東方終焉雪   作:カミユ

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どうもカミユです!
今回は主人公が幻想入りします。サブタイからまともなんてものはないですがね
禊「流石雪」
彼はどんなことに巻き込まれるのか
禊「巻き込まれる決定」

禊&カミユ「本編へどうぞ!」


第1章 異変中に幻想入り
第10話 幻想入りして感じたのは浮遊感


 Side 雪

 

 真っ白な空間。なんといえば良いかよくわからないが、白雪と俺の精神世界の狭間といえば良いのか……まあそんな空間に俺と、白と水色を基調とした和服を着ている白髪で背中くらいまである髪、極限まで薄めたような水色が入っている瞳(ぱっと見は白目)で、俺の胸あたりくらいしかない身長の幼女が小さいテーブルに向かい合って座っている。しかも俺も白雪も険しい顔でゲンドウさんポーズしている

 

「さて、雪」

「なんだ白雪。今は今の状況に関して全力で現実逃避している最中だ。このことに関してはノータッチで行こうではないか。それとも松戒のことか?」

「私が話したい事は前者のことです。後者に関しては、霙が殺害されましたので私も今はスカッとした爽快感があります」

「お前ってところどころひどいよな」

「そんな事はどうでも良いです。今の状況を話さなければなりません」

「なんでさー。もうね?俺はなんでこうも面倒くさいことばかりに巻き込まれるんだ?呪われているの?だとしたらさっさとお祓いに行こうよ」

「そうなると起きなければなりません」

「最悪すぎる。ふて寝したい」

「実際どうにかしないといけない事ですよ。もしかしたら今、此処にいる雪は霊体で身体は粉々に粉砕されているかもしれないのですから」

「辞めて(切実)。そんな事があり得そうだから、今全力で逃げているんだからさ」

「では、どういたしますか?今の雪が霊体で無かったとしてもじきにそうなる可能性が高いですよ?」

「起きるしかないのか……終わっていてくれ終わっていてくれ終わっていてくれ終わっていてくれ終わっていてくれ終わっていてくれ終わっていてくれ………」

 

 白雪の説得により、今起こっている現実を受け入れなければならなかった。切実に終わっていてくれと願いながらも意識を覚醒させる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まず、意識を覚醒してから感じたものは浮遊感。さっき目を覚ました時には色鮮やかな球体の物体がうねうね動く植物から出てくる(ように見えた)光景が倒れていても分かったが、今は全く見えない。下から何かの衝突音が聞こえない事はないが、気のせいだ(と信じたい)。今の視界には綺麗な青空が見える

 

「落ちてる………落ちてる………嘘だろ……ドウシテコウナッタ」

 

 浮遊しているという事は当然、俺には舞空術などの空を飛ぶ事ができないので落下するだろう。ジェットコースターである圧迫感を感じる。そんな事はどうでもよく、下を見なければいけないので空中で態勢を整えて下を見る

 

「終わってなかった……」

 

 眼前に広がる光景はなんか向日葵がうねうね動いて伸びていたり、向日葵から色鮮やかな球体が飛んでいたり、白いシャツに黄色のリボン。シャツの上に赤いベスト、赤いスカートの緑髪の女性2人が傘を武器のように使い(神楽か)、バゴンッ!ズドン!と特別製の傘なのか普通だったらすぐに破壊していそうな音を出している。夜兎の傘と言われても納得できる

 今の説明にあれ?と思った事があるだろう。『女性2人が』と、俺はさっき言った。まあ双子だろうと思うのだが、今すごい説明口調で今起こっていることを理解しようとしている間に片方の女性の傘がもう1人の方の女性の腹に深く食い込んだ時に、後ろに吹き飛び地面に当たる代わりに影に入ったのだ

 何を言っているのかわからないと思うが俺も何を言っているのかよくわからねぇ。超スピードとか超能力……あり得そうだな。ポル○レフみたく言おうと思ったが超能力だったらあり得そうだと思い、無理だった

 と、まあ色々と普段ならここまで説明口調で整理しようと思わないが、今思ったことを叫ばせてもらおう

 

「まるで意味がわからんぞ!」

 

 これをいうのと同時に地面に墜落しそうになったので(どうやら下は花畑みたいだった)花畑の花を踏まないように着地する

 花畑に着地すると同時に額に汗が少し浮かんでいる女性が近づいてきた。さっきまでは上から見ていたので頭しか見えなかったが正面から見ればかなりの美人さんだ。まあ美人だからといってどうということではないが

 

「アナタはさっき打ち上げられた人よね?」

「やっぱり打ち上げられたのかよ……あいにくとこっちは寝ていて(正確には精神世界に行っていたのだが)そこらへんはよくわかりません」

「そうなのね。私と私の偽物が戦っている時に急に転移されたみたいに現れたからどうしようかと思っていたけれど、まさか打ち上げられるとは思わなかったわ」

 

 私の偽物?なんだそれ。ドッペルゲンガーかよ。ていうか打ち上げられたとかどんな戦いをしたらそうなるんだよ

 

「着地する時の身のこなしからアナタは出来る人はみたいね。50メートルは打ち上げられてたわよ」

「はい?え、そんなに打ち上げられるものなんですか?」

「そっちに驚くのね。それと敬語は良いわ。普通に話して」

「わかった。ところで、ここはどこなんだ?さっきまで戦ってた施設から程遠いところにいるんだが」

 

 人間って50メートルも上がるものなんだな。どんな方法かは知らないが二度とそんな目にあいたいとは思わないな

 普通に話していたが目の前にいる人は誰なのだろうか……それに打ち上げられる前は俺は松戒と戦っていた施設で倒れていたはずだが……もしかして瞬間移動させられたとか?

 

「とりあえず私の家に来てちょうだい。戦った直後で立ち話なんて嫌だし、汗かいて着替えたいから」

「……ああ」

(雪……まさかその女性を……)

(?なんだその間は)

 

 なんかよくわからんが女性の家に行くことになった。名前も知らない人について行くなという子供の頃に親から散々言われることを思いっきり無視する

 白雪は何か言ったがよくわからん。少し間を置いたのは後方から誰かの視線を感じたからだ。振り向かずに、正確の場所を特定しながら歩き出した女性の後を追って俺も歩き出す

 ………どうでも良いことだが、女性は暑いのか傘をさして回している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 雪が視線を感じた方向の太陽の畑の周囲にある林の草木に隠れるようにしている人物がいた

 

「こちらリグル・ナイトバグ。風見 幽香が撤退しました」

『そう。貴女は速やかにこちらに戻って来て』

「少し報告しておく事がありまして」

『報告しておく事?何かあったの?』

「それが白髪の……人間が出現しました」

『人間が?里の人間かしら。服装はどんな感じ?』

「里の人間が着ているものではないと思います。おそらく外来人かと……」

 

 リグルと名乗る者が通信で誰かと話している。柔らかな話し方で話す女声の持ち主は少し間をおいて言葉を出す

 

『そう。最近は博麗大結界が不安定なのでしょうね。結界が緩んだ時に迷い込んだのでしょう。その人物は危険分子かは貴女に判断を任せるわ』

「……私に気づいたような素振りをしなかったので我々の脅威になるかはまだ判断しかねます」

『そう。ならしばらくは様子見としてその人間の監視をしてちょうだい』

「わかりました」

 

 リグルは言い終わると同時に通信を切る。そして雪の監視を続けるために気配を消す

 

「あの人間が我々の脅威になるようなら1人になったところを襲撃する」




いや〜まさか幻想入り早々打ち上げられるとは
禊「流石雪(2回目)」
最後の会話は今後重要ですよ

ではまた次回!
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