神無月 由宇メイン
背負う者シリーズ
その1、2が原作約3年前(本編最初前後)
その3が約2年半前(五話前後)
詳しい時軸順
二の1→四の1→三の1→二の2→四の2→三の2→その3はほぼ同時期
「三」の字を背負う者
由宇独白
あたしだって、傷つくことはある。
あたしんちは、皐月みたいに養子ってわけじゃないけれど、うちの父にも母にも愛人がたくさんいる。
認知して引き取った子だけで、男7人女5人。
一応あたしは、本妻である母と父の子らしいけど、本当かどうかも分からない。
ただ力が強いから重宝されていたんだと思う。
「あなたなんて力だけのくせに」
そういう10も上の姉
あたしのいないところで罵る、弟や妹、兄・・
だから愛されたい愛したいなんて思わなかった。
愛は、破滅への序曲。
愛されたいという思いは忘れてしまった。
愛したいという気持ちは、なかった・・ハズなのに・・
自分で自分が分からない。
あたしは幸せになっちゃいけないんじゃないか
前世とパラレルワールドの私を思い出して見て
ますますわからなくもなった。
だってどの世界も私はこの世界より愛に恵まれてたから。
そして異世界の自分に嫉妬する。
こんな赫く血塗られた手であの人に触れていいのだろうか?
「三」という字をもつ者
-1-
≪side 由宇≫
「あいつら、今日くらいは来いって言っといたのに…
今日もさぼりやがってーーーーー」
冷ややかな目で周りに見られつつ、叫んだのが、あたしこと
神無月 由宇だ。
あたしは普通の金髪に金瞳だと思うんだけど
ユエいわく
【輝く黄金の髪に、瞳はすべての輝きを集めたようで、
ツインテールにされた髪の印象か
元気いっぱいひまわり娘に見える。
とてもスタイルが良くて、幼くも大人っぷくも見える。】
らしい。
ほめるくらいならあたしの苦労人体質どうにかしろって感じだけどそれはまた置いとこうか
で、
あたしの怒っている理由なんだけど…
親友の海依と皐月今日もさぼりやがっただよーーーーーーー
今日は来るように言っといたんだよ
今日は現世での実習で3人1組だからさぁ
周りは先生のしたことが響いて尊敬の目はいいとして、
あたしと比べられてもかわいそうだしねぇ
いないやつのこと考えてもなんだけどさ
真面目なあたしはまだ勧誘されていないのに、
なんであの二人には来てるわけ?
しかも2人ともサボり中
現世ではサボり多かったけど、あれは仕事があったからだし3人とも
あたしに迷惑かけないようにサボれよ
まったくもう
というわけである。
仕方なく1人でやることにして
現世へとここにいるものは向かうのであった。
まぁ省くが無事終わった後そろそろ帰る時間帯の時それは起こった。
きゃーーーー
悲鳴がみんなの耳に届いた。
その先に見えたのは虚にもう半分喰われ、上半身が虚の口からはみ出していた。
顔で分かった。
それは今回の六回生引率者の一人・田沼だった。
その虚は巨大虚(ヒュージホロウ)だった。
一回生(あたしを除く)は大パニックだし、
他の六回生も頼りにならない
そんな状況下
3名のうち1人の田沼につづきもう一人も引き裂かれた。
のこり一人の六回生の中田が
「救援依頼!!救援依頼!!六回生の中田です、虚が…
ガしゃっ
肉は引き裂かれほおり投げられる。
もう残りは1回生だけ。
あんまり、実力見せたくなかったけど
丸一年近く学んできたクラスメイトを見殺しにするのは
嫌だしね
仕方ない。
あたしがなんとかするか。
「俺らも殺されんのか?」
「そんなの嫌だよ」
不思議と入るいやそんな中冷静だからこそ入る言葉や叫び
冷静なあたしの声が不思議とよく響いた
「みんなは逃げなさい。
あたしが全部引き受け
「無理に決まってるじゃない!!
まぐれで先生に勝ったからって、
こんな大きい巨大虚にかなうわけないでしょ」」
あはは
あこがれの目で見ていてもやっぱりまぐれだと思うか
だがここで口論して暇はない
「大丈夫よ。あ、あなたたち登録してない浅打だから門開けられないのよね。
仕方ない」
私は鏡門 を張る。
(きょうもん)
「この中なら当分大丈夫だから」
そしてあたしは静止の言葉も聞かずに走り出した。
≪side一回生の一人:八音(はつね)≫
必死に止めても走りだしていく神無月さん。
確かに彼女には実力があるのかもしれないでも、
巨大虚を一人で相手するのは隊長、副隊長、3席クラスだ。
普通の虚や実習用虚とはわけが違う。
走り出す、神無月さんの手には明らかに浅打とは違う刀が握られていた。
まさか…
「“雷をあげろ、雷覇”」
それは彼女自身の斬魄刀。
しかもしたのは始解。
どんな能力かはここからはわからないし、遠いけどここから見た限りでは刀に変化が出たようには見えない。
でも明らかに相手を圧倒し倒して行っていた。
レベルが違いすぎる
そう思ったんだ
それと同時にもしかして如月君や大道寺さんも同じくらいの実力を持っているのかなと思った。
《side由宇&作者》
金色の柄の由宇の斬魄刀。
鍔は 雷を示す
文様だ。
《卍解の卍》
そして、鞘は山吹色である。
キラリと銀の光りを放つ銀細工の鎖のようなブレスレットは
所々に黄色のトパーズがついている。
これが彼女・由宇の霊圧制御装置であるのだが、
それはおいといて
「“雷をあげろ、雷覇”」
あたし-由宇-のメイン斬魄刀だ。
そして永年の相棒で唯一無二のパートナー。
もう一本の“迅雷”はあくまで能力補助(元々はあたしが唯一血の繋がった兄と認めた彼“日向(ヒュウガ) 陽(ヒナタ)”の守護精霊だった……)
単体の能力では遥かに劣る。
どちらも 雷光系で、始解での外見変化は全くしない。
次々と倒しているのは広範囲瞬時の高圧電流で動きを麻痺させ、
一気に片付けていき
あっという間に倒してしまう。
「ふぅ
終わった」
そして遅すぎる救援が来たのは
あたしが倒し終えた後だった。
《side雛森&吉良》
その連絡は突然だった。
救援依頼が来た。途中で切れたそれ
早く行かなくてはと思った。
吉良君に一緒に連れて行ってとたのんだ。
―――――だって
..
あの時と
状況が全く同じだから――――――
でもついた時に目にしたのはあの時とは全く違う光景
見えたの2人の死体と鏡門に護られた無事な人達
私ほっとしたなぁ
でも虚がいつまた出るか分からない
状況把握しようと口に出した途端の
巨大虚
の言葉。
それを口にしたのは
強い勁い光を瞳に秘める金髪金瞳の少女
僕は彼女の名乗った神無月 由宇 という名前に聞き覚えがあった。
入学時に問題になった3人の一人
そして一番真面目だという噂の彼女。
倒したっていう本人は私よりは体格がいいけど
華奢でとても見えなかったし
性格がきつそうだなって思っちゃった。
のちに思うことになるんだけどね
なんでそんな強い勁い目ができるんだろうって
そして
僕は
吉良君は
隊に勧誘してた。
《side 由宇》
訪れた死神は、
薄い金髪に青灰色の瞳に【三】の副官章をつけた青年
と
黒髪を後ろでひとつのおだんごにした小柄で茶色の瞳をした同じく【五】の副官章をつけた女の子。
あんまり資料とか噂で人を判断しないあたしでも
彼らが誰かくらいは知っている。
あたしの後ろでも
「吉良…副隊長…雛森…副隊長」
そう
三番隊副隊長吉良イヅルと
五番隊副隊長雛森桃。
「これはいったい何が…
「虚ですよしかも巨大虚。」
「巨大虚ですって!?!!
どうしたの?」
淡々とあたしは事実のみを述べる。
残念ながらの先輩の死亡と
巨大虚は倒したことを
「巨大虚を院生が‥ですって?」
「倒したのはもしかして君なのかな
ずいぶん淡々と話してるけど」
「そうです
あたしです。
死んだことは変えようがないですし
報告はちゃんとしなきゃダメでしょ」
はっきりいって
あの先輩気にいらなかったし‥……‥
まず公私混同に
あからさまな貴族贔屓
そのくせ実力がない……
真っ先に逃げようとしてたし。
「君名前は?」
「神無月 由宇です」
この吉良って人
反応からしてあたしの噂を知ってたはずなのに
噂だけで人を判断しない‥か
そして あたしは三番隊に勧誘されたのだった。
.
ー1 endー