オーバーロード 異世界に転移したアリストテレス【停止中】 作:始まりの0
~ナザリック ゼオス私室~
「はぁ………可能性としてあるアイテムは
ゼオスは一先ず自分の部屋へと戻り、思考を巡らせていた。自分が思いつく限りの可能性を口にし、ブツブツと呟いている。
「精神支配と言えば……【
ゼオスの独り言を聞き、番外席次がそう呟いた。
「ケイセケコゥク?」
「アンデッドでも、吸血鬼でも、精神支配できる神具よ」
「ケイセケコゥク……けいせけこく……けいせいけいこく……傾城傾国!?」
ゼオスは驚き、番外席次に詰め寄る。
「それはアレか!?龍の刺繍の入ったチャイナ服か!」
「えっ……だk……きゃ!」
ゼオスは勢い余って彼女をベッドに押し倒す形と成り、2人の顔が近くなる。
「えっと……」
「どんな道具!?」
「えっ………えぇと、白い布にドラゴンの刺繍が入った服よ」
「クソッ………俺のミスか。もっと詳しくお前から聞いて置くべきだったな。だが、その可能性が高いな。情報感謝するぞ」
「うっ……うん………そっそれよりも………その」
番外席次が顔を赤くしており、ゼオスは落ち着いて今の状況を考えてみた。
「…………すまん」
ゼオスは彼女に謝罪すると、彼女の上から離れる。
「シャルティアの件、恐らく傾城傾国だろう。逆にその名が出てきた以上、それ以外の可能性がない訳ではないが………ケイ・セケ・コゥク……傾城傾国が訛ってそうなったのか?
六大神とやらが、何処かのプレイヤーなら可能性は十分ある。
クソッ!プレイヤーなら、ワールドアイテムを所持していてもおかしくないのを失念していた。
だが、シャルティアが何も反応がなかった………完全に支配される前に反撃され、撤退という可能性が高いか?それとも罠か……だが、俺達が現れた時に何のアクションもなかったのを考えると前者か………どちらにしてもワールドアイテムがある以上は俺でも油断できん」
ゼオスはブツブツと独り言を呟いている。
「えっと……漆黒聖典があの近くにいるなら私は気配を感じれたけど、何の気配もなかったわよ」
「……それは本当か?」
「えぇ、彼等には独特の気配があるもの。高位の気配遮断のスキルか道具を使っていれば話は別だけどね」
「……成程、警戒はしておくべきか。番外席次!」
「なっなに?」
「ありがとう!解決の道が見えた!」
ゼオスはそう言うと、番外席次を抱き締めた。
「!?」
「お前のお陰だ!俺はアインズと話し合ってくるから、此処にいろ、いいな?」
「はっ……はぃ」
番外席次は顔を真っ赤にして、ゼオスを見送ると、腰が抜けたのかその場にへたり込んだ。
「…………はぅ」
―ボンッ―
彼女は爆発し、
~執務室~
「と言う訳だ………すまん。完全に俺のミスだ」
「いや、俺もだ…………ワールドアイテムの存在を思考から外していた。そんなのがある訳ないってな」
「取り敢えず、何とかしないとな。ペロロンチーノに申し訳がたたん。二十を使うか?」
「いや、駄目だ。ワールドアイテムが存在する以上は二十は温存する必要がある…………クソッ!シャルティアの命とアイテムを天秤にかけるなんて……………すいません、ペロロンチーノさん」
「敵の姿が絶対にないとは言い切れないが可能性は低い」
「だがどうするつもり?二十が使えない以上、シャルティアを………そうか、そう言う事か」
「シャルティアを倒す。そして蘇生させる。蘇生を行えば、状態異常は消える…………だがユグドラシルの法則がこの世界でも同じとは限らないがな」
「だけどそれしかないか………」
2人は盟友の子であるシャルティアを救う為に彼女を倒すことを決意した。
アインズ様の見せ場…………奪うべきではない!
だが主人公もまともな戦闘をさせたい………迷う