時に拳を、時には花を   作:ルシエド

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 こっそり要望分の加筆して再投稿
初:2018年03月25日(日) 03:33


後書き+α

 寿命削って書いてる感覚ってありますよね。

 とてつもなく体は眠いし疲れてるし壊れていってるのに、執筆楽しいせいでいつまで経ってもやめられない、みたいな。

 多くの人に共感しやすい形で言えば、どこをEDにするかをプレイヤーが決められる、最高に面白いゲームって感じでしょうか。

 毎晩楽しくて楽しくて徹夜してでもプレイしてしまう。

 そのダメージが体に来る。

 でも話を進めるのも終わらせるのもプレイヤーの自由、みたいな。

 テンション上がりきった時の執筆ってだいたいこんな感じです。

 

 慣れると"眠い"っていう反応を脳で意識的にカットできるようになってきます。

 こうなると普段の日常生活の中でも自分の体が寝たがってるとか、自分が眠たい状態にあるとか感覚で把握できなくなるので、心臓の鼓動が不規則になっていく感覚か、頭蓋骨の裏側が布でこすられているような感覚で今の自分の疲労量を判断し、寝ないで書くのがコツです。

 寝不足で体が壊れるラインは体感で程よく見切れます。

 

 こういう状態に常に慣れておくことで、どんなに追い込まれようと作品の質を一定に保つ執筆感覚に慣れることができます。

 更にはプロットを最初にギチっと詰めておけば、話がブレることもなし。無敵です。

 

 洗脳ってあるじゃないですか。

 洗脳のやり方の本って結構出てるので、いくつか読んでたりするんですよ。

 その中に長期に渡って寝不足と疲労を叩き込んで判断力を低下させ、そこから洗脳を始めるってものがあるんですけど、自分はまさにこれでした。

 セルフ洗脳。

 

 長期間に渡って寝不足と執筆疲労が重なってくると、なんかつまんないことでも突然イライラしたり、変なことに感動して涙がボロボロ流れたりするんですよね。

 突然心が剥き出しになる、みたいな。

 ところが感情のそういった動きとは裏腹に理性は冷静なままなので、「うわー何か俺の心今どうなっちゃんてんのー?」みたいに、他人事のように泣いてる自分を見てるわけです。

 自分の作品のクライマックスシーン見て、「いやこれで泣くくらいなら過去作の●●の方が泣けたろ。泣くとこ間違えてね?」って思いながら泣いてるわけです。

 まさにセルフ洗脳。

 寝不足と疲労で感情の弁がぶっ壊れていく感覚って覚えておくと、自分をよりコントロールできると思うのでいいと思います。

 

 こうなってくると夢の中で、オリジナルホラー系学園もの(東郷さんメインヒロイン)とか見ちゃったりして、なんでもない東郷さん見てただけなのに夢の中で一目惚れしちゃったりするわけなんですよ。

 で、夢の中の自分と現実の自分が完全に同一視されてしまって、ルシエドもまた東郷さんに惚れた状態になって、東郷さんのことを考えるだけでドキドキしたりするようになるわけです。

 まあこんな感覚は執筆の邪魔になるので、漫画読みながらディスプレイ+最大音量イヤホンでウルトラ映画とか流して、脳に大量の情報を流し込むのです。

 しょせん夢一回分の情報量ですからね。

 夢のせいで発生した謎の恋愛感情をそうやって情報の濁流で押し流し、綺麗さっぱり消えたのを確認してから、また再度執筆を開始したりしました。

 

 あまりにも眠いと脳が動かないんですが、そこを通り越してややトランス状態で全力投入の執筆などをしていけば、次第に気にならなくなるもんでした。

 ジャムを大量に溶かしたコーヒーとかはかなり愛飲してましたね。

 糖分は脳の栄養ですし、コーヒーは言わずもがな。何杯か飲むとなおよし。

 これをキメてPCとアプリケーションの出力全開で、最大音量の音楽をイヤホンで耳に叩き込み執筆継続、執筆が終わる頃には耳にうっすらとした綿が詰まってるみたいな感覚になってました。

 

 これが全部『執筆楽しい』で吹っ飛ぶんだから面白いもんです、人間って。

 

 

 

 

 

・熊谷竜児

 本編読んだ後の人には、ゲンティウスの名前に関する解説、竜児の名前に関する解説、竜胆の花言葉の解説だけでキャラ性の説明が終わってしまいそうな主人公。

 そのくらい設定に沿ってキャラが描写された子になりました。

 最初に詰めるだけ詰められているとも言う。

 連載開始時の活動報告にはこんな感じに書いてました。

>ストーリーテーマは『神話をなぞる』ゆゆゆに合わせつつ、『全体主義と個人主義』。

>あと『ウルトラマンという神』に『神と人』辺り?

>キャラテーマは『アホなガリ勉』だったんですが『愚かな秀才』でもあります。

>まあ他にもあるんですがそれは追々。

 今見ると読者さんの"竜児に対する印象の推移"とかこれの通りにできたんじゃないかあ、なんて思ったり。

 結局最初から最後まで、"全体のために個人の幸福を犠牲にするのは許されるのか?"という問題が竜児君の周りに付き纏っていたと思います。

 

 竜胆の花の勇者。

 彼にとってはゲンティウスになった瞬間が満開で、神になった瞬間が散華でした。

 散華とか言ってるのはそういう理由。

 でもそういうの勇者に悟られたくないので竜児君は解説しない。

 だけど当然勇者はその辺を記憶喪失しながらも察したりするわけで。

 友奈が開幕に奇跡を起こし、勇者達全員がそこに奇跡をぶつけ、救い上げました。

 

 "ウルトラマンは神ではない"。

 "神樹も天の神も全知全能の神ではない"。

 "何もかもが救える神になんて人はなれない"。

 と、作品の中で言われていた運命論を、神になって引っくり返そうとした竜児君が、最後に勇者にまた引っくり返された話なのでした。

 

 

 

・結城友奈

 『勇者』。ペガ。微笑む人。

 竜児が地球に来て初めて出会った地球人。

 竜児は覚えているものの、友奈視点では忘れたり忘れさせられたりなので、中学校で初対面だという認識しか持っていない。

 なので友奈視点、友奈のみが竜児との因縁をほとんど持っていない。

 でも仲は良い。そこに疑いはない。

 竜児と友奈の関係性は『勇者』である。

 二人は互いにとって理想の勇者。かっこいい勇者。

 なので相手が思いっきり間違えると思いっきり殴りに来る、そんな関係でもあったり。

 

 勇者と名付けられた独特な関係性の中で、ちゃんとした友人として繋がってもいる。

 勇者部の皆も竜児も、"友奈さえいれば"という意識を大なり小なり持っているのに相応に、窮地において奇跡を起こすジョーカー勇者。

 重荷を背負わせすぎるとちょっと嫌なことになるタイプの子。

 が。

 戦場の友奈と日常の友奈を比べ、やっぱ日常に居てほしいなと思う竜児がバランスを取るため、この世界線ではやらかしルートに進む可能性が低い。

 

 

 

・三好夏凜

 『必然』。ライハ。情熱の人。

 竜児と夏凜の出会いは偶然である。

 最初の竜児の手を引いたのが友奈でなければ、三好がこの捨て子を処理しなければ、大赦が預ける家を変えれば……と、二人が出会わなかった確率で言えば枚挙にいとまがない。

 なのに、竜児と夏凜はどんな世界でも、自分達が出会っていただろうと無根拠に思っている。

 出会えば必然で仲良くなれると、信じ切っていた。

 

 あの日あの時あの場所で、あの選択をしてくれたから僕らは友達になれたんだ……みたいな、ドラマチックに仲良くなった経緯はなく。

 竜児と夏凜は普通に出会って、普通に話して、普通に最上級の仲の良さを手に入れた。

 つまりはこれも必然である。

 二人の仲は必然なのだ。

 

 竜児はなんやかんや夏凜を心の最終防衛戦ラインに据えている。

 なので、本気で追い詰められても夏凜がいれば復活し、過去編で記憶を燃やすところでも夏凜の記憶だけは残ることが勇気を出す最後のきっかけとなり、リバースメビウスの時も夏凜の記憶喪失がボキッと心の支えを折るトドメになった。

 一番最初に竜児に戦闘指導をした者でもあるので、何気に竜児と夏凜は二人セットで同じ動きの剣舞ができるという裏設定。

 

 

 

・東郷美森

 『約束』。レム。愛情の人。

 レストア・メモリーズが過去と未来を繋ぐ軸になっている勇者。

 竜児と気が合うのに、話が合うのに、同じ方向を向いているのに、何故か似ているようで似ていないという箇所がポツポツ出て来る人。

 世界のために個人の犠牲が必要なのは当然だ、と大赦は言う。

 罪のない人を生贄にするくらいなら世界は滅びた方が良い、と東郷は言い切る。

 滅びていい世界はない、生贄にされていい個人もいない、だから最後は僕が全部のツケを払う人柱になるぜ! と竜児は自爆する。

 そしてぶつかるのだ、案の定。

 

 戦艦を語ると"ただその砲塔がかっこいいと思ったから"でいつまでも褒めていられる東郷と、戦艦の搭乗員の男らしいエピソードを好む竜児で、またズレたり。

 かと思えば春夏秋冬の道を二人で歩いて、同じ気持ちになったり。

 似ていたり、違ったり。

 この物語において竜児と東郷が初めて熱く語り合った時も、友奈は「これで仲良くなれそう判定にならないんだ」と驚き、二人の妙な距離感の理由が分からなかった。

 この二人はずっと昔から、この距離感だ。

 竜児も東郷も、"違うこと"と"同じこと"の両方を、楽しんでいる。

 

 

 

・犬吠埼風

 『鏡の向こう』。『姉』。モア。輝く心の人。

 リッくん。リュウジくん。風先輩もその内リッくんとか呼び出す可能性もゼロではない。

 姉ポジの気安く頼れる勇者。

 兄弟が欲しくてたまらない竜児に、姉妹仲というものを見せ、兄弟姉妹の繋がりというものを再度強く意識させたりした人。

 竜児とは姉弟のような距離感になりつつあったが、その実互いに男女意識が無くなったわけでもないので、ふとした時に爆発する地雷。その時、羞恥心は爆発する。

 

 竜児と対称軸にある、大赦の命を受けて勇者部が勇者になる流れを作った人。

 竜児と多くの罪悪感において共感を持つ。

 犬吠埼姉妹の親を活かしたのは、竜児にとって犬吠埼姉妹が大事な人になればなるほどに、姉妹の親が竜児にとって重い存在になるからというギミック。

 

 風と樹が竜児にとって大事な人であればあるほど、竜児は姉妹の親と大した繋がりもないのに過去編の結末に罪悪感を覚え、神になってでも救わなければという強迫観念に捕らわれる。

 竜児は事実上の赤の他人を、姉妹の幸福のために死んでも救おうとする。

 犬吠埼姉妹の親は竜児を自殺させるための人質に取られているようなものであった。

 最大の問題は、人質に取っているのが悪役でも何でもなく、竜児の中の善意と罪悪感なのだというところにあるのだが。

 

 

 

・犬吠埼樹

 『未来』。『夢』。『始点』。心の痛みを判る人。

 何気にとんでもなく重要だった勇者。

 引っ込み思案な樹に対して竜児がついつい踏み込んでしまったことで、物語は始まった。

 樹が未来に夢を持ったことで、竜児は未来を守るという意識を強く持った。

 樹の影響で、竜児は夢を持った。

 これでもかとばかりに竜児に影響を与えている。

 

 二年前の一件で多くの記憶、特に人格形成に関わる記憶などを失い、心の一部分までも捧げてしまった竜児は、夏凜などと日常を過ごし、第一殺の頃の自分にまで自分を取り戻した。

 そして、樹とマデウスオロチに関わる一件で、かつての自分の延長にある新しい自分に成長する一歩を踏み出した。

 勇者部の中で"守った未来と世界で何をしたいのか?"が一番ハッキリしているのが樹であり、だからこそ竜児に大きな影響を与える者だった。

 

 竜児視点だと全く気が付いていないが、樹は樹の歌を聞いている時の竜児の顔が好き。

 風の、自分の料理を美味しそうに食べる人の顔が好きという嗜好と同じように。

 なんだかんだ、姉妹であった。

 

 

 

・三ノ輪銀

 『姉』。『姉弟』。銀から赤へ。ウルトラマンやジュネッスみたいな人。

 この作品の主軸にあった『兄弟』を結ぶ結び目にあたる勇者。

 弟大好きというだけで、無自覚に竜児の好感度をオートでぐんぐん稼いでる子でもある。

 

 ウルトラ兄弟、義理の兄弟、兄弟のように思っている者達、殺し合わなければならない兄弟、殺し合った後に助け合う兄弟。

 この作品には多くの兄弟関係が登場し、話され、時に例に挙げられた。

 そんな中、弟キャラである竜児の対に置けるのが弟持ちの姉である銀。

 それでいて、風のように竜児に対して姉ぶるようなポジションでもないので、姉弟感が出ないまま竜児&銀の親密度は上がっていった。

 

 彼女だけが、コピーライトを救うことができた。

 彼女だけが、竜児とコピーライトの"ウルトラ兄弟"に物申すことができた。

 余談だが、彼女だけが勇者の中で唯一竜児に『兄弟』を作ってやれるポジションでもある。

 鉄男君の『兄ちゃん』呼びが実は結構嬉しい竜児なのであった。

 

 

 

・乃木園子

 『運命』。神に祝福された人。諦めない人。

 過去、現在、未来における竜児の運命。

 運命の恋人とかそういう色っぽいものではないけれども。

 竜児の肉体に近い属性の巨人の御姿なのはそのままなので、ゲンティウス合体時の相性が実はどの勇者よりも良い。

 最後の神婚では巨人の御姿の園子、三輪をなぞる銀、神嫁と扱われやすい巫女の東郷の三位一体で、ありえない奇跡を起こし竜児を引き戻した。

 ゲンティウスの紫が自分の色なんじゃないかとちょっと思ってたりもする。

 

 わすゆ編はネクサス色が強くなってます。

 その象徴であるのがそのっち。

 この世界は人口減少等もあってネクサスと合体できるデュナミスト候補が本当に少なく、神世紀ではそのっち一人。

 西暦末期では天才の問題児一人とウルトラマンの神様にとって本当に嫌な展開が続きました。

 西暦にネクサスとしてやって来て、神樹に取り込まれ、300年後に竜児に治されて一瞬だけノアの力の片鱗を取り戻し、過去と未来を繋ぐ糸を作ってまたネクサスへ。

 絆の力でまた復活するまで、ノアはまた神でない状態で人助けをするようです。

 

 

 

・ウルトラマンメビウス

 『ウルトラマン』。ゼロ。遠い星のお兄ちゃんな人。

 竜児にウルトラマンの在り方を教えてくれた目標にして指標。

 彼の有無で竜児の方向性は大幅に変わった、と断言できるウルトラマン。

 竜児にとって兄であり、半身であり、先生であり、親友であり、先達であり、目標であり、希望であり、心の底から信じられる存在であった。

 まさしく、"竜児にとっての光"。

 メビウスと竜児の出会いから、全ては始まった。

 

 ただし、それは一方的な関係ではない。

 竜児はメビウスから学び、メビウスは多くを教えた。

 けれど同時に、メビウスもまた、竜児から多くのことを学んでいた。

 地球を愛する気持ちに至っては、一層強くなったと言えるだろう。

 

 M78星雲からの使者、メビウスさん。

 もう二万歳前後の御年。二万年早いぜ! が効かない年齢です。

 地球に来た頃のウルトラマンと同じくらいで、地球に来た頃のセブンやジャックより年上くらいのラインと言えば分かるでしょうか。

 なので本当に"子供を見る目"で竜児君達を見てくれていたと思います。

 この物語は見方によっては、竜児がメビウスと出会い、未熟なウルトラマンとして成長していって、最後に一人前と認められるまでの物語とも言えますね。

 

 

 

・コピーライト

 『兄』。

 お兄ちゃん。

 この物語を作るためのギアとして設定された人物の一人。

 著作権(コピーライト)にして光の複製品(コピーライト)と自分で自分に名付けた当時、死ぬほど歪んでたと思われます。

 著作権、なので他人のコピーばっかで自分の姿を持たない。

 複製品なので長持ちしない。

 そんな"ウルトラマン"でした。

 8を∞にする、ウルトラ八兄弟にする、等々の人数調整も行った上、銀とコンビを来んでくれるなどいい感じの脇役になったと思います。

 能力が反転な理由は単純明快。

 

>「まあ、お前は十年くらいしか生きられねえだろうが。

> オレ達みたいな脳細胞が加齢で溶ける失敗作でもねえんだ。

> オレ達より長生きはできねえだろうが、オレ達よりはまともに生きられるだろ」

>「できれば、出来損ないのお前の力なんざ使いたくねえんだ。

> 第一てめえみたいな出来損ないの生ゴミの面倒を見るなんざまっぴらゴメンだ」

>「お前はゴミ捨て場に捨てられていたガキだ。

> しっかり同情を買え。性格の良い親に拾われろ。

> 性格の良い人間はこういうシチュエーションに弱い。

> 生ゴミは生ゴミらしく……死に方くらいは選んで、誰かの肥やしになってみせろ」

>「お前に、生まれた意味とやらが有るならな」

 

 こんなこと言っちゃうような、思ってることと反対のこと言いがちで、生まれた時から周囲にあった環境全部に反逆してたような、デフォルトが反逆野郎だからですよ。

 

 

 

・安芸先生

 『大人』。

 この世界という地獄で、大人がどう苦しんでいるかの指標。

 戻らないものもあって、戻るものもあったけれど、彼女は今日も胸を張って生きることができています。

 竜児君がお見合いセッティング始めた模様。

 

 

 

・三好春信

 メビウス、コピーライトに続く、人間のお兄ちゃん。

 見守ることしかできなかった人。

 最後まで見守った人。

 竜胆の名前をくれた人。

 正義の味方ではなく、悲しんでいる人の味方になってほしいと竜児に願い、その願いが叶ったことを喜んでいた人。

 夏凜と竜児に戦う力ではなく、一貫して優しさと幸せを願っていた人でもあります。

 二人の兄と別れた後の竜児の傍に、最後まで残ってくれたお兄ちゃんでもあります。

 銀ちゃんはこう言いました。

 

>「こいつからは弟のためなら死んでもいいって感じがする。

> それじゃダメだろ。

> 家族が死んだら悲しいって当たり前のことを忘れてる。

> 弟を悲しませたくないなら、兄や姉は必死で生き残ろうとしなくちゃダメだ。

> 弟がでっかくなるまで生きて、ずっとその成長を見守ってやらないといけないんだ」

 

 春信さんはこれから、三人分の兄の責務を果たしていきます。

 

 

 

・楠芽吹

 話の構図の問題とはいえ、時々活躍する脇役程度のポジションにしてしまいました。

 ちょっと心残り。

 彼女だってメインで魅力的に大活躍できるポテンシャルはいくらでも秘めています。

 今回はゆゆゆ・わすゆ軸だったので活躍の場面は少なかったですが。

 書く人がちゃんと書けば、最強のマシンサキモリーにまたがって無双するメブを……ルシエドが32人の防人軍団を少しのネタと多大なシリアスで書いたらあっちの方向に行きそうでんな……

 

 

 

・キングジョー

 いつからか宇宙に居た謎の存在。

 なんかよく分からないがいつからかそこにいたもの。

 つまり『愛』そのものに近い何か。

 愛がいつの時代からあるかなんて誰も知らない。

 なんで愛がそこにいるのかを知らない。

 何故愛が無敵なのかを誰も知らない。

 でもこの宇宙に愛が永遠なことと、キングジョーが見せる愛は無敵なことだけは知っている。

 

 忘れちゃいけない大切なこと。愛こそが、この宇宙で最強であるものなのだ。

 

 『キング』の奇跡! 変えるぜ、運命!

 

 

 

・ヤプール

 新世代勇者のファイナルクロスシールドで定期的に封印されて二度と出て来られなくなった。

 

 

 

・この作品の関連で何かを書くのか

 やりません! 今の所やる予定無いです。

 やれそうな順番だとのわゆアナザーエンド編≧劇場版>ゆゆゆい編 でしょうか。

 のわゆアナザーエンドは長編版堕ちた星ですかね?

 短編でキャラの感情移入が浅かったからこそ許された展開を長編でやるみたいな。長編向きじゃないんですよねえ、この手の作品。

 今の脳の状態だと絶対ロクなプロットに仕上がらないんで塩漬け。

 劇場版編なら数話ものになりますね。タイトルは『ジード&ゲンティウス 史上最強の悪夢! 光の国の大決戦!』って感じで。

 六年後から見て三年前の話を思い出すみたいな話になるかと。

 ゆゆゆい編に至っては多分最終話以外戦闘がないコメディとかになりそうですね。

 でも、書きません。

 書く予定ないので。

 

 

 

 

 

 原作ウルトラマンメビウスのタイトルは全て○○の●●といった感じになってます。二つの単語を繋げた形です。なのでこの作品でも一貫してそうなってます。

 

【タイトル元ネタ一覧!】

 

メインタイトル:時に拳を、時には花を

 ウルトラマンコスモスOP『Spirit』の歌詞。

 歌詞だけ見ても考えさせられる、と当時から評判になり、評価の高い名曲です。

 強い力だけでいいのか?

 優しさだけでいいのか?

 戦いだけでも、話し合いだけでも、きっと上手くは行かない。

 優しさ、強さ、勇気。それが揃って初めて『真の勇者』である。

 ウルトラマンコスモスは、そんなお話です。

 

第一殺一章:毒の針

 アメリカのSF作家ハル・クレメントの代表作『20億の針』。

 1950年の作品であり、ウルトラマンの元ネタの一つ。

 「人間と異星人の共存」を描いた作品。

 備考:勇者キラーのサソリくんバーテックスの針

 

第一殺二章:炎の巨人

 ウルトラマンの最も有名な代名詞『光の巨人』の変形。

 &ウルトラマングレート第1話『銀色の巨人』の変形。

 1995年7月8日放送。

 

第一殺三章:ウルトラマンの重圧

 ウルトラマンメビウス18話『ウルトラマンの重圧』。

 2006年8月5日放送。

 

第二殺一章:部長の妹

 ウルトラマンメビウス36話『ミライの妹』。

 2006年12月16日放送。

 

第二殺二章:胡蝶の夢

 ウルトラマンマックス22話『胡蝶の夢』。

 2005年11月26日放送。

 

第二殺三章:樹の宝物

 ウルトラマンメビウス28話『コノミの宝物』。

 2006年10月14日放送。

 

第三殺一章:恐怖の円盤生物

 ウルトラマンレオ終盤『恐怖の円盤生物シリーズ!』。

 1975年1月10日~3月28日放送。

 

第三殺二章:誓いのコンビネーション

 ウルトラマンメビウス17話『誓いのフォーメーション』。

 2006年7月29日放送。

 備考:この時点で判明していない、竜児と東郷の"誓い"とは?

 

第四殺一章:バラージの青い石

 初代ウルトラマン4話『バラージの青い石』。

 1966年8月28日放送。

 備考:カラータイマーのこと

 

第四殺二章:輝きの始点(ゼロ)

 ウルトラゼロファイト第二部『輝きのゼロ』。

 2012年12月12日~2013年3月27日放送。

 

第四殺三章:先輩風の吹かし方

 特に元ネタ無し。

 

第五殺一章:君の生き方

 ウルトラマンギンガ最終話『きみの未来』。

 2013年12月18日放送。

 

第五殺二章:あんたの友達

 初代ウルトラマン2話、メビウス7話に登場する宇宙語『キエテ・コシ・キレキレテ』。

 (キエテ)(コシ)友達(キレキレテ)

 備考:地球人が「これをメビウスに言ってあげたい」と言うシーンがメビウスにはある

 

第五殺三章:情熱の赤

 特に無し。

 夏凜の花。

 

第六殺一章:勇気の友奈

 ボイジャーのCD『勇気のタマゴ/奴らがウルティメイトフォースゼロ』。

 メビウスの仲間であり保育士を目指すコノミの、『一丁目のウルトラマン(コノミ先生と一緒に歌おう!)』なども収録。子供のための商売なのを忘れない大人たち。

 

第六殺二章:過労死の導火線

 特に無し……と言いたいところだが。

 この作品にちょこっと出たウルトラマン80に登場する、80を代表する有名怪獣『ホー』。

 火薬用の導火線にホーのスーツが引っかかり、全身大炎上したことがあるらしい。

 

第六殺三章:信頼の証明

 ウルトラマンマックス3話『勇士の証明』。

 2005年7月16日放送。

 

第七殺一章:ニセモノのブルース

 ウルトラマンオーブ9話『ニセモノのブルース』。

 2016年9月3日放送。

 

第七殺二章:虚偽の報い

 特に無し。

 

第七殺三章:僕の名前

 ウルトラマンジード12話『僕の名前』。

 2017年9月23日放送。

 

第七殺四章:命という名の冒険

 ウルトラマンギンガS15話『命という名の冒険』。

 2014年12月16日放送。

 

第八殺一章:不可避の罪科

 特に無し。

 

第八殺二章:虹の行き先

 ウルトラマンX12話『虹の行く先』。

 2015年10月6日放送。

 

第九殺一章:恋のキングジョー

 ウルトラマンマックス14話『恋するキングジョー』。

 2005年10月1日放送。

 

第九殺二章:真の最強

 ウルトラマンコスモス最終話『真の勇者』。

 2002年9月28日。

 備考:勇者→最強で「愛で勇者が最強になる」最終回までの流れに向けたタイトルになる

 

第十殺一章:運命の出逢い

 ウルトラマンメビウス第一話『運命の出逢い』

 2006年4月8日放送。

 備考:時系列だけで見ればここが『第一話』

 

第十殺二章:過去の未来

 ウルトラマンギンガ総集編『俺たちの未来』。

 2014年3月26日放送。

 

第十殺三章:青いリボンの少女

 ウルトラマンオーブ21話『青いリボンの少女』。

 2016年11月26日放送。

 備考:わすゆ時間軸では園子のことであり、未来竜児にとっては東郷のこと

 

第十殺四章:始まり(終わり)満開(始まり)

 ウルトラマンジード16話『世界の終わりがはじまる日』。

 &ウルトラマン80最終話の矢的猛の台詞。

 「さよならは終わりではなく、新しい思い出の始まりっていいます。じゃあ皆、元気で!」

 

第十一殺一章:絶望の暗雲

 ウルトラマンメビウス49話『絶望の暗雲』。

 2007年3月24日放送。

 

第十一殺二章:地獄の始まり

 特に無し。

 ウルトラシリーズの悪役は結構地獄というワードを使う上、"地獄の怪獣軍団"とかはしょっちゅう出てきますが、個人的には肩書きに『地獄』が付いてるとかなり弱いです。

 地獄の四獣士とか系統的にはベリアル軍配下になるのに忘れてる人ばっかりだと思います。

 地獄のジャタールですらマシレベルです。

 

第十一殺三章:約束の炎

 ウルトラマンメビウス30話『約束の炎』。

 2006年10月28日。

 備考:バーニングブレイブ初登場

 

第十一殺四章:不死鳥の勇者

 ウルトラマンメビウス フェニックスブレイブのこと。

 

第十一殺五章:鷲尾須美の勇者であれ

 鷲尾須美は勇者である。

 世界のための勇者である。

 彼は彼女のための勇者に。

 

第十一殺六章:笑顔の君へ

 鷲尾須美の章OP『エガオノキミヘ』

 

第十二殺一章:平穏の最後

 『ウルトラマンA ミュージックファイル』(1995)

 に収録の『平穏なTAC基地(「TACのワンダバ一週間」アレンジBGM)』。

 平穏の一単語しか使ってない? せやな。

 

第十二殺二章:皆の絆

 特に無し。

 強いて言うならゆゆゆ第十話『愛情の絆』。

 

第十二殺三章:悪意の檻

 特に無し。

 

第十二殺四章:流星の二人

 この辺は本当に無いですってば。

 

第十二殺五章:光の星の戦士たち

 ダイナ劇場版『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』。

 1998年3月14日上映開始。

 

第十二殺六章:終局の序章

 元ネタを全てのタイトルに求めるなどおこがましいとは思わんかね?

 

終殺一章:暗黒の皇帝

 ウルトラマンメビウス48話『皇帝の降臨』。

 2007年3月17日放送。

 

終殺二章:希望の大地

 ウルトラマンX最終話『虹の大地』。

 2015年12月22日放送。

 備考:虹の大地とは全ての命が共存する大地のこと。この作品における希望の大地は……

 

終殺三章:泡沫の希望

 ウルトラマンティガ28話『うたかたの…』。

 ウルトラマンダイナ42話『うたかたの空夢』など。

 水面に浮かぶ泡のように儚い希望。

 

終殺四章:GEEDの証

 ウルトラマンジード最終話『GEEDの証』。

 2017年12月23日放送。

 

終殺五章:ホシノハナ

 結城友奈の章OP『ホシトハナ』。

 備考:ゲンティウスという、この地球にしか咲かぬ花

 

終殺六章:ハナノコトバ

 勇者の章OP『ハナコトバ』。

 備考:勇者(はな)の言葉

 

自殺:キボウノカケラ

 ウルトラマンジードED『キボウノカケラ』。

 備考:砕けて欠片になる希望

 

エピローグ:明日の勇者へ

 結城友奈の章の最終話で行われた演劇のタイトル。

 ラストの一枚絵に使われていたのもあって印象深い。

 

GEED:日々の未来

 ウルトラマンメビウス22話『日々の未来』。

 2006年9月2日放送。

 ウルトラマンメビウスは地球を初めて訪れた日、地球で初めて会った人間に「君のこの星での『日々の未来』に、幸多からんことを」と願われた。

 それから『ヒビノ・ミライ』の名を名乗り、地球を守る戦いを始めた。

 かつてメビウスが願われたもの。

 竜児が誰から教わることもなく皆に願ったもの。

 それが、日々の未来。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ウルトラマンジード劇場版のネタバレ入ります。ネタバレ注意、スクロール注意】

 

【極力ネタバレはしないように書きますが、それでも僅かにネタバレする可能性もあるので】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここまで非の打ち所が見つからない映画そうそうないですね……

 いや、本当に凄かったです。

 これはここ十年でトップを争えるんじゃないでしょうか?

 話のテンポと構造が神業レベルなんですよね。

 その上、アクションもCGも全体的にハイレベルで、戦闘が凄く楽しい。

 ここまでやってくれるのか! ってレベルです。

 変身バンクや演出が三人のウルトラマン全部で新規にかっこよく別々の演出で作られていて、特にジードとオーブの同時変身なんて凄まじいの一言ですよ。

 

 これまでの作品の評価が高かった演出を詰め込み、新しい魅せ方を詰め込み、かつ新しい試みが全部滑らず大成功している。そんな感じでしたね。

 更には先輩作品のオーブへのリスペクトや、ゼロへのリスペクトも満点。

 多彩なフォームを持つゼロ・オーブ・ジードの形態を活かしきった流れは、これ以上の理想形が見つからないレベルですね。

 温故知新の究極系を見た気がします。

 

 あー書きたい。

 こんなの見たら、映画を見てない人向けにしつつ、ジード劇場版後日談な感じに時拳時花の劇場版とか書きたくなるじゃないですか。

 兄弟話がやりたい。

 欲望は止められないのです。

 

 ストーリー、画作り、演出、アクション、演技、音楽、その他諸々隙がない傑作映画。

 ケチの付け所がないです。

 えがった。

 

 

 

 これにて本当に終わりです。連載にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

 

 

 




 後で「あ、あれが抜けてた」とか思い出したらこっそり何か追記してるかもしれません
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