以上!
それは突然起きた。
「ちょっと待て、おい!作者!終わったんじゃなかったのかよ!」
ごめん、やりたくなった。
「チィ、こっちは楽しく家族団欒してたのに!」
いきなりだけど、はっじまるよー!
地響きが聞こえ外に出ると、そこにはウルトラマンらしき巨影が見えた。
「我が名は、ウルトラマンオーブダーク ノワールブラックシュバルツ!聞くところによるとお前、地球人の女と結婚したらしいな!それも2人と!」
「悪いか!つーか、お前誰だよ!」
「おっと、失礼。」
そう言うとウルトラマンオーブダーク ノワールブラックシュバルツは人間の姿に戻る。
「どうも、別の世界からやってきました。愛と善意の伝道師、愛染マコトです。」
そう言いながら、純白のスーツの袖を軽く引く。
「その別世界の住人が何の用だ!」
「君は……ウルトラマンにふさわしくない!」
「はぁ?何いってんだ?そもそもベリアルのソフビは怪獣枠だろうが。」
「そうなのかもしれないが!ウルトラマンである以上、しっかりとウルトラマンとしての自覚を持ってだなぁ…。」
「あー、めんどくさい!ハァッ!」
面倒くさくなった博之は、ウルトラマンベリアルへと変身する。
「ならば、こちらも!」
そう言ってルーブジャイロを取り出し、オーブオリジンクリスタルを、ジャイロにセットする。
『ウルトラマンオーブ オーブオリジン!』
レバーを3回引くと、オーブリングNEOが出現し、スイッチを下にし、ボタンを押す。
「絆の力、お借りします!」
オーブオリジンの変身音を邪悪にしたような音声が流れる。
『ウルトラマンオーブダーク!』
オーブダークカリバーを担ぎ、着地する。
「銀河の光が我も呼ぶ!我が名は、ウルトラマンオーブダークノワールブラックシュバ「長いわ!」どわぁ!」
長ったらしい名乗りに、苛立ってしまったのか、ギガバトルナイザーでぶん殴る。
「おい!名乗りの最中と変身の最中に攻撃するのは言語道断!」
「長ったらしい、名乗りすっからだろ!つーか、そんなに喋るな!神秘性がなくなる!」
「それ、私のセリフ!」
「さぁ、行け!久々に大暴れだ!100体モンスロード!」
「その間に……」
愛染はオーブダークカリバーのアイコンを炎に合わせる。
「オーブインフェルノカリバー!」
地獄の炎が怪獣たちに襲いかかる。
「だったら、オーブウォーターカリバー!」
「スマッシュムーンヒーリング!」
燃え上がる怪獣たちに水をかけ、興奮を抑える。本来のウルトラマンでは絶対に見ない光景だ。
「刀奈!?簪!?どうして……?」
「ガイさんの力を悪用するなんて許せない!だから、戦う!」
「右に同じく!」
「それなら、さっさと片付けるぞ!フン!」
『エンペラ星人!ダークルギエル!デモニックフュージョン・アンリーシュ!ウルトラマンベリアル!アトロシアス!』
「私も!繋ぐよ!願い!」
『アルティメット エボリューション!ウルトラマンジード!ウルティメイトファイナル!』
「さっさと、決める!アトロスバースト!」
「オーブスプリームカリバー!」
「クレセントファイナルジード!」
3人の必殺技をオーブダークは…
「ダークオリジウム光線!」
受けてたった。のだが、
「そんなやわな光線じゃ!」
「私たち家族の絆を!」
「壊せるわけがない!」
結果、3つの光線は直撃した。
「そのまま元いた世界に帰りやがれ!」
こうして、謎のオーブダーク襲来事件が終わった。