第四話 そして…
五回生として飛び級を勧められた俺たちだが、ここで俺たちの道は別れた。
俺は飛び級を受け入れ、冬獅郎は断ったからだ。
というのは、冬獅郎はあの後斬魄刀の自分の魂の片割れの
名 を思い出せなくなったからだ。
学院長の山本総隊長が言うには、彼の斬魄刀ー氷輪丸ーは、
山本総隊長の流刀若火(りゅうじんじゃっか)と同じ最強の一つで、
しかも最も操作の難しい自然操作系。
まだ宿主には早いと判断されたのだろうと・・・。
(ちなみに本編の主人公や朋のは、もはや例外神や伝説レベルです)
それでも、一度始解したのだからということらしいが
冬獅郎はそれで飛び級するのは納得いかないらしい。
使えるもんは使っといたほうがいいと思うんだけど(黒発言)
まぁ、こうして魅と同学年になったのだが、
最後に冬獅郎と話している時だった
視線を感じた。
そちらを見ると魅がいた。
おれがそちらを見ると急いで顔をずらした。
頬が赤かった。
へぇ
そういうこと
なかなか帰ってこなかったのも帰ってもおれに姿を見せなかったのも
過去をなかったことにしたかったってわけ
んで、
冬獅郎のことが好きなわけ
なんでこんなにむかつくんだろう?
(
この間違いはこれから数十年変わることがなかった。
少女は少年の少年は少女のためにでも決してその道は交わらないのだろうか?
そしてそれが、冬獅郎と修宇の決裂のいや疎遠の始まりだった。
冬獅郎はこの後自力で飛び級することになる。
そこで出会うのは親友と呼べる少年
だが、彼が死神になることはない。
運命は回り始めた。
2つの同じ斬魄刀が引き起こす悲劇。
それを知る者はまだいない)
「修宇」
「なんだよ、魅」
「あなたの斬魄刀の光神って本名別にあったりしない?」
「それが何?」
修宇は気を失っている間再び光神に会っていた。
そこできいたことだった。
自分には別に名があり、恋人だった存在を見つけたいそうだ。
黒い髪に黒い瞳の美女。
(知っている人はツバサの阿修羅を思い浮かべよう)
名を 阿修羅と名乗った。
「もしかして
”阿修羅”
だったりしない?」
「なんで知ってるんだよ」
「私の斬魄刀にもそういう別に名前があるの
“夜叉”
っていう」
阿修羅にとっては良かったなとは思ったでも
「そんなのわざわざおれに言わなくてもいいだろう
事実を確認出来ならいなくなってくれないか?
もう
更木のことは
過去はいらないんだ」
いらない
そんなはずないくせに
こいつがつき離しづらいならおれがつき放してやる
おれはそんなこと望んでいない
再会を合わさった精神世界で喜ぶ斬魄刀の傍らでそう
分かれた。
傷ついた彼らに自分とは別の精神世界は見えない。
修宇の眩しいほど白い光と西洋風の城という精神世界で
魅は夜闇の中わずかな月光と、和風の屋敷の世界で
彼らの目には月に続く道と
月の城は見えない・・・・・・・・
なんでなんで
いやだよ
そんな言葉を押し殺して
ワタシハ
彼を陰から見つめ
続けた
拒絶されても私には彼だけだから
守られなくていいように守れるようにもっと強くならなきゃ
end