オーバーロード 異世界に転移したアリストテレス【停止中】 作:始まりの0
と言う思いで書いた妄想の塊です。
EP1 星の守護者、出会う
DMMO-RPG:ユグドラシルのオンラインサービスが本日、終了した………筈だったのだが、終了していない。時計を見てみれば0:30:06となってた。
その事に頭を抱える銀髪の青年。そして、自分はギルドの自室にいた筈……正確には、サービス終了だから、最後にオークションやらアイテムの回収をしていたら遅くなり、ギリギリでギルドに戻った。
そして、同じギルドに所属する幼なじみに会うために玉座に間に行こうとした所、意識が途絶えた。
目を覚ましてみると、見知らぬ森の中にいた。
―どうして、こうなった?……まず、此処は何処だ?
状況を確認しようにも、周りには誰もいない……GMコールも使えないし……はぁ……おまけに触覚、痛覚、視覚、聴覚まである。魔法まで使えるし、ゲームで使ってた武器も呼び出せた。自分の中に意識を向けるとステータスが浮かんだ。
名前:ゼオス・アルドライグ
種族:
職業:アルテミット・ワン、
属性:中立
身長/体重:180cm/100kg
所属:アインズ・ウール・ゴウン
役職:ギルドの最終兵器
因みにこれは俺がユグドラシルで使っていたアバターである。
名前もそうだが、種族と職業があり得ない?
そんなの、俺だって分かってるよ!これは、ユグドラシルのコラボイベントをクリアした証だ。
100年以上前に人気のあった型月シリーズとのコラボだ。始めは英雄王がラスボスって感じだったんだが、プレイヤーから人気過ぎてイベントを延長するようにと要望があった。
それで調子に乗った運営がORTを出したのが事の始まりだ。タイプ・マーキュリーを筆頭に様々なアリストテレスを出してきやがった。
これには他のプレイヤー達も熱を入れたものだ……だが現実はそう甘くない、ORTだよ?型月の中でも屈指のチート存在だよ?それが一杯いるんだよ?
結果、アリストテレスに挑んだプレイヤー達が絶望したのは言うまでもない。俺はその絶望を乗り切り、何とか勝った唯一のプレイヤーなのだ。何で勝てたか?根気と忍耐と
流石に運営もやり過ぎたと思ったのだろう、他のプレイヤーに謝罪と同時に俺にアリストテレスにならないか的な誘いをしてきた。
勿論、俺はそれを引き受けた……結果、チートの塊になりました。クリアして、アリストテレスとなった俺は、ギルドの仲間だけでなく、幼なじみに讃えられたが、課金額を言った途端に引かれた。
なんで、そんなに課金出来るか?俺、リアルでは天津 裕と言うちょっと普通とは違う一般人だった。何が普通とは違うかと言うと……実は俺、とある玩具会社の社長だったんだ。ついでに、色んな方面のスポンサーにもなっていた。環境破壊で俺のいた世界は外でまともに遊ぶことも出来なかった為に、ボードゲームやらがよく売れた。玩具会社の社長であるが故に遊びには全力で挑むと決めていた。
まぁ、俺の身の上話はこのくらいにして……マジでどうしよう?これ、完全に異世界だよね―
青年……に見えるチートの塊であるゼオスはこれからどうするかを悩んでいた。
ーガサッガサッー
「誰だ?」
茂みが動く音がして、そちらの方を見るとそこには女が立っていた。
「あなた……強そうね、私と戦いなさい?」
(この女……普通の人間ではない気がする)
「あらっ黙り?それとも言葉が通じないのかしら?まぁ、いいわ」
女はそう言うとデカい鎌の様な武器を取り出した。
「私を負かしてみなさい……もし、私に勝てたらこの身体を好きにさせて上げる」
女は狂った様な笑みを浮かべて武器を構えた。
(何だろう、関わっちゃいけない気がする)
ゼオスはそう思った。だが、女はそんな彼を無視して襲い掛かる。
「たわけ……矮小な身でこの俺に噛み付こうとは……身の程を知れ。【
ゼオスは自然とそう言い、向かってくる女に手を翳す。
「!?」
ゼオスから放たれた何かが女を吹き飛ばした。 自然と攻撃してしまったものの……彼の前方の木々が丸々消えた事に唖然とする。
「まさか殺しちゃった?でも
自分の力に唖然としながも、殺人をしてしまったんじゃと考える。
「この体の影響かな、殺しをしたかも知れないのに対してどうでもいいって思う……とは言うものの、放っておく事はできないか」
ゼオスはそう言うと、吹き飛ばした女の元へ向かったのであった。
~数時間後~
「ねぇ、これ取って欲しいんだけど」
そう言う、俺を襲ってきた女。俺は現在、彼女を鎖で拘束してる。理由は簡単だ、ポーションで回復させ起きた女に襲われたからだ。
攻撃的な意味でなく、性的に。
「私と子供を作りましょう?きっと強い子が産まれるわ」
「女の子がそんな事を言うんじゃない!」
「あらっ、女にモテそうな顔をしてるのに、初心なのかしら?大丈夫、私も初めてだから」
「ダメだコイツ……取り敢えず話を聞かせて欲しいんだけど」
「まぁいいわよ……解いて」
「解いたら襲うだろ?」
「勿論、私より強い男なんて初めてですもの」
「ならそのままだ」
「そう言うぷれいがいいのかしら?私は別にそれでいいわよ」
「もう嫌だ……コイツ」
そんなやり取りが在りながらも、俺は彼女から情報を聞き出した。
此処はスレイン法国とやらの外れにある森だそうだ。知らぬ名前の国、確実に異世界だね。彼女はどうやらこの国でも機密扱いされており、普段は外に出る事もできないらしい。なのに、何故此処に居たのかと聞いてみると。
「暇だったし………偶には出掛けたいじゃない?追手はまいたわよ」
だ、そうだ。詳しくは聞かない事にした。それから六大神、八欲王などの話を聞いたが……直感だが、俺と同じようにユグドラシルプレイヤーではないかと思う。
何故か?解放してやった女が話している最中にルービックキューブをやりだしたからだ。聞いてみると、「ルビクキュー」と言うもので六大神が伝えた玩具だとか。
確実に俺等の世界の物だよね。しかも「ルビクキュー」に俺の会社のマークまで付いてる。再現度高いな、おい。
「って事は俺みたいにプレイヤーがこの世界にいる可能性は高い……もしかしたら仲間もいるかもしれない。そうと決まれば探すしかないでしょ。よし!」
ゼオスは当面の方針をプレイヤー探しに決め、歩き出そうとするが服を捕まれた。
「子供……作りましょうか」
「はぁ……逃げ「逃がさないわよ」
完全にゼオスに狙いを付けた女。
「取り敢えず俺は仲間を探さないといけないんで。それにまだ結婚するつもりはない」
「なら貴方に付いて行くわ」
「いや、でも……君はスレイン法国とやらの人間なんだろう?」
「別にどうでもいい」
「はぁ………結婚は置いといて、現地の協力者は居た方がいいか……ゼオス・アルドライグだ」
「?」
「俺の名前だ」
「そう……私は普段は絶死絶命とか、番外席次とか呼ばれてるわ」
「(名前じゃなさそうだけど)付いて来るのはいいが、俺はまだ結婚には興味がない」
「子供を作ってくれるだけでいいわよ」
「俺が嫌なんだよ、そう言うのは……取り敢えず何処かで情報を集めて動くか」
これが、俺と彼女との出会いだった。
そして、俺達は仲間を探す為に異世界を冒険する事になった。
『モモンガさま~』
『我が君~』
『やってしまった……仲間のNPCを汚してしまった』
ーキュピィーン!ー
「はっ!?」
「どうしたの?」
「なんか……面白そうな場面を見逃してしまった気がする」