死神達の恋歌   作:yatenyue

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13~14巻軸


太陽の導き 第2章 第四話 困惑な知らせ

 

 

 

 昨夜の夜また夢を見た。

 

 

 桜 卯月っていうお金持ちの娘だった。

 

 双子の姉と、友人と仲良く生徒会をしているようだった。

 

 

【このまま平穏な時が続けばいいのにね】

 

 

 なんなんだろう、この記憶は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第四話 困惑な知らせ 

 

死神たちが慌ただしい。

 

 

 「あの、慌ててどうしたんですか?」

 

 

 「どうもこうも、藍染隊長が殺されたのよ。

 

 犯人は旅禍の可能性が高いって話よ」

 

 

 え?

 

 

 はっきり言って私と雨竜以外人を死神を殺すなんてするはずはない。

 

 雨竜だって霊圧の上昇は確認できていない。

 

 

 ならどうして?

 

 

 

 

 

 どうやら、その殺された隊長はかなり信用された人だったらしい。

 

 

 

 

 おいおい、まさか内部で何か起こってるわけ?

 

 

 美月って、鋭いくせに信用すると無防備だからなぁ

 

 

 

   大丈夫かな?

 

 

 

 それとそろそろ

 

   私を目撃させておくか

 

 

 十番隊警戒区域を外して、皆の霊圧がない方

 

 

 九番隊警戒区域あたりに行くか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 周りに誰もいないことを確かめると、

 

 

     彼女は消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  変装を解いていく。

 

 

 

 本来の姿が現れる。

 

 

 

むこうにいる人の霊圧が比較的高いかも

 

 

 乱菊さんと同じくらいかな?

 

 

 

 「ねぇ?

 

 

   ちょっといい?副隊長さん」

 

 

 「なんだ、お前今は二人以上での行動が義務付けられているはずだぞ。」

 

 

 顔には意味がわからないが69の刺青。

 

 それに鋭い爪痕。

 

 「質問、朽木ルキアはどこにいるの?」

 

 「朽木?

 

  例の極囚か。

 

  何のために」

 

 

 「不条理を正すためになんてね、

 

     にっぶいね あなた。

 

 

 

  こう言えばいい?

 

     私 旅禍でーす」

 

 

 

 彼女は、にやりと微笑んだ。

 

 戦闘意欲満々で・・

 

 

 

 せいぜい力試しと、私の印象付けをさせてもらうよ

 

 

 

 

 

 藍色の瞳と輝かせて

 

 

 

 

 

 

 

  藍色の髪をたなびかせるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  **

 

 

 その頃、チャドは八番隊詰所近くで、

 

       八番隊隊長京楽春水と出会い、

 

  そして・・・

 

 

 「…まいったね、どうも。何でそうまでして戦う必要があんのさ。君の目的はなんだ?」

 

「目的は、朽木 ルキアを助け出すため」

 

「…彼女が現世で行方不明になったのは今年の春でしょ。短いよ、薄い友情だ。」

 

 

     

 

 その理由を否定され

 

 

        だけど彼は自信を持ってこう言う。

 

 

 

 「一護が助けたがっている…!! それで充分だ…!!」

 

「…」

 

「俺が命を懸けるのに、それ以上の理由は必要ない!!」

 

 

 

 

 

 そして渾身の一擊を放つが、

 

 

   いつの間にか気配は、チャドの後ろにあった。

 

 

 「…ごめんよ───」

 

 

 

 その言葉は、空の中に消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その気配をまるで遊ぶように、動く

 

 

卯月もそれを感じていた。

 

 

 

 チャド・・・

 

    霊圧がすごく高まったけど、それが突如消えた。

 

 気絶したか

 

 

 

 

 

 「悪いが、お前たちにはある人物の殺害疑惑がかかっている。

 

 

 おとなしく、捕縛されてもらおうか?」

 

 

 「嫌だ。

 

 第一私以外に人が殺せる人間なんていないよーだ(雨竜は殺せるかもだけど)」

 

 

 「つまり、お前が最大容疑者ってことか?」

 

 

 

 「そーだね。でも私には動機はないよ。

 

 

    それに、私が小耳に挟んだ情報だけど・・

 

 

  おかしいでしょ。仮にも隊長が抵抗一つもしていないなんて。

 

 

 ま、

 

    疑われようが何しようがいいけどさ。

 

 

 そろそろ、気絶してもらおうかな。」

 

 

 

 小声で解号を唱える。

 

 

   向こうに聞こえないように、

 

 

 

 

 

 (

 

 

 霧になれ、そしてその霧は私の姿を隠し、

 

 

 

 かの者を、一時の眠りにつかせよ)

 

 

 

 

 

 水を司る私の斬魄刀。

 

 

    それは変幻自在。

 

 

 そして私はその場を去り、再び変装をし、何事もなかったように、

 

 

   潜入先に戻るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今戦ってるのは…一護?

 

 

多分もう一人は護廷十三隊の隊長格…‥

なら、夜一さんは一護と隊長の戦いを見てるってこと?

 

 

それに、今ならはっきりわかる。

 

 

 あいつの霊圧の中に、虚の霊圧が混ざってる。

 

 上から付いたという感じじゃなくて、中にあるって感じ?

 

 

 

 ま、分かっても、私は何もしないけどね。

 

 

 だって私じゃ何もできないし、

 

 これ取り除いたら多分、あいつの霊力なくなるかもだし、

 

 これはあいつが何とかするべきことだ。

 

 

 

 頼られない限り私は何もしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 **

 

 

 その頃、ついに、懴罪宮へと辿り着いた岩鷲と花太郎。

 

扉の開け方を思案している岩鷲の横で、花太郎は懐から鍵を取り出した。

 

昨夜の内に盗んでおいたと言う彼に、岩鷲は慌て気味に言った。

 

 

「お、おい…大丈夫かよ、お前…ι」

 

「…大丈夫じゃないでしょうね。でも、昨夜思ったんです。

 

一護さんがあんなに傷だらけになって戦ってるのに、僕はいつもいつも逃げ回ってるだけなんてカッコ悪いじゃないかって…」

 

 

自分だってルキアを助けたい。

 

 

 

 「だから、そのためにできるだけの事はしようって…そう決めたんです」

 

 

て言っても、僕じゃ鍵を盗むぐらいしかできないんですけどね。

 

 

情けなく笑う彼に、岩鷲が言った。

 

 

岩「いや、十分なんじゃねぇか? それでよ…」

 

 

重苦しい音を立てて扉が開いてゆく。

 

 

「全くよぉ…どいつもこいつも、そんな必死になって助けてぇなんて…その“ルキア”ちゃんってのはよっぽどカワイコちゃんなんだな、オイ。」

 

「Σなっ…ぼ、僕は別に…//」

 

「照れんな照れんな! どれ、いっちょ顔を拝んでやっか! おーい、ルキアちゃーん─」

 

 

どもりまくる花太郎をからかいつつ、薄暗い中を覗き込んだ岩鷲。

 

だがそこにいた一人の少女を目にした途端、サッと顔を強張らせた。

 

 

「誰だ?」

 

 

紫がかった黒髪に小柄な体。

 

 

「一護の仲間か?」

 

 

“あの時”と何も変わらないその姿。

 

忘れたくても忘れられない…いや、忘れるものかと頭に刻みつけた記憶。

 

すぐ傍を花太郎が通り過ぎ言葉を交わしているが、頭まで入ってこない。

 

 

「? 岩鷲さん、どうしちゃったんですか?」

 

「その服の紋様…」

 

 

何かに気づいたようにルキアが口を開いた。

 

 

「墜天の崩れ渦潮。お前…志波家の者か…?」

 

「え? 何だ、知り合いなんですか?」

 

「…ああ。知ってるぜ…」

 

 

薄く笑みを浮かべる。

 

 

「忘れるもんかよ…!」

 

 

グッと拳を握り締める。

 

 

「その面…そいつは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の兄貴を殺した死神だ…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「───志波家の者。確かに、お前の兄…志波 海燕は私が殺した…!」

 

「!!」

 

 

それを聞いた途端、ルキアの胸倉を掴み上げる。

 

憎しみの籠った瞳。

 

殺気すら混じるその視線を、ルキアは正面から真っすぐに受けていた。

 

 

 言い訳一つせずに

 

 

 自分が殺めたのは事実だから

 

 

「好きにしろ。お前になら、私は殺されても文句は言うまい…」

 

「何ぃ…!?」

 

「やめてください、岩鷲さん!!」

 

 

花太郎が止めに入るが、岩鷲が力を緩める気配は全くない。

 

その時───

 

 

ゴオオォォ─────

 

 

「「「!?」」」

 

「な、何だ…この霊圧は…!?」

 

 

押し潰されそうな霊圧を纏い、廊下の向こうから歩いてくる人物。

 

 

「あれは…六番隊隊長、朽木 白哉殿…!!」

 

「朽木 白哉…あいつが…」

 

「知ってるんですか!?」

 

「当たり前だろ」

 

 

朽木家といえば、正一位の“四大貴族”の一つ。

 

そして、彼はその家の現当主。

 

 

「今の十三隊の中で、一番有名なのはあいつだろ…!!」

 

 

格が違う。

 

嫌でもそう思わせる相手に、自然と汗が流れる。

 

 

「いっその事、命乞いでもして見逃してもらうか…」

 

「何言ってるんですか、岩鷲さん!!」

 

 

ルキアと一緒に逃げようと訴えてくるのを、声を荒げて拒む。

 

 

「こいつのために命張れって言うのかよ!? こんな奴の…こんな奴のために…!!」

 

「…」

 

「…わかりました」

 

 

しばらくの静寂の後、花太郎が覚悟を決めたように口を開いた。

 

 

「仕方ないですよね。元々岩鷲さんには、ルキアさんを助ける義理はなかったんだし…ここで無理に引き止めようなんて、ムシのいい話ですよね」

 

 

だけど、せめて逃げる時はルキアを連れて逃げてほしい。

 

 

「ここは…僕が食い止めます…!!」

 

 

そう言う彼の表情は、かつてないほど凛々しかった。

 

静かに出口へと歩いていく姿を、岩鷲はジッと見つめていた。

 

 

「…馬鹿野郎…!」

 

 

斬魄刀も持たず、丸腰でどうしようと言うのか。

 

震える拳で、一体何をしようと言うのか。

 

 

「弱ぇクセにカッコつけてんじゃねーよ、クソッタレ!!」

 

 

咆哮を上げながら彼の後を追いかける。

 

 

袂を掴み放り投げると、白哉の方へ向き直った。

 

 

(悪ぃな、兄貴…あんたの仇討ちは、とりあえず後回しだ。

 

恨むんなら、仲間を見捨てて逃げるような腰抜けに俺を育てなかった姉ちゃんを恨んでくれ)

 

「行くぜぇ、お坊っちゃん!!」

 

 

両拳を突き合わせ、威勢よく言い放つ。

 

 

「てめぇの相手はこの俺だ!!」

 

 

 

 

 

 

「───失せろ。私の剣は貴様のごとき羽虫を潰すためにない」

 

 

それは、ほんの刹那の出来事のように思えた。

 

通り過ぎざまに岩鷲へ一太刀を入れてみせた白哉は、冷たく言い放った。

 

 

「待ちやがれ…!!」

 

「…どうやら、言葉が通じぬようだな。私は、“失せろ”と言ったはずだが…?」

 

「うるせぇ!! この程度でビビって逃げるような腰抜けはいねーんだ!! 志波家の男の中にはなぁ!!」

 

「…!」

 

 

終始無表情のままだった白哉だが、彼の口から出た“志波家”という単語に小さく目を見開いた。

 

 

「…そうか。貴様は、志波家の者か…」

 

(!! まずい…!!)

 

「ならば、手を抜いて済まなかった」

 

 

貴様はここから生かして帰すまい。

 

 

間合いから遠く離れた所で刀を構える姿に、岩鷲は首を傾げる。

 

 

「何をする気だ…? そんな距離から…」

 

「ダメです、兄様!!」

 

「“散れ 千本桜”」

 

 

ルキアが制止の言葉をかけるが、時すでに遅く…

 

解号と共に姿を消した刀身が、容赦なく岩鷲の体を切り刻んだ。

 

 

「岩鷲さん…!」

 

「っ…もうおやめ下さい、兄様ッ!!」

 

 

次なる獲物を見るような目で花太郎を捉える白哉に必死に訴えるルキア。

 

だがそれも虚しく空に溶け、非情な刃が向けられようとした瞬間───

 

 

「ふー…やれやれ、物騒だなぁ。それぐらいにしておいたらどうだい? 朽木隊長」

 

「う…浮竹隊長…!」

 

「おっす、朽木! 少し痩せたな、大丈夫か?」

 

「どういうつもりだ、浮竹?」

 

「おいおい! そりゃ、こっちの台詞だろう!」

 

 

心外だとばかりに眉を上げる羽織を纏った男。

 

背には“十三”の数字。

 

ルキアの所属していた隊でもある十三番隊の隊長、浮竹 十四郎だった。

 

彼は、こんな所で斬魄刀解放なんて一級禁止条項だと穏やかに諭す。

 

 

「戦時特令により、斬魄刀の開放は許可されている」

 

「戦時特令…!? 旅禍の侵入が、そんな大事になっているのか?」

 

 

予想以上に深刻となっている事態を把握し、ただ愕然とする。

 

 「まさか、藍染を殺したのも」

 

 

 

 ゴオオォォ─────

 

 

「「!?」」

 

「な、何だこの霊圧は…!? 明らかに隊長クラスだぞ…!! …だが、知らない霊圧だ…」

 

「この霊圧の感じ…」

 

 

覚えのある感覚に、ギュッと己の体を抱き締めるルキア。

 

“あの頃”よりも巨大になってはいるが、間違えるわけがない。

 

共に過ごした時間は短くとも、絶対にも近い信頼を寄せた橙の少年。

 

 

「ルキア…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───助けに来たぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「…!!」

 

「何だその顔! 助けに来てやったんだ、もうちょっと嬉しそうにしろよ!!」

 

「馬鹿者!!」

 

「!」

 

「来てはならぬと言ったはずだ!

 

あれほど…追ってきたら許さぬと…!!

 

美月の事があるとはいえ、こんな…!!」

 

 

ボロボロではないか…!!

 

 

俯き、震えながら言う。

 

“馬鹿者”、と。

 

 

「…全くだ」

 

 

彼女の叱咤を静かに受け入れる。

 

 

「だから…後でいくらでも怒鳴られてやるよ」

 

 

あいつを倒した後でな。

 

 

「一護…」

 

「何だよ。ここまで来て、今さら“退け”とか言うんじゃねぇだろーな?」

 

「しかし…!!」

 

「退かねーぞ!」

 

 

不安げなルキアの台詞を強い口調で遮る。

 

 

「冗談じゃねぇ。てめぇを助けるためにここまで来たんだ!

 

てめぇが死刑になりたいって言おうが、関係ねぇ!!

 

俺はてめぇを引きずってでも助け出すぜ!! こっから先、てめェの意見は全部却下だ!!

 

わかったか、ボケ!!」

 

「Σなっ…何だ、それは!! 助けられる側の意見は全て無視か!? そんな横暴な助け方などあるか!!」

 

「うるせぇ!!

 

助けてもらう奴がゴチャゴチャ言うな!!

 

てめェはそれらしくその辺で震えながら、“お助け~(涙)”とか言ってりゃいいんだよ!!」

 

「な…何が“お助け~”だ…!! 私は震えたりはせん!!(怒)」

 

 

…二人はわかっているのだろうか。

 

今がとても緊迫した状況だという事を。

 

現世にいた時と何ら変わらぬ調子で言い合いを続ける一護達。

 

 

と、不意にルキアの口から小さく笑みが零れた。

 

 

「…相変わらずだな、貴様は。相変わらず、私の言う事を少しも聞かぬ」

 

「当たりめーだろ。てめぇの言う事は俺の心配ばっかじゃねーかよ。あいつはともかく、こんな時くらい自分の心配してろ」

 

「一護…」

 

「心配すんな! 死にゃしねーって! これでも俺、ちょっとは強くなったつもりだぜ?」

 

「…白哉。あれは誰だ?」

 

 

湧き上がる動揺を隠せぬ表情で尋ねる。

 

あまりにも似すぎていたから…

 

かつて自分の右腕だった、“彼”の姿に…

 

 

「…無関係だ。少なくとも、今兄の頭を過った男とはな」

 

 

 

 

「奴は何者でもない。ただの旅禍だ、私が消す。それで終わりだ」

 

 

 

「そして、この些細な争いの全てが終わる」

 

 

「随分と悠長に構えてるじゃねーか。案だけルキアと喋ってても、斬りかかってこねぇなんてよ」

 

「誰に向かって口を利いている? 私に貴様ごときの隙を突けと言うのか?」

 

 

イライラした。

 

それが自分になのか、この少年になのか…

 

わからない事で、さらに苛立ちが募った。

 

この少年を消せば、このザワついた心も落ち着いてくれるに違いない。

 

きっと気に食わないだけだ。

 

人間の分際で死神気取りに浸る愚かな少年が。

 

 

「大層な口を利くな、小僧…!!」

 

そう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それだけだ───

 

 

 

 

 

「───大層な口か?」

 

 

信じられなかった。

 

 

「見えてるぜ。朽木 白哉…!!」

 

 

目の前で不敵に笑いながら刀を止めている彼が。

 

 

「どうだい、朽木さんよォ。驚いたか? あんたの動きはもう読めたぜ」

 

「まぐれ当たりで調子に乗るな、愚か者」

 

「まぐれだったかどうか、試してみるかい?」

 

 

その後も幾度となく白哉の姿を捉え、何度も刀を交え合う。

 

目を瞠るほどの成長ぶり、しかしルキアは己の不安を拭いきれずにいた。

 

この程度で終わるはずがない。

 

それを知っていたから。

 

 

「なるほど。どうやら、思っていた以上に腕を上げたと見える」

 

 

そんな彼女の懸念を悟ったかのように、事態は新たな動きを見せた。

 

 

「仕方がない。貴様がその力に自惚れる前に、見せておいてやろう」

 

「!!」

 

 

“先ほど”と同じ構えにルキアの顔色が変わる。

 

 

「千年足掻いても埋めようのない、決定的な力の差というものを」

 

 

チャキッ─────

 

 

「ダメだ一護!! 逃げろッ!!」

 

「!!」

 

「“散れ”」

 

 

岩鷲の体を裂いた非情の刃が一護を襲おうとした刹那───

 

 

シュルルルル─────

 

 

「!?」

 

「あれは…!!」

 

 

その場にいた誰もが驚きの表情を見せた。

 

突然現れ、目にも止まらぬ速さで白哉の刀に白い布を巻きつけた人物。

 

中でも、浮竹はかつて己の記憶の内にあったその者の登場に目を瞠った。

 

 

「貴様は…!!」

 

「久しぶりじゃのう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────白哉坊」

 

 

 

 

 

 

    夜一は笑った。

 

 

 

 

     To Be Continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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