今回から東方終焉雪を投稿していきます!
雪「で、早速俺の出番か」
そうです
雪「つっても今回は日常だろうから主要キャラのちょっとした説明とかだろ?」
そうです。なので今回でキャラがどのような性格なのかを理解してくだされば幸いです
雪「そうか。じゃあ」
雪&カミユ「本編へどうぞ!」
第1話 何時もの日常
Side
はあ…眠い。今、俺は欠伸をしながら通学路を歩いている。家からは遠くもなくだからと言って近いわけでもない距離。そして季節は秋。暑くもなく寒くもない個人的には一番最高の季節だと思う。こんな時はつい欠伸をしてもいいと思う
「はあ…学校めんどくさいな。クラスの騒がしい奴等がどうにか静かになってくれたら良くなるんだけど…」
学校がある登校日でいつも俺は疲れる目に遭う。高校二年になっても静かにすることができないのか全く理解できない
「おい、待ち伏せするな。あとおはよう」
「おはようございます。待ち伏せと言わないでくださいよ。貴方と登校する為に禊と待っていただけですよ」
「そうかい。じゃあ行くか」
「では行きましょうか。遅刻まであと30分ですよ。雪はここで立っていますか?」
「ほざけ。待っている必要が無いじゃん」
「おはよ」
「ん。おはよう」
通学路を歩いていると幼稚園からの幼馴染の命雛兄弟が立って待っていた。俺と話していた肩まで伸びている黒が少し入っている茶髪で紳士な口調が
「今日の教科って何だっけ?」
「木曜日課ですよ。まあ雪は教科書全て教室に置いているので忘れることはないでしょう?」
「まあな。でも朝から今日やる教科知っているとやる気が変わるから」
「そうなのですか。私は全ての教科が好きなので特に問題はないですよ」
「学年一位の言うことは違うな。苦手な教科が無いとか羨ましすぎる」
燈は毎回学年一位になる。殆どのテストが100点。例え間違えているところがあっても1、2問ほど。態度も良く、運動もできるという。まさに文武両道の言葉が似合う奴だ。何故か毎日白い手袋をしている
「そういえば禊はこの前の野球の練習試合の助っ人に出たんだっけ?どうだった?」
「別に…コールド勝ちしただけ」
「えげつねぇ。因みに得点は?」
「33-4」
「何でや。阪神関係ないやろ!」
「10-0」
「…………その相手が涙目で帰る姿を思い浮かべることができたんだが…」
「知らない」
禊は背が低いが運動神経が良く、運動会などの競技では必ず一位を取る。中学生の時に握力測定器を破壊した事がある。細身なのに何処からそんな力が出るのかは不明。漫画の主人公か!と言いたくなったことがある。こいつも頭が良く、燈程ではないがテストで毎回一桁の前半に入っている
俺は勉強に関してはできる方だと思う。テストは10位前後。運動は二人に劣るができると思う。二人と小学一年生〜今の高校二年まで一緒のクラスである。なにこれすごい
二人よりもできると言ったら剣術しかない。俺の家系は代々続く剣術の達人らしい。確か1000年前に偉い所に仕えていたとかなんとか。その影響か俺の家は広く道場があるほど。俺は10歳で師匠でもある父親を倒した。その時には代々受け継がれる剣術を会得していた。そして代々受け継がれる刀も。今も居る。毎日朝起きてから一通りやるのが日課になっている。
「話しているところ申し訳ないのですが学校に着きましたよ」
「やっぱ二人と話していると時間がすぐに過ぎるな」
三人で校門を通り昇降口で上靴に履き替える。ここから教室に行くだけだけどその前に一つ毎日のようにあるイベントが起こる
「おはよう!三人とも!今日も美形組が揃って登校するね!」
「おはようございます!燈先輩!今日もカッコいいです!」
などと周りから声が聞こえてくる。最初の男は高校一年のときのクラスメイトから。次は燈に一目惚れした後輩の女の子からだろう
「ふふっ。ありがとうございます」
「キャー!」
燈が後輩の子に礼を言うと女の子は黄色い悲鳴を発しながら走り去っていった。さっきの高校一年のときのクラスメイトが言っていた美形組の中に俺がいるのが気になる。燈はこの学校一のイケメンと言われている。才色兼備な奴だ。小学校〜今まででラブレターが100通を超えている。俺と禊で数えた。まあ100通超えた時点で諦めたけど。その弟の禊も顔はかなり整っていて美形だと思うが、俺は違うだろ
「そんなことはありませんよ。雪もカッコいいですよ」
「それはどうも。あと心を読むな」
「女声をどうにかすれば?」
「どうやるんだよ…」
燈に言われるがどうにも分からない。それに俺は女声で良く街中で話していると女の人と間違われる。よく分からん。時々燈は人の心を読むようなことをする。本人曰く何となくわかるらしい
さて、ここで一イベントが終わり2-Bの教室まで来たのだが、ここからが問題なのだ。今燈が教室のドアの取っ手に手をかけているがここを開けると騒がしい奴らが登場する
「何で毎回教室に入ろうとするたびに憂鬱になるんだろ」
「まあ個性豊かなクラスメイトが多いですからね」
「豊か過ぎる」
「だな」
「では開けますよ」
ガラガラと音を立てながら燈が教室のドアを開けると
「おっと」
いきなり横から白いチョークが飛んできた。それを燈が一歩退いて避ける
「どうします?ここから席に着くまで安全に行くのは至難かと」
「そりゃあ強行突破しかないだろ」
「うん」
はあ…と溜息をつきながら横から飛んでくる三角定規やチョークを避けながら窓側の席の後ろから二番目の自分の席に向かう
「はあ…早く学校終わらないかな」
つい漏らしてしまった言葉をつくと席に着いた
「ふう…何とか無事に自分の席に着くことができましたね」
「SHが始まるまであと20分」
「いつも通り本でも読んで待ってようか…」
俺の
20分が経ち、チャイムが鳴るとさっきまでチョークやら三角定規を投げていた騒がしいやつらが静かになる。いつも思うけど何これ?みんな先生の前では優等生を気取りたいのか?と思うことが多々ある。まあ先生が来ても騒がしかったら先生が一週間ほどで変わっていそうではあるが
「みんなおはよう!今日も頑張っていこうな!」
担任が入って来てからみんなに挨拶をする。熱血教師みたいなことを言う担任だが担当教科は化学だ。しかもバーコード
時間が経過し、今は昼休み。燈と禊が弁当(命雛家母が作った)を机に出しながら机を俺の机にくっつけるようにする
「は〜何で午前中の授業って長く感じるの?」
「私はそう思いませんが…それは人それぞれでしょう。禊はどうですか?」
「普通」
この二人にとって授業はなんて事のないものらしい
「そういえば明日の午後は体育館に集合でしたよね?」
「あーそんなこと言ってたなあのバーコード」
「何やるの?」
「私にはわかりませんが長くなるのではないでしょうか」
「早く終わってくれれば読書タイムにできるんだけどな」
「たしかに」
俺たち三人の趣味が読書である。暇な時は授業中であろうと先生にバレないように本を読んでいる。燈は分からないが
明日の午後に体育館でやるものが少し不安に思っている。何というか…今までの日常を破壊されるような気がする
「そんなことは起こらないことを願いますよ」
「本当に何で心を読むことができるの?」
「何となくわかってしまうのですよ」
こいつには何か特殊な能力でもあるのか?
「そういえば雪は何か不思議な現象のことを言いますよね。確か授業が始まったと同時に終わっているとか、帰路に着いた時には家に帰っていたとか。帰路のことは分かりませんが授業のことに関しては私たちも感じているみたいで文字通り一瞬で時間が経過していることを」
「(こいつまた心を読んだのか?)まあな。それについてはよくわからん。まあただ授業のことに関してはすぐに終わるから良いんだけどさ、帰路のことはちょうど歩いて帰った時と同じくらい疲れているんだよな〜」
「まさか雪がやっている事…はありませんか。普通の人間なのですから」
「そうだな。(禊は人間だけど普通とは言えないと思うが…)」
(こっちを見るな)
(こいつ…直接脳内に!……ファミチキください)
(現在在庫切れ)
と、こんなことをやっていると今日のドアが勢いよく開く
「ねぇねぇねぇ!今の話なになに!?時々授業が早く終わる謎を知っているの!?それやったの雪なの!?」
「うわっ…めんどくさいの来たよ。分からん。知らん。お前たちの事に俺たちを巻き込むな。頼むから…」
「まあまあ蓮子さん、落ち着いてください。メリーさんも止めてください」
「蓮子。確かに時間経過は気になるけど食事中の邪魔はしちゃダメよ」
「じゃあ弁当を持って来れば良いんだね!?持ってくるー!」
「……はあ」
「禊…今の溜息は分かる。取り敢えず近くの机を並べるか…」
「蓮子がごめんなさい」
「ほら早く早く!メリーの分も持って来たよ!」
「早っ!」
さて、今何か元気で活発的な行動をして、二人分の弁当を教室から持ってきたのが
この学校は偏差値が高く、私服OKな学校だ。一応制服を分けられている。俺は基本的には制服だ。服を選ばないのが楽で良い。偏差値が高いのに朝からハイテンションの奴らが居て、毎朝頭が痛くなる
次に蓮子を追いかけて入ってきたのがマエリベリー・ハーン。外国からの留学生で通称メリー。名前のどこから『メ』が出てきたのかは不明。金髪のミディアムウェーブ。男子からの評判が良く、学校一の美人と言われている。頭が良く、禊と同じくらいテストの順位が高い。蓮子に振り回される事の多いキョン的ポジション
二人はサークルを作っており、確か『秘封倶楽部』だったか…活動内容は世界の不思議な事の解明と言っていたような気がした。俺たちは度々勧誘されたが全て断った。だってめんどくさかったし…
最近は博麗神社に異世界の入り口を見つけたとか言っていたが胡散臭すぎる。そんなこんなで秘封倶楽部の二人と話していると昼休みが終わる。二人は急いで教室を出るのを見届ける
「や〜っと今日の授業が終わった〜〜〜」
「お疲れ様です。この後何処か行きますか?」
「特に無いかな。禊は?」
「無い」
「じゃあ帰るか」
三人揃って帰路につく。俺たち三人は部活に入っていない。禊は興味がないらしく、時々助っ人としてやる。燈は禊に合わせている。俺は家で剣術やっていれば良いし特に入る気はなかった。しかし、何処から情報を仕入れてきた剣道部の先輩から勧誘されたけど全て断った。なかなか諦めて来れなかったけど根気強く断っていくと「もしかして負けるのが怖いのか?」とありきたりでつまらない挑発を受けて、溜息混じりに「じゃあ俺が勝ったら誘うのをやめてくれます?」と言ったら快く受け入れてくれた。因みに俺は代々受け継がれる剣術と模造刀でやることを条件にした。模造刀をどうしようかと思っていると何処からか先輩が渡してくれた。
この時に偶然通りかかった燈と禊が観戦に来た。
主将の人と一対一の一本勝負となったが敢えてさっき挑発してきた先輩に同じ挑発をすると簡単に乗った。内心笑ったが顔に出さなかった。燈は分かったみたいだけど。そんなわけでやったけどめんどくさかったので開始と同時に剣道で言うところの面をやって終了。先輩は「ふざけるな!こんなのは無効だ!」とか言い始めたので「じゃあ部員の人と全員やって勝ったら俺の勝ちでいいですか?」と言ったらやる事になった。その後は一方的に勝った。主将の人だけはまあまあだったかな
そんな訳で俺は帰宅部
「では、また明日」
「じゃあね」
「じゃあな〜」
適当に話していると命雛家に着いた。二人と別れ自分の家に帰る。俺の家の通りが命雛家なので最後は俺一人になる
「あ〜明日の午後のやつどんなのかな〜」
帰り道、誰もいない道で独り呟く。
毎朝頭が痛くなるような日々でも俺はかなり気に入っている。二人の幼馴染と他愛もない会話をして、席に着くまでが大変な学校でも。こんな日常が好きだ
ーーーしかし
「では明日。翠刹高等学校にてプロジェクトを開始する。被験体の状態はどうだ?」
「問題ありません。能力レベル紫五体、能力レベル緑10体、能力レベル青20体、能力レベル水色50体はいつでもいけます」
「そうか。クククッ楽しみだ。翠刹高等学校にて能力レベル紫を超える者が居るといいなぁ」
「能力レベル判別機10機は準備してあります。今すぐにでも開始できます」
「そうか。しかし、明日まで待つのだ。楽しみだ。クククッ解剖して能力を量産すればこの世界は俺の物になる。フフフ…フハハハハハハハハハハハ!」
ーーー次の日を境に俺の日常が壊れた
次回から物語が動き出します
雪「俺の日常はどうなるんだろうな」
すごい人ごとのように言いますね
雪「そういう性格だからしゃーない」
ではまた次回!