オーバーロード 異世界に転移したアリストテレス【停止中】   作:始まりの0

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EX1 幸せ

 ~???~

 

 真っ白な空間の中、番外席次(ベルンカステル)は目を覚ました。

 

「此処何処?」

 

 

「何をしている、ベルンカステル」

 

 

「ぜお……ユウ?」

 

 

「落ち込んだ顔をしているぞ?不安か?」

 

 

「別にそんなことは………!」

 

 ユウはベルンカステルの頬に手を添える。

 

「俺と一緒になるのは不安という事か?」

 

 

「???」

 

 

「そうか………」

 

 何やら凄く残念そうに落ち込むユウ。

 

「そっそんなことない!貴方は色々な事を教えてくれるし、一緒にいて退屈しないし………そっそれに一緒にいて…………ポカッポカッするもの」

 

 

「そうか………それは良かった!」

 

 ユウはそう言うと、ゼオスの姿に戻り彼女を抱き上げてくるっくるっとその場を周る。そして、そのままお姫様抱っこの状態へと移行する。

 

「えっ?……ぇえ!?」

 

 

「この程度、毎日しているだろう?」

 

 

「まっ毎日?!」

 

 

「今日は変だぞ。あっ、そうか。これがなかったから、機嫌が悪いのか」

 

 そう言うとゼオスは彼女の頬に自らの唇を触れさせた。つまりキスである。

 

「!?」

 

 

「全く、これくらいで機嫌が悪くなるとは………母親失格だぞ?」

 

 

「ふぇ?」

 

 ゼオスの言葉が全く理解できなかった番外席次(ベルンカステル)。母親とはどう言う事だろう?

 

「父上~」

 

 

「母上~」

 

 何処からともなく小さい子供が2人走って来た。

 

「あ~!父上と母上、またイチャイチャしてる!」

 

 

「イチャイチャ~!」

 

 

「えぇ!?」

 

 

「こらこらっ、親をからかうな」

 

 番外席次(ベルンカステル)は全く、状況が理解できずにいた。この子供達は父と母と言っている、そしてこの場にはゼオスと自分達しかいない。

 

 ゼオスに似た子供は左右の髪の色が違い、目は右眼が黒、左眼が紅。

 

 番外席次(自分)に似た子供は髪は銀髪、右眼が紅、左眼が白となっている。

 

 どう見ても、自分達の特徴を受け継ぎ過ぎている。

 

「ねっねぇ…………これは夢?」

 

 

「夢な訳ないじゃないか。ゲンジツだよ?」

 

 

「そっか、現実なのね………そっかぁ~」

 

 現実でも、夢でも、こんな良い出来事はどちらでもいいやと思い、今を楽しもうと考える番外席次(ベルンカステル)

 

「母上、あそぼ」

 

 

「父上も~」

 

 

「えぇ」

 

 

「あぁ」

 

 家族4人楽しく遊び始めた。

 

 御飯事、追いかけっこ、かくれんぼなどで遊んだ後に、皆で食事をした。そして子供達と共に入浴し、上がった子供達の身体を拭くゼオス()

 

 そして子供達に絵本を読んで聞かせた。内容は「モーモンの魔神退治」、モーモンと言う人物が御爺さんと御婆さんに拾われて、魔神退治に行く為に旅に出ると言う物で。

 

 モーモンは途中で淫魔(サキュバス)吸血鬼(ヴァンパイア)、氷武者、双子のエルフ、悪魔を仲間にして、魔神島へ赴き、魔神を倒して、宝をうb………貰い、お爺さん達の元に戻り、淫魔(サキュバス)吸血鬼(ヴァンパイア)に毎日、よb………プロレスをして楽しく暮らす物語だ。

 

「そしてモモちゃ………モーモンは楽しく暮らしましたとさ(笑)」

 

 

「あらっ、もう眠ったみたい……」

 

 番外席次(ベルンカステル)は子供達が寝たのを確認すると、2人に布団を掛ける。

 

「可愛いな」

 

 

「えぇ」

 

 

「そういや………2人が弟か妹が欲しいって」

 

 

「………バカ」

 

 ゼオスにそう言われて顔を赤くして答える番外席次(ベルンカステル)

 

「じゃあ………3人目いっとくか」

 

 そう言うゼオスは起き上がると、番外席次(ベルンカステル)を抱えて、自分達の寝室に向かうのであった。

 

 それから先の事は夫婦しか知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~王都リ・エスティーゼ 高級住宅街 ユウの屋敷~

 

「なんで番外席次(こいつ)は幸せそうな顔で、鼻血を噴き出してるんだ?

 

 うわぁ………白いシーツが、赤いシーツになってるよ。致死量じゃないか、これ?いや人外レベルならこれ位は大丈夫か?

 

 まぁ…………幸せそうだし、そっとしとこう。セバスとソリュシャンには後で謝るか、2人なら理由も聞かずに処理してくれそうだし」

 

 ナザリックから戻ったのは、幸せそうな寝顔なのに鼻血を噴き出している番外席次の姿だった。本当に幸せそうである。

 

ただ、ヒロインがしていい顔ではない。

 




夢オチでした。

三期1話のアルベドを見たら、番外ちゃんもありじゃね?という事でやってしまった。

何故、夢オチか現実だと、失神するからです。この作品の番外ちゃんは乙女なので(ここ重要)。
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