東方終焉雪   作:カミユ

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どうもカミユです!
蓮子「今回は今起こっている異変説明よね?」
そのつもりなんですが……
蓮子「ちゃんとできているかどうか…よね」
そうなんですよ。説明が(リアルで)絶望的な僕がちゃんとできているのか…と…ね
蓮子「祈るのだ!」

蓮子&カミユ「本編へどうぞ!」


第11話 異変説明からの〜

 Side 雪

 

 周りが向日葵だらけの畑を歩く女性の後を歩く。ここだけを見たらただのストーカーだな……

 しばらく歩いていると立派な二階建ての洋館が見えてくる

 

「あそこが私の家よ。詳しい話は後で話すとしてアナタ着替えあるかしら。その服所々汚れているわよ」

「ん?あー本当だ。全然気付かなかった」

 

 言われてみれば服(白いシャツにその上を紺色のブレザー、黒い長ズボン)が袖とか汚れている。畑に落ちたんだから汚れるのは当然だ

 

「こちらで適当な服を用意しておくわ。それと、何人か家に居るから挨拶とかしておいて」

「……なんか悪いな。手伝えることがあるなら言ってくれ。ある程度手伝う」

「そう。ありがとうね」

 

 そんなこんなで家についたわけだが……なんかスゴイ(小並感)。広い、綺麗で住みたいと思うが仕方がないことだよね。そういえば外に移動式屋台があったな。この人の趣味か?

 

「私はシャワー浴びて来るからそこの部屋にいてね。子供達の相手をよろしくね」

「え?子供?」

 

 ……マズイ…マズイぞ……俺は子供が苦手なんだ。何をして来るか予想できないところがありすぎて逃げ出しそうになったことががががが……こんな時に燈が居てくれれば任せることができるのに…

 

(うわー……行きたくないんだけど。なんかこの部屋から子供複数の声が聞こえる)

(先ほどの雪はできることは言ってくれみたいなこと言っていたので……頑張って下さい)

(白雪がやってくれよ。実年齢はともかく、見た目なら子供なんだから)

 

 などと本日二度目の現実逃避をしていると勝手に目の前のドアがこちら側に開いた。もちろん現実逃避していた俺は半歩後ろに下がったが左足親指にドアの角が直撃する。これは痛い…

 全力で痛みに耐えているとドアを開いた子供が俺を見上げる

 

「アナタは誰なの?どこから入ったの?」

「俺は博咲 雪。玄関からこの家の家主の人に案内されて入ってきた」

「そうなんだ。幽香は大丈夫みたいね、良かった。私はメディスン・メランコリー。よろしく」

「よろしく」

 

 なんだこの子は。金髪で薄紫色の瞳。身長は白雪ほどか?パッと見て人形みたいだと思った。それで名前がメディスン・メランコリーか。外国人か?それにしては日本語が上手いな

 

「どうしたのメディスン。ってその人は誰なの?」

「この人は雪さん。幽香が連れてきたって」

「そうなんだ。私はミスティア・ローレライです。よろしくお願いします」

「俺は博咲 雪。よろしくな」

 

 ピンク髪で大人しそうな子、なんだけど……なんだアレは…雀みたいな羽根が背中にあるみたいに動いている。さらに、顔の側面……耳があるところは丸くなく、エルフの耳に雀の羽があるように見える。なんだこの子はミスティア(だっけ?)多分コスプレしているんだろう。にしては良く出来ているな

 

「こんにちは。私はリグル・ナイトバグです」

「俺は(ry」

 

 次にミスティアの横にいる緑髪の女の子…?男だって言われても納得できる。まあいいや。リグル(だっけ?)の頭から虫の触覚が2つある。なんの触覚だ?蛍か?よく分からん。マントを羽織っている。リグルは確か蠢くだっけ?ナイトは夜でバグはコンピュータとかのバグではなければ蟲だっけ?

 もうわがんね(理解放棄)

 

「ん、リグル?」

「どうしたんですか?」

「お前って同じ名前の人って知ってるか?」

「?いえ?私と同じ名前の人は知りませんが……それが?」

「いや、この方向の茂みに隠れて俺かここの家主さん…幽香だっけ?まあこっちを見てたんだよ」

 

 今立っているところから南南東の方角を指差しながらリグルに言うと目の前にいる3人は目を見開いてから、玄関に駆け出しそうになった

 その時に幽香が紅茶を2人分と……和服?裾の短い銀○の銀さんみたいな物を持ってた。なんであるの?

 

「コレが着替えなんだけど……ふむ、似合うわね」

「まだ着てないんだが?」

「何となくわかるのよ。私は和服なんて着ないからね。紫に渡された時はどうしようか迷ったんだけどね。ちょうど良かったわ」

「俺は天パじゃないぞ?」

 

 なんて幽香と話しているわけなんだが。3人は幽香が来るとその場に止まっている。何があった

 

「それで少し会話が聞こえたんだけど、リグルと同じ名前の人があっちの茂みに隠れているって本当かしら?」

「ああ。同じ名前を使うとかなりすましかなんかか?」

「ある意味そうかもね。話は座りながらするとして、そこの3人も一緒に来なさい。今行ったって逃げられるだけだわ」

 

 幽香が3人に向けてどこか威圧的に言うと、黙ってさっきまでいた部屋に入る

 逃げられるとかなんとか言ってたけど何のことだ?話してくれるみたいだが俺の第六感が警報を鳴らしている。わりと本気な方で。これ以上関わると面倒な事に巻き込まれる、と。誠に残念な事に俺のこういう事に関しては良く当たるのだ

 

「それでアナタの不思議に思っていることからにしましょうか。知りたいことは何かしら」

「……何で研究施設みたいなところから畑にいたのか。そもそもここはどこなのか。何で幽香が使っていた傘は壊れてもおかしくないような音を出しても壊れていないのか。博麗大結界ってなに?どうして俺はこうも面倒な事に巻き込まれるのか」

「最後は分からないわ」

 

 知ってた

 

 〜4人説明中〜

 

「つまり、話をまとめると俺はその、幻想入りした外来人で、畑にいた理由が博麗大結界が不安定になっている時に偶然と……。そんでもってここは太陽の畑で、この世界を総じて幻想郷。忘れたれたものの行き着く最後の楽園。幽香の傘は特別製と妖力をまとっているから早々壊れないと……ついでに4人は人間じゃないとね。はあ…またか」

「アナタの見込みが早くていいわね。妖怪なんて外来人はそんな簡単に信じないわよ」

「こっちは世界の神秘とかにめっぽう詳しい奴がいるからな。それにしても夜雀に付喪神に蛍の妖怪に花の妖怪ね〜」

「ど……どうしたの?」

 

 4人の説明で俺がここに居る理由は大体わかった。妖怪は今まであったことがないけど目の前にいるんじゃ仕方がない。現実を受け止めよう。白雪とか居るしな

 付喪神って長い年月(正確には99年)存在するものに意思が宿るもので、夜雀ってどっかの県に出る妖怪で夜の山道を歩いているとチッチッとか鳴いてついて来るんだっけ?蛍と花の妖怪は知らん

 ミスティアがなんか怯んでいるような声を出した理由は多分、俺がミスティアを見ているからだろう。正確には羽根だが

 

「いや、その羽根は本物なんだって事。コスプレだと思っていたから」

「そう…」

 

 妖怪だと分かっていながら見るも本物にしかみえなくなってきた。少し触ってみたいと思ったり

 

「それでさっきリグルと名乗る妖怪が茂みに隠れているってことの話なんだけどそれは多分ドッペルゲンガーね」

「ドッペルゲンガー?それって同じ姿の人物が現れて本物と会うと殺されて入れ替わるってやつだっけ?あれって実際は殺しあうんだろ?同じ姿のの内の1人が生きていたってどっちが本物かなんて分からんよな」

 

 ドッペルゲンガーの俺が知っている知識を言うと幽香達は頷く。ちなみに今、俺の脳内にはボカロ曲の拝啓ドッペルゲンガーが流れている。なんか白雪が歌い始めたんだが……しかも上手い

 

「そう。幻想郷は異変が起こるって言ったわよね?」

「あー言ってたな。暇つぶしなんだろ?妖怪達が自分の存在を知らしめるなんてこともあるみたいとかなんとか」

「そう。その異変が起こっているのよ。今の異変を簡単に言えば幻想郷の住人全員にドッペルゲンガーが現れるってやつ」

「あーなるほどな。さっきの幽香が2人いたのは、影に消えた方の幽香がドッペルゲンガーでコッチは本物って事だな」

「そう。ドッペルゲンガーの特徴は危険になると影に消えるってところ。面倒なのが実力が本人と全く同じなのよね。さっきは不意をついたから何とかなったけど」

「(ドッペルゲンガーって影に消えるんだっけ?)で、茂みに隠れてこっちをみているリグルはドッペルゲンガーって事だな」

「そう。ドッペルゲンガーを倒すともう一度現れることはないよ」

「じゃあ入れ替わっていたらどうするんだ?」

「まだそんな報告は無いわね。ただ単に把握していないだけかもしれないけど」

「いくつかの避難場所とされているところがあって、幽香の家も避難場所になっているわ。他には博麗神社、紅魔館、人里、守矢神社、永遠亭、命蓮寺、マヨヒガ、その他諸々。この全てに共通する事が実力者がいるって事ね。基本的には1人になったところを襲撃されるから必ず2人以上が一緒に居る必要があるみたいね」

「ふむふむ。だから隠れているリグルは1人になったところを〜なんて言っていたのか。それでこの中で一番安全なのが博麗神社か」

「そう、博麗神社には博麗の巫女が居るからね」

「その博麗の巫女のドッペルゲンガーはどうなったんだ?既に倒されているとか」

「いえ、まだ倒せてないみたいわ」

「残念。それで俺のドッペルゲンガーは出るのか?」

「さ〜?異変が起こった時点で雪は幻想郷に居なかったから今後出ないかもしれないし、出るかもしれない」

「は〜大変なんだな」

 

 話を聞くだけでも面倒な事だ。俺のドッペルゲンガーが出ないことを願うがな。いくつかの避難場所を言われたんだが此処を出る時はその場所に行く事にしよう。場所分からんけどとりあえず人里を目指すかな

 

「幽香!永遠亭が襲撃されたわ!結界を張っているから出ることはできないだろうけど貴女も来て!」

「永遠亭が?幻想郷の中でもトップクラスに強い奴が多く集まっているところを襲撃するとはね。そこを落とす事ができれば今後が楽でも思っているのかしら」

「(メリー?いや、違うな。髪の長さとか)まるで戦争だな。ある意味暇つぶしになるだろうけどな。でも良いのか?此処も避難場所なんだろ?幽香が行っている間にドッペルゲンガーの方の幽香が此処を襲撃するなんてこともあり得そうなんだが」

「!?!?え?嘘でしょう?………やっぱり幽香はここに居て。貴方名前は?」

「?博咲 雪。外来人」

「幽香の代わりに来てもらうわよ」

「は?何でだよ」

「良いから来なさい!」

「はー!?ふざけるなー!うわあああああ!!!!」

 

 なんか分からんがいきなり目が大量に存在する悪趣味が極まっている空間からメリーにすごい似ている美人が出てきた。訳もわからず質問に答えていくと腕を掴まれてあり得ない膂力で悪趣味が極まっている空間に投げ飛ばされた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Side 幽香

 

 紫が私の目の前で雪をスキマに無理矢理入れた。雪が無理矢理行かされたところは永遠亭。月の住人がいる場所で人間が弾幕ごっこ以外で勝てる見込みは皆無と言っても良いような人達がいる。ドッペルゲンガーは本人と全く同じ強さだから、戦ったって巻き込まれるだけでいかせても無駄だろう。挽肉にされるのがオチだ

 

「紫!なんで雪を行かせたの!?永遠亭の人達の戦いに巻き込ませたら死ぬわよ!」

「いえ、彼が私の知っている博咲の血を継いでいるなら死ぬことはないはずよ。もしかしたら1人で終わられてくるかもしれない……」

「……貴女がそこまで言うなんてね。雪はどんな奴なのかしら」

 

 私は思っていたよりも大きな声で紫に問い詰めたが、紫の冷静な態度で頭が少し冷えた。椅子に座っている3人は雪がスキマに入れられて呆然としていたが、私の大きな声でビクッと肩が上がった

 紫は近くの、さっきまで雪が座っていた椅子に腰を下ろすと口を開く

 

「そうね。それじゃあまずは彼を初めて見たときの印象を教えてもらいましょうか」

「………私はいきなり現れたかと思えば打ち上げられた不憫な子」(幽香)

「私は少し目つきが悪いお姉さん」(メディスン)

「私も」×2(リグル・ミスティア)

 

 私達は雪の第一人称を言った

 

「じゃあ彼と話してどうだった?」

「理解が速くて楽観的な考え方をしていたわね。後は妖怪とかの知識があるくらいかしら……あともう一つ。雪からはほんのかすかに血の匂いがしたわ」

「そうなの?私達は気付かなかったけど…」

 

 雪と話している時に本当に少しだけ血の匂いがした。日常的に血を流したり、殺しているわけではないみたいだけど……最近人の死体があるところに行った事があるのかしら

 

「じゃあ彼について話すと長くなるからこれだけは言ってあげるわ。永遠亭の戦いを戻ってくる事ができたのなら私達に強大な戦力が加わる事になるわ」

「じゃあ、私と雪はどっちが勝つと思う?」

「雪よ(即答)」

「分かったわ。貴女がそこまで言うならここに居ましょう」

「……それで、話す前に聞きたい事があるのだけど」

「何かしら?」

「なんで彼が銀さんの服を着ていたの?」

「貴女が渡してきたけど私は使わないから試しに彼に着せてみただけよ」

「似合っていたわね」

「そうね」




今幻想郷で起きている異変はお代わりいただけるだろうか?
蓮子「お分りいただけただろうかでしょ」
異変をやるならドッペルゲンガーはやりたいなと思いましたね…やってみました
蓮子「今後雪のドッペルゲンガーが出てくるかどうかなんだけど」
今のところその予定はないですね

ではまた次回!
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