禊「全略」
話す気ねぇ!
禊「雪が大変そうだ」
主人公ですら
禊「そう」
(本当にこの人とは話が続かない!)
禊&カミユ「本編へどうぞ!」
〜輝夜が雪を蹴って、雪が輝夜を斬る前〜
Side 雪
「なあ白雪」
「何でしょう雪」
真っ白な空間。と、言っても
そんなものは良いや。今更こんなこと気にしていたら蓮子の奇行や、禊の身体能力とかに比べたらなんて事はない。あの2人は可笑しい
ちなみに俺と白雪は将棋を指しています。白雪めっちゃ強い
「さっき俺気が付いたら蹴られていたんだけど……あれってどうなったらあーなるんだ?」
「?そんなものはあの女性が雪の下まで私達に気付かれずに移動して、雪を蹴り飛ばしただけでしょう」
「それなんだけどな?俺とお前に気付かれずに移動するにはどれくらいの速度だと思う?まあ単純に白雪が気付いていうよりも早くに移動する、なんて事もあるな」
マズイな。角とられちゃったよ。飛車をとるけどな
俺はともかく白雪の感覚はあり得ない。俺だって銃弾くらいは避けられるが白雪はそれよりも遥かに上をいっている。どこぞのマッハ20で動く教師の速さにも対応できると思う。その事を考えればどれくらいだ?マッハ20を超えるとなる
「おそらく須臾だと思われます。私はおろか、雪の先祖様でもその域で行動する事はできませんでした」
須臾って確か1000兆分の一を示す漢字文化圏の数の単位だったよな?時間の最小とかなんとか。その域で行動できるって事は移動系の能力か、須臾を操るみたいな能力か?何者だよ。あの大和撫子
……だが、裏を返せば…
「つまり、須臾一歩前だったら行動できるって事だよな?バケモンの集まりだな博咲家は」
「それって自虐ですよね?貴方はまだその才能が完全に開花していないだけで、開花すれば先祖様を超えるほどですよ?ただ、
「
「強いなんてものではないですよ。今の雪の……そうですね。10倍ほどでしょうか」
「バケモノォ」
しまった。つい木○ボイスが出てしまった。何でそんなに強いんだよ
つか、俺の才能が開花すれば先祖を超えるって……フィクションの世界かよ(※フィクションの世界です)
マズイな……角がなった
「対抗策はあるんですか?」
「あるぞ。2つくらいな。まあ1つ失敗すれば面倒だけどな。どれだけ速く動いたとしても、それよりも速く布石を打てば良いだけだ」
「悪人顔ですね。あ、王手です」
ヤバイ……これ負けたかも…
どれだけ速く動いたても触れたらアウト。見られたらアウトみたいな条件には囚われる。そこをつけば勝てる
というかそんなに悪人顔だっただろうか?個人的には微笑程度だと思うのだが……まあ自分の顔が見れないので何とも言えないが……ね
「……さて、現在外は先程雪が悪役がやりそうな方法で粉々になった少女と同じ姿の方が貴方に向かって来ていますが、どうしますか?」
「(クッソ…また負けた)個人的にはこのまま寝ていたいんだがな。でも、そうなると俺を蹴り飛ばした奴が逃げそうなんだよな。須臾の域で動く奴が今後俺に危害を加えようとするなら今のうちにどうにかしておかないとだよな」
ため息をつきながら将棋盤の片付けを開始する
「さて、面倒だが行くとしますか」
「気をつけて下さいね。当たりどころが悪ければ即死なんてあり得そうですし」
「ありそうで怖いな」
軽口を叩きながらも意識を覚醒する。目は閉じているが先程までは痛みなんて無かったが、今は全身が痛い。竹に叩きつけられたんだからしょうがない。内臓とか大丈夫だよな?
須臾の域で行動する奴だから俺が意識を取り戻した事を知ればすぐに襲いかかるだろうな。だから意識を覚醒しても、声を上げず、目を上げず体をピクリとも動かさずに状況を把握する
声とこの結界内にいる人物の立っている位置は大体把握した。俺をかばうように立っているのが奇抜な服装の銀髪美人。その横に立っているのが大和撫子か。その向かい側に立っているのが俺を襲った奴等。そんでもって俺の近くに屈んでいるのがうさ耳少女。かなり離れた場所で俺たちをみている小さいうさ耳少女か
これで立っている位置は把握した。さ〜て、暴れるか
俺がとった行動は至極簡単。向かい合っている4人の間に瞬間移動する。次に突然の俺の登場に目を見開いている大和撫子の首を『右手の掌から刀身が半分出した白雪』で斬る
「まず1人」
「「「「え?」」」」
「え?」
最初はまだ状況を理解していない4人。次に俺の近くで屈んでいたうさ耳少女から
そんなものはどうでもいい。だから適当な調子で言う
「キールターイム」
その場には雪を中心に冷気が漂っている
(何が……いきなり現れた人間が姫の首を切り飛ばした?どうやっていどうした!?)
(私の首……いや、ドッペルゲンガーだけど……どうやって?瞬間移動?何で手から刀が?)
永琳のドッペルゲンガーと、本物の輝夜が今起こったことを頑張って理解しようとする
が、
「はい次ー」
「クッ」
適当な調子で手に持つ一振りの刀で横に棒立ちしている永琳のドッペルゲンガーの首を確実に捉えるように振るう
永琳はギリギリのところで上半身を倒す形で回避する。斬撃が勢い余って先にある竹を斬り飛ばしている。混乱していたしていたとは言え、今の当たったら確実に輝夜のドッペルゲンガーと同じ末路を辿っていた事は確実であろう攻撃を避けた
「へ〜今の避けるんだ。あ、そこの3人は離れていろ。巻き込む」
「この……!」
雪が輝夜と永琳、鈴仙の本物たちに離れているように指示をしていると永琳のドッペルゲンガーが素早く弓を引き、射つ。その矢を下から上にかけて真っ二つに斬る
「ところでさーこの人の能力何かわかる?」
「私の能力はあらゆる薬を作る程度の能力よ!」
「ついでに私の能力は永遠と須臾を操る程度の能力よ!私たちは蓬莱人だから首を斬り飛ばしたところで死なないわ!」
「は?蓬莱人?何それ?」
雪が永琳のドッペルゲンガーを視界にとどめておきながら大声だけで離れている所にいる本物に自分たちの能力を訊く
永琳の能力はあらゆる薬を作る程度の能力。そのままの能力
輝夜の能力は永遠と須臾を操る程度の能力。永遠とは変わらないという事。須臾は前述の通り。それらを操る輝夜は幻想郷の中でもトップクラスの強さを誇っている
それらの意味をすぐに理解した雪はその後に輝夜の口から出てきた『蓬莱人』という単語に聞き覚えのない雪は問い返すと、驚きの返答が帰ってきた
「蓬莱人は不死者の事よ!」
「は?不死者?それって…や–––」
「神宝 ブリリアントドラゴンバレッタ!」
「何その厨二…ゴフッ」
雪が不死者の意味を理解した瞬間、輝夜の首を斬り飛ばした程度で死なないとわかって振替えようとすると、雪の背後から輝夜のスペカの針状と球体の弾幕が全て背中に当たる。あまりの厨二名のスペカに雪が何かを言おうとした時には、前方の永琳のドッペルゲンガーにぶつかる。より正確には永琳の豊満な胸に頭から
「え?きゃあああああ!」
「グベラッ」
甲高い声とともに永琳のドッペルゲンガーから強烈(普通の人間なら首が吹き飛ぶほどの威力)な平手打ちを頰に食らう。真横に飛ばされる。その際、白雪の刃が永琳の腕に掠ったが、すぐに傷は塞がる
(あれ?これって不可抗力だよな?)
(不可抗力ですが、あの女性の反応は間違ってはいませんよ)
心の中でこの状況はおかしいと思う雪だが、さっきの平手打ちが強烈すぎて軽い脳震盪を起こしているのか、体が思うように動かない
「どうしましょうか。どうやってあの人間を殺しましょうか」(ドッペル永琳)
「永琳に任せるわ」(ドッペル輝夜)
「いや、今のは貴女が悪いでしょう」(本物輝夜)
「何でだろう。私が被害を受けたわけではないけれどあの人間には同情できないわ」(本物永琳)
(こ れ は ひ ど い 。 と く に さ い ご)
(これはひどいですね)
4人からそれぞれのコメントを頂く雪は心の中で涙を流す
現在空気になっている鈴仙はコメントしづらそうにしている。てゐ?離れた場所で見ているよ?声が届かないだけで
「そろそろとどめを刺しましょうか」
「そうですね」
ゆっくりとした足取りでドッペルゲンガーの永琳と輝夜が雪に歩いていく
「そんな事させないわよ!」
「………」
さっきまでのギャグはどこかへ行ってしまったらしい。急なシリアス展開についていけない雪。永琳は少し戸惑っているようなしてないような曖昧な顔で弓を構える
「い……や……もうお前らは終わってんだよ」
脳震盪がギャグ空間が展開されている間に回復した雪は最初はかすれていたが、最後ははっきりとした声で言い放つ
ドッペルゲンガーの輝夜と永琳の死刑宣告を
「え?何でいきなり倒れて」
「生物は脳で伝達した行動をする。なら、脳を凍らせてしまえば不死者だろうが殺すことはできなくとも、行動不能くらいにはできる」
急に倒れて痙攣1つもしなくなった2人に鈴仙の近くにいる輝夜が言う
それに対して、雪は簡潔に答える……倒れたまま
「とりあえず動くのがめんどくさいから寝る。お休み」
「自由ね」
Side 本物の永琳
今起こった出来事をまとめればいきなりスキマから現れた(突き飛ばされた?)人間(名前不明のため、人間呼び中)が私と弟子の鈴仙と私達永遠亭に住んでいる者が仕える姫のドッペルゲンガーを倒した(ドッペル鈴仙は粉々)
当の本人はドッペルゲンガーの私の平手打ちによって軽い脳震盪を起こしたのち、そのまま寝てしまった
「こ……ここここ…これは撤退ウサ!」
「あ!待つウサ!」
此処から何十メートルも離れているところにいたてゐのドッペルゲンガーが今の惨状を見て一目散に影に入ってしまった。それを追おうとした本物のてゐはすぐに足を止めた
「あの……師匠。師匠達のドッペルゲンガーはどうしますか?私のドッペルゲンガーは粉々になっているのでどうとでもなるのでいいのですが…」
「その人間によれば脳を凍らせているらしいから、脳を破壊したら再生するし、解凍したら脳が通常通りに動くからそのまま封印するしかないかしらね」
「それが一番でしょうね。その前にこの結界を解かない?紫からこの人間のことを聞き出さないとだから」
「そうですね。では、解きましょうか」
鈴仙にその場に倒れている自分たちのドッペルゲンガーの今後を教えるとさっさと今の結界をすぐに解く
空気に溶けるように結界が消える。しかし、結界を解く前に自分たちのドッペルゲンガーを封印すれば良かったと、後から考えされる
「や〜〜と、邪魔な封印がなくなったわ〜。あらあら、不死者の2人が死んだように動かなくなるなんて。やっぱり雪(せつ)の子孫は凄いわね〜」
背後から聞こえる声に何処からともかく現れた女性が掴み所のない口調で話し出す
「貴女は幽々子!?のドッペルゲンガー」
「そうよ〜。じゃあ私はさっさと2人を持ち帰るわね〜」
「待ちなさい!」
「あ、早く動かれる前に言っておくわね。私に攻撃しようとすると横に寝ている人間は死ぬわよ?」
「……っ、」
「じゃあね〜」
幽々子は私と姫のドッペルゲンガーを担ぐ。それに反応した姫が動こうとすると、横に寝ている人間を殺すという幽々子なら赤子の手をひねるよりも簡単なこと
その脅しに硬直してしまった姫の一瞬の隙に幽々子は影の中に入っていく
「まあ嘘なんだけどね。私が
去り際に言って
幽々子達が完全に影に入ってしまった
「紫。居るんでしょ?出て来て話してもらうわよ」
「分かっているわよ」
目の前にスキマが現れ、妖怪の賢者が顔だけを出す
禊「雪強い」
主人公ですから。ところで、不老不死を倒す方法ですが、実際にあっているかどうかはわかりません。何となくその場で考えたことのうちの1つですので
禊「他にもある」
それは別の機会にやってくれるでしょう
禊「丸投げである」
ではまた次回!