが、よもや本当にいるとは」

「夕方とはいえ来訪してきたのなら、まずは挨拶が先じゃないですかな? ご老人」

「これは失礼した。私は言峰璃正という。第四次聖杯戦争の監督役だ」

 

言峰璃正。

第四次聖杯戦争の監督役であり、聖堂教会に属する司祭だった。

 

「一体どのようなご用件で?」

「今宵、聖杯戦争に関係する者に招集をかけている。使い魔でも構わないので、冬木教会まで来て欲しい」

「その用件は今いうのはダメなので?」

「他の参加者にも同時に話す故に無理だ。必ず来るように」

「……そんな使い走りを何故監督役のあなたがする必要があるのでしょうか?」

 

言葉こそ丁寧だったが、口調と表情は実にうさんくさそうな物を見る眼で見ている刃夜。

その刃夜に対して、璃正はふっと小さく笑った。

 

「何、報告に受けていた八騎目のサーヴァントを見てみたかったのでね。中古の物件を購入したと聞いていたので、様子を見に来たのだ」

「なるほど。では冬木教会に後ほど伺いましょう」

「うむ」

 

そう言い残して璃正は去っていった。

背中を向けて去りつつ璃正は……苦笑していた。

 

どれほどの存在と思えば……あんな存在が英霊とは

 

先ほど見た刃夜を思い返して、璃正は内心で苦笑した。

その笑みの意味は……報告を受けた時に感じた嫌な予感が杞憂だったことに安堵した気持ちと、自らの陣営の事を失念していた自身に対する苦笑だった。

 

八騎目と警戒していたが、これならばギルガメッシュ相手では大した障害にはなるまい

 

それは驕りだった。

利害の一致として自らが協力している遠坂時臣。

その時臣が召喚したのは、最強と言って何ら支障のないサーヴァント、ギルガメッシュ。

古代ウルクの英雄王。

人類の知恵の原点にしてあらゆる技術の雛形を収集した宝具、王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)と、宝具の中でも最強に位置する宝具、天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)を所有する、事実上最強のサーヴァント。

それに対して、刃夜の姿はどう見てもただの現代日本人の青年にすぎない。

どういった理由で英霊になったのかは本人自身も理解していないが、見た目はスキルの影響もあって、完全にただの青年にすぎない。

 

次の策もうまくいくだろう

 

そのギルガメッシュの相手にならないと璃正が判断するのも当然といえた。

が……その驕りともいえる感情は、当然だが過ちだった。

そんな璃正の背中を見て……刃夜は鼻で笑った。

 

見た目で舐めすぎだな。表情と感情で何か裏があるのがバレバレだっての

 

家に入り、大げさに肩をすくめながら刃夜は食事をしている居間へと戻っていく。

璃正の態度と表情と……刃夜自身を見てくる視線で、璃正に対してある程度のことは刃夜は掴んでしまった。

しかし何か裏があるとわかっていても、正直な話……刃夜にその裏が何であるのかは全く理解できなかった。

だがそれは当たり前のことでもあった。

何せ刃夜が召喚されてからやったことは……

 

 

 

間桐臓硯を斬り捨てる(逃げられる)

間桐家の虫倉の虫を完全消滅させる

桜の体内に侵入していた虫を完全消滅させる

バーサーカーの狂化を斬り飛ばす

雁夜の体を治療する

中古物件のリフォーム(結界形成込)

桜と雁夜の体の治療を継続しつつ、料理を振る舞う

 

 

 

と、これだけであり、他のサーヴァント……敵対関係でないためバーサーカーは除く……の情報を集めておらず、生身で接触すらしていないのだ。

精神分身体という、自らの精神を分割し霊体になって辺りを捜索する能力は、便利だが当然限界があった。

しかもそれが、能力的な力の使用を苦手とする刃夜であればなおさらだった。

 

さてと……使い魔OKと言う話だったが、どうしたものか?

 

冬木教会に赴くことについては、刃夜自身としては何ら問題がなかった。

だが先の話にも出たが、桜を夜に活動させたくないという刃夜の我が侭があった。

 

子供を夜中に起こしておくのはなぁ……。教育上体に良くない

 

かといって結界が張ってあるとはいえ家に置いていくのは、虫使いである間桐臓硯がいるために、余り得策ではない。

結界はかなり強固の物を張ったのだが、離れることが得策ではないことは誰でもわかることだ。

だが、それでも刃夜は考えを固めたのか、すぐに表情を元に戻した。

刃夜の取れる選択肢はそう多くなかったが、どうやら方向性は決めたらしい。

 

まぁいいか。能力使えば

 

そう判断しつつ、刃夜は桜と雁夜、そして黒紫の戦士がいる居間へと戻って……戻るなりこういった。

 

「まだ時間があるから寝袋買いに行くぞ~」

「ね、寝袋?」

「……寝袋って何?」

「そしてその後は冬木教会に俺が行ってくる。むろん桜ちゃんを連れて。雁夜は家で待機しててくれ。内容は報告する」

「……はぁ?」

 

刃夜の言っている意味が全く理解できずに、雁夜は頭に疑問符を浮かべることしか出来ない。

桜は桜で、寝袋なる物の意味がわからず、首を小さく傾げていた。

 

「……」

 

そしてそんな三人を見ている、霊体化している黒紫の戦士。

実に珍妙な状況だったが、刃夜だけはぶつぶつと考え事を繰り広げていた。

 

 

 

冬木教会。

冬木市にある教会であり、小高い丘の上に建てられた教会だ。

教会としても当然機能しているが、聖杯戦争の監督役の拠点でもあり、聖杯戦争の脱落者が保護を求めてやってくることもある。

聖堂教会が聖杯戦争に介入するための拠点であり、宗教的な意味合いよりも、神秘に関する事柄の方が舞い込んでくる場所と言っていいだろう。

その教会の礼拝堂に……異様な存在達が、やってきていた。

皆マスターの招集に来た聖杯戦争の関係者だった。

使い魔が四匹。

予想よりも一つ少なかったのだが、その理由は予想外の出席者がいることですぐにわかることだった。

 

「どうしました監督役殿。早く始めてくれるとありがたいのですが? それともまだ数が揃ってないのですか? 子供の教育上よくないので、早く進めていただきたいのですが?」

 

早く……といってもだな……

 

必死に内心の動揺を隠しているが、どうしても隠すことが出来ずに、璃正はちらりと一瞬だけ一振りの打刀……携行できる竹刀袋に入れている……を携えてやってきた訪問者が座っているその頭上へと視線を向けた。

そこには……

 

「すー、すー、すー」

 

蓑虫のように……宙に浮く蓑虫がいるわけもないが……宙で寝息を立てて寝袋で寝ている幼子である桜の姿があった。

他の使い魔も……意志こそわからないが興味津々であることは間違いないだろう。

何せ無防備にも、幼子を連れてやってきた若造がいるのだから。

また当然それだけではなく、別の理由……八騎目のサーヴァントという意味で、もっとも注目を集めているのだが、本人はどこ吹く風だった。

何故宙に浮いているのかは激しく謎だが……しかしこのまま黙っている訳にもいかなかったので、璃正は話を始めた。

 

「……よくぞ集まってくれた。この青年がいうように、時間も遅い。早速始めさせてもらう」

 

内心の動揺を周りに悟られないように注意しながら、璃正が話を始めた。

 

「諸君らの悲願である聖杯戦争が今、重大な危機にさらされている。諸君も知っているだろうが、マスターの一人が、神秘の秘匿という大原則を守らずに、自らの欲望を満たすために行動している」

 

「昨今冬木市を騒がせている連続殺人お呼びに連続誘拐事件の犯人がキャスターのマスターであることが、判明した。サーヴァントも使役して犯行を行い、痕跡を消してもいない。神秘の大原則……秘匿を守らぬ愚か者にどのような罰が下るかは、説明するまでもないだろう」

 

静かな夜の礼拝堂に、璃正の声は実に厳かに響き渡った。

使い魔達は反応を示すことはなく、刃夜はただ静かに璃正の言葉を聞いていた。

そして璃正は一度話すのを止めて……自らの右腕の袖をまくり上げて、その異様な腕を晒した。

その右腕には、赤い刻印の様……令呪が大量に刻まれていた。

 

「非常時における監督権限を使用して、聖杯戦争に暫定的なルール変更を設定し、通達する。この令呪は過去の聖杯戦争で敗れたマスターから回収した未使用の令呪だ。キャスターを討伐した者に、この令呪を一画譲り渡すものとする」

 

「キャスターを討伐し、そして令呪の受け渡しが終わるまでは互いのマスターおよびサーヴァントの戦闘を一時中止とする。キャスターの討伐が確認次第、令呪を授与する。単独、協力による討伐は問わない。単独であれば一人に、協力したマスターであればその協力したマスターに一画ずつ譲渡する。さて……質問はあるかね?」

 

最後の質問という言葉は、当然だがこの場で璃正以外の人間である刃夜に向けて言われた言葉だった。

他の使い魔は動物のため言語を発言することが出来ないからだ。

その意図を理解しているのか、刃夜はふむ……と一つ頷いて、大きく右手を挙げた。

 

「……何かな? 八騎目のサーヴァント君」

「キャスターの情報を掴んでいるのなら、その情報提供を戴くことは出来ませんか?」

「可能だが……ではこちらとしても一ついいかね?」

「? 何でしょうか?」

「君のクラス名を教えてもらえないかね?」

 

他の者にも聞こえるように先ほどよりも大きく、そしてはっきりと聞こえる声で、璃正は刃夜にそう問うた。

璃正にはサーヴァントの能力を見る目は当然ながらない。

だがそういうことではなく、この意味のわからない存在の事を少しでも知りたいと思っての事だったのだろう。

使い魔達が去らないところを見ると、他のマスター達も知りたいのだろう。

そしてその思いは一匹の使い魔の主であるギルガメッシュのマスター……遠坂時臣がもっとも強かった。

 

本当に桜がいる……。何故だ?

 

養子に出したはずの自らの二番目の娘が、こうしてあり得ない存在である八騎目のサーヴァントと共に現れた……それも何故か宙に浮いた寝袋の中で眠りながら……のだから、当然といえた。

遠坂時臣ほどでないにしろ、他のマスター達も少しでもイレギュラーな存在である刃夜の情報が欲しいのだろう。

その場に存在する誰もが注目する中、刃夜はさも興味がなさそうに、自らの事を暴露した。

 

 

 

「クラス名開拓者(フロンティア)。真名は鉄刃夜。並行世界の現代日本で生まれて修行し、異世界修行の旅をしている無頼者です」

 

 

 

「「「「「!?!?!?」」」」」

 

 

 

その暴露はあまりにも衝撃的な告白だった。

真名を明かしたことも、そして刃夜が語った自らの経歴についても。

それは璃正も同じだったのだろう。

必死に冷静さを保とうとしているが、頬をひくつかせているため動揺しているのが丸わかりだった。

だが、次の台詞で今度こそ驚愕することになった。

 

「並行世界なので逸話なんかはありません。見た目若造ですが、まぁ負けるつもりはありませんが……ぶっちゃけ聖杯には興味ありません」

「なっ!?」

 

璃正驚きのあまりに声を上げてしまう。

もしも他のマスター達も使い魔ではなく生身で来ていたら同じような反応をしていただろう。

十分に驚かせていることを理解しながら、刃夜は周りを睥睨し更にこう言い放った。

 

「俺がこの世界でしなければならないことはマスターであるこの桜ちゃんを救うことです。故に……その邪魔をしようというのなら俺は全力で貴様らと敵対する。それを覚えておいて欲しい」

 

最初こそ丁寧な口調だったが……自らが行う事については語気を強めた。

しかも言葉を向けたのは、桜を除いた全ての存在に対して向けているかのように、その言葉は敵意がむき出しだった。

そう……全ての存在に対してむき出しの敵意を向ける。

この場にいてはいけないはずの存在に対しても。

それを証明するかのように……刃夜は一瞬だけ虚空を睨み付けた。

何もない……いるはずがない枯れ木の枝の上に。

 

まさか、見えているというのか?

 

そしてその視線は……視覚を共有しているとある存在もその視線を向けられたこととなった。

全てのアサシンのマスターである……言峰綺礼その人に。

そしてその綺礼とは別に単身でこの教会に足を運んできた存在に興味を持っている存在が、他にもいた。

 

ほぉ……。存外おもしろい雑種がいるな

 

英雄王ギルガメッシュ。

綺礼と会話をするために、今宵も同盟関係である教会へと足を運んでいたのだ。

そしてそのあまりにも異質な存在の男を見て……興味を示した。

正しくは……その男が持つ物に。

 

 

 

これがこの聖杯戦争における刃夜の宣戦布告であり……

 

 

 

 

 

 

そして全ての運命が狂い始めた瞬間だった。

 

 

 






風翔の護り
ランクA
対人宝具
風翔龍クシャルダオラの力の結晶。風属性を完全無効。気力と魔力が続き限り、周囲の風による影響を一切受けることがない。周囲の風を自在に操ることが出来る。また空気を操ることで物を浮かせたり、空気の振動を操作することで秘密の会話も容易に行える。空気を操ることで周囲の気温調整なども出来る。魔力を使用することで能力を武器に変えることも出来る。

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